マグロを求めて世界中の港町を旅した兄から「マグロを取りに来い」との連絡があり、車で30分ほどの距離にある実家へと向かいました。
マグロを知り尽くした兄から受け取ったのは、食べ比べてみろと言わんばかりの1.5kgほどの数々の赤身の柵でした。
見よう見真似でスライスに
身がしっかりしているので、素人でも切りやすい赤身です。
包丁は30年ぶりくらいに研いだ刺身包丁。包丁を持つ手に力を入れなくてもスーッと切れるのが気持ちよくて、いつまでもスライス作業していられそうな、手首に楽しい感覚があります。
マグロ赤身の熟成具合もいい感じです。
刺身は腐敗する手前、旨味が最大限引き出された時が美味しい時。
スライスしている時にマグロの香りが引き立ってきて、今が最も美味しいタイミング間違いなしです。
お造りにして適当に盛り付け。スライスの厚さは均一とは言い難い箇所がありますが、それよりもマグロの光沢が優っています。
マグロの漬け丼
兄からもらった柵(なん柵あったか数えていない)のうち、4柵は漬けにしました。市販の漬けダレにつけて約10分。表面がツヤツヤになっています。
「マグロは刺身よりも赤身の漬けが一番美味しいのです」、と市場関係者から聞かされたことを、マグロの刺身を見るたびに思い出します。マグロを漬け丼のタレに漬け込むと、浸透圧で身の水分が外へ排出されるので、身がプリップリになるからです。
大トロや中トロが脂が乗って美味しそうですが、筋がない赤身が舌触りも歯触りも良く美味しいです。
本来、ゆっくりと味わって食べるべき高級メニューですが、仕込み量が十分な昨晩は娘夫婦ら家族も一緒に納豆飯でもかっこうむようなスタイルでいただきました。マグロ赤身の漬け丼、最強です。
アボカドとマグロの漬け丼
基本は漬け丼と同じですが、メスティンでもマグロにアボカドを合わせ惜しみなく使いました。
マグロにアボカドはよく合います。相反する鮮やかな色彩ですが、食感や口当たりの良さや栄養バランスも絶妙です。この組み合わせを初めて世に出した人の感性に感服しながらいただきました。
刺身で締めくくり
シンプルな料理ゆえ、とても奥が深い和食の王座に君臨するマグロを存分に楽しみました。
高コスパ&高満足度「仙台せり鍋」
正月に欠かせない「せり」も大量調達しました。
ここ数年人気の「仙台せり鍋」は、最低でもせりと鶏もも肉だけ、しらたきと焼き豆腐とキノコがあれば、さらに充実の冬の鍋が簡単にできます。
せりは年末年始に高値になる高級野菜ですが、鍋としての材料費総額としては、鍋をするためにしか使わない食材(ネギ、白菜、春菊、ごぼう、人参、舞茸、鍋スープ)を買い求めることもないので高コスパで満足感が得られる食材です。
<仙台せり鍋のスープ>
しょうゆ、麺つゆ、みりん、日本酒、水。全て適量で簡単に自作できます。
*味濃いめくらいが丁度よく仕上がります。
<仙台せり鍋の作り方>
1、スープを沸騰させ、食べやすいサイズにカットした鶏もも肉を入れ、灰汁を取ります。
2、3〜4cmにカットしたせり(根っこも丸ごと)、しらたき、生しいたけを入れ出来上がり。
*せりのシャキシャキ感な残るように煮込みすぎないことが大事です。
家族では高コスパの仙台せり鍋で、一人では雪中ソロキャンプ気分で、せりのシャキシャキ感を満喫しました。
マグロとせりは、おもてなし料理のメニューや食材選びに迷うことも無駄もなく満足に導く最強関数です。
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