車中泊車内で「カップ焼きそば」の湯切り方法

NVANでのランチ休憩では、お湯を沸かしたり加熱したりはできるのですが、湯切りする湯を捨てる場所がないので「カップ焼きそば」は車内調理には不向きな食材だとあきらめていました。

「できない」じゃなくて「どうやったらできるか」

どこかで聞いたことがある言葉。私も、どうやったら大好きな「カップ焼きそば」をNVANで食べることができるのか考え、研究してみました。

湯を捨てる場所は別途、検討するとして、そもそも、湯切りする量はどのくらいなのでしょうか。

カップ焼きそばの調理に必要なお湯を調べてみると、「ペヤング」480ml、東北・信越地区限定の「焼きそばバゴォーン」が530mlとなっていました。

麺が含む水分を差し引き、450ml~500mlの湯を処分する方法があればいいわけです。

スープ付きのカップ焼きそばを選ぶ

バゴォーンにはわかめスープがついています。(姉妹品の北海道限定「焼きそば弁当」には中華スープ)

わかめスープに必要なお湯の量は150ml。湯切りした湯をスープに使えば、150mlが体内消費にまわり、処分が必要なのは残り350mlということになります。

フードジャーの活用

「350ml」とは、どこかで聞いたことがある数値・・・。確か「象印ステンレスフードジャー」は350mlだったはず。

しばらく使っていなかったフードジャーを引っ張り出し、その容量を確認してみたらぴったりの350mlでした!

象印ステンレスフードジャー

表現はちょっと不適切ですが、液体版シンデレラフィット、という感じです。

湯切りした湯150mlをスープに使い、残り350mlをフードジャーに入れれば、残り汁を始末できるので、車内でもカップ焼きそばを調理することができます。

愛用のスノーピークのマグカップ(titanium/ダブルウォール)の容量は表面張力が働く水位で約300mlなので、スープ用の150mlを計量するのも容易です。

象印フードジャーの正しい使い方というかレシピはこちら

今日のランチはマルちゃん焼きそばバゴォーン。

あらかじめ焼きそばバゴォーンに必要な水をペットボトルに持参してお湯を沸かします。

3分置いて、フードジャーへ湯切り。フードジャーの口が広いので、こぼす心配はありません。

そして、念願の車内調理のカップ焼きそば、完成です。(りんごは持ち帰りとなりました)

これでまた、自由への階段をひとつ登れた感じです。

メスティンで作る「スープカレー風辛ラーメン」

先日、メスティン2号機を激しく焦がしてしまったので、新しくすることにしました。クッキングシートを使った調理だったのですが、加熱時にメスティン内部でタレの液漏れが起きていました。クッキングシート使用の安心感が油断を増幅、結果、回復が難しいほど焦げつかせてしまったからです。

*アイキャッチ画像のレシピは記事最後に記載しています。

メスティンといえば、Trangia(トランギア)というブランドが人気ですが、昨今のアウトドアブームで品薄状態が続き、多くのメーカーがこの分野に参入しているようです。

私も1号機はTrangiaでしたが、最近はメスティンブランドに特にこだわりはありません。

Amazonで値段を中心に選定しオーダーしました。

メスティン

迷った2品の両方が届いた!

Amazonから発送を知らせるメールには、注文品3点が発送されました、とありました。メスティンをオーダーするついでに、プリンタの交換インキもオーダーしたので、インキ2個+メスティンのことと思い込んでいましたが、届いたのはインキ1個とメスティン2個でした。

一つは、MiliCamp(写真/1,791円)、もう一つは山善(1,780円)というブランドです。

材質も寸法も同じですが、MiliCampには煮こぼれを防ぐ段差と目盛りの刻印があるのに対し、山善はそのどちらもありません。(写真右上は、1号機のフタです。)

ネット通販で注文した商品が届いた時、梱包を開ける時の感じは、とてもワクワクして好きなのですが、自分の不注意に気づいた時はがっかりしました。重複オーダーはこれで3度目くらいでしょうか。

誰だったか忘れましたが、お笑い芸人さんが、ドローンを間違って5台オーダーし、取り消そうとしたことが注文になり、6台届いた、というエピソードを最近知りましたが、それと比べれば、実用性もあるのでまだ救われます。

メスティン折り

これからは面倒がらずに、メスティン折りしたクッキングシートを活用することと、焦げつきそうな料理は避けることにしました。そのためには、料理のバリエーションの追加も必要です。

メスティン折り

メスティン折りの型紙はネットで数多くのブログ記事などでダウンロードできるよう出回っています。型紙をプリントアウトして線に沿って折り、何枚か作り置きしました。

クッキングタイマーも活用

車内調理用に100均でクッキングタイマーを探していましたが、昨日、やっとシンプルデザインのタイマーを見つけました。もちろん100円です。

これからは、心を入れ替え、手抜きは極力せずレシピに忠実に時間を計りながら調理することにしました。

クッキングタイマー
クッキングタイマー

設置場所はここ。タイマー以外に、ストップウォッチ、カウンター機能もあるので、調理以外でも何かの役になりそうです。

スープカレー風辛ラーメン

スープカレー

<作り方>

にんじんは茹で、次いで、なす、ピーマンを炒めたら、フタにとりわけ、「辛ラーメン」に市販カレールーをひとかけら、入れて5分煮込みます。

絶品スープカレーの出来上がり。多少の手間もかかるので、アウトドアで楽しいかもしれません。

ご興味のある方は、ぜひ試してみてください。美味しいです。

車中泊時の室内外を測定するためのメモリー機能付き温度計

メモリー機能付き温度計

NVANのメーターパネル内には外気温表示があるもで、運転中には外気温を常時確認できるのですが、エンジンを切って車内で過ごす時でも気温を確認できたら便利、と思い、Amazonで調達した温度計をNVANに取り付けました。

写真は、車外にセンサーを取り付けるため、ルーフレールに這わせたコードです。剥き出しですが、車高は約2mあるのでルーフレールに隠れて見えません。

センサー先端には吸盤が付いています。私はルーフキャリアの取り付け金具の内側に設置しました。

車内にはバックドアのゴムパッキンに挟み込むようにして車内に引き込みました。

メモリー機能付き温度計

これが車内に設置した温度計本体です。

裏側にマグネットがついているので、NVANオプションの有孔ボードにそのままくっつけました。

本体収納式のスタンドも付いているので、自宅内でもちょっとしたスペースに置いて使うこともできます。

おすすめする理由

この温度計は、放置するだけで、室内、室外の、それぞれ最低・最高気温とその時刻を記憶してくれます。

おすすめする理由は、朝起きた時に、昨晩は何度まで冷え込んだのかを知ることができるからです。つまり、車中泊時の防寒対策の効果を、体感と実測値をもとに確認・評価ができるので、寒暖対策のスキルアップにつなげられるワケです。

家庭生活においても、室内外の気温を常時表示する機能は便利です。

おすすめする温度計は

例えば、室内温度が暖房使用により快適であっても、室外温度が極端に低ければ、暖房を消した後の夜間の冷え込みを想定した対応を取ることができます。

購入したのは、Amazon クレセルというメーカーで、1,000円ちょっとだったと思いますが、今サイトを見たら、3,980円で掲載されていました。

コロナ禍も起因してか、Wi-Fiでスマホでデータを確認できるものや、さまざまなタイプがあるので、商品レビューを確認して目的に応じて選ぶのが良いと思います。

車中泊時の体感温度は

寝袋

一昨日、宮城山形にまたがる蔵王山で車中泊した時の車外最低気温は、就寝時より約4℃下がったマイナス5.8℃(室内は19℃→マイナス2℃)でしたが、寝袋(ナンガオーロラ650DX)だけでも十分に暖かく、全く問題なく快適に熟睡できました。

使用したマットは、サーマレスト社リッジレストソーラー(R値3.5)です。マットも暖かさや快眠に大きく影響しますので、ご参考にしてください。

車中泊時の暖房効率をUPするサーキュレータ

「車内暖房を考える」完結編です。

昨晩、Amazonに注文していた出力調節スイッチ付きのUSBファンが「日本郵便」で届きました。

車内でIwataniカセットガスストーブを使用したときに、車内天井部分に滞留した暖気を循環させるため、車内に設置を計画したファンです。

過去記事はこちらをご覧ください。

車内暖房を考える

車内暖房を考える(その2)

車内暖房を考える(その3)

さっそく試運転

パワーは3段階で調節可能で、通常は最低出力でも十分、効果は発揮できなそうです。

単純計算で、写真のモバイルバッテリーで7時間くらい稼働できそうなので、継続稼働時間としては十分です。

パワーも継続稼働時間も回転音も問題なさそうです。

結束バンドで設置

まずは、モバイルバッテリーでUSBファンを動作させ、空気の循環具合を確認しながらおおよその設置場所と設置方法を決めました。

ストーブの設置場所はいつも同じとは限らないので、USBファンもそれに応じて移設できるようにしようか考えましたが、設置方法がややこしくなるので、インナールーフラック(網棚)に固定することにしました。

<使用したもの>

・結束バンド

・クッション材

USBファンの吸気口は、吹き出し口の背部分からだけではなく、サイドからも吸気するので写真のような設置方法でも問題ないかと思います。

念の為、吸気するための隙間を稼ぐためと、ネットとの干渉で走行中に振動音が鳴らないよう、クッション材を挟み、結束バンドで設置しました。

作業時間は15分程度。

配線もできるだけ目立たないように処理しました。

モバイルバッテリーは、網棚の中に収納しています。

USBファンを設置後、15分ほど車内で過ごしてみました。

USBファンの効果が発揮できているか否かは、試用時間が短かったので、はっきりしませんでしたが、車内は十分暖かく、これで快適な空間になることは間違いなさそうです。

(車内でのガスストーブ使用は大変危険です。使用の判断は自己責任で行ってください。)

日本郵便の再配達は要注意

話題はそれますが、日本郵便での荷物受け取りで不在となる時間帯があるときは注意が必要です。

何が要注意かというと、土曜日配達予定の案件です。配達時に不在で、当日17:00までに不在票に記載されている自動音声のダイアルなどに再配達を依頼しなければ、月曜日以降の受け取りになってしまいます。

昨日は16:00過ぎに不在票が投函されていたことを知り、すぐに再配達依頼して、19:00過ぎに無事再配達で受け取ることができました。

以前、土曜日受け取り予定が翌々日になってしまったことがありました。日本郵便での受け取りは注意が必要です。(私の認識が間違っていたらすみません。)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

メスティンでできる「丸美屋おもち亭」を使った餅料理

丸美屋おもち亭は、切り餅に和えるだけで本格的な餅の風味が楽しめる素です。

近所のドラッグストア(薬王堂)で目に留まりました。

「ずんだもちの素」のパッケージには、粒々の茶豆が餅に絡み付いたイメージ写真がついています。

「ずんだもちの素」のお値段は、切り餅3個分(3包)入って98円。

どうせ、メロンソーダの粉のように、鮮やかな色合いで、甘ったるくドロっとしたペースト状の味付け材料に違いない、それでも98円だから失敗してもいいか、と思いカゴに入れました。

しかし、もしも期待以上の一品だったら・・、悔しい思いをするかもしれないとも思い、「くるみだれの素」もカゴに入れました。

騙されたと思うのは想定内。騙されたと思って買ったのにそれ以上。どちらが精神的なダメージが大きいか、支払うお金とダメージを天秤にかけてのお買い物です。

半信半疑ながら、愛用のメスティンで切り餅をストーブの上で焼き、粉をスプーン1杯のお湯で溶いて絡ませました。

その味は・・・。

メスティンで作ったずんだ餅

絶品でした!ずんだもくるみも、つぶつぶの食感が残り、香りも素材から作ったかのような、そのまんまです。成分表をよく見ると「ずんだもちの素」は、茶豆100%のフリーズドライ製法です。(写真右下は日本茶です。)

どちらも甘すぎず、本物に近い食感と香り。これが98円とは驚きです。

しかも、メスティンの後片付け(洗い物)は、アルミホイルを使用したので不要です。

アウトドアや車中泊などの限られた生活空間の中で、長期常温保存(切り餅も素も)が可能な、気の利いたスイーツは多くはありません。これは明日も薬王堂に駆け込まなければいけません。

非常食としてもおすすめの一品です。

NVAN車中泊時の暖房を検討

以前の記事で、NVANのルーフにソーラーパネルを取り付け、電気ファンヒーターの電源にすることを検討していました。

その時の記事はこちら→車内暖房を考える

しかし、ソーラーパネルを取り付ける費用と活用頻度を考えると得策ではないという結論に至りました。

snow peakグローストーブはテント内用

NVANカーサイドテント内

これは、普段床下に収納しているプライバシーテント類を展開した時のGoPro広角画像です。

プライバシーテントを展開できるような場面であれば、テント内で「snow peakグローストーブ(対流式石油ストーブ)」が使えますが、強風時や降雪時は、テントにかかる負荷が大きくなるので、テント展開はできず、対流式石油ストーブで暖まることはできません。

コンディションが悪い時は、車内で過ごすことになるわけです。

車内で対流式石油ストーブはもちろん使えないので別の暖房手段が必要です。それがソーラーパネルによる発電での暖房を考えていた主な理由でした。

昼休憩時の暖房テスト

NVANカーサイドテント内

<車内でのストーブ使用は大変危険です。真似しないでください。>

ソーラーがコストパフォーマンスが悪いとなると、やはりガスしかありません。

今日の昼休憩時、長男がワカサギ釣りで使用しているらしいカセットガス式のストーブを借りて実験しました。前回のテスト品は登山など荷物に制限がある場合の暖房手段で、CB缶の周りが熱の照り返しで熱くなるという欠点がありました。

今回のテスト品は、本体周辺が熱くなることもなく、音も静かです。倒れたりするような形状でもありません。しかし、うたた寝することもあることを考えると、使用は緊急時限定です。

そもそも、車内でこういうものを使ってはいけません、一応は。

基本はエンジンで暖をとることをおすすめします。

インナールーフキャリアをブラックアウト

一昨日のことになりますが、車内居住をより快適にするために、目障りだったインナールーフキャリアに黒布を敷いて、目隠ししました。

NVAN室内

収納物がごちゃごちゃして目障りでしたが、ネットの下に黒布を敷くことで、すっきりとしました。車内で寝そべって天井を見上げると、目隠しの改善前と後での違いは一目瞭然です。

NVAN室内

前回記事で紹介しましたが、床下も目隠ししています。

前回記事はこちらをご覧ください→車内用ゴミ箱を考える

一見、何もない空間に見えるのですが、長期間の快適な車上生活をできるギアが収納されています。

車内に収納してから一度も使わないギアもあるので、整理が必要ですが、「無限の自由旅行」は、少しずつ、前進しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。それでは今日はこの辺で。

NVANに装備する灯油タンクをカスタマイズ

先日、アウトドアで使用するストーブ用に、灯油タンク(5リットル)を購入しました。

この灯油タンクは、「ヒューナーズドルフ社」というドイツ製で、ドイツのTÜF規格認証、危険物運搬用として国連(UN)の認証も受けており、最高水準の安全性と信頼性を誇るポリタンクです。

購入の過程はこちらの記事をご覧ください。→ 灯油ポリタンク選び

タンクの給油口は、キャップを押し下げて回さないと開かない安全設計で、NVANやアウトドアにマッチする色調で気に入っています。

しかし、実際に使用してみると、灯油タンクのノズルの太さとストーブ(snow peak)の給油口直径の差異が小さく、給油口にノズルの先端が入りきらないため、灯油を漏らすことがありました。

たかだか5リットルほどの給油作業ですが、給油口から漏れた場合に拭き取る雑巾を準備して、ストーブの給油口から外さないよう、タンクを抱える体勢を整える・・・、結構、神経を使います。

これはストーブの給油口と給油ノズルのサイズの相性の問題であり、タンク自体の品質に問題があるわけではありませんが、小さなイライラが気になっていました。

ホースニップルを活用

YouTube動画を参考に、ヒューナーズドルフの給油ノズル口をノーマルよりも細くするために、ホースニップル(ネジ径3/8)を使用しました。

トイレなどの水回りに関連するパーツで、近くのホームセンターで購入しました。

カスタマイズは簡単です。ホースニップルを装着しても、タンク本体の収納スペースに収まるよう、ホースニップルの長さの分だけ、給油ノズル先端をカットするだけです。

ホースニップルの装着は、給油ノズルをヘアドライヤーで温め、工具で回しながら入れるとしっかり装着できます。

ノズル先端のカット面の処理はこの後予定していますが、とりあえずいい感じに仕上がりました。タンクに金属の輝きが付け加わると高級感が出ます。

給油作業を楽にもう一工夫

ついでに、給油ノズルとタンクを接合する根っこ部分、給油ノズルの内側に、パッキンを使いました。

ノズル装着時にきっちりと固く締め回すと灯油が漏れることはないのですが、給油後は取り外すノズルを、給油のたびにきっちりと固く締め回さなくても安全に給油するためです。

ちょっと手を加えるだけで、道具を使う満足感が増すのも、アウトドアライフの楽しみ方のひとつです。

眺めているだけで癒される「ストーブファン」

ストーブファン

ストーブファンが今日、届きました。NVANの車中泊用です。

数日前に届いたものは初日稼働しただけの不良品だったので返品し、別に注文した商品です。

最初に届いた商品は羽根が4枚で風量が心許なかったので、今回、5枚羽根のストーブファンを注文しました。

ストーブ用温度計

おまけで、温度計もついて来ました。

ストーブファンの説明書をみると、最適使用温度帯は80℃から250℃で、MAXが350℃と記載されています。

温度計の表示は300℃ちょっとなので、最適範囲はちょっぴりオーバーしているものの、耐用範囲内です。

風量はどうかというと、4枚羽根とは違い5枚羽根の方が風量も大きいように感じます。

ストーブと温度計

音もなく、熱エネルギーを電気エネルギーに変換して暖かい空気を送るストーブファン 。

回転する羽根の残像を眺めているだけでウイスキーがすすみます。贅沢な時間です。

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NVANカーサイドテント用ストーブの野外デビュー

先週に続き、本日も秘密基地呑みです。秘密基地という割には、私が住む田舎では目立ちすぎて、何をやっているかバレバレです。

グローストーブの野外デビュー

snowpeak グローストーブ

今日はsnowpeakのグローストーブの野外(庭先)デビューとなりました。

結論から言えば、NVANのプライバシーテントを設置したとしても、車両下部とテント上部には隙間があるので、部屋で使っている熱感覚とはかけ離れていました。

見た目よりもプライバシーテントと車両の接合箇所に隙間が大きく空間全体が暖まらないのです。

車両下部と地面の間の隙間は、車軸の長さにカットした厚手のシートをマグネットでボディに固定する方法で改善できると思います。

いちばん心配していた、オーニング天井部分への熱のダメージは、ほぼ影響なく、問題ありませんでした。

メスティン収納を改善

今日はメスティン収納を改善しました。

今まで、調理器具はメスティンにきっちり収納していたのですが、これだとメスティンを使用するたびに収納品全て取り出す必要があり、ずっと気になっていました。

メスティンに調理器具類を収納するのはやめ、入れ物(サンドイッチBOX)を分けることにしました。見た目にも優しく、大きさもいい感じです。

荷物は1個増えることになりますが、それ以上に使用感は快適・便利でした。別々に収納しているウエットティシュも一緒に収納できそうです。

メスティンレシピ「熱燗」

これをレシピと言っていいものかどうか・・。

どこの家庭でもあるような画ですが、ひとりだけ隠れて贅沢をしているような感覚です。これは楽しい。

写真手前はチタン製のぐい呑みです。軽いせいか、これで呑むとついつい呑み過ぎてしまうような気がします。普段は、熱いお茶を飲む時にも使っています。

味がバッチリ染み込んだモツ味噌煮込みと熱燗でひとり静かに秋の夜長を満喫です。

それともう一品はつぶ貝入りおでん。

具よりも優しい味わいのスープがうまい。市販品のおでんに、つぶ貝とウィンナーと水を加えて煮込みました。目分量ですが、セブンイレブンのおでんスープを超える出来栄えでした。

ウィンナーは、食べる時に熱々の肉汁が飛び出ないよう、煮込む前に切れ込みを入れておくといいかもしれません。

ひとつ残念だったのは、もつ味噌煮込みとおでんは同じジャンルで、食べていると温めたり、鍋をおろしたりとなかなか忙しかったということです。どちらも美味しくできたのですが、組み合わせとしては失敗でした。

喩えて言うなら、カレーとシチューを同時に味わうような感じです。

今夜の最後は秋らしく、焼き芋で締めました。

今回は、テント内で半袖で過ごせる暖かさを実感したかったのですが、ストーブを置いただけでは対策が甘かったようでした。次回、克服したいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

秘密基地に実装するストーブを物色

アウトドア用のストーブを物色しにアウトドア用品店に立ち寄りました。何度行ってもワクワクします。遊園地のようです。

「物色」とは言っても、選ぶストーブは決まっています。一応、他にどんなタイプがあるのかを確認するのが目的です。

近年、「雪中キャンプ」なる言葉は珍しい響きではなくなってきました。初めて聞いたときは、寒くて大変だろうにと思ったのですが、ここ数年は冬のキャンプ人口は増えているようです。

アウトドア用品店の品揃えを眺めても、冬のアウトドアレジャー人気はよくわかります。

雪中キャンプを始めたころの思い出写真

雪中キャンプ

これは今から5年ほど前の写真。キャンプに出かける前日までは北欧スタイルをイメージしていたのですが、完成したのはおしゃれでも何でもない、ただのほったて小屋でした。

ここはただの山中。腰の高さくらいある積雪をかき分け、設営する場所を踏み固めることから山遊びは始まります。この時は二人の仲間と3人でのキャンプでした。

寝る時は、コット(折り畳み式簡易ベッド)です。さすがに地面に直では冷たくて眠れません。

大活躍した薪ストーブ

薪ストーブ

テント内では薪ストーブが勢いよく燃え続けました。薪をくべる扉に空気を取り入れ口がついていて、それで火力を調節するのですが、取り入れ口を開放したままだと火の勢いが良すぎて、薪がなんぼあっても足りません。一晩に1万円分くらいの薪を使ったこともありました。

まるで「原子炉」。本来なら薪ストーブの底に砂利や砂などを敷いて本体が痛まないようにするのですが、雪原では調達不能。結局、薪ストーブの隅っこの方がメルトダウンしています。

購入価格は4,500円ほどだったので、十分、元は取りました。2016年か17年の秋に購入したのですが、この薪ストーブは、その年のベストバイでした。

次に薪ストーブを買うときはステンレス製のもう少しいいやつを、と考えていましたが、VANライフにはまり、今では出番もなくなったので購入予定はありません。

カニ鍋

薪ストーブでする調理はおもに鍋です。汁物であれば、酒を酌み交わしながらダラダラと食べ続けられます。

この写真はカニなべです。セリは本場秋田のきりたんぽを見習って、根っこの部分まで投入します。ごぼうのような香りで歯ごたえもよいです。

今の興味は灯油式ストーブ

ストーブ

さて本題に戻ります。

アウトドア用品店では灯油ストーブの形をしたカセットガス式のストーブもありました。

こんなのもありました。網の上で肉を焼くようです。18,000円!たかっ。

snowpeak グローストーブ

そしてお目当てのsnow peakのグローストーブ。かっこいいですね~。

NVANとjカーサイドテント

使うのはこのテント内です。「ほったて小屋」から大きくグレードアップです。ホットウイスキーを「ウヰスキー」と表記したくなるような大人の雰囲気もあり、美味しく楽しめそうです。

しかし店舗在庫はなく、この日は品切れでした。メーカー在庫もないとのことでしたが、運よく系列店に在庫があるとのことで注文しました。

今年はコロナ影響でキャンプ人口は増えており、こうしたアウトドア用品も猛烈に売れまくっているようです。

これが2020年のベストバイに輝くかどうか、期待大です。

秘密基地で使う暖房器具の検討

NVANのエンジンをかけずに暖房で暖まる方法を検討していました。

クリーンで静かで安全な暖房・・・、行き着いたのは、脱衣所の電気ヒーターです。

写真右側が電気ヒーターです(左はTV)。

前面パネルが高温になりそうですが、温められた空気(ファンはありません)は上部からじんわり出てくるだけで、本体自体は熱くはならないし、音もありません。

車載のポータブルバッテリーのディスプレイを見ると、340W消費しています。これでは消費したポータブルバッテリーの電力を、往復2時間の通勤途上の走行充電で復旧させることはできません。

消費電力が150w1/hくらいであれば、通勤の走行充電で半永久的に、無音で安全な暖房設備が整うのですが、340wでは既存装備では半永久的に使い回しすることはできないので諦めました。

遠赤ヒーターアタッチメント

そこで思いついたのが長男が持っていたコールマンの遠赤ヒーターアタッチメントです。

短時間ですぐ車内が暖まります。昼休み休憩など、ランチを過ごすには最強アイテムです。

ヤカンをのせれば、熱いお茶やコーヒーもいただけます。

ただし、ヒーターアタッチメントの下部からの放射熱が意外に高温で、テーブル天板を熱くするので注意が必要です。ナベ敷きなどの上で使う必要があります。

ヤカンでお湯を沸かせるにしても、見た目にも安定感がありませんし、最大の難点は換気と可燃物。これだけは細心の注意を払わねばなりません。ハラハラ、ドキドキでは休まりません。

緊急時では選択肢のひとつですが、やはり平常時では安心して使えません。

ソーラーパネルの常設を検討

結論として最良なのは、先に紹介した脱衣所用のヒーターを使用することとして、電源は常時、ソーラーで蓄電する方法です。

ソーラーによる発電は、真夏でなければ発電量は多くはないイメージがありますが、実際は外気温とは関係ありません。冬場でも十分発電します。

このパネルをNVANのルーフに設置することを考えています。

消費電力と発電量(ポータブルバッテーリーに蓄電する量)を計算してみて、検討することにしました。

もし実現できたら、勤務先に到着後、ヒーターのスイッチを入れておけば、昼休みには音もせず火も出ず、車内はポカポカになっているはずです。窓ガラスは厚手布製のプライバシーシェードを取り付けているので放熱も最小限でしょう。これが半永久的に続けば幸せです。

導入の判断基準は、毎日1〜2時間の消費電力を、二日に一度程度の晴天で半永久的に賄えるかどうか、です。そのための発電量を持つパネルとその価格。

このようなことを調べたり比べたりすることも楽しいものです。

秘密基地NVANの防虫対策を128円で劇的改良しました

今回の記事は「人生を豊かに・・」というほどのことではありませんが、先日の車の防虫対策後、実際に車中泊でいくつかの不具合があったので、128円でできた改良ポイントをお伝えします。

改良を施した後の写真

車中泊して感じた初期型の防虫対策の不具合とは

前回の防虫対策で実際に車中泊してみた結果、初歩的な不具合がいくつかありました。何事もですが、実際にやってみることは本当に大事なことですね。虫刺されの被害はありませんでしたが、自分の浅はかさを痛切に感じました。

車中泊してみて感じた初歩的な不具合とは次の通りです。

⒈車内から防虫ネットの開閉ができない(しにくい)。

 開発者目線での商品化によくあるエラーですね。

⒉微妙な隙間が空いてしまう。

⒊防虫ネットは常設ではないため、設置作業の間に虫が車内に入ってしまうリスクがある。

1、2は多少、想定していましたが、3は車中泊で活用してみて初めて気づいたことでした。考えればわかりそうなことなのに、お恥ずかしい話です。

防虫ネットを車内常設に変更

3の対策はいろいろ検討してみたのですが、設置が手っ取り早い「車内に常設」を決意しました。

さっそく部品を調達するため、近所のホームセンターへ行ってきました。これがその部品です。

「天然すだれ用ロング巻上器」、128円(税別)です。

防虫ネットを車内に常設し、この巻上器を使い、シーンに応じて上げ下げする作戦です。

重量がなくふわふわして安定性のない防虫ネットがうまく動作するかわかりませんでしたが、128円と安価だし、もし思うような役割にならなかったとしても、家にある簾に使えば無駄にもならないので購入しました。

さっそく、以前ダイソーで購入したクリップ(黒)を使ってルーフインナーラック用のパイプに防虫ネットと巻上器をセットしました。

ピンボケの写真で分かりにくいと思いますが、紐が絡んでいるローラー(白い部品)の左側にギザギザの加工がされていて、紐を左側に寄せると、ロックがかかる仕組みのようです。

128円にしてこの機能。なかなかいい感じです。

まずは防虫ネットを手で巻き上げて仮置きしてみました。仮置きなので、防虫ネットは緩く撒いています。

実際の巻き上げ動作はどうでしょうか。頭で描いているように巻き上げできるか不安です。

右下に斜めにピンと張っている紐は、手で引っ張っている紐です。このまま引っ張り続けると、防虫ネットはスルスルスルーっときれいに巻き上げられていきました。感動です。

巻き上げ結果は大成功です。(動画だとわかりやすかったですね)

そして、紐を左側に寄せるとロックされます。

通常は巻き上げた状態のままにしておき、使いたいときに紐を緩めるだけで防虫対策になります。

防虫ネットはスライドドアと助手席側の幅に合わせて2面構成にしているので、場面に応じた使い勝手も良さそうです。もちろんドアを開閉しても干渉しません。

防虫ネットの合わせ目は、今はマグネットですが、マジックテープを縫い付ける予定です。

防虫追加対策、3つの課題が128円で一気に片付きました!

<満足度>

評価 :4.5/5。

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは今日はこの辺で。



NVAN車内を「和風スナック」にアレンジ

こんにちはtamasabuです。

NVAN車内を和風スナック風にアレンジして庭先で仮想体験してみました。#nvan #車中泊

NVANの室内

夢グループの人気商品「カラオケ1番」

スナックになくてはならないのはカラオケです。

さっそく家にあった「カラオケ1番」を車内にセットアップしました。セットアップと言ってもテレビと接続するだけです。すぐにカラオケが楽しめます。

キーを変えたり、エコーのかかり具合を変えたり、ひと通りのことができます。

それにしても、小林旭の表情がいいですね。

豪華歌手の曲目をラインナップ

秋元順子/あすかるうみ/渥美二郎/嵐/石川さゆり/いしだあゆみ/石原裕次郎/五木ひろし/井上陽水/岩崎宏美/内山田洋とクール・ファイブ/EXILE/s4/大川栄策/尾崎豊/かぐや姫/春日八郎/加藤久仁彦とトップギャラン/加藤登紀子/佳山明生/狩人/川中美幸/北島三郎/香西かおり/倖田來未/郷ひろみ/越路吹雪/伍代夏子/小林旭/小林幸子/小林幸子・美樹克彦/コブクロ/小柳ルミ子/COMPLEX/坂本冬美/さだまさし/THE虎舞竜/島倉千代子/神野美伽/杉良太郎/水前寺清子/SMAP/瀬川瑛子/千昌夫/谷村新司/チェリッシュ/テレサ・テン/天童よしみ/徳永英明/敏いとうとハッピー&ブルー/殿様キングス/鳥羽一郎/Dreams Come True/中島みゆき/中条きよし/長渕剛/中村美律子/長山洋子/新沼謙治/橋幸夫・安倍里葎子/浜圭介・桂銀淑/氷川きよし/弘田三枝子/福山雅治/藤あや子/布施明/舟木一夫/フランク永井/ペギー葉山/保科有里/細川たかし/堀内孝雄/牧村三枝子/松崎しげる/松田聖子/Mr.Children/水森かおり/美空ひばり/三橋美智也/都はるみ/宮史郎とピンカラトリオ/三善英史/村田英雄/森進一/森昌子/八代亜紀/山口百恵/山本コウタローとウィークエンド/山本譲二/吉幾三/竜鉄也/ロスインディオス&シルヴィア)

なかなかの充実ぶりではありませんか。

盛り上がる機能が満載

さらに楽しくて便利な機能がついています。(以下はメーカーHPからの転載です。)

採点機能 : みんなでワイワイ歌合戦もOK!
音程調節 : むずかしい歌もラクラク楽しく歌える!
音量調節 : 住宅街・夜間でも思い切り歌える!
テンポ調節 : じっくり・しっとり歌いたい時に便利!
エコー機能 : 美しいエコーでプロ気分を満喫!
録音機能 : 自分の歌声を録音してチェック!

これだけ機能が充実していれば十分ですね。

そろそろ開店時間です。

準備も整いそろそろ開店です。

「いらっしゃいませ〜。あら〜、久しぶりだこと!」

1オクターブ高い、艶やかな声の問いかけが聞こえてきそうな感じがして満足です。

まずはビールから。

NVANの室内
NVANの室内

今日のお通しは、鯨の竜田揚げ、きゅうりの浅漬け、南蛮のみそ漬けです。

NVANの室内

えだ豆をオーダーしたような画。

今夜は特別に奥能登・揚げ浜塩田の輪島塩で味付けしました。この塩はとてもまろやかでおいしいのです。冷やしトマトスライスなどにもよく使っています。おすすめです。

NVANの室内

次は野菜サラダ。何てことのないごく普通のサラダでございます。

ビールを手酌で注ぎながらえだ豆をつまみます。

話し相手はいませんが、和服姿の小綺麗な大人の女性店主との語らいを想像しながら癒されております。

NVANの室内

メインは沖縄産本まぐろ中トロ。見た目にも美しいです。

NVANの室内

宴のテーブルはこんな感じです。写真右手のい草の長座布団は、和風スナックの小上がりをイメージしました。酔っ払えばここにゴロ寝です。

NVANの室内

さて、そろそろ一曲いきますか。

NVANの室内
NVANの室内
NVANの室内

「夢グループ カラオケ1番」は、本物のスナックで歌うような機能があって、なかなか面白いです。エコーもバッチリ効きます。

カラオケ中の映像が数パターンの繰り返しになっていて、歌詞と全く関係のない映像が出てくるのですが、それもまた面白いです。

初めて会う常連客との楽しい会話はありませんが、軽バンの車内ということも忘れ、十分楽しめました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。それではまた。

小さな町の温泉郷への小旅行

好天に誘われ、宮城山形県境に位置する遠刈田温泉郷に行ってきました。快晴のこの日、車内のTVニュースでは、気温27°と伝えていますが、木々の葉の緑眩しい山岳エリアは22°と快適で、心身ともに一瞬でリフレッシュするかのようです。

小さな町の温泉郷への小旅行、どんな風景に出会えるのでしょうか。

火の山として恐れられた蔵王山

NVAN

遠くに見えるのは蔵王山(ざおうざん、ざおうさん/標高1,841m)です。東北地方の中央を南北に連なる奥羽山脈の中にある活火山です。

2018年1月、蔵王山では小規模な噴火が起きる可能性があるとして、気象庁による噴火警報の発令や登山口の入山規制が行われなど、緊張が高まった時期がありました。

2018年3月に噴火警報は解除されていますが、2019年10月には台風19号が、2020年には新型コロナウイルスと、立て続けに自然の脅威にさらされてきたエリアです。

静かで美しい風景が広がる別荘地。車のガラス越しには何事もなかったように映ります。

新緑の峠道

買い出しは済ませているので、あとは今日の宿探しです。新緑がきれいでテンションがあがります。いい場所があれば、車中泊を敢行しようと思います。

森の中の公園「紅葉台」

新緑

ほどなくして「紅葉台」という所に到着しました。地元民によって手入の行き届いた森の中の公園(看板情報)ですが、人の姿はありません。

NVAN

今日はここに投宿します。すぐさま旅装を解いてリラックスしたいです。

NVANとカーサイドテント

サイドオーニングを引き伸ばし、プライバシーテントを設営したらチェックインの完了です。当店、森の中の一軒宿(無料)でございます。

NVANは助手席側のドアと後部スライドドアを開けた時、間に区切りがない(センターピラーレス)ので広々とした開放感があり、テント内で寛ぎながらも、車載したキャンプ道具へのアクセスも容易。快適に便利に過ごすことができるのです。

カーサイドテントの網戸

プライバシーテントを網戸モードに。風と野鳥の鳴き声に包まれ、なんとも贅沢な気分です。

やっと遅めのランチです。今回の「小さな満足」は、国産牛ももステーキ(750円税別)を味わうことです。

牛ももは、牛の後ろ脚(太もも)部分の脂肪が少ない赤身肉です。おいしいステーキにするには、硬くならないように高い温度で焼きすぎないのがポイントです。

まずは高温で一気に表面を焼き、うまみを引き出す作戦です。あとは弱火で適当に。タレは使わず、いつも、塩&しょうゆです。僕はこれがいちばんです。

続いて、ビールのおつまみ、そら豆を焼きます。さやごと焼けば、さやの中が蒸し焼き状態になるので、今が旬の香りを存分に味わえます。そら豆は出回り期間が短いので、その分だけ、季節や旬のありがたみを感じられる野菜。これも「小さな満足」です。

また、塩の種類を選んだりすると、そら豆の楽しみ方も増えるかもしれません。

夕食のメインはダイショーの「キムチ鍋スープ」。鍋スープの中では僕のお気に入りブランドのひとつです。原材料にエビ、魚醤、アサリエキス、煮干しエキス、オキアミエキスが使われており、辛さの中に魚介の旨みがあるのです。

鍋は代表的な冬季メニューですが、作るのも簡単で、温め直せばいつでも食べることができるのでアウトドアでは便利なメニューのひとつです。ひとりには分量が多いですが、朝までにはほぼほぼの完食でした。

NVANとカーサイドテント

お酒(ハイボール)を飲みながら調理したり、片付けたりしているうちに、すっかり酔っ払ってしまいました。テント内ではカメラや道具をいじったりするだけで、特に何かに集中して作業している訳ではないのですが、あっという間に夜が更けていきます。ボトルも2/3がなくなりました。飲み始めの時間が早いとついつい飲み過ぎますね。宴はこの辺(たぶん20:30くらい)で閉会です。おやすみ〜。

賑やかな森の目覚め

野鳥のさえずりで目が覚め、ささっと車内の整理を済ませます。酔っ払ったまま寝込んだので、細々したものが車内のあちこちに散乱していました。何でこれがこんな所にある?とはキャンプによくある超常現象。紛失する前に元どおりにしておきましょう。

いろんな種類の野鳥や生き物の鳴き声がひっきりなしに聞こえてきます。時折、これまで聞いたことのない、バックコーラスのようなおもしろい鳴き声も聞こえてきます。森の早朝はとにかく賑やかです。

清々しい森の空気を吸って一息ついたら朝食です。見てのとおり手抜きの朝食です。「手抜き」といえども、熱源は一口のカセットコンロだけなので、できるだけアツアツで美味しく食べるために、食材ごとに加熱の順番を論理的な思考で工夫を加えるのも大切です。その工程を考えたり軌道修正したり、小さな失敗をしたりするのも、アウトドアライフの楽しさです。

キャンプや車中泊は、「不便を楽しむ」というくらいの覚悟があってちょうど良いのかもしれません。

源泉かけ流100%の朝風呂へ

青根温泉じゃっぽの湯
青根温泉じゃっぽの湯

チェックアウトを済ませ、近くにある「青根温泉じゃっぽの湯」へ。歓迎されていますね。嬉しいことです。

ここは源泉100%かけ流しの日帰り入浴施設です。朝6:30からの営業で料金はおとな320円と格安です。

泉質は、低張性中性高温泉で泉温は48〜49°で湯加減は申し分ありません。小さな温泉街の共同浴場ですが、ボディソープ、シャンプー、ドライヤー、コインロッカー(返却式)が完備され、番台ではタオルの販売もしているので手ぶら入浴もできるという充実ぶりです。メンテナンスに手間がかかる豪雪地帯の宿命か、露天風呂がないのは残念ですが、館内はもとより、脱衣所や浴室も清潔感があり、地元民も朝から通うとてもいい湯でした。

自然の中に溶け込んだお洒落なカフェも

このエリアには、お洒落なカフェやレストランなど、多く見受けられます。通りから目に入った「BLUE COFFEE」の看板につられ、急停車。外観はちょっといい感じです。

BLUE COFFEEとはお店の名前です。緑に囲まれた黒基調の建物は樹木と同化し、緑豊かな自然の中に違和感なく溶け込んでいます。写真には写っていませんが、この店の裏にはドッグランのようなスペース(店舗設備かは未確認)もありました。自然を愛し、共生していこうとするライフスタイルや意欲が形になって現れているスポットです。

テラス席ではカップルが仲良く会話を楽しんでいるようでした。贅沢な時間です。

店内は清潔感ある落ち着いた雰囲気です。BGMもかかっているかどうかわからないような静けさが上質な空間を演出しています。開業して5年ほど経つとのことですが、つい最近完成したばかりのような佇まいです。

お土産にBLUE COFFEEオリジナルトートバックと缶バッチをGET。このバッグはボテっとした感触の厚手の生地で、使うほどに味わいが出てきそうです。

この他、直売所で販売していた地元で採れた山菜加工品(行者ニンニクの醤油漬け、きゃらふき)とそら豆も小旅行の土産品として購入しました。3品とも季節の野菜です。

久しぶりに自然の美しい景色とのんびりとした時間を堪能できました。「小さな町の温泉郷への小旅行」、しばらくはテーマになりそうなフレーズです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。