ページ表示速度を改善して検索順位を上げる方法

Googleでは、モバイル検索のニーズに対応するため、モバイルフレンドリーアップデートを開始し、2018年からはPCサイトだけではなく、モバイルサイトの中身もみて検索順位を決めるという方針転換を実施しました。

誰でも簡単「サイトパフォーマンス診断ツール」

スマホでアクセスするユーザーが増え、今ではPCよりスマホでアクセスしている人が多いということは容易に想像がつくと思います。

しかし、Googleがいう「モバイルサイトの中身をみて検索順位を決める・・」という指標は、何を見ればわかるのか?そもそも指標はあるものなのか?という疑問がわいてきます。

その疑問に答えてくれるのがGoogleが提供している無料のサイト診断ツール「Page Speed Insights」です。

「Page Speed Insights」を使えば、自分が運営するサイトのパフォーマンスを具体的な数値で知ることができるし、そのサイトの問題点や対処方法も示してくれます。

「Page Speed Insights」は特別なアカウントを作らなくても誰でも使える便利なツールです。

「Page Speed Insights」でわかること

Googleでは、検索順位を決めるための指標として「ページ品質」と「読み込み速度」を重視しています。

このうち、Page Speed Insightsでは、「読み込み速度」を、PC版とモバイル版とにわけて、それぞれ100点満点のスコアで評価してくれますし、問題があるページ(ブログ記事)も表示されます。

Page Speed Insightsは、1)読み込み速度のスコア、2)その理由・問題点、3)ページの改善方法、の3つを具体的に示してくれます。

「携帯電話」パフォーマンスは「48点」

Page Speed Insights「携帯電話」パフォーマンススコア

写真は、本サイトを携帯電話で読み込んだ時のパフォーマンス評価は「48点」でした。

「携帯電話」は「デスクトップ」と違い、機能やスペックが限定的だからなのか、携帯電話のスコアは「デスクトップ」と比べて厳しめに出るようです。(デスクトップは84点でした。)

本サイトのパフォーマンスは、もうひと頑張り必要な成績ですが、WordPressと相性が悪かったプラグインを外す前は70点台をキープしていたので、今のスコアはあまり気にはしていません。(そのころの成績に戻ろうと思えば戻れる気がする)

ちなみに、SEOは携帯電話が98点、デスクトップは100点でした。

スコアは変動する

ここに表示されるパフォーマンススコアは一定ではなく、都度変動します。

スコアが変動する主な要因は、配信される広告の種類、デバイスによる違い、ウィルス対策ソフトによるものなどです。

パフォーマンススコアの内訳をみれば対処方法がわかる

「48点」とは、何がどう計算されて48点なのか、「Page Speed Insights」はその内訳も詳しく教えてくれます。

上記掲載の写真、”Page Speed Insights「携帯電話」パフォーマンススコア”の”48点”と表示された画の右下に「計算ツールはこちら。」というリンクを開けば、下の写真に示したようにスコアの内訳がわかります。

パフォーマンススコアの計算

それはまるで「国語70点、数学30点、英語60点・・」のようなイメージです。

上の図左側をよく見ると、「FCP(First Contentful Pain)」から始まって6つの指標とスコアのウエイトがタテに並んでいて、その6つの指標のうち、「TBT(Total Blocking Time)」が、全体のスコアの30%を占めています。

TBTが全体の30%を占めているので、TBTを改善すればスコアも大きく改善されるはずです。(スコアは都度変動します)

TBT(Total Blocking Time)の改善方法

TBTとは

TBT は、マウスのクリック、画面のタップ、キーボードの押下などのユーザー入力に対してページがブロックされている合計時間を測定します。合計は、 First Contentful PaintとTime to Interactiveの間のすべての長いタスクのブロック部分を追加することによって計算されます。実行時間が 50 ミリ秒を超えるタスクはすべて、長いタスクです。50 ミリ秒後の時間がブロッキング部分です。たとえば、Lighthouse が 70 ミリ秒のタスクを検出した場合、ブロック部分は 20 ミリ秒になります。

引用元:Chrome Deveroppers/https://developer.chrome.com/docs/lighthouse/performance/lighthouse-total-blocking-time/

TBTの改善方法

もっともわかりやすい対処方法は、ページで使用されていない JavaScript を読み込む WordPress プラグインの数を減らすことです。

ページで使用されていない JavaScript も「Page Speed Insights」の画面に表示されています。

不要なJavaScriptはどのようにして削除するかは、また別の機会に事例報告したいと思いますが、とりあえず、ご自身のサイトのパフォーマンスはどの程度なのかは、簡単に調べられますので、気になる方はやってみてはいかがでしょうか。

意外な事実に気づくかもしれません。

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意外に知られていない?「Googleレンズ」活用法

「Googleレンズ」とは、身の回りのモノを調べることができるGoogleが提供しているアプリです。スマートフォンでも使えるとても便利なツールです。まだ使ったことがない人は、ぜひ一度、使ってみてください。(もちろん無料です)

撮影した画像からテキストのコピーや翻訳ができる

Googleレンズを起動して名刺を撮影すれば、文字部分がテキストデータとしてコピーすることができます。

名刺を撮影して画像として扱うのとは違って、文字データにすることができるので、例えば、初めて会った人の会社名や所在地、メールアドレスなどを文字データとしてコピーすることができるので、他のツールに入力する手間を省略することができます。

Googleレンズの使い方はとても簡単

1.Googleレンズを起動します。

2.調べたいモノを撮影します。

調べ方には、「翻訳」、「文字」、「検索」、「宿題」、「ショッピング」、「場所」、「食事」の種類があります。

どの調べ方がどのような結果を導いてくれるのかは、実際にやってみた方が早いと思います。

上に掲載した画像は、ストーリー形式にしているのでタップして次の画像を表示させると、最終的に「メンターム薬用スティック」のショッピングサイトへジャンプすることができます。

「宿題」の項目では、手書きした数式の結果を表示させてくれたりもします。

ちなみに、死ぬまで使うことがなさそうな、積分記号の∫(インテグラル)などを使った難解な数式も読み取るのでかなり優秀です。

撮影するだけで調べられる「Googleレンズ」活用法

前段に記載したテキストのコピーはとても便利です。

目の前にある書類や街の看板を撮影すれば、文字データとして取り扱うことができるし、すぐに検索できるので、通りすがりの店の情報を調べることができます。

その他にも街や店で気になった家具や備品、ファッションアイテムを調べ、購入を検討するなどの使い方は重宝するのではないでしょうか。

Googleレンズは、同じ物や似た物を探すときや、名前やブランドも知らない植物や品物を撮影画像から調べることができます。

Googleレンズについて

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Google Earth Studioは惑星探査もできました

Google Earth Studioとは、Google Earthの衛星画像と3D画像を使ったアニメーションツールです。Google Earthと似ていますが、違います。

動画制作をする場面がない方にとっては、利用機会は多くはないかもしれませんが、世界中の都市や観光スポットを低空飛行しながら旅をするような映像を手軽に作ることができます。

衛星画像を使い、映画のワンシーンのような映像を、自分で作る楽しむという使い方もあります。

料金は無料。その他必要なもの

Google Earth Studioを使うためには、Google アカウントが必要で、アクセス権をリクエストをする必要があります。アクセス権は誰でも取得できるものではないようで、可否は数日後にメールで届きます。

【ご注意】Google Earth StudioはGoogle Chrome(ブラウザ)で動作します。

私は2年ほど前にこのサービスを知って、アクセス権を申請したところ、以下のタイトルで案内メールが届きました。

Great news, you’ve been invited to preview Earth Studio!

簡単でもあり難しくもあり

アニメーションツールは以下の5つのパターンから作ることができます。

ズーム、軌道、地点間、スパイラル、ジャンプと軌道。

それぞれ、衛星画像を使ったアニメーションの動かし方で呼び名は違います。

「地点間」で簡単に説明すると、地点1、地点2の住所を入力し、タイムラインに沿って、カメラの視点を制御して、地点1から地点2に移動する仕方をエディタでコントロールして映像を作る仕組みです。

エディタでは、さまざまなパラメータを設定でき、映像を操ることができるのですが、思うがままに操るためには何度かいじってみるとよいです。

惑星探査も??

エディタ

衛星画像は、地球だけのことではありません。

火星や月も同じような手順で映像をつくることができます。しかも、日付や時刻もデータ化されるようで、その時の昼夜も表現できるようになっています。

もうひとつ驚くことは、衛生画像を使ったサービスですが、地球上の都市では、画像に映り込んでいる人物はいません。想像ですが、機械的に画像処理されているのだと思います。

映像を動画としてダウンロードする

動画はフルハイビジョン/60FPSで制作できます。

フルハイビジョン/30FPS(1秒間に30コマの画像)の設定で30秒の映像を作ると、30コマ×30秒=900枚の画像をダウンロードすることになります。

この900枚の画像を編集ソフトで連続再生するイメージで加工して映像にします。900枚もの画像の取り扱いは大変そうな印象がありますが、編集ソフトではファイルネーム(数字)の順番に処理されるものでは一括処理できるので、この手順自体は意外に簡単です。

それではGoogle Earth Studioのパフォーマンスをご覧ください。

主要都市であればどこでも、リアルで鮮明な建物の映像をみることができます。また、自然の景観(山の色)などは、その季節によって変化するようです。

先日、ある方から「仙台駅から最も近い●●」という立地の映像表現の依頼を受け、以前使ったことのあるこのGoogle Earth Studioの活用を思い出しました。

ご興味のある方はやってみてはいかがでしょうか。ハマるかも。

アクセス権の申請はこちら

閲覧回数100万回達成

Googleからメールが届きました。

キャプチャーに私の名前が出てますが、Googleマップには本名で投稿しているのでここでは気にしないことにします。

画面には以下のような記載があります。

「あなたが投稿した写真の閲覧回数が1,000,000回に達しました。同じレベルの人は数えるほどしかいません!この調子で投稿を続けましょう!」

テンションがあがるコメントを頂戴しました。

以前、Googleローカルガイドとしてマップに画像投稿した時に、「おすすめ画像」としてGoogleで紹介されたことがあり、その時で900件を超えるレスポンスで驚いていたのですが、100万回とは驚きです。

もう一つ驚きなのは、自分が撮った写真ではありますが、見てもらおうなどとは思ってもいない何気ない写真の閲覧回数が多かったことです。

日々、勉強です。

コロナ時代ではGoogleマップのロケーション履歴が便利

東京で新たな感染者が200名以上との報道がされています。

「約2週間」という潜伏期間も、追跡の難しさや悩ましさを増しています。

そこで今日は、私が2年以上も前から活用している超便利なGoogleマップの「タイムライン」機能をご紹介します。

あの日、どこで何をしてたっけ??という問いに詳細に答えてくれるツールです。

すでにご存知で活用されている方は読み飛ばしてください。

ロケーション履歴をONにするだけ

Googleマップのタイムライン機能とは、移動した履歴を克明に自動記録してくれるサービスです。この機能には「共有」などのややこしい機能はなく、自分本人にしか見ることはできないようになっているので、情報が漏洩したり、他人に覗き見されたりする心配はありません。

使い方は簡単です。Googleにログインした状態でマップを開き、「タイムライン」の画面に入り、ロケーション履歴をONにします。

写真左側のポップアップメニューの中央からやや下のところに「タイムライン」があります。

データは詳細

写真は私は実際に大阪に出張した時のデータです。

仙台空港に10:55〜11:26まで滞在して、飛行機に1時間41分乗って、大阪国際空港(伊丹空港)に13:07に到着したことが記録されています。全て自動で記録されるデータです。

移動手段、移動距離、滞在時間、写真(そこで撮影した時のみ)がタイムラインに表示されるので、とても便利です。私は2018年9月からこの記録があります。

場所の記録精度は95%ほどでしょうか。ビルの上層階の飲食店でも、ほぼほぼ合っていますが、もし場所の記録が違っている場合は補正できます。

コロナと共に生きていかなければならないかもしれないこの時代、自分の移動データをほぼ正確に振り返ることができるということは大切なことだと思います。

何かと便利なGoogleマップのタイムライン機能、おすすめです。