「死の体験旅行」に出かけました

「死の体験旅行」とは、東京都豊島区の金剛院・蓮華堂で月に1度、自分の死を仮想体験する、人気のワークショップです。

今から3年ほど前にお取引先様を通じて知ったもので、死生観に向き合い、人生を見つめ直すことの必要性を実感できる素晴らしい内容です。

「死の体験旅行」

ワークショップの参加者は、あらかじめ住職から渡された20枚のカードに、大切な人、大切な物の名前などを自由に書いていきます。

そして「死の体験旅行」は、静かに流れるBGMと住職の語らいとともに、20枚のカードを、静かにゆっくりと、一つひとつ、捨てていくことから始まります。

どれも大切なことばかり書かれた20枚のカードですが、「死の体験旅行」では、捨てる順番を選別するという、残酷で現実的な選択を迫られるわけです。

例えば、子どもの名前を書いたカードでも順番を選んで一枚ずつ捨てなければいけません。

それは、自身が健康上の理由で思い通りにならなくなったり、日常生活の中で不便なことが増え、終末に一歩一歩、近づいていくこととオーバーラップしています。

自分の健康状態や周辺環境が今までとは違い、何かを諦めなければならない残酷な選択です。

そして、最後に残った一枚のカードについて、参加者たちがそのカードが最後に残した理由や背景を任意交流するのが「死の体験旅行」です。

「死の体験旅行」は、自分にとって何が一番大切なのか、それをどのようにして守っていくか、普段はあまり考えないことを考えさせてくれるワークショップです。

コロナ禍での入院生活

長年の準備期間を経て、妻の入院生活が始まりました。

コロナ禍での入院は家族でも面会ができません。完全に隔離状態になります。

そんな妻と入院中の家事の引き継ぎは、まさに「死の体験旅行」そのものです。

義母(妻の母)は寂しいと涙ぐみ、飼い猫のtamasabuは異変を感じ取ってそわそわしています。

私はとりあえず旅に出て、誰もがいつかは必ず独りになることの疑似体験ができることを前向きにとらえ、死生観に向き合おうと思います。

自家製タバスコ用に唐辛子の苗木を植えてみました

昨年、買い集めたりもらったりした唐辛子で「タバスコ」を作り、激辛にハーハー言いながら、料理や食事を楽しんでいます。

今年は一段レベルアップして、苗木から唐辛子を育てて、タバスコを作ってみようと思い、苗木を買ってきました。(正しくは買ってきてもらった、です。)

育ち方が違う2種

「タカノツメ」と「ゲキカラ」の苗木を植えたのは今日の朝です。

「タカノツメ」は、唐辛子の先端が空に向かって育ち、もう一方の「ゲキカラ」は、唐辛子の先端が下を向いて育つようです。

手前の白いポットが「タカノツメ」、奥のピンクのポットが「ゲキカラ」です。そのさらに奥は「モロヘイヤ」。唐辛子を植えたのは2株だけですが、成長が楽しみです。

唐辛子が赤か青かは、収穫する時期によるようです。青唐辛子は未熟な唐辛子で、これを実らせたまま完熟させると赤色になります。つまり、赤唐辛子は青唐辛子が完熟したものです。

育て方については、何もわかりません。後でネットなどで調べて、面倒をみようと思います。

なす・きゅうり・トマト・ピーマンも植えました

毎年植える作物なので、唐辛子ほど、新鮮味も興味もないのですが、一応、定番の夏野菜。

写真は先週の日曜日に植えたなすの苗木の、今日の様子です。とりあえず今はシャキーンとしています。

唐辛子の栄養価

昨年の秋、買い集めた唐辛子(赤、青)で、タバスコ(赤)としょうゆ漬け(青)を作りました。どちらも作り方は簡単で何より長期間楽しめるのがうれしいです。

特にしょうゆ漬けは、醤油に調味料を加えた漬け液は今シーズンも使い回ししようと思っています。一子相伝の秘技を開発する、という目的も併せ持って、今シーズンはレベルアップした内容でチャレンジしたいと考えています。

タバスコの作り方はこちら

青なんばんの醤油漬けはこちら

唐辛子には、カプサイシンの他にもビタミンCやカロテン等が含まれています。

ビタミンCは免疫力の強化やコラーゲン生成を促す効果の他、強い抗酸化作用もあると言われています。

唐辛子の戦略

ちなみに、唐辛子が辛い理由は、カビや虫から守るためと言われています。

一方で、鳥類はトウガラシを辛いとは感じず食べることができるとのこと。しかも食べ物を咀嚼する哺乳類に対し、鳥類は食べ物を丸のみにするので、種が潰されない鳥類に食べられるほうが種の生存率が上がると考えられているといわれています。

唐辛子の勢力拡大構想の戦略として、鳥類にだけ選択されるように進化したわけです。

ますます唐辛子に興味が湧いてきました。

家電売り場を覗くとライフスタイルの進化が見えました

今日は、妻の手術入院前の検査と事前説明に付き添いでした。

昨今の入院事情は、コロナ感染拡防止のため、入院理由にかかわらず、原則、面会や見舞いはできません。

昨年末に出産入院していた長男嫁と、今年4月に出産入院した私の長女に次いで、親族で3人目の「面会謝絶」となります。

本人としては自身の健康のみならず、家のことやペット(ネコと犬)の世話の不安も大きいと思います。

久しぶりのショッピングで時間つぶし

入院前の検査中は暇つぶしです。

コロナ禍以降、スーパー、ホームセンターなどの生活圏での買い物以外、リアル店舗を巡るのは初めてのような気がします。

ここ一年での買い物といえば、秘密基地・NVANの装備品や撮影機材はほとんどがネット調達でしした。出かけることも少なくなり、服を買うこともなくなりました。

しかし、だからと言って、家の中に引きこもってばかりいてもいけないことに気づきました。

ライフスタイルをのぞき見できる家電売り場

久しぶりのヨドバシカメラでは、売り場に入った瞬間に、新しい生活様式を取り入れた展開が目白押しでした。

品揃えを見ると「みんなこうやって生活しているんだな」と、まるでのぞき見しているかのようで、コロナ禍が市場を一変させたことにも気づかされます。

カメラ売り場では、世界初の8K映像が撮影できるミラーレス一眼カメラが注目を浴びていました。

「8K映像」と聞けば、4K映像よりも高精細で美しい映像を撮影できることは容易に察しがつきますが、使い回すには簡単ではありません。

8K映像の膨大なデータを記録するためには、高速な書き込みができる「CFexpressカード(2018年に登場した記録メディアの新規格)」が必要になります。当然、PCにも高いスペックが要求されます。

メディア機器の進化は、「テレビ」や「洗濯機」などの機能完結型の商品とは違い、データを取り扱う周辺環境にも進化の影響が波及します。

テクノロジーがひとつ進化するたびに、複数の関連分野も同時に進化していくので、使いこなすために必要なリテラシーは爆発的な勢いで増えていきますが、追いついていけない断絶をも生みます。

それはまるで、地球と広がり続ける宇宙の果てを客観的に見ているかのようです。

二つ以上のことが同時進行していく時代へ

これからの時代は、スマホがあればコミュニケーション環境を形成し、現金も固定電話も不要とする若い世代と、現場でお客様の声を聞いて実績と成功体験を積んできた50代以上の世代が同居する時代です。

それぞれは、同じ風景で、同じ言葉を使い、同じ食文化の中で生きています。

同じ日本人には間違いないのですが、組織のリーダーは、それぞれの層では、違う国と文化で生まれ育ったくらい、価値観に違いがあることに気づき、受け入れ、それぞれの価値感と知見に磨きをかける努力が重要です。

そんなことを考えながらぶらぶらするのも、価値ある時間でした。(ぶらぶらしないと気付けない変化にありつけました。)

「失敗の本質・インパール作戦」の章を読み返しています

「失敗の本質」

「失敗の本質」とは、大東亜戦争における日本軍の失敗を、現代(発刊当時)の組織一般にとっての教訓として生かすために、1984年5月にダイヤモンド社から発刊された本です。

20年ほど前に購入した「失敗の本質」

私が購入したのは20年ほど前と記憶していますが、いつか似たような状況が、もしも訪れた時に読み返したくなると思い、捨てずにとっておいた本です。

昨今のコロナ対応やオリンピックをめぐる情勢からこの本の存在を思いだし、今、あらためて再読しています。

「失敗の本質」の内容と構成

時代背景もあり人名や地名などを理解しながら読むには難しい本ですが、作戦名、サブタイトル、まとめなど、各章で統一的な構成になっているので、各作戦の教訓や失敗の背景のポイントが掴めやすいように記載されています。

例えば、37ページ。

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1.ノモンハン事件ー失敗の序曲ー

 作戦目的があいまいであり、中央と現地とのコミニュケーションが有効に機能しなかった。情報に関しても、その受容や解釈に独善性が見られ、戦闘では過度に精神主義が誇張された。


各章はこのような形で書きはじめられていて、以降、詳しい内容が記載されています。

インパール作戦

「失敗の本質」では タイトルの「インパール作戦」については次のように書かれています。

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4.インパール作戦ー賭の失敗ー

しなくてもよかった作戦。戦略的合理性を欠いたこの作戦がなぜ実施されるに至ったのか。作戦計画の決定過程に焦点をあて、人間関係を過度に重視する情緒主義や強烈な個人の突出を許容するシステムを明らかにする。

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「インパール作戦」とは、 1944年3月に、かつてビルマと呼ばれていた、インドシナ半島西に位置するミャンマーを舞台に決行された、無謀な史上最悪と言われている作戦です。

軍内部で否定的な意見があったものの、牟田口廉也中将の強硬な主張により作戦は決行され、精神論を重視した杜撰な作戦で多くの犠牲者を出し、世界戦史に残る凄惨な敗北となりました。

犠牲者の数は、戦闘よりも敗退途上での飢餓や疫病によるものが多くを占めており、その作戦がいかに無謀であったかを物語っています。

世紀の愚策「ジンギスカン作戦」

険しい山岳地の行軍では、牛や馬を使って輸送すれば、最終的に食料にもでき、画期的な作戦として敢行された「ジンギスカン作戦」は、いざ実行してみれば、3万頭もの牛や馬を引き連れての行軍は上空から標的にされやすいものでした。爆撃の音に驚いて牛が逃げたり、川で馬が物資ごと流されたりし、作戦発起前にして多くの軍需品と「食料」を失いました。

補給軽視を生んだのは、急襲突破一辺倒の作戦構想と敵戦力の過小評価でした。

◆東京都のポータルサイトでは、選手村での感染対策として、アクリル板の設置、小分けでの料理提供、トレーニング機器や手指消毒、など堂々と掲載されています。

中途半端にすすんだワクチン接種は、逆に、ウイルスに凶暴な変異をもたらす環境づくりに思えます。しかし都のサイトでは、選手村、会場、宿舎と場面ごとに対策がイラストで説明しているだけで、どれも特別なものではなく、街や職場でやっている対策と何ら変わりはありません。

国民大多数が抱える不安の声をよそに、聖火リレーが各地で中止され、バッハ会長が来日予定を中止する状況下で、多くの国民から歓迎されないオリンピックを強行開催する理由は何なのか、疑問に思う人も多いことでしょう。

戦力の逐次投入

ガダルカナル島の戦いの失敗とされる「戦力の逐次(小出し)投入」は、 米軍に占領された飛行場を奪回するため、日本軍は900人の部隊を投入したものの、1万人以上の米軍が待ち構えていて部隊は全滅。次に6千人の部隊を投入して敗退、3回目の作戦でようやく1万5千人を投入したものの、米軍はさらにその2倍に増員していて完敗しました。情報収集と分析を怠り、戦力を小出しにした結果でした。

◆中途半端な制限や期限をもって繰り返される「緊急事態宣言」は、「戦力の逐次(小出し)投入」で失敗した作戦と同じように思えます。

印象操作

当時の大新聞は「大本営発表」を垂れ流し、ガダルカナルの大敗による「撤退」を「転進」と表現し、あたかも作戦が成功しているかのように報じたのは周知の事実です。

◆先の菅総理大臣の記者会見で、記者からの緊急事態宣言の効果の有無についての質問に対し、「人の流れは減った」とすげ替えて答えた場面は、大本営発表で「転進」と表現したのと似ています。

この先はどうなるのか

専門家の中には、新規感染者数は6〜7月の季節要因で落ち着くという意見もあるようです。

しかし、「失敗の本質」を読めば読むほど、無謀といわれた中で決行された史上最悪の「インパール作戦」の再現に突き進んでいるかのように思えます。

オリンピックが強行開催されたこの秋冬には、これまでに経験したことのないような、悪夢の第5波が襲来するという気がしてなりません。

新型コロナ対策はまるで現代版時代劇の脚本

民間で行うPCR検査は、検体受領後数時間で結果がわかるのに、なぜ保健所扱いだと数日を要するのか、なぜ国産メーカーのPCR検査機器が海外で活用されているのに国内では活用されていないのかを調べている過程で、 時事ドットコムで興味深い記事を見つけました。

◆「資金と情報を独占する「感染症ムラ」 新型コロナウイルスと臨床研究/ 文:元東京大学医科学研究所/NPO法人医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広氏 (時事通信社「厚生福祉」2020年7月7日号より)

要約すると、「PCR検査の目詰まりや感染拡大の遠因は、行財政改革の対象になっていた役人の天下りオアシス”保健所”を温存させるため、民間委託によるPCR検査の合理的技術の活用や検査集計のIT化から遠ざけ、関係者だけが資金と情報を独占しようとする思惑が働いているから」ということのようです。

結果、キャパの小さい保健所に合わせたPCR検査体制が続くことになっています。

お急ぎの方は、見出し「感染ムラ」からご覧ください。

以下、記事転載です。


新型コロナウイルス流行の第1波がほぼ収束し、検証が進んでいる。

 安倍晋三首相は「わが国の人口当たりの感染者数や死亡者数は、G7、主要先進国の中でも圧倒的に少なく抑え込むことができている。これは数字上明らかな客観的事実です」と日本の対応を誇る。

 強制力を伴わない要請にもかかわらず、国民の自粛によって感染拡大が収束したことを「日本モデル」と胸を張る。

低い国民の評価

ところが、国民の評価は低い。世論調査では、新型コロナに対する安倍政権の対応を60%の人が「評価しない」と回答している。

 なぜ、こうした乖離(かいり)が生じるのだろうか。私は、政府と国民の信頼関係の欠如が影響していると考えている。

 残念だが、日本では国民の政府への信頼度が低い。経済協力開発機構(OECD)の調査によれば、日本人で政府を信頼すると回答したのは37%にすぎず、独仏をはじめとした欧州諸国はもちろん、韓国より低い。

 公衆衛生分野での介入の成否は、政府と国民の信頼関係と相関することが知られている。国民のワクチンへの信頼度は、政府への信頼度と相関する。英科学誌『ネイチャー』は2019年6月19日号の記事で「日本は世界で最もワクチンが信頼されていない国の一つ」と紹介している。

 このことは、新型コロナウイルス対策にも影響しそうだ。

 欧州では新型コロナの致死率と政府の信頼度が相関する傾向がある。致死率が低いドイツやポーランドは国民の政府への信頼度が高く、逆に致死率が高いフランス、イタリア、スペインは信頼度が低い。政府を信じなければその強制的な措置には従えないので、これは当然かもしれない。

 欧米諸国と比べれば、日本の致死率は低いが、これは流行したウイルスの型や生活環境などの違いもあって、一概に比較できない。

 アジア諸国と比べた場合、日本の致死率は高い。アジア諸国の中で日本は政府への信頼度が低く、このことが影響しているのかもしれない。

 ではどうすればいいのだろう。信頼関係を醸成するには、正確な情報を国民と共有し、広く議論するしかない。その点で、専門家会議が議事録を作成していなかったことなどは論外だ。

 加藤勝信厚生労働大臣は「第1回会議で、専門家に自由かつ率直に意見してもらうため、発言者が特定されない形の議事概要を作成する方針を説明し、了解された」と発言しているが、もし、匿名でしか発言できない専門家がいるとすれば、委員を降りてもらえばいい。どうして、こんな理屈がまかり通るのだろうか。

 この問題は、日本の医療行政の宿痾(しゅくあ)を象徴している。

 国民そっちのけで、政府をはじめ提供者の都合ばかりが優先されている。新型コロナウイルス対策には、世界中が優秀な人材と巨額の資金を投入しているのに、これでは世界の潮流についていけない。

 本稿では、ガバナンスの視点から新型コロナウイルス問題を論じたい。


弱い臨床研究力

前述したが、新型コロナウイルス対策の肝は、正確な情報を社会で共有することだ。新型コロナウイルスは未知のウイルスであり、その性質を明らかにしなければ対応の仕方は分からない。そのためには臨床研究を推進するしかない。

 ところが、日本は臨床研究力が弱い。正確な情報がないから、曖昧なスローガンを打ち出すしかない。その典型例が「3密」(密閉空間、密集場所、密接場面)回避だ。このスローガンは、今や妥当とは言い難い。

 当初このウイルスは、インフルエンザや風邪ウイルスのように鼻腔(びくう)や咽頭で増殖し、咳(せき)や痰(たん)で周囲に拡散すると考えられていたが、その後の研究で唾液に大量に含まれることが判明した。

 大声で話し、唾が飛ぶことで周囲に感染させる。密閉空間、密集場所も危険因子だが、大声での会話とは比べものにならない。

 満員電車の集団感染は報告されていないが、屋形船、居酒屋、カラオケ、さらに合唱団、相撲、剣道などで集団感染が生じたことにもこれで説明がつく。密閉空間、密集場所と密接場面を区別して議論している人は、果たしてどれくらいいるだろうか。

 最近の『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』や『サイエンス』などの科学誌や医学誌には、飛沫(ひまつ)やエアロゾルによる感染の論文が多数掲載されている。世界の研究者の関心がここに集まっているのが分かる。ところが、日本は「3密」から進んでいない。

 世界は臨床研究の成果を踏まえ、融通無碍(むげ)に対応している。例えば4月4日、中国東南大学の医師たちは、7324例の感染者の感染状況を調べたところ、屋外で感染したのはわずかに1例だったと報告した。ほぼすべての感染が屋内で生じていたことになる。

 同様の状況は日本でも確認されていた。3月31日現在、厚労省は26のクラスターを確認していたが、すべてが屋内で発生していた。16は医療・福祉施設で、残りはライブハウス、展示会、飲食店など利用者がお互いに何らかの会話を交わす場所ばかりだった。

 この頃、世界では空気が変わっていた。

 4月29日には米国の大リーグが6月1日から再開と報じられたし、5月7日には独のブンデスリーガが16日から無観客で再開すると発表した。屋外での感染リスクは低いと判断したためだろう。5月20日に夏の全国高校野球選手権の中止を決定した日本とは対照的だ。

 なぜ、こんなことになるのだろうか。日本は臨床研究力が弱いため、どうしても及び腰になるからだ。

 図1は6月10日現在、世界各国の新型コロナウイルスに関する論文数を調べたもので、日本からの論文発表数が少ないことが分かる。

論文発表の重要性

では、日本国内ではどのような研究機関が研究をリードしているのだろうか。

 をご覧いただきたい。最も多く論文を発表しているのは北海道大学で、次いで東京大学、横浜市立大学と続く。

 特記すべきは、新型コロナウイルス対策の中心と考えられている国立感染症研究所(感染研)から、わずか3報しか論文が出ていないことだ。

 医療ガバナンス研究所を中核としたわれわれのグループでさえ8報の英文論文が受理され、数報を投稿中である。感染研は豊富な資金を抱え、多くの人材をそろえているのに、この少なさは異様といえる。

 感染研が研究をしていないわけではない。

 ホームページには「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報ページ」があり、「ダイヤモンドプリンセス号環境検査に関する報告(要旨)」や「〈速報〉長崎市に停泊中のクルーズ船内で発生した新型コロナウイルス感染症の集団発生事例:中間報告」「新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査」などの成果を公開している。

 分子疫学調査に関しては「国内のコロナ、武漢でなく欧州から伝播? 感染研調べ」(朝日新聞4月28日)とメディアで広く報じられたため、ご記憶の方も多いだろう。

 ところが、このような研究の多くが論文として学術誌に発表されていない。これは由々しき事態だ。科学の基本は反証可能性だが、論文として発表しなければ、誰も反論できない。

 科学界は反証の機会を担保することに最大限の注意を払っている。『ネイチャー』や『ランセット』などの総合科学誌、臨床医学誌は、「レター」や「コレスポンデンス」などの欄を設け、掲載された論文に対する意見や反論を募集している。

 中には「公開質問状」のような形で意見を表明する専門家もいる。一例を挙げれば、5月22日の『ランセット』に米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の医師たちの研究が掲載された。

 この研究では、新型コロナウイルスの治療薬として、マラリア治療薬のヒドロキシクロロキンとクロロキンの効果を調べ、効果がないばかりか死亡が増えたと報告した。

 しかしながら、米ハーバード大学や英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者たちが、データを提供した国と病院に関する情報がないことなど、研究方法の問題を指摘する公開質問状を投稿した。

 医学論文では、一点でも問題があれば、研究全体が信頼できなくなる。『ランセット』編集部も、即座に調査し、問題を認めた。そして論文を撤回した。これが科学の世界だ。

 このような対応ができるのは、研究成果を論文という形で公表し、その中で第三者がチェックできるよう、方法を明記しているためだ。感染研がホームページで発表する「中間報告」や「要旨」ではこうはならない。

 感染研が公表しないのは、研究者のレベルが低いからではない。情報を開示することで、厚労省の政策が批判されるのを恐れるからだろう。

 感染研が論文を書くと、なぜ厚労省が批判されるのか。それは、日本の感染症対策を仕切るのが、厚労省健康局結核感染症課、感染研、保健所・地域衛生研究所だからだ。

 実は、海外から新型コロナウイルスやエボラウイルスのような病原体が入ってきたとき、こうした組織が中心となって対応することは感染症法で規定されている。

 感染症対策は「公衆衛生」と称され、一般の臨床医療と切り分けられてきた。前者は保健所・感染研、後者は医療機関が担当し、予算もデータベースもすべて別。つまり、縦割りとなっている。


「感染症ムラ」

資金と情報を独占する「感染症ムラ」 新型コロナウイルスと臨床研究

新型コロナウイルス感染を心配した患者がクリニックを受診すると、保健所に回された。保健所は通常の医療機関ではないので「37.5度以上の発熱が4日間続いた場合」という独自の基準を作って、検査を断ることができた。

 感染症法で規定されていない民間医療機関や民間検査会社は、どれだけ能力があろうと、厚労省、感染研、保健所の指示がなければ検査できない。これがPCR検査の目詰まりの真相である。

 このことは感染研が作成した感染症対策のシェーマ(図2)を見れば一目瞭然。保健所が「全臨床医」「定点診療所・病院」の情報を吸い上げ、地方感染症情報センターを介して、中央感染症情報センターや厚労省と共有しているのが分かる。

 独占が腐敗を生むのは世の習いだが、厚労省、感染研、保健所などから成る「感染症ムラ」ともいえる構造については、よほどの専門家でない限り理解していない。

 私がこの存在を知ったのは、09年に新型インフルエンザ対策で舛添要一厚労相(当時)のお手伝いをしたときだ。当時と状況は変わっていない。

 その頃、私は東京大学医科学研究所(東大医科研)に所属していた。東大医科研は北里柴三郎が設立した伝染病研究所に由来する。戦後、感染研と東大医科研に分離するが、れっきとした「感染症ムラ」の一員であり、その雰囲気を知ることができた。

 「ムラ社会」の中核を占めるのは感染研と厚労省健康局結核感染症課だ。感染研は厚労省の施設等機関で、独立行政法人ではない。所管するのは大臣官房厚生科学課で、結核感染症課の指揮下で感染症対策を行っている。

 両者の関係は不透明で、その象徴が厚生労働科学研究費である。結核感染症課は「新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業」を所管する。

 19年度の研究事業の総額は3億4320万円で、31人の研究者に配分している。うち13人は感染研の研究者で、彼らが受け取った総額は1億4025万円(41%)。

 「新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業」は、厚労省が主宰する公的研究で、演題の採択は公募形式で決めることになっている。ところが、実態は「身内で山分けしている」(元医系技官)ことになる。

 お裾分けにあずかるのは現役だけではない。感染研OBも名を連ねる。例えば、大石和徳・富山県衛生研究所所長や岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長は19年度、それぞれ1150万円、3130万円を受け取っている。

 いずれも医学界の重鎮であり、岡部氏は新型コロナウイルス対策専門家会議の委員も務め、感染研時代には中央感染症情報センターのセンター長を務めた。

 両氏が所属する富山県衛生研究所、川崎市健康安全研究所は、地方衛生研究所(地衛研)と呼ばれる。地衛研は地方自治体が運営する検査機関だ。前出の元医系技官は「保健所は医系技官、地衛研は感染研の天下り先」と言う。

 地衛研の設立者は都道府県や政令指定市なので、誰もが自治体の長の指示に従うと思うだろう。ところが、そのトップを「感染症ムラ」が仕切る。指揮命令系統がはっきりせず、責任の所在も不明である。

 各地からPCR検査増の要望が出て、安倍首相から民間検査会社の活用を指示されても一向にPCR検査が進まなかったのは、「感染症ムラ」が検査を増やすことを望まなかったからだ。

 3月22日に放送されたNHKスペシャル『“パンデミック”との闘い~感染拡大は封じ込められるか~』に出演した押谷仁・東北大学教授は「すべての感染者を見つけなければいけないというウイルスではないんですね。クラスターさえ見つけていれば、ある程度の制御ができる」「PCRの検査を抑えているということが、日本がこういう状態で踏みとどまっている」と述べている。

 これは、その後の経過を見れば誤りは明白だが、押谷氏はいまだに発言を撤回していない。


予算配分に影響力

 「感染症ムラ」の独占構造は、これだけではない。

 図3は2月13日、官邸の新型コロナウイルス感染症対策本部の第8回会合に提出された研究開発費の分配案だ。

 総額19億8000万円の予算のうち、感染研には直接9億8000万円、および日本医療研究開発機構(AMED)を介して東大医科研と併せて4億6000万円、さらに厚労省から1500万円が渡ることになる。総額は14億5500万円に上る。

 感染研以外には、東大医科研に1億5000万円(単独)、国立国際医療研究センターに3億5000万円が措置されている。

 東大医科研からは専門家会議に2人の委員が選出されているし、国立国際医療研究センターは厚労省が所管する独法で、OBが専門家会議のメンバーだ。東大医科研の前身が伝染病研究所であることは既に述べた。

 国立国際医療研究センターの前身は旧東京第一陸軍病院である。共に戦前から「感染症ムラ」を形成する。

 新型コロナウイルス対策を調べていくと、ムラ社会関係者が次々に出てくる。

 ムラ社会にいると、資金だけでなく情報も独占できる。研究者にとって、情報独占がどれだけありがたいかは言うまでもないだろう。

 厚労省クラスター対策班の一員である堀口逸子・東京理科大学教授は、4月24日の自身のツイッターで「計算式だせだせ、て、みなさんいうけど、査読中で、通ったら出します。て答えていたよ。西浦先生。掲載されたら出せます、て、当たり前すぎる回答でした。科学だから」と述べている。

 西浦教授がプログラムコードとデータをGitHubで公開したのは5月12日だ。新型コロナウイルス対策において、西浦氏の論文掲載と情報開示のいずれが優先されるべきかにおいて議論の余地はない。


超過死亡のデータ

 一方、「感染症ムラ」は部外者には冷たい。渋谷健司キングス・カレッジ・ロンドン教授は「超過死亡の調査をしようとして、日本の閉鎖的体質を痛感しました」と言う。

 超過死亡は、人口動態統計さえあれば誰でも推定できる。日本で超過死亡を推定している感染研は、独自の方法でやっており、そのことを英文論文として発表していない。

 渋谷教授は、超過死亡の推定に用いているデータの提供を感染研に求めたが、「超過死亡の推定に用いている死亡数の実数は公表していない。データの詳細を知りたい場合には、データ利用申請が必要になり、その手続きには数カ月かかる」と担当者から言われた。

 その後、感染研は対応を変えたようで、「出す義務はない」と返答してきた。超過死亡のデータは、統計法に基づく調査ではないので公開義務はないというのが理由らしい。

 超過死亡については、さまざまな憶測が広まっている。元朝日新聞記者である佐藤章氏は「『超過死亡グラフ改竄』疑惑に、国立感染研は誠実に答えよ!」(『論座』2020.5.27)という文章を公表している。一読をお勧めする。

 この疑惑を晴らすには、感染研が論文として解析結果を発表する、あるいはデータを公表し、第三者の解析に委ねるのが一番なのだが、そのような動きはない。

 新型コロナウイルスの研究で、感染研の閉鎖的な体質を表す事例は枚挙にいとまがない。もう一例、ゲノム分析結果についてご紹介しよう。

 新型コロナウイルスは突然変異を繰り返し、その性質を変えていく。世界中の研究者が新型コロナウイルスのゲノム配列を解読し、その情報を共有している。

 そのデータベースが「GISAID」だ。06年の鳥インフルエンザの流行をきっかけに議論が始まり、08年5月の世界保健機関(WHO)の総会で設立が決まった。

 新型コロナウイルスに関する情報も整備しており、6月1日現在、約3万5000のゲノム配列が登録され、情報工学者が中心となって分析を進めている。

 日本から登録されているのはわずかに131で、感染研が96を占める。このうち71は検疫所で採取されたもので、直近では2月16日に取得したサンプルを5月29日に登録している。

 感染研は、前述のように「新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査」を実施し、3月以降に欧州から流入したウイルスが国内で流行したと主張している。

 それなら保健所や永寿総合病院、中野江古田病院などの院内感染を起こしたウイルスのゲノムデータを登録すればいい。世界中の研究者がさまざまな角度から分析できる。


メディアにも責任

 こうした状況を変えるには、「感染症ムラ」の在り方を見直すしかないと私は考えている。

 「感染症ムラ」はピラミッド型の組織ではなく、「マフィア型」のネットワークといえる。医系技官・感染研は厚労省に、保健所・地衛研は自治体に属し、研究費の分配を通じて特定の研究者とつながっている。

 意思決定プロセスや責任体制は外部からは分からない。だからこそ、このようなことがまかり通ってきた。

 そして、メディアは彼らの主張を垂れ流してきた。

 前出の押谷教授は、「感染対策、国ごとに大きな違いが」「何が日本と欧米を分けたのか」(「外交」2020年5/6月号)と、いまだに自画自賛するが、欧米と比べ、日本の感染者や死亡者が少なかったのは、アジアで流行したウイルスの遺伝子型が欧米とは異なり、毒性が低かった可能性が高い(図4)。

 その証左に、東アジアで見ると、日本は感染者も死亡者も多い。病院や介護施設で院内感染が多発したからで、多発したのは東アジアでは日本だけだ。自画自賛している場合ではない。

 今こそ、第1波の経験に基づき、問題点を改善しなければならない。感染症法の改定は喫緊の課題だ。公衆衛生と医療など、提供者の都合による縦割りを廃し、国民視点で見直す必要がある。

 PCR検査を保健所・地衛研が独占する合理的な理由はない。医療機関や医師、さらに民間検査会社によるPCR検査などを明確化し、公費で財政支援すべきだ。

 本稿では詳述しなかったが、感染者に対する勧告と強制による即時入院に加え、施設への隔離や自宅での待機を明確化し、さらに保健所を介さず入院や隔離した場合にも、公費による支援を導入する。

 また、感染研や保健所・地衛研は感染データの収集をIT化して一元管理し、公表を義務付ける。厚労省や感染研が選ぶ一部の研究者だけが独占的に解析する必要はない。国内外を問わず、希望する研究者すべてに提供すべきである。

 さらに、感染研の独法化を検討する。「日本版CDC(米疾病対策センター)の設立を求める」という声があるが、今のまま感染研の権限を強化しても、国民のためにはならないだろう。

 独法化することで、理事長は公募となり、財務や活動については開示義務が生じる。意思決定プロセスが透明化され、責任が生じる。

 「感染症ムラ」をゼロベースで見直す時期である。

(時事通信社「厚生福祉」2020年7月7日号より)


一方で、水泳選手のツイート投稿時刻とメディア報道時刻との時差がないことなどからやらせ疑惑も浮上。オリンピック強行開催へ突き進もうとしている国に明るい未来は来るのかどうか、一連の出来事を真実と信じるか信じないかはあなた次第です。

30日間で無理なく4kgのダイエットに成功しました

健康診断の際、保健師女子から、冷たく減量を指示されたのが3月5日でした。

やろうと思えばいつでもできるダイエット。

長年の臨床データ(自分の)からみえてきた、30日間で無理なく4kg減量できた方法をご紹介します。

(医学的な根拠は全くありませんので、あらかじめご承知の上、ご興味ある方は記事へおすすみください。)

3つのキーワード

3つのキーワード、それは「感動体験」、「りんご」、「キムチ」です。

1.感動体験

体重計に乗った時、好結果を目にすれば心の底から嬉しくなり、自然と継続する意欲も、無駄に食べることを自制する気持ちも湧いてきます。

この、感動を体験することがいちばん重要なのです。

SNS投稿の後、「いいね」の反応があったのと同じ感覚です。

それを手っ取り早く、確実に引き寄せる方法が、2日間連続で行う「食欲のロックダウン」。

食事の量を毎日コントロールしただけでは効果はなかなか現れません。私の過去3度のダイエット成功事例による臨床データでは、体重変化が数値になってはっきりと現れるのは、増えるも減るも「2日後」です。

体重を減らるため、特定栄養素や食事の量そのものを控えたとしても、一日おきだったり中途半端だったりでは効果は得にくいですが、食事制限を2日間連続で実施した翌朝には数字として効果を確認することができます。

ちなみに「ロックダウン」は、感動体験があれば、以降で継続する必要はありません。

2.りんご

一度、感動を体験できれば、ランチでのりんご1個は無理なく継続することができます。

この1か月のランチはすべてりんご1個で過ごしましたが、物足りなく感じることもなく無理なく継続できています。

今の時期は選べるりんごも少ないのですが、美味しいりんごがあることは、食事の楽しみを維持する視点で重要です。ストイックに「我慢」を強いるのではなく、ポジティブな思考です。

(写真は、私の中でいちばん美味しいと思う、山形県朝日町のりんご畑で撮影した「サンふじ」です。)

3.キムチ

キムチは毎日といったらウソになりますが、けっこうな高頻度で食べました。

キムチに含まれる植物性乳酸菌は、腸内をきれいにする効果があると言われていますし、キムチに含まれるカプサイシンは代謝を高め、内臓脂肪を燃やす効果が期待できるとも言われています。

継続するコツは前記のりんごと同じ。原材料に果物を含んで甘さもあるおいしいキムチを選ぶことです。

3つのキーワードで、初めてからちょうど30日間で4kgの減量(目標は8kg減量)に成功しました。朝食は普通に食べていますし、特に食べたい物を我慢していないということは、私のInstagramをご覧いただければおわかりいただけると思います。

30日間4kgダイエット。信じるか信じないかは、あなた次第です。

自然災害への備えを点検しました

私が住む宮城県では、これまで巨大地震に何度も襲われました。

ここ数ヶ月の間も、立て続けに大きな地震が発生しており、緊張感が続いています。

そんな中、季節の変わり目ということもあり、自然災害への備えを点検してみました。

季節毎の点検が必要な理由

1.季節によって必要な装備が異なるから

真夏と真冬、それぞれの場面で屋外に放置される状況を想定した備えが必要です。万全なつもりでも、いつの間にか備えから漏れていることがあります。

今日、大人の秘密基地NVANの装備品を確認したら、常備しているはずのレインウエアがありませんでした。昨年秋のバイクツーリングで持ち出し、バイクのパニアケースに入れたままだったのです。

これまでの大地震はたまたま自宅にいる時に発生しましたが、必ず起きると言われている次の巨大地震では、大雨の中、徒歩帰還しなければならない状況かもしれません。

2.電池消耗や電子機器の動作確認が十分にできるから

ヘッドランプの電池を入れっぱなしの場合、何らかの拍子で誤点灯し、使おうとした時にバッテリーが空っぽになっていた、ということはキャンプなどで何度か経験しています。

こうしたエラーは、登山の場合命にも関わってきます。誤動作を防ぐロック機構を備えた商品も多く、予備品を携行するのも当たり前のようですが、やはり定期的な電池残量や動作確認は重要です。

3.防災意識を定着できるから

備えの点検が習慣になれば自然と防災意識も高まります。

今日私は、今加入している地震保険の補償内容を確認した結果、家財保険に入っていなかったことに気づきました。

昨年補償内容を見直した際に、保険会社とのやり取りしているうちに補償が抜け落ちたようでした。地震保険について正しく理解していなかったことと、思い込みによる確認不足が原因です。

いや~、危ない危ない。もし被災した場合、確認しなかった後悔を考えると・、冷や汗モノです。

本日、内容をしっかり確認して、追加加入しました。

こうしたうっかり例は少ないと思いますが、長年の生活で家族構成や生活環境が変化した人は多いと思います。その変化に応じて補償内容を見直すためにも、定期的な確認は重要です。

重要ツールは予備も装備する

画像は、Petzl(ぺツル)社製の「イーライト」です。

高い防水性と待機時間10年間という触れ込みを見て、東日本大震災の年に購入しました。

予備的に装備するライトなので、使用頻度は多くはないのですが、先に書いたように、キャンプ時にヘッドランプを使おうとしたらバッテリーが切れていて、イーライトに救われたことがありました。

照明するだけでなく、保管、携行、使用時、緊急時など、それぞれの場面で重要な機能が豊富な、軽量小型のヘッドランプで、照射時間は45時間。心強いです。

こちらで詳しく紹介されています。

3,000円程度で買えるので、予備として備えておくと安心ですし、ヘッドランプが二つあれば、両手で行動できる人が二人になるので、万が一の時の対応力が上がります。

洋服などに挟めるクリップがついています。

バンド長さの調節留め具はホイッスルになっています。

「SOS(救難信号)」を表す世界共通のシグナル「短音3つ、長音3つ、短音3つ」の刻印が施されています。

今日はイーライトのバッテリーを交換しました。

もともと、本体も高い防水性能があるヘッドランプですが、付属ケースは不用意に開いたりしないよう、きっちり閉じ込めるゴムバンドとベルトループ(ケース裏面)がついています。

ケースに印刷されたロゴマークは擦り切れて読み取れませんが、10年後の今でも問題なく動作します。

ヘッドランプ1号機も電池交換

こちらがメインの1号機。Blackdiamond社製です。キャンプで酷使した様子がうかがえます。

照射距離が約80mと長く、 防水性能があり、照射時間が160時間(単4乾電池×4本)と長いのが特徴です。誤点灯を防ぐロック機能もついています。

明るさを確認してみるとやはり電池残量は不十分でした。

意外に知られていない赤い光の使い道

赤い光も照射できますが、赤い光はナイトビジョンに有効です。

近くで眠っている人を邪魔することなく活動でき、夜間での撮影にも役立ちます。

多くの機種は、ボタンを何回か押すとナイトビジョンモードになりますが、この動作モードへの移行手順も点検機会に会得&確認しておくと良いですね。

自然災害への備えは「しているから良い」というのではなく、定期的に点検したり使ってみることが大切です。


 

YouTube動画投稿から学ぶ

タイトルは、ここ1〜2年、考え続けているテーマのひとつですが、ここで伝えたいことは動画の投稿や編集を通じて感じている、物事の考え方の大切さについて、です。

スマホやアプリの性能が高くなり、誰でも高画質の映像を撮影することができ、簡単に投稿することができる時代になりました。

ちょくちょく動画投稿をしているせいか、こんな私でも周囲からは特別な技術や知識、経験を持っているかのようにみられることも、正直、あります。(実際は初心者ですが)

何が難しくて何が簡単か

YouTubeに動画投稿を経験したことのある人は知っていると思いますが、人に見てもらうための動画制作にはいくつものスキルが必要です。多くの人が抱いている必要スキルは以下の3点に集約されるのではないでしょうか。

⒈PCの操作に慣れていない

⒉動画編集ソフトを使いこなせそうにない

⒊YouTubeの仕組みがよくわからない

「必要」と「重要」は同じではない

しかし実際の動画投稿では、上記の3点は必要ですが、重要なことではありません。難しいかどうかで言えば、ある程度のITリテラシーがある人であれば簡単なことです。

必要なことと、重要なことは違うのです。

「必要なスキル」は、自分で調べたり誰かに教わればすぐに身につきますが、ここでいう「重要なスキル」は教わって身につくものではありません。自分で考えて編み出す共感、配慮、戦略です。

これは広範囲に存在するので、一つひとつを言葉にすることができないものです。

あるYouTuberは、テロップの文字間隔や行間にも見やすくするための繊細な配慮を施しています。

例えば、「ユーチューブ」という言葉を、視覚的に単語として即座に認識してもらうため、あえて「ュ」を左に数ミリ単位で左に寄せる、などです。

色補正したり、音声データを立体的に加工するなどは序の口です。

視聴者の記憶に残すためエンディングに印象的な映像を挿入する、中だるみしそうな映像時間帯に結論を描写する、など、こうなるとほとんど映画制作の世界観です。視聴データを分析し、次作に反映させるというマーケティング手法も加われば、TV番組制作とも被ってきます。

しかし、投稿する動画がそうなっていないから視聴されない、あるいは逆に、そうなっているから再生回数が急増する、ということでもありません。

結局、大事なことは・・

大事な要素としては、不快感がないこと、共感テーマがあること、有益な情報があること、でしょうか。そしてその次に大事なのは「継続」です。

3要素に共通することは、視聴者(お客様)に視聴価値ある、ということです。

わかりやすい事例で言うと、私が投稿した動画の多くは大した再生回数ではないのに、一部に数多くの再生回数とエンゲージメントを記録した動画もあります。経験の長さやクオリティとは無関係に、純粋に率直に評価される側面を持っているという裏づけでもあります。

一見、お遊びのようなYouTube投稿ですが、真剣に取り組めば取り組むほど奥が深く、ビジネスに通じる点が多いのも事実です。

そしてYouTubeは、投稿するためのプラットフォームではなく、企業による広告掲出と集客で成り立っている一媒体であるという認識も必要です。

そして本日の動画

動画の中の「露天風呂」は今までのアウトドア経験になかった発想でした。いつかやってみたいものです。

時間のない方は、13分50秒あたりからどうぞ。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

明日もいい一日でありますように。

秘密基地NVANでランチダイエットを始めました

ランチタイムを1個のりんごで済ませてダイエットを試みるおっさん。

先週月曜日から初めての成果は・・・、減量数値は1kgちょうどでした。

1週間やってわかったこと

りんご1個でも充分腹持ちする、ということがわかりました。

食べるのは一日1個ですが、車内にはいくつのりんごは常備しているので、車に乗るたびに漂うりんごの香りが邪念から遠ざけてくれます。(特に王林)

そしてもう一点。

BGMを聞こえるか聞こえないかくらいのボリュームで流してヨコになると、短時間で集中して眠れることがわかりました。気持ちがとても落ち着くのです。

BGMは、Sound Cloudというドイツのベルリンに拠点を置くSoundCloud Limitedが運営する音声ファイル共有サービスから好みのジャンルをダウンロードしています。

アカウントを取ると自分のページを持つことができてなかなか便利です。YouTubeの動画BGMとして使用している人も多いと聞きます。もちろん、無料。

静かに静かに過ごすランチタイムも贅沢です。

秘密基地でりんごダイエットを始めました

先日の健康診断、いろいろと説教?を受けてまいりました。体重56kgしかなかった20代。あれから30年以上の歳月を経て今は別人。説教も無理もありません。

2016年春。3ヶ月間、雨でも1日足りとも休むことなく朝のウオォーキング5kmを継続し、劇的なダイエットを果たしました。しかし、「短期間で体重落としすぎ」との保健師さんからの指導で緊張の糸がぷっつりと切れました。

それからは、自分の意思によって5kg単位で増加・減少を繰り返し、今はピークにいます。

コロナ禍での生活の乱れもありますが、「痩せようと思ったらいつでも痩せられる」という慢心がその原因です。

秘密基地に食材備蓄ネットを実装

楽しくなければダイエットは続きません。そこで、大好きなフルーツに着目し、ランチの弁当をやめ、明日からの昼食をフルーツでしのぐことにしました。

当面はりんご1個🍎、足りなければバナナ🍌追加可能というシステムです。

そしてこれが秘密基地・NVANに実装したフルーツ備蓄ネットです。ダイソーで購入しました。本来は洗濯物を入れるネットのようです。

こうして果物を放り込めばインテリアとしての見栄えもそこそこある上、りんごの香りが車内に充満、一石三鳥です。なかなかいいアイディアだと自分で納得。加熱調理も要らず、食べようと思えばいつでも食べられる安心感は絶大です。

りんご1個で済ませられれば、ランチだけで500kcal前後は減らせそうです。理論的には2ヶ月で約5kgの減量になります。

楽しくなければダイエットは継続できません。逆にいうと、毎日の食生活の中に楽しむ要素があれば、ダイエット課題の継続は容易です。

車内に置いていても鮮度や食味への影響が少ない今から初夏に向け、楽しくフルーツダイエットを敢行しようと思います。

初めてもらった手作りバースデーケーキ

昨日は私の誕生日。

誕生日には、ご馳走やプレゼントがあったりなかったりと、その時その時で待遇は違うのですが、今回は孫のゆうしんとママ(娘)の手作りケーキをいただきました。手作りは初めてのプレゼントです。

バースディケーキ

娘夫婦らは私の自宅近くに住んでいるのでちょくちょく遊びに来るのですが、昨日も遊びに来て帰る時に「ママとケーキづくり・・」とかなんとか言っていたのがこのことだったのか、と。

いつもおしゃべりで活発な孫ですが、もぞもぞとした言い方だったので、その時はTVか何かで覚えたセリフの真似事と思い、気にも留めず受け流しました。

おそらくママ(娘)から計画のことは口止めされていたのでしょう。孫はサプライズの意味を理解できたと思うのですが、「もぞもぞ・・」は、ケーキ作りの楽しさイメージが膨らみ、口止めの約束が瓦解をはじめた時だったようです。

孫がネーミング「ひみつケーキ」

私のNVAN、何度か紹介していますが、サイドオーニングなどを展開して空間を楽しめるようにしています。

いつしかNVANを「秘密基地」と表現するようになり、孫もそう呼んでいます。

その空間で調理した料理や手順を「ひみつパン」、「ひみつカレー」と名付けているのですが、今回は孫が「ひみつケーキ」とネーミングしてくれました。

子どもの着想やしぐさは面白いものです。時に驚かされ、時に笑わせられます。

バースディケーキ

「ひみつケーキ」、私が好きなフルーツたっぷりで、美味しくいただきました。

MacBookのバッテリーの3年寿命説

とうとう愛用のMacBookのバッテリーが永眠しました。

購入が確か2017年8月だったので、約3年ちょっとの短い命でした。

バッテリー寿命については、何かに3年くらいと記載された記事を目にしたことがあったので、覚悟はしていましたが、体験してみると、徐々に体力が落ちていく感じではなく、変だな?と思っているうちに、いつの間にか充電されなくなり、最後は突然でした。

便利なのか不便なのか

MacBookの画面右上に表示されているマークには充電中を意味する表示ではなく、コンセントのマークがつきっぱなしになっています。

今は、コンセントに繋いでこの記事を書いています。

そのマーク(アイコン)をクリックすると、どこのプロショップで修理するかを選ぶことができ、ショップの地図はもちろん、Macの製造番号を入力すれば、症状や交換部品まで明らかにした上で持ち込み修理の予約までできるシステムになっていました。

見出しに、「便利なのか不便なのか」と記載したのは、そのショップの場所が限られているからです。少し前まで、仙台にはAppleストアがあり、結構賑わっていたのですが、どうしたことか、今は閉店してありません。

ちなみに、私が使っている、MacBook Proは、ヨドバシカメラ マルチメディア仙台で購入したのですが、修理のプロショップにはなっていないようです。

私が住む宮城県から一番近い持ち込み修理ができるショップは、山形県か青森県にしかなく、あとは首都圏です。

やむなく、山形県のショップへの持ち込み修理を予約しました。

Macのバックアップをとって、医療機関へ訪問する予定です。

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2020年の活動の振り返り

「無限の自由旅行」を思い立って早3年は経とうといています。正確にはいつ思い立ったかは不明ですが、たぶん、そのくらい前のことだったと思います。

「無限の自由旅行」とは、不就労所得を得ながら旅を続ける、というライフスタイルです。

構想すること約2年。具体的な行動に移行したのは今年の初め頃です。

YouTubeチャンネル収益化の進捗

YouTubeの収益化目標は「3年後までに形になれば」としました。ご承知の人も多いかと思いますが、YouTubeの収益化は容易なことではありません。前提条件として、「動画再生時間4,000時間、チャンネル登録者数1,000人」という壁があります。

その達成には、撮影技術の他に編集技術も要求されます。着飾らないでありのままの様子を発信している人も多いですが、それとて、誰もが簡単に真似できることではありません。

私の一年は、動画再生時間は順調に推移しました。緊急事態宣言があってからの伸びは特に大きかったように思います。コロナ影響による在宅時間の延伸が私の身の回りで実感するとは、世の中の変化は相当大きなものと想像できます。

その現在までの再生時間は1,550.9時間。3年後で4,000時間が目標なので、今年一年としては思っていた以上の進捗でした。(まだまだ勉強不足ではありますが)

映像コンテンツ収益化の進捗も順調

映像コンテンツは順調に売れていると言うことではなく、販売の手段を実装できたと言うことの意味で「順調」と言った方が正しいかもしれません。(目標としていた販売点数は達成できました。)

写真や動画は、本で見て学ぶものよりも、実践で技術は身につくことの方が大きいように思います。

私の場合、専門知識は全くと言っていいほどありませんが、いい映像、いい写真に触れて感じること以外、道はありません。とにかく何でもなやってみないことには何も始まりません。

Instagramは難しい

Instagramのアカウントは少し前に取得していましたが、積極的に投稿したのは8月か9月頃だったように思います。

フォロワーが増えてくれれば嬉しいですが、私には難しい課題でした。「フォロワーを増やそう」という意識自体が不健全で、何かを邪魔しているのかもしれません。

ただし、投稿画像によっては、誰かのインスピレーションに作用することもあると言うことはわかってきました。対面のないデジタルの世界でも、文章や行間に「人となり」が現れることは多いし、それに画像が付くので尚更です。

コロナ時代においては、情報発信のテクノロジーの進化によって、以前より増して、情報発信する側の誠実さや正確さが求められていることは確かなようです。

ブログも難しい

これも挫折したままです。どんな記事やテーマを誰に向かって発信するのか、誰かの役に立っているのか、ということは勿論ですが、SEOはいまだに勉強不足で理解できていません。

いろんなことが起きた1年だったけど

わからないことを調べて、昨日までできなかったことが今日できるようになった、ということは多い一年でした。「やってみて、初めてわかる」ということも実感した一年でした。

先に書いた「不就労所得」とは、収入経路の形態の意味で、ここで言う本質は、自堕落的で怠け者的なことを意味する言葉ではありません。

3カ年計画の一年を過ごし、大きな成長を実感できた部分もありますが、前進するごとに壁は現れます。まずはコツコツと、毎日直面している「わからないこと」を、一つひとつ解明していく作業を継続していくことが大切です。

新しい生活様式に対応して進化した「調理家電」

ちょっとした用事があって家電量販店を訪問しました。

欲しいものがある時はネットで購入することも多いので、家電量販店に行く機会は多くはなく、機会があったとしてもカメラ機材やPC機材売り場が主でした。

今日覗いたのは、調理家電売り場。

コロナによる緊張感の高まりが始まってまだ間もないのですが、在宅時間の延伸をはじめとする、新しい生活様式を意識した商品がラインナップされていて、その対応スピードの早さと商品の機能や特色を知ってもらうための表情や演出の工夫が洗練されていて、驚きました。

煙やニオイを出さずに焼き調理

焼き調理に使うのがもったいないデザインです。

ステーキ肉も焼けるとのこと。

激減した外食機会を商機と捉える

家電量販店でも大型ホームセンターと匹敵する品揃えです。

在宅時間を楽しく過ごすアイテム

焼き芋を焼くためだけに型取りされた調理器具。パンも焼けるようです。

リモート飲み会を盛り上げる調理器具

欲しいものがあったわけではありませんでしたが、大変勉強になりました。経済不況の荒波に揉まれる業界も多い中、売り場からは決して諦ない攻めの姿勢が伝わってきて、心地よい気持ちにすらなりました。

目まぐるしく変わる周辺環境に素早く対応するための情報収集や発想・行動力の要求水準はますます高まるでしょう。

普段、身を置く環境とは全く別の、異業種から学ぶことは多いとあらためて実感しました。

田舎にできたAppleストア

岩手県一関市に出現したAppleストア。毎年この時期になると開業する岩手県一関市にあるりんごの直売所です。

岩手県のりんごと言えば、JA江刺ブランドが有名です。

りんごをはじめとする果物の味は、昼夜の寒暖差が大きく影響すると言われています。ハウス栽培の作物は別として、その土地の条件が左右します。

ここ、一関市でもりんごやぶどうなどの多くの品種が出回っていますが、スーパーなどで見かけることがないので市場流通はしていないようです。

想像ですが、この地では、りんご栽培よりもコメなどの他の作物を生産した方が農家にとって条件がいいからなのかもしれません。

こうした地方の直売所では市場流通していない新しい品種や珍しい品種の農産物があることが多いので、立ち寄ってみました。

この地で生まれた新品種「青林」

Appleストアのオペレーションエキスパート(写真奥の女性)によると、「青林(せいりん)」とは、ここ一関市で誕生したりんごとのことです。

青りんごの代表格である「王林」ほど青くはないですが、見かけはよく似ています。

迷わず青林を買ってみました。すると、サンふじと正体不明の黄色っぽい色のりんご各1個の合計2個のおまけがついてきました。

買ったのは6個入りで500円なのですが、2個もおまけついてきて、ラッキーというよりも、申し訳ない気持ちです。

ナイフを研ぎながら

私は果物が大好きです。OPINELのテーブルナイフを研ぎながら、というスタイルで味わうのは特に訳もなく贅沢な感じがします。

さて、気になる青林の食味は・・・・

果肉が締まっていてパリッとして硬く、甘いりんごでした。サンふじの酸味を取り除いたような感じです。

新品種に出会えて、りんごの楽しみ方をアップデートできました。

もしも期待外れだったら、ウィスキーに漬け込むことも考えていましたが、このままでOKです。

おまけの正体不明のりんごは明日のお楽しみです。

旬の食べ物で楽しむひとり秋祭り

昼夜の気温差も大きくなり、食べ物が美味しい季節になりました。そんなことを考えていたとき、取引先の方から、ご自身が家庭菜園で育てた白菜を漬けた漬物が職場に届きました。

丁寧に職場の人数分ごとに漬け液も含めてパッケージされています。

白菜の葉の緑と黄色味の美しい色バランスが目に入った瞬間に、今夜の晩酌は「日本酒」と決めました。

贅を尽くしたひとり秋祭り

今夜は秋祭りです。

職場で頂いた、おっかさん干し柿と白菜漬けをつまみに、会津塗りのぐい呑みで日本酒をいただきます。

日本酒は、岩手県磐乃井酒造の清酒、磐乃井。高級酒ではありません。

それでも後味がきれるスッキリした辛口の日本酒で、歯触り良く、程よい塩加減の冷んやりした白菜漬けにも、実がとろける優しくも奥深い甘さの干し柿にもよく合います。

ぐい呑みの紅葉の絵柄も、今夜は酒の肴です。

「ひとり秋祭り」とは、「ひとりぼっち」という意味ではなく、自分だけの世界、という意味です。

干し柿も白菜漬けも頂いた物ですが、おカネでは買うことができない、旬の味わいと真心とゆったりした時間。今夜も呑みすぎるかもしれません。

奈良・中宮寺の国宝展(宮城県美術館)に行ってきた

今日は市の研修旅行で宮城県美術館を訪れました。お恥ずかしい話ですが、私は生まれも育ちも住んでいる場所も宮城県。仙台市内勤務にもかかわらず、宮城県美術館に足を踏み入れたのは今日が初めてです。

この期間は、奈良・中宮寺の国宝展をやっているようです。と言われても、教養のない私にはピンときませんが、今日は小グループでの旅行の一環なので、みんなと一緒に観賞してみました。

宮城県美術館

館内では、美術館入り口に掲示されていた看板(アイキャッチ画像)の実物が展示されていました。6〜7世紀に作られたという木像です。実物を間近で見ると、所々にある傷みから、年月と信仰の重さが伝わってきます。

その木像には、読経が聞こえてくるようなリアリティがあります。歴史的価値に加え、それも国宝たる美術的な価値なのでしょうか。教養希薄な私にはこのくらいしかわかりませんが、あたりを鎮める重厚感、威圧感は相当なものがあります。

宮城県美術館

仙台市内は今日が紅葉のいちばんの見頃でした。イチョウやもみじの色づいた葉が風に舞う様子は、まるで黄金の小判が飛び交うようで趣があります。

銀杏の木の下で体験する雪が降り積もるかのような落葉は見応えがあります。一年の中で、数時間程度しか味わうことができない美しい自然現象なので、ポイントと時期を抑えておくことがいいでしょう。

宮城県美術館

結局、いちばん私の目を惹いたのは、木々や葉の彩りでした。国宝の木像を賞でるには、まだまだ勉強が不足しています。

美術館ではその関連資料を数種類、いただいてきました。

これでも教養の進化を実感できました。

「青なんばんのしょうゆ漬け」で巣ごもりの準備をしました

今はまだ、秋も深まってきました、と言うほどではありませんが、東北では盛夏のあとの過ごしやすい時期は一瞬で過ぎ去ってしまい冬を迎えます。想定以上に朝晩の気温が低かったりすると、あの汗だくになっていた頃が懐かしくも思えます。

今日はこの間、道の駅や農産物直売所で仕入れた盛夏の代表的ニッチ野菜の青なんばんとしその実の漬け込み作業に没頭しました。漬け込み食材は出来上がるまで多少の時間がかかるので、出来栄えを途中チェックして、語り合うように軌道修正しながら酒を呑むという楽しみ方をしばらく続けられそうです。

青なんばん

この間仕入れた青なんばんはご覧の量でした。軸をカットしながら本数を数えたら91本。結構な量です。

手袋をしないで作業したので、このブログを書いている今でも指先が熱を持ったようにヒリヒリしますが、氷を入れたグラスを持つとその痛みは緩和され、程よいアテになっています。

青なんばん

軸をカットするついでに、包丁で縦に切れ目を入れます。この後、焼く工程があるのですが、このひと手間が青なんばんの爆発を防ぎます。

前回の漬け込み作業の時は、切れ目を入れなかったためか漬けが甘く、実が硬いのが何本かありました。爆発防止以外に、漬け醤油の浸透を促進させる狙いもあるようです。

青なんばん

表面に焦げ目がつくくらいに素焼きします。この素焼き作業をしながら、漬け醤油を作ります。

▼漬け醤油

しょうゆ・・・・・・・・・適量(青なんばんが浸るくらいの量)

日本酒・・・・・・・・・・適量

漬け醤油は、鍋で調合し、いったん沸騰させた後、そのまま常温で放置して冷まします。

こういうの、「つまみ呑み」と言うんでしょうか。

この後、アルコール消毒した瓶に詰めて、冷暗所にて保管します。

途中、出来栄えをチェックするのが楽しみです。

しその実の醤油漬け

続いて、しその実の醤油漬けです。

こちらは作るのも簡単で手間もなく時間もかかりません。10月にもなると「しその実」は北東北か北海道でしか手に入らないかもしれませんが、昨日、スーパーの直売コーナーで偶然見つけたので買いました。

写真は一晩、水にさらしてアク抜きした状態(醤油なし)です。

水を捨てたとき、茶色に濁った水でした。それだけ、不純物が含んでいたということでしょう。

作り方は簡単です。アク抜きしたしその実に醤油を加えて、密閉容器で冷蔵庫で保管するだけです。1、2日で食べられると思います。

これが醤油を加えた写真です。

少しつまみ食いしてみたところ、しそ独特の爽やかな香りと奥深い濃口醤油の味わいがマッチして、白いご飯に添えてもよく合いそうです。

これでしばらくは巣ごもりできそうです。

GoPro HERO9の重複オーダーからの教訓

「GoPro にご連絡いただきありがとうございます! 担当者の Lucila と申します。本日はどのようなご用件でしょうか?」

今日は、昨日発生したアクションカメラ「GoPro HERO9重複オーダー疑惑事件」の解明に挑みました。世界中で販売されている人気ブランドの最新機種のトラブルとあり、解決できるものか、不安でしたが、ここは挑むしかありません。

冒頭の文章は、GoPro公式サイトのサポートデスクのチャットにつながった時のメッセージです。繋がるのか繋がらないのか、わからないまま、画面を開いて待つしかないのですが、運よくLucilaさんという方が対応してくれました。

途中途中、英語での文字入力を求められながらも、何とかトラブルの原因と対処して欲しいことは伝えられ、解決の約束もいただけました。

チャット画面を閉じて数分後、全会話の内容の記録がメールで送られてきました。

Hi tamasabu(私の名前),

Thanks for chatting with us! As requested, here is a copy of our recent conversation for your record, should you need to reference it in the future.

If you ever have any more questions or concerns, you can reach back out to us at the link below, please do not reply to this automated email.

「必要に応じて、今後参照する必要がある場合に備えて、あなたの記録について会話のコピーを示します」とあります。

Lucilaさんからは返金手続きの準備が出来次第、メールで案内しますとの返答でした。

まぁ、何とか問題回避はできそうです。

教訓

注文確認などのメールは、慣れてくると読み飛ばすことも多いと思いますが、そこには危険がはらんでいますので要確認です。

今回の一件で思い出したのですが、友だちと3人で北海道7日間バイクツーリングを計画した2014年8月某日昼過ぎ、翌日出港の仙台港ー苫小牧港のフェリー乗車案内がメールで届きました。

予約はもちろん、代金も支払い済みなので関係ないわと読み飛ばそうとしたのですがよく見たら、出発日が明後日ではなく、明日になっていることに気づきました。私の手配間違いだったのです。

急きょ友だちに連絡し、明後日からの長期休暇を翌日からの超長期休暇に全員で変更して出発、結果的には充実の8日間北海道ツーリングになりました。

北海道ツーリングのひとコマ

もし確認メールを読み飛ばしていたら、前払い済みのフェリー代金が無駄になるばかりか、北海道に渡ることは叶わず、7日間も自宅近辺の野山でブラブラするしかない危機でした。自分だけならまだしも、友だちをも巻き込んでのことなので、今、思い起こしてもゾッとします。

ネット通販を利用することが増えた昨今。注文や決済ごとの確認は重要です。気をつけてまいりましょう。

「空き家管理」を手伝ってみました

今年8月からワシントンに長期出向しているY様のお住まいの状況を確認してきました。

本来は私の先輩がその任務を請け負っているのですが、最初に相談を持ちかけられた私としては先輩に丸投げにはできません。

Y様の帰国は3年後。責任重大です。スーパーへの買い物ついでに、状況確認してまいりました。

NVANのルーフキャリアに積載した道具です。この日のために、砥石で磨くこと毎朝2週間。気持ちよく作業するためには道具の手入れは重要です。

本日の状況としては、敷地内は荒れているわけではありませんでした。前回、先輩からの報告どうりでした。しかし、一旦この家に立ち寄った以上、Y様に状況報告しなければ、ただの侵入者になってしまいます。

状況報告は、Y様とGoogleスプレッドシートで情報を共有する形態で行なっています。帰国は3年後。1ヶ月に二度見回りしたとして、状況報告のスプレッドシートは300行にもなります。

雑草や植木の成長過程も確認できるようにと、訪問時の気温などの環境データはもちろん、手入れ前と手入れ後の画像もGoogleドライブを活用して情報共有します。

断っておきますが、私はボランティア。先輩の下請けです。それでも、不安になっている人のお役に立てていると思えば、やりがいはあるものです。

今日は植木から落ちた枯れ葉を集め、きれいに掃除してまいりました。人が住んでいるような状況を維持することは防犯上も重要なことです。

これ以上画像を出すと個人情報やプライバシー情報の漏洩にもなりかねないので、画像はここまでとさせていただきますが、芝生に散らばった枯れ葉を集めるのは草刈りよりも難儀でした。

点検のつもりが、けっこう働いて汗びっしょりです。

閑静な住宅街なので、住民から警察に通報されないか不安でしたが、長期不在のことはおそらく近隣住民も知っているのでしょう。そんなことはありませんでした。

本日は雑草一本も残さず処理して、軒下の蜘蛛の巣も除去、枯れ葉も回収してまいりました。

これが後3年も続きますが、想像をはるかに上回るレベルで管理しようと思います。