創業昭和23年!函館で生まれた伝統の味「元祖 インドカレー小いけ」

函館に行った際にはほぼ訪問するカレー専門店「元祖 小いけ」。創業昭和23年は西暦でいうと1948年です。

今年のGW・北海道キャンプツーリングでは、74年前に函館で生まれた伝統のカレーを食べようと、40年前に発売されたバイク(HONDA XL250Rパリダカ)で向かいました。

お客様専用駐車場に駐輪したバイク

「元祖 インドカレー小いけ」は、JR函館駅からほど近い場所にあります。(路面電車でも行けます)

その目印は、函館山ロープウェイのワイヤーを真っ直ぐ住宅地へ延長した線上です。そこに店があるので、函館の街に詳しくなくても、函館山に目をやれば、だいたいの方角は把握でき、黄色い建物を目指せば難なく辿り着くことができます。

性別も年代も問わず幅広い客層で満員の店内

元祖印度カレー小いけの店内

私らが到着したのは午後1時頃。店頭には若いカップルとテイクアウト用を買い求めにきた客数人が並んでいました。店内は満席に近い混み具合でしたが、15~20ほどの待ち時間で入店できました。

店内中央には楕円型の大きな相席テーブルと周囲にも座席があり、全部で25席前後くらいあったと思います。昭和の雰囲気があちらこちらに残るノスタルジックな空間です。

それにしても函館の観光スポットはどこもかしこもカップルだらけ。異国情緒豊かな函館の街は、散策する恋人たちで彩られています。函館は突出して恋人密度が高い街です。

男女交際に縁遠い人にとって、函館の街を吹き抜けるGWの浜風は冷たく感じることでしょう。(私はインナーダウンを着ているので風の冷たさは感じません)

もしも自分だったら函館のどんなルートで散策しようか、そんなことを想像しながら彼らの姿を眺めているだけでも楽しくなります。

いくらでも食べられそうなクセになる味

元祖印度カレー小いけのカレー(大)

今まで小いけを訪問したときはなぜか腹ペコで、いつもカツカレーをオーダーしていたのですが、今回はシンプルに「カレー(大)」をオーダーしました。

小いけのカレーのビジュアルは、店舗外観と同じように明るい黄色で、具材や盛り付け方法にも特にこれといった特徴は見当たりませんが、その味は見た感じの印象とは全く異なってスパイスのパンチ効いた大人のカレーです。

しかしただ単に辛いというワケではなく、甘さや深みも感じるところに伝統や愛される理由を感じるカレーです。74年の歴史は納得できる事実です。

ちなみに私の隣にいた男性は額から大粒の汗を流して食べていました。(やはり辛い)

【伝統の味】函館元祖小けインドカレー

家庭でも「小いけ」のカレーが楽しめる

いくらでも食べられそうな小いけのカレー。函館市内の土産店ではレトルト版も販売されていますが、オンラインショップではカレーソース(冷凍)も購入できます。

この記事を書いていると無性にカレーが食べたくなってきます。北海道ノープランキャンプツーリングと函館の思い出を自宅でも味わおうとポチりました。

「元祖小いけインドカレー」オンラインショップはこちらから


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福島の桃源郷「花見山公園」でぶらり花見団子ランチ

花見山公園とは、福島の桃源郷と呼ばれる花の名所です。

桜の時期には花見客でごった返す人気の観光スポットですが、満開時期とGWの合間の今日の花見山の観光客数は小康状態。

福島市内での打ち合わせの前にランチをかねてちょっと立ち寄るにはちょうどいいタイミングでした。

1時間はかかる広大な散策コース

土産物店が立ち並ぶ花見山公園入り口

花見山公園は、民家が立ち並ぶ山間一帯に数々の草花が咲き誇っていて、迷路のように入り組んだ細い小径を散策しながら色とりどりの草花を楽しめる場所で、近年では日本全国から観光客が訪れるようになったと聞きます。

民家と民家の間の生活道路が散策コースになっているので、あらかじめ設計・造成して作られた一般的な「公園」とは印象が異なります。長い年月をかけてできた花畑のようです。

個人所有の花畑は、絵本に描かれた里山の原風景の中を歩いているような感覚になれるところが名所と言われる理由かもしれません。

今日の花見山公園の人通りは数組程度と少なかったのですが、桜が満開の時期では付近の生活道路は大渋滞し、老若男女問わず、楽しそうで忙しそうに歩きまわります。

小川沿いに咲いたチューリップ

菜の花畑
菜の花

足湯もある無料休憩所

無料休憩所

公園内には広大な駐車場やトイレも設置されているほかにも随所に休憩スポットがあります。そのうちのひとつ、写真の休憩所は、歩き疲れた足を癒すための足湯に浸かることもできます。(天然温泉かどうかは未確認です)

うどんやおにぎりなどの軽食やビールなども提供されています。

花見団子ランチ/寿楽園茶舗(じゅらくえん)

ソフトクリームと団子(ずんだ)

少し物足りない気もしましたが、たまにはこういうランチもいいものです。

物思いに浸りたい時のランチは量より甘さ。甘さの由来となっている原材料を舌で確かめるかのようにゆっくりと口に運べば、いつの間にか穏やかで冷静になれるような気がするし、糖分が体内で効いているうちは、賢くなった状態が維持されているようにも思えてくるのです。

桜以外にも年間通じて様々な草花が山間を彩っているようです。花見山公園の歴史と全体的な景観は特設サイトからご覧ください↓

花見山公園

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どこかで見た、どこにもない晩秋の海岸。 

種差海岸(たねさしかいがん/八戸市)。全国から観光客が押し寄せるような名高い観光地ではありませんが、観光資源が豊富で地元民に親しまれているスポットです。

私はどちらかと言えば、土産物店がひしめく全国的に名高い観光地を訪ね歩くよりも、地元民に親しまれているスポットや価値、歴史的背景を探し巡る方が好きです。

三陸復興国立公園内にある名勝「種差海岸」

白浜海岸(八戸市)

写真は種差海岸エリア内にある海水浴場「白浜海岸」です。

どこにでもあるような時が止まったような風景が広がっています。左奥の林の中は海辺のキャンプ場としては珍しい天然芝生のキャンプ場。いつかここで有り余る時間を過ごしてみたい場所のひとつです。

これまでも何度か訪れていますが、たまたまその季節はいつも秋。

トップシーズンにはどんな賑わいを見せるのかはわかりませんが、こじんまりとした砂浜なので、混み合ったりすることなさそうです。

ここには昔から変わることのない、日本の夏の風景が広がっているはずです。

旧日本軍の軍事施設

そしてその白浜海岸からすぐ近く(上の写真の右端)にあるのが「葦毛崎(あしげざき)展望台」です。

葦毛崎展望台

初めてこの展望台を訪れた時は、ただの通りすがりの身分でした。

その風変りな形状から、あたりを制圧するかのようなパワーを感じ、思わず引き入られ見入ってしまいます。

ただの展望台ではなさそうと思い、後で調べたら、その建造物は、旧日本軍の軍事施設でした。

時には張り詰めた緊張感の中、石垣の間に開いた穴から太平洋を虎視していたのかもしれません。当時の指揮官の号令に耳を傾けようとしても、聞こえるのは眼下の岩場に打ち寄せる波の音だけです。

そんな押し問答を自分の中で繰り返しをしているだけで、あっという間に10分、20分が過ぎてしまいます。

このブログ記事のアイキャッチ画像はこの展望台からの眺望。

この展望台は、周囲に広がる種差海岸遊歩道の起点になっていて、晴れた日の夏場には天然芝生の緑と空と海のコントラストが、CMやポスターで見かけるようなとても美しいビュースポットです。

石垣の窓から敵を探し見つめていた当時の軍人たちには、今の風景がどう映るでしょうか。

↓詳しく紹介しているサイトをご欄ください。

葦毛崎展望台

広々とした場所にあるカフェテラス

その葦毛崎展望台の駐車場脇には、「カフェテラス ホロンバイル」があります。

ホロンバイル(カフェテラス/八戸市)

店内の掲示物によれば「ホロンバイル」とは、モンゴル語で「広々とした」という意味があるそうですが、そもそも、なぜにモンゴルかはわかりません。

屋号の音の響きから、ヨーロッパの地名や楽曲、伝統料理に由来した名前なのかなと思い込んでいましたが、真実は全く違っていました。

「ホロンバイル」のソフトクリームは、青森県内でも指折りの人気を誇るソフトクリームだとか。

冷涼な気候風土を生かし畜産業も盛んな故か、ミルクの味が濃厚で確かに美味しかったです。

昨年撮影した空撮映像

葦毛崎展望台からの空撮映像

種差海岸遊覧バス「うみねこ号」

このエリアには、ほかにも見所がいっぱいあります。

トレッキングを楽しむ姿もよく見受けられ、様々なアウトドアイベントの催しや遊覧バスの運行もされています。

有名なようで有名じゃない、有名じゃなさそうで知られていそうな、そんな名勝地探しは、秘密基地探しの旅でもあり、醍醐味なのです。

うみねこ号の詳細はこちら

種差海岸の場所

「どこかでみた、どこにもない海岸・種差海岸」は、霧多布岬(北海道浜中町)にどこか似ている感じがしました。

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小さな旅に出かけたら心が癒される最高にステキな場所でした

そこは山形県最上町にある分水嶺です。

「分水嶺」と聞くと簡単には近付けない険しい岩山のイメージがありましたが、春の小川の唄が聞こえてきそうな風景の中にありました。ここが正真正銘、日本海へ出るか太平洋に出るかの分かれ道になっている場所です。

実はここは何年か前の春にも何度か立ち寄ったことがあります。畑の脇を流れる小川の水はとても澄んでいて、脇に咲く小さな花と木々は日本の原風景そのものです。

近くには茅葺き屋根の建物や無人駅がありますが、分水嶺ということを除けば、ただの普通の公園のようです。

誰もいない、何もないのに多くの人が集う場所

はじめは何のためのものか意味がわかりませんでした。

東屋(休憩所)にあった旅ノート。

自由にメッセージを書き残せるノートで、それには東京、京都、海外などの遠方からここを目的に、秘境駅に降り立った人々が句を詠んだり、ここを訪れた背景や思いがたくさん綴られていました。

中には、分水嶺らしく笹舟の作り方を書き残した旅人も。

よく見ると、管理人さんがコメントを返したりしています。

思い出は次の人のためのお土産に

旅ノートの脇にあるマジックは、絵や文字で石にデザインして、残すためのようです。

たぶんですが、気に入ったものがあれば、お土産や思い出として持ち帰ってもいいものだと思います。

すぐ脇にある無人駅

写真を撮ったり動画を撮ったり、気づいたら2時間も滞在していました。

誰もいない、売店も何もない寂しげな場所なのに、心と心の交流ができるステキな場所でした。

駅弁で楽しく贅沢に旅行気分に浸る方法を発見

近くのスーパー発行の新聞折り込みに「本日限りの駅弁大会」のチラシが入っていました。

B4判のチラシ表裏すべて全国の駅弁特集で、力が入ってる企画のようです。

岩手沿岸~八戸~釧路~稚内~山形~富山、など沿岸沿いの旅をイメージしながらチラシを見入るのも楽しいものです。

いざ旅に出発

青森八戸の「海女のうに」と富山の「ます寿司」を目当てに、スーパーへ向かいました。

想像以上に魅力ある企画で、私が入店した午前10:30頃には、駅弁大会コーナーの1/3ほどが売り切れていました。目当てだった青森八戸の「海女のうに」はすでに売り切れでしたが、「ます寿司」はかろうじて買うことができました。

外観に溢れるおもてなしの心

こうして「ます寿司」を前にするのは人生初でしたが、この装いに感動しました。

木の器に4本の竹の棒で井桁に組んでフタが固定されています。竹と竹の間には、割りばしとプラスティック製のナイフも上品に添えられています。

これは富山を訪れた旅行者は喜ぶに違いありません。

葉をめくるごとに漂う笹と酢の香り

市販弁当とは思えないツヤと香り。

白い割烹着をきたおばさんが、一つひとつ、手作業で仕上げている風景が浮かびます。徳川吉宗が好んだ理由も、1717年開発以来、300年以上の歴史があることもわかる気がします。

値段はこの豪華さで1,380円くらいでした。量感は二人前でも少し多いかもしれません。

この「ます寿司」は、「ますのすし本舗 源」のサイトでも購入できるので、近いうちに注文してみようと思います。

駅弁通販なら、人気の観光地のスライドショーや演歌歌手のご当地ソングの動画を視聴しながら、いつでも何度でも旅行(気分)が楽しめますね。

北の海も旅情があって好きなので、次回は北海道をネット通販駅弁で旅してみたいと思います。

盛岡じゃじゃ麺「白龍(ぱいろん)」に行ってきました

「じゃじゃ麺」とは不思議な麺文化です。

観光ブックなどでも取り上げられ、店頭には常時、人が並ぶ岩手県盛岡の名物で、三大麺(冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺)に数えられています。

「白龍(ぱいろん)」はその専門店。店内には有名人の色紙が壁一面に貼られています。

しかし、じゃじゃ麺を提供している飲食店を盛岡市内以外で見受けることはほとんどありません。

たま〜に食べたくなる中毒性のある麺で、訪問時にはすでに8名ほどが店頭に並んでいました。

シンプルなのに奥深い味わい

肉みそをうどんに似たモチモチのゆでた麺にのせるて食べる、というシンプルな料理です。お好みで酢、ラー油、にんにくなどを混ぜるのがじゃじゃ麺の食べ方です。

食べる時の気分によって楽しく食べることが人気の理由かもしれません。

ソーシャルディスタンスが当たり前の昨今。すりおろしニンニクを心おきなく大さじ2杯投入!

混ぜたつもりが、すりおろしニンニクの塊を口にしてしまった瞬間は悶絶するような痺れる辛さに襲われました。

麺や肉みそを少量残し、生卵を混ぜた皿をスタッフに戻すと、ゆで汁に肉みそ、ネギが追加された「ちーたんたん」と呼ばれるスープになって戻ってきます。

以前、雪中キャンプをしたときに、肉みそ作りにチャンレジしてじゃじゃ麺を作ったことがあります。肉みそは大成功。とても美味しかったのですが、ちーたんたんは卵の白身が生のまま「だま」になりました。

その後、自宅で再チャレンジした時もちーたんたんは生の白身で失敗。器を温めてもうまくいきませんでした。後で気づいたのですが、冷蔵庫から出したばかりの卵ということが失敗の理由かもしれません。

一見、大雑把な名物料理ですが、わずかな温度の違いが出来栄えを左右する繊細な料理。

とても美味しくいただきました。

通販でも買えるようなので、気になる方はどうぞお試しください。

盛岡じゃじゃ麺「白龍(ぱいろん)」