オレ流これで間違いない!ソロキャンパー必携クッキングツール10選

今からキャンプやバイクツーリングを始めようとしている人や、今使っている道具にしっくりきていない人が参考になればと思い、紆余曲折を経てたどり着いた必携クッキングツールをご紹介します。

ここ数年はほぼこのラインナップでまとまっているグッズです。

広い用途をこなせる品質が高いもの

メスティンで調理したラーメン(出前一丁)

メスティンに収納して持ち運べるキッチンツールの選定基準は、広い用途やメニューをカバーできることと、信頼できる品質レベルにあることの2点です。

広い用途=調理器具と熱源

広い用途とは、煮る、炒めるなどの調理方法のことです。

例えば、お湯しか沸かせない調理器具だとしたら、食材はカップ麺やレトルト食品に限定されてしまいます。メスティンであれば、ふたも調理に流用できるので用途は広くなります。

熱源を考えた場合、夏場で装備全体の量をさほど気にしないのであればガスが一番ですが、外気温が低い時は熱量不足になり思うように調理ができないのが欠点です。アルコールは外気温を選びませんが、使い慣れている人でないと、投下燃料の量の加減や持ち運びに気を使います。

品質の信頼性

信頼のブランドOPINELとSOTO

アウトドアで品質は重要です。切れ味悪いナイフ、ブランドに安定しない熱量・加熱時間の固形燃料は、せっかくのリラックスタイムがイライラに変わってしまいます。

また、キャンプ用品にありがちなのが、寸法や組み合わせがマッチしない関連商品です。例えば、五徳の高さに足りない風防(ウィンドスクリーン)などです。単品としては安くていいのですが、当たり前の組み合わせで使おうとすると、機能を満たさないものだったりでがっかりした経験をお持ちの方も多いと思います。

世界中で長い間愛され続けてきた信頼のブランドや伝統工芸品に見受けられるような品質を誇るメーカーは、アウトドア用品の中にも多数存在します。

手が出ないほどの高額な商品でもないので、切れ味や安全性が求められる道具は、経験者が愛用しているブランドを選ぶことは結果的にお得に結実します。

必携クッキングツール10選

クッキングツール10選

そのようなことをあれこれ考えながら辿り着いたラインナップがこれです。

全部メスティンに収納できて総重量620g。バイクでも持ち歩けます。

右上・右側から

1.VARGOウィンドスクリーン(風が強い時は火力が弱まるので、風防としてつかう)

2.ポケットストーブ(固形燃料の土台、五徳)

3.メスティン網(くんせいチーズ、ウィンナーを作ったり、蒸し料理、揚げ物料理に便利)

4.まな板/竹製(果物やチーズ、ソーセージなど、酒のつまみをカットしたり、プレート代わり)

5.まな板/プラスティック製(竹製のまな板をプレートとして使っている時に使うまな板)

6.固形燃料(25g1個で約25分燃焼。コメ1合分の炊飯にちょうどいい量目。)

7.オピネルナイフステンレススチール#6皮紐付き(ピカソが使ったというキャンパー定番のブランド)

8.SOTOポケットガストーチ

9.箸(mont-bell)

10.箸置き

シーズンオフのメンテナンスも楽しい

メスティンに収納したクッキングツール(メンテナンス前)

シーズンオフには、ポケットガストーチにガスを充てんしたり、ナイフの刃を研いだり、紐を結びなおしたり、テーブルの上で酒を飲みながらメンテナンスに勤しむのも楽しいひと時です。

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スチール(鉄)製品をサビから守るメンテナンスをやってみた

厚さ6mmのBUNDOKの極厚鉄板。スチール製のずっしりとした重さ(約2.5kg)があってワイルドな焼き料理に便利な鉄板です。

見た目の頑丈さから、使用後に金タワシを使ってしまい、表面加工が剥げてしまいましたが、キャンプ用品にありがちな薄っぺらの調理器具と違い、とても心強い友で気に入っている一品です。

スチールはサビやすいがサビ止めも簡単

前記のとおり、極厚鉄板の材質はスチール(黒皮剛板)です。

上の動画は、使ったまま放置したり、水気を十分に風気とらないと錆びてしまうので、使っている時よりも使った後の方が神経を使う道具でもあります。

上の動画は最近の極厚鉄板の活用シーン、薪ストーブでの焼き肉です。(叱られているのは私の友人、A氏です。)

手入れはとても簡単です。次回のためにサビ止めをしました。

⒈食用油を塗る

BUNDOK 極厚鉄板6㎜

極厚鉄板を洗って水気を拭き取ったら、食用油やオリーブオイルなどを塗布するだけです。

食用油やオリーブオイルをキッチンペーパーで薄く伸ばします。

食用油を塗布後の極厚鉄板

写真は食用油を塗った後です。中央部分の表面加工のハゲが気にならないでもないですが、5年10年と使っているうちにこのような姿にはなるでしょう。今では古いアルバムでも見るかのようです。

⒉新聞紙に包んで保管する

新聞紙で包んだ極厚鉄板

食用油を満遍なく塗布したら、新聞紙に包んで保管します。

たったこれだけで、次回も元気よく出撃できます。

<注意点>

長期保管する時は、塗布したオイルが酸化して食材が不味くなったりすることもあります。

しばらくは使用とオイル保管を短期間で繰り返し、鉄板に油を染み込ませるように育てると良いかも知れません。

【参考情報】BUNDOK極厚鉄板の付属品

極厚鉄板のフタ

BUNDKの極厚鉄板にはフタがついています。写真ではわかりにくいですが、両サイドに付属のハンドルを差し込むスリットが入っているので、フタの開け閉めも容易です。(鉄板にもスリットがあります。)

ストーブで焼くカニ甲羅グラタン

フタがあると上部からの加熱もできるので料理の幅も広がります。

BUNDOK極厚鉄板の情報はこちら

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バイク歴40年のオレが厳選した必携調理道具と収納方法

初めて自分のバイクを持ったのは高校2年生の時でした。以降、社会人になってからもHONDA CBR400Fエンデュランスを皮切りに何台か乗り継いでBMW R1200GS Adventureなどに至っています。

私のキャンプ歴のはじまりはバイクがきっかけです。幾多の苦労と快楽を積み重ねた経験から学んだ、最適・厳選の必携ツールをご紹介します。(この記事は約7分で読めます。)

バイク歴40年のキャンプツーリング理論

積載量が限られるバイクでは、すべての荷物を吟味しなければなりませんが、長距離ツーリングになればなるほど気温差も天候変化も大きくなるので、ウエアの装備は重要になります。

例えば、猛暑続きの8月中旬でも北海道野付半島はとても寒く、真夏でも防寒ウエアを装備するきっかけになりました。

バイク歴40年のキャンプツーリング理論は、「食堂やインスタントで代用できるアウトドア調理器具はコンパクトにし、防寒・防水ウエアは、重ね着できる真冬同等の充実装備で臨む」という、私なりの基本原則がベースになっています。

コンパクト収納の調理器具

メスティンと調理器具

メスティンは、熱伝導率が高く、お米の炊飯だけでなく、ちょっとした料理も普通にこなせます。

焦げ付きやすいので炒め調理はあまりやっていないのですが、昨年だったか、ダイソーから「フッ素加工黒メスティン(写真)」が販売され、用途はぐっと広がりました。

メスティンに収納している「七つ道具」

そのメスティンには以下の7つのギアを収納しています。まさに七つ道具ですね。

・オピネル ナイフ#7

・SOTO ポケットガストーチ

・mont-bellスタックイン野箸

・ポケットストーブ

・固形燃料1個(約20分/1合炊飯分)

・まな板(竹製とプラスティック製)

・VARGO ウィンドプロテクター

ポケットストーブ

ポケットストーブは、メスティンの表面加工への傷を防ぐため、北海道バター飴の袋に入れています。柔らかい素材で大きさもちょうどよいです。

メスティン用まな板(竹製)

写真左奥に見えるのがメスティンに入るプラスティック製まな板です。

まな板を2種類持つ理由は、竹製まな板をマイプレートとして使っている場合の調理用にプラスティック製を使うためと、まな板についている穴とメスティンを利用した水切りに使うためです。

コメを研ぐときに重宝します。

mont-bell スタックイン野箸

スタックイン野箸は箸の途中がねじ式で短くしてスタッキングできるようになっています。

しかし、先端部分の素材(木製)の塗装が悪く、使っていると白っぽくなってきて、箸が汚れているようにみえてしまい、その見た目が食事の食味にも影響してしまいます。

少し色ムラがありますが、先端部分はラッカー塗料で塗り直しています。千代に続き、すでに5年くらい使っている箸です。

調味料セットと合わせた重さは830g

調理器具を収めたメスティンと調味料セット
調理器具を収めたメスティンと調味料セット

調味料セットと合わせた重量は片手で少しずっしり感じる重さです。

調味料セットの記事はこちらをご覧ください。

登山であればさらにこの1/3程度の重さにしなければなりませんが、バイクであれば許容範囲かもしれません。

おしゃれに変身!オピネルナイフの黒サビ加工

オピネルのアウトドア用ナイフを2本持っています。

一つは、刃がステンレス(錆びにくい)で持ち手がウォールナット(経年変化が楽しめる)、

もう一つが、刃がカーボンスチール(研ぎやすく錆びやすい)で持ち手がオークウッド(家具調の素材感)です。

鋭い切れ味も管理が難しいカーボンスチール

カーボンスチールは、とても切れ味が鋭く、果物をカットするのが楽しくなるし、玉ねぎをスライスしても涙が出ないナイフです。

しかし、錆びやすい欠点があり、一晩といえども、キャンプで酔い潰れ、使いっぱなしで寝込んでしまったりすると翌朝にはサビだらけということも珍しくありません。

使ったたびに拭き取ってきれいにしておかなければならない、手のかかるナイフです。

黒サビ加工をするために毒液を作る

そんな手がかかるカーボンスチール製ナイフでも、錆び(赤錆)てしまう前に、意図的に黒サビ加工をしてしまえば安心です。

まるで猛毒のような臭いがする毒液を作ります。

<黒サビ加工用の液体の作り方>

⒈紅茶を4〜5袋、煮出して、特濃紅茶を作る。

⒉特濃紅茶に酢を30%ほど混ぜる。

たったこれだけで、猛毒のような色と臭いがする漬け液の完成です。

黒サビ加工の仕方

刃先を洗剤でよく洗い、脱脂します。

脱脂が不十分だと、黒サビのムラができたりするので、丁寧に前処理します。

あとは一晩漬けるだけ。

注意点は、このオピネルは、刃先が折れて持ち手に収納できるタイプですが、刃の付け根まで毒液に浸かると、回転軸も錆びて、渋くなってしまいます。

写真は一晩経過してナイフを取り出す前の画像。一晩で毒液が墨汁のように真っ黒になっています。

カーボンスチールの刃をブラックに黒サビ加工できました。

黒サビ加工することで赤サビの発生を抑えることができます。

と言っても、効果は永遠に続くものではなく、使っているたびにサビの皮膜が剥がれ、色むらができてきます。(このナイフの黒サビ加工は3度目です。)

キャンプ道具は、キャンプするためのギアとしての用途だけではなく、こまめに手入れをしたり独自の工夫を加えたりしながら、愛着として育てる楽しみもあります。

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熱くなりにくい取っ手の形状が特徴!「UNIFLAME山ケトル」

「ケトル」とはやかんのことで、「山ケトル」はアウトドア総合メーカーのUNIFLAMEで出している商品名です。

内容量別に700ml、900ml、1500mlの3種類あります。(1500mlは背が高い形状です)

車中泊に必要なヤカン(ケトル)の品質とは

mont-bellアルパインケトル(600ml)

アウトドアブランドが展開しているケトルの選択基準は、容量(サイズ)、デザイン、材質が一般的ではないでしょうか。

かくいう私も今から8年ほど前に小ぶりなケトルが欲しい一心で購入したのが写真の「mont-bellアルパインケトル」です。

可もなく不可もなく、使っていましたが、車中泊や車内使用が多くなると気になる点も。

これまでの経験で、バンライフで求められるケトルの品質が見えてきました。

1、フタの噛み合わせが甘いことで、走行時にカチャカチャ、音がしないこと

2、湯切りが完璧にできること

3、取っ手が熱くならないこと

以上の3点です。

湯が微妙に残る「注ぎ口」の形状

2について詳しく語れば、例えばコーヒーを飲むためのお湯を沸かすときは、マグカップに水を入れ、その適量をケトルに移し替えて湯に沸かします。

こうすることで水を無駄にしなくて済むし、余った湯の捨て場を考えなくても良いからです。

ところがmont-bellアルパインケトルは、ケトルを90度に傾けて湯を注いだつもりでも、ケトル内部にわずかに湯が残ってしまいます。

本体と注ぎ口の形状がこの現象を生み出しているようです。

大した問題ではないのですが、車内使用となれば、わずかに残った湯でも放置していればシュラフやダウンジャケットを濡らしたりすることに繋がりかねません。

お湯を作る量をきっちり測っているので、使う量もきっちりでありたいものです。

UNIFLAMEを選んだ理由

UNIFLAME 山ケトル700

結論を言えば、選んだ理由はデザインです。フタの接触音や湯切りは、実際に試してみないとわからないので、その点の改善は期待するしかありませんでした。賭けです。

UNIFLAMEはmont-bellと比較して、おもちゃっぽくないデザインが気に入ったので、もしもフタの接触音がうるさく湯切りが甘いとしても、形が秀逸なだけmont-bellを上回るので、買い直す価値はあると考えて、貯まったポイントをこのケトルに交換しましたした。

ちなみに取っ手は、UNIFLAMEの方がステンレス剥き出しのため、熱くなるように見えますが、付け根部分に設けられた穴によって、熱が伝導しにくくなっているので、実際は熱くはありません。

この穴のおかげで、取っ手は金属素材剥き出しでも熱は伝わりにくく、手でそのまま触れて湯を注ぐことができました。

(mont-bellは取っ手に保護材がついているものの、そのままでは熱くて素手で触るには熱いです。)

UNIFLAME 山ケトル700

付属のメッシュ巾着袋(手触りは上質な柔らかさです)は他社と大差はありません。

使ってみて感じた良い点・悪い点

山ケトル
mont-bellUNIFLAME
フタが暴れて擦れる音うるさいほぼしない
湯を沸かした時の取っ手の熱さ
(取り扱い)
素手では無理素手でOK
外観の印象おもちゃっぽいクール
湯切り(90度に傾けた場合)ケトル内に湯が少し残るケトル内に残らず排出
ケトルの比較表

<注意点>

UNIFLAME山ケトルは、コーヒー1杯分の沸騰湯を準備するには取っ手は熱くなりませんが、2回連続で湯を沸かした後は、めっちゃ熱くなります。

それでもポイント交換したUNIFLAME山ケトル700、満足しています。

そのほか、気になることがあれば公式サイトをチェックしてみてください。

UNIFLAMEの公式サイトはこちら

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SOTOのアルミプレートが変色?商品に対する社員の神対応

「SOTOミニマルワークトップ」は、新富士バーナー株式会社が「SOTO」というアウトドアブランド名で販売している、シングルバーナーとテーブルが組みになった調理器具です。

清潔感あるデザインが気に入って購入し、アウトドアはもちろん、家の中や車の中でも使っていました。

アルミ製トップボードの腐食原因

SOTOミニマルワークトップは、本体の大部分がステンレス製で、トップボード(ロゴが描かれている部分)はアルミニウム素材になっています。

私はアルミニウムについて詳しい知識はなく、ただ何となく、丈夫で軽い金属、というイメージだけを持っていました。

「丈夫で軽い」は間違いないことだとは思いますが、アルコール系のウエットティシュに含んでいるエタノールによってアルミニウムが腐食するリスクがあること全くは知らなかったのです。

続きを読む SOTOのアルミプレートが変色?商品に対する社員の神対応

焚き火で使えるUNIFLAME「焚き火鍋」

「UNIFLAME(ユニフレーム)」とは、「ユニークな炎(フレーム)を創造する」という理念のもとに1985年に誕生した日本のアウトドアメーカーです。

「焚き火テーブル」はUNIFLAMEの人気商品で、いつかは欲しいと思っている商品のひとつですが、キャンプ歴13年を経過した今でもまだ調達できていません。

「高額で手が出ない」というほどのモノではないのですが、キャンプを始めたきっかけがツーリングだったため、扱いやすいCBガス缶やFIREBOXを使った炭火が熱源の中心だったので、焚き火で過ごす機会はそれほど多くありませんでした。

そして一昨日。連日の猛暑続きだったことが忘れてしまうくらい涼しくなり、季節の果物や野菜が美味しい秋が到来する前に、焚き火ツールを拡充することにしました。

秘密基地NVANの新兵器「焚き火鍋」

ユニフレーム焚き火鍋

写真は、アウトドアショップの溜まったポイントで交換した、UNIFLAME(ユニフレーム)の「焚き火鍋」です。

焼き色がついた天然木素材のふたにあるUNIFLAMEのロゴがかっこいいです。鍋本体もずっしりとした重みがあって、どんな強火にあててもビクともしなさそうな佇まいです。トリポッドに吊るして鍋を叩くとお寺の鐘のような音がでる、重厚な鍋です。

サイズは26㎝、4.5リットル。3~4人用の料理が作れるサイズです。

パニアケースに収納したユニフレーム焚き火鍋

一応、バイク(BMW R1200GS Adventure)のアルミパニアケースにも積載できるか試してみたら鍋を横向きにしなくても、そのまんま入りました。

秘密基地の新兵器「焚き火鍋」の威力は、近々、山形風芋煮などで試してみようと思いますが、白菜鍋、火鍋、トムヤムクン、カレー、シチューなど、いろいろなメニューが頭をよぎります。

こんな重厚な焚き火鍋なら、大胆に材料と調味料をぶっこむだけでも美味しくできそうです。

ユニフレーム公式サイトはこちら

庭先で焚き火気分

ほたての炭火焼き

とりあえず「焚き火鍋」はトリポッドに吊るして眺めるだけにとどめ、ちっちゃなサイズのほたてを焼いて楽しみます。ほたてというよりも、アウトドアの雰囲気を味わえるだけで十分です。

(焚き火台とトリポッド(三脚)はホームセンターで購入した安物です。)

なかなか炭火がおきず、ビールだけが進みます。

マングローブの炭よりも、多少、値が張りますがナラやクヌギ原料の炭の方が着火は良いようです。(炭の材質に応じて、着火の仕方を研究しなければ・・。)

機能増強した秘密基地

ほたてが焼きあがるのを待っている間、「焚き火鍋」が醸し出すワイルドな風景に衝撃を受けた孫のゆうちゃんが秘密基地(NVAN)を絵にしたい言ってくれました。

秘密基地(NVAN)がレベルアップしていることが嬉しいようです。

絵には、作戦に応じてNVANの居住空間を3通り展開できることが表現されています。絵のタイトルは「ひ●み●つ●き●ち●」。

教えてもいないのに、遊び心が伝わってきます。

夏休みのいい思い出になればいいのですが、先生(幼稚園)には何のことか伝わらないだろうと思われます。

【キャンパー必携】MSRクィックスキレット

長く愛用していたMSRクイックスキレット(フライパン)。2010年頃に買ったので約10年ほど使っているものです。

フライパン

写真左奥に見えるのが今回買い替えた、同じブランドの同じ商品のハンドル部分です。

このハンドルは、フライパン内側に倒して収納することもできるし、取り外しすることもできます。焦げ付きにくい表面加工が施されている点はもちろんですが、1.2リットルのちょうど良いサイズ感(焼きそば2人前がギリギリ作れる容量)が気に入って、長い間、愛用していましたが、いくつかの理由があって新品に買い換えました。

買い替えた3つの理由

⒈ハンドルを紛失したため。

⒉表面が凸凹になって焦げ付きやすくなったため。

⒊炒め調理のバリエーションを増やしたいため。

大きな理由は、3〜4年前、自宅の庭先でハンドル(持ち手)を紛失したことです。車から荷物を下ろして、エアコンの室外機の上においたはずのハンドルが忽然と消えてしまいました。これといって探す場所もなく、未解決事件となっています。

ハンドルを失った以降の調理では、別売りの鍋つかみを使用していたのですが、これが実に不便で、「次回キャンプに行くときに同じフライパンを新調しよう」と思いつつ、気づけば3年も4年も過ぎてしまいました。

新調したMSRアルミニウムスキレット

加えて、昨年末からメスティンで取り組んでいるアウトドアレシピ開発では、メスティンが得意とする炊き込み調理に偏りつつあり、先行きの不安感から今回の新調を決断しました。

庭先ディキャンプで振り返るフライパンとの思い出

ハンドル付け根がボロボロになったMSRアルミニウムスキレット

ハイボール片手に、今まで使っていたフライパンの傷み具合を見ながら思い出を振り返ったり、新品のツルツルの表面と持ち手部分の可動具合に満足しながら眺めたり。

寒波襲来で氷点下18℃の雪中キャンプの夜に作った「ローストビーフ」や、強風のため北海道洞爺湖キャンプを断念して投宿した部屋で、ガスバーナーを使ってひっそり作った3人分の「マルちゃんソース焼きそば」などなど。

このフライパンと別れるには、あまりにも悲しいものがあります。

ハンドルを折りたたんだMSRアルミニウムスキレット
MSRアルミニウムスキレット

先にも記載しましたが、新調したのは、今まで使っていたものと同じブランド、同じ商品です。

冷製ミネストローネ

パイナップルとウイスキーボトル

パインの豚バラ巻きを作ろうと思ってパイナップルを用意したのですが、ハイボールがすすんだせいか、今ひとつ、食欲が湧いてきません。

なので、冷製スープを作ってみました。

冷製ミネストローネ

新調フライパン2品目(1品目は昨晩デビュー)は「ミネストローネ」です。

基本のトマトベースがしっかりしていれば、ウデ前や経験がなくても調味料で食べれるくらいにはなりそうです。

玉ねぎと刻んだ豚バラ肉を炒めて作ったスパイシー(バジル、パセリ、セロリ、オレガノ、コリアンダー、ローズマリー、レッドベルペッパー)なミネストローネを冷蔵庫で冷やし、木製食器に盛り付けて砕いた板氷を添えました。意外に大成功!超ウマです!

不思議なことに、初めて作る料理はたいがい大成功します。これは不思議です。そしてもっと不思議なのは2度目に失敗が多いことです。

ハイボール

冷蔵庫で冷やしている間もハイボールがすすみ、「パインの豚バラ巻き」はしばらく先になりそうです。

今まで使っていたフライパンの別の活用方法も考えたいと思います。

MSR アルミニウムクッカー

↑アルミとセラミックと二つのタイプがあります。

NVAN運転席下部にジャストフィット収納できるカセットコンロ「達人スリムⅢ」

テレワークに便利なカセットコンロ

この商品を選んだ理由は大きく2点。一つ目は鍋目線の高さを抑制できるスリムなボディであること、二つ目は収納に便利な専用ケースが付属していることです。


今まで使用していたカセットコンロは、いつ購入したのかも不明な年代物で、購入した時の箱(段ボール製)から取り出して使い、使っては箱に戻すの繰り返しで、本体も箱もボロボロでした。
そもそもカセットコンロの多くは、卓上使用以外の価値を求められることもなく、団らんの中心で活躍しながら、注目もされず用が済んだら数秒で撤収されるという特性の調理器具ではないでしょうか。

愛着が育まれることもなく、悲しい宿命を背負って生まれた家庭用品なのですね💧


そんな背景もあって、買い替え時期を迎えた2019年末、先記の選定理由をもとにホームセンターで物色し、やっと時代の要求に応えた製品に出会いました。
それでは、簡単にご紹介してまいりましょう。

岩谷産業「カセットフー 達人スリムⅢ」

テーブル面からごとくトップ位置までの高さはわずか74mmです。イワタニ・カセットフーシリーズの中で最もうす型のコンロで、調理時も食べる時もラクラクです。従来のカセットコンロと比較して高さが30mm以上も低くなりました。


初めて使った時の、長年引きずってきたモヤモヤ💭が一気に解消した快感は今でも忘れることはできません😆

なので、使用後はいつもピカピカに掃除して大切にしています😉

沸騰時間はわずか1分50秒(450mlの常温水)

一般的なカセットコンロは、燃焼によりボンベの温度が低下し、ガスの気化が悪化してしまうため、時問とともに火力が低下する性質があります。

この弱点を補うため、ボンベを適度に暖めて器具の火力を維持させる「ヒートバネル」を搭載することで最後まで火力を雑持し、ガスを無駄なく消費する設計です。

従来製品と比較して沸騰時間の短縮が実現できているというわけです。



ちなみにサブタイトルにある「450ml」とは、AKAGI中華そばに必要な湯量です😋

写真は、在宅勤務の合間に出勤した5月13日のランチ風景。

すっきりした醤油ベースのスープで昔からお気に入りの「AKAGI中華そば」とおにぎりの質素なメニューですが、ひとりだけで過ごす予定のない休日ような、まったりした時間も味わうことができました。

ソーシャルディスタンスとランチ後のお昼寝時間、どちらも長い方がいいみたいです。

テレワーク時代にマッチした新型MacBook風?

「おやっ?新型MacBook👀」・・・のような画になるのではないでしょうか。

「カセットフー発売50周年」の限定専用ケースに、Appleステッカーを貼っただけ😆

しかも「パソコン作業中💦」の演出として、わざわざワイヤーを取り付けました😅

オンライン会議と見せかけての男飯❗️

これも時代が求めた「新しい生活様式」のひとつではないでしょうか😎

(安全のため、加熱調理時はケースから出して使用しています)

このスタイルの方が、スペースに制限のあるN-VANライフで、無駄にケースが両開きになることがなく、使い勝手は良好です。

N-VANにシンデレラフィット


カセットコンロの収納場所は運転席下部です。

岩谷産業とHONDAの共同開発?と思うほどのシンデレラフィット👠です。

運転席下部にスッと差し入れて、わずかな力加減で少し押し込むとジャストフィット。

しかもここに収納することで荷室と運転席下部の隙間の高低差も解消されるのです😲


奥行き、幅、高さの三要素が、N-VANの隙間部分に完全に一致するとは、双方の開発担当者が恐慌時代の到来を想定して密かに連携した「共同開発製品」としか考えられません😲

真偽はともあれ、収納は走行中に揺れ動くこともなく固定され、見た目もスッキリです。

このフィット感、取り出したり収納したりするたびに、この上ない心地良さも感じます😁


今度のランチには炒飯でも作ろうかな。

そんなモチベーションも掻き立ててくれる逸品です。

↓商品の詳細はこちらから

カセットフー 達人スリムⅢ

次回は「車中泊に便利な扇風機」をご紹介します。

お楽しみに。