おすすめ!卵料理が楽しくなるセリアの人気商品スパイスボトル

セリアの人気商品第2弾はこれ。卵4個入りの卵ケースと空きスペースに収納できるスパイスボトルです。

セリアの人気商品第1弾の記事はこちら

4個入りでレシピバリエーション拡張

卵ケース

キャンプ朝食やラーメンにと、キャンプ料理に出番の多い卵のケースは2個入りか6個入りはよく目にします。

私が使っているのは2個入りで、量的に心許ないと思うこともありました。かといって、6個入りを使うほどでもありません。仲間数人とでなら6個入りはちょうど良い個数ですが、単独行動をベースにキャンプ道具を揃えているので、なかなか手が出ませんでした。

2泊行程も可能な卵4個入りケース

スーパーで販売されている量目にも適合(4個入りがあれば)しているし、3個でも持ち歩けるので、キャンプ飯のバリエーションと滞在時間を増やすことができます。

もともと2個入りは1泊行程が前提ですが、4個入りだと、今年増やしたい2泊行程でも難なく行動できることも大きなメリットです。

もともと持っている2個入りケースと合わせ持てば、6個携行できるので、仲間との行動でも不足はありません。

卵型スパイスボトルも便利

SOLOX卵型スパイスボトル

同じくセリアで販売されている卵型スパイスボトルです。

こちらは、塩やコショウなどのスパイス用としょう油などの液体用の2種類での展開です。

SOLOX卵型調味料ボトル(液体用)
SOLOX卵型スパイスボトル

ともに容量は35mlですが、スパイスと液体とでは注ぎ口の形状が異なります。

卵ケースと卵型スパイスボトル

写真のように、卵といっしょにセットもできます。

卵ケース(2個入り)

卵を4個必要な時は、スパイスと液体調味料はもともともっている2個入りを活用します。

これで2泊行程の旅も不安なく出かけられそうです。

ちなみに私の「目玉焼き」はしょう油派です。もし同じしょう油派の方は「いいね」をお願いします😆

セリアのキャンプ用品は「食器バンド」も人気です。気になる方はこちらもご覧ください。

味を決める塩を料理で使い分ける「塩専用ケース」

最近、家族に塩分の摂りすぎを注意されることが多くなりました。

もともと「しょっぱ好き」なので、忠告に関しては年齢的にも「そりゃそうだな」と思いつつ、料理によってさらに美味しく塩を楽しもうと思い、調味料ボトル収納ケースをお気に入りの塩専用ケースにしてまとめました。

家族の忠告とは違う方向に進もうとしている気がしないでもないですが、我流ですが、塩との正しいお付き合いを方法をご紹介します。

塩のラインナップ(6種)

今回ラインナップしたのは、シャークベイソルト(オーストラリア)産、男鹿半島の塩(秋田県)、シチリア産岩塩、ヒマラヤ産岩塩の4産地に、粒の細かさのバリエーションを加えた、合計6種類です。

粒の細かさ海水塩
(マイルド)
岩塩
(準マイルド)
調味塩
(超マイルド)
粗挽きオーストラリア
(シャークベイ)
シチリア
中挽き男鹿半島
細挽きオーストラリア
(シャークベイ)
ヒマラヤ味の素
塩の産地ラインナップ

海水塩と岩塩の食味の違いとは?

海水塩はマイルドで、岩塩は塩辛さがあります。

家庭用の食塩(精製塩)も含めた塩辛さの順は、塩辛い順に食塩→岩塩→海水塩でした。

味の濃い料理には塩辛い(長く残る)塩、野菜や浅漬けなどにはマイルドな塩が向いていると思います。

粒の細かさの違い

塩の粒の細かさは、料理や食品の素材による場合と、塩の使い方でも区別されます。

振り塩に向いている「粗挽き」

シャークベイ粗挽きソルト

肉や魚が焼きあがった後の振り塩に向いています。じっくり広がる旨味を楽しめます。

「粗挽き」というだけあって、粒が大きいので、用途は限られてきますが、私がいちばん好きな塩です。

万能に使える「中挽き」

おもにスライストマトに使うことが多いです。細挽きの塩だと、塩がトマトの果肉に溶け込みやすく、浸透圧ですぐに水っぽくなってしまうので、酒好きのスライストマトには、塩分がすぐに溶け込みにくい中挽きが向いています。

揚げ物に向いている「細挽き」

肉や魚の身に擦り込み、浸透圧で余分な水分を除去するには細挽きの方が使いやすいです。

ヒマラヤ岩塩

ヒマラヤ岩塩はおろし金でパウダー状に加工しなければならいので、ボトルいっぱいにするには1ヶ月はかかりそうです。

その点、「アジシオ(味の素)」は、どこでも買えるので、天ぷらや揚げ物、フライドポテトにも使いやすいです。

収納ケースは「DAISO調味料ボトル収納ケース」

よく見るとボトルの大きさが異なります。収納ケースはボトル6本がセットになって販売されていますが、このうち、キャップ部分の大きさが少し違う液体ボトルが3本含まれているためです。

ダイソー調味料ボトル収納ケース

写真奥は、同じシリーズでラインナップされているカトラリー収納ポーチです。

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【肉や魚にも使える保存食】しその実のしょうゆ漬けの作り方

しそ(大葉)の実は、大葉を収穫した後に成長する実で、しょうゆ漬けにしたり塩漬けにしたり、その独特な爽やかな香りを、6〜7月の葉の生育期間から9〜10月の実を成すまで長期間楽しめます。

熱々のごはんにのせて食べれば、これから出回る新米もよりいっそう、美味しく味わえそうです。

しその実

作り方はとても簡単

しその実のアク抜き

作り方はとても簡単で、以下の2工程しかありません。

⒈アク抜き

⒉しょうゆに漬ける

しその実は、スーパーでは販売されていることはあまりないですが、道の駅や直売所などに出向けば、200円前後で手に入ります。

「しその実のしょうゆ漬け」作りのポイントを挙げるとすれば、入手すること、くらいです。

私の場合は、家庭菜園なので、難しいことは何ひとつありませんでした。

しその実のアク抜き

アク抜きは、写真のようにボウルに実を入れ、水に浸して1日置くだけです。

水が濁ることはないので、アクが抜けているのかどうかよく分かりませんが、この工程があることで食味にエグさがなくなるらしいです。

しょうゆの分量

しその実のしょうゆ漬け

ある記事によれば、しその実15gに対して大さじ1。

今回収穫したしその実は約100gなので、しょうゆは大さじ6となりますが、このうち大さじ1を、あごだし醤油をブレンドしてみました。ただの思いつきです。

瓶詰めの前にアルコール消毒

しその実のしょうゆ漬け

あとは瓶詰めにして冷蔵庫に保管するだけです。

瓶詰めの前に、瓶はもちろん、蓋もきちんとアルコール消毒しました。

瓶詰めしたしその実のしょうゆ漬け

しその実はしょうゆ漬けの他に塩漬けでも食べられます。

今回のチャレンジで「しょうゆ漬け」を選んだのは、昨年市販品を購入した「塩漬け」がしょっぱかった、というだけの理由です。

しその味のしょうゆ漬けの使い方

ごはんや弁当にのせるだけでなく、肉や魚の付け合わせや冷やっこなど、使い方はアイディア次第。

日持ちは約1ヶ月。しばらくはあの独特の風味を楽しめそうです。

【万能保存食】「青唐辛子のしょうゆ漬け」の作り方

ビリっとした辛さでごはんがすすむ「青唐辛子(青なんばん)のしょうゆ漬け」を、3年連続で今年も作りました。

2020年10月25日に初めて漬け込んだものに、老舗のうなぎ屋さんが一子相伝のタレを守るかのように、継ぎ足し継ぎ足しで今日に至っています。

「唐辛子」は最強の節約素材

青唐辛子

今年の材料は、春に近所のホームセンターで百円で購入した二苗から育てました。

一つは「鷹の爪」という品種で自家製タバスコに、もう一つが今回の主役です。

「育てた」と言っても、どちらもほとんど手をかけることなく、周期の雑草を取り除いただけで、たくさんの実をつけてくれました。

百円で買った苗で、作る楽しみも出来上がる過程も何年間も楽しめて味わえる、コスパ抜群の最強食材です。

「青南蛮のしょうゆ漬け」の下準備

青唐辛子

漬け込む前にフライパンで炒るのですが、熱で膨張した唐辛子が爆発しないように、1本1本に切れ込みを入れます。

この工程を省いてしまうと、クラスター爆弾のように大音響とともにタネがキッチン中に飛び散ってしまいます。

青唐辛子を煎る

青唐辛子に切れ込みを入れたら、フライパンで煎ります。

煎った後の青唐辛子

表面に焼き色がつく程度でOKです。

漬け液に入れた青唐辛子

下準備はこれだけ。粗熱を取ったらあとはアルコール消毒した密封雨瓶に漬け液と一緒に入れるだけ。

<漬け液>

しょうゆに日本酒、みりん、砂糖を適量加えます。

それぞれの分量は保存容器の大きさによってよりますが、青唐辛子がよく浸る量のしょうゆが必要です。

漬け込み期間に味を見ながら、しょうゆが甘すぎない程度に、お好みで調整するといいと思います。

1ヶ月ほどすると、しょうゆに青唐辛子の香りが溶け出して、調味料としても使えるので、しょうゆは多めの方が良いかもしれません。

「青唐辛子のしょうゆ漬け」

初めて漬けたのは2020年でした。

漬け液のしょうゆは、最初の頃はただの醤油にしか感じませんでしたが、今ではまろやかな味わいになっています。

青唐辛子のしょうゆ漬け

漬ける期間が長くなると、辛さが後に残らなくなりました。辛さのレベルも、漬け始めの頃と違い、口の中に刺さるような感覚は薄くなり、角がなくなった印象です。

今回は約100本程の青唐辛子を漬け込みました。

【手作りタバスコ】春に植えた「鷹の爪」を収穫して自家製タバスコ作り

近所のホームセンターで購入した「鷹の爪」の苗(100円)の収穫時期を迎えました。ひと株の苗から立派に育ち、使いきれない程のタバスコができそうです。今日も、初めて3シーズン目の手作りタバスコの仕込み作業にしばし、没頭しました。

鷹の爪の生育状況

鷹の爪

「唐辛子」と「鷹の爪」の味の違いは今のところは分かりません。

しかし、生育状況は全く異なるので、一目瞭然です。

唐辛子は、実を地面に向いてつけますが、「鷹の爪」は写真のように、花のように空を向いて実をつけます。

今年春に百円で買った苗が見事に育ちました。見た感じでは、威勢がいいように見えるので、とても辛そうです。

「鷹の爪」の収穫

鷹の爪と青なんばんの収穫
鷹の爪と青唐辛子

赤と緑の強烈なコントラストが美しいです。

ただ辛いだけのタバスコなのか、それとも、何か感じさせるものがあるのか、楽しみでなりません。

タバスコの作り方

フードプロセッサーに入れた鷹の爪

作り方は簡単です。

まず、鷹の爪を軸やヘタを除いた部分で切り離し、水洗いします。

この時、素手で作業するとヒリヒリが大変なので、使い捨て手袋などを活用すると安心です。

水を切ったら、酢と塩を加え、フードプロセッサーで細かく刻み、アルコールで消毒した密封容器に入れて冷蔵庫で熟成させます。

市販品のタバスコは熟成期間3年と何かに書いていましたが、私は待ちきれないので2〜3週間後からパスタやハンバーガー、ピザなどで使い始めます。

今回は、プレーンタイプとは別に、ニンニク入りも作ってみました。

<材料>

鷹の爪(赤唐辛子)・・・・約400g

酢・・・・・・・・・・・・約150cc

岩塩・・・・・・・・・・・約15g

ニンニク・・・・・・・・・適量

フードプロセッサーで砕いた鷹の爪

手作りタバスコ(鷹の爪)

昨年漬けたタバスコ(写真右)もまだ残っているので、熟成の期間は風味にどんな影響を与えるのか、検証しながら味わいたいと思っています。

手作りタバスコ(鷹の爪)

写真奥左・・・・・・・・タバスコ(鷹の爪/ニンニク多め)

写真奥右、手前左・・・・タバスコ(鷹の爪)

写真右・・・・・・・・・昨年のタバスコ

次回は赤唐辛子のタバスコ作り

赤唐辛子

【充実版】キャンプ歴25年のオレが選んだ調味料セット

先日、調味料セットの厳選版の記事を投稿しましたが、それは「塩」と「しょうゆ」を基本としたセット内容であり、アウトドアで手の込んだ料理を作って食べる楽しみを諦めたわけではありません。

かといって、片栗粉やしょっつる(塩魚汁/秋田の魚醤)まで持ち歩くわけにはいかないので限度はあります。

今回ご紹介するのは、洋風メニューや肉料理などにも応用できそうな充実視点で選んだ調味料と収納方法の記事です。(この記事は約5分で読めます。)

【基本編】ツーリング歴25年のじじい厳選の調味料セットと収納法はこちら

卓上で便利なNalgene(ナルゲン)調味料ケース

通称ナルゲンボトルで名が通っている「Nalgene」とは、アメリカニューヨーク州にある、純度の高いプラスティックと機密性が高いボトルで有名なブランドです。

写真はそのブランドの調味料ケース。

写真では確認しにくいですが、内装にはアルミ素材が使われています。品質保持や汚れた時に拭き取りやすさの利点があります。

ケース背面にはマジックテープが付いているので、上蓋を開けたままの状態を維持できるように工夫されています。

液漏れしにくい「ナルゲンボトル」

調味料ボトル「Nalgene広口丸型ボトル30ml」

ボトル本体の材質、耐候性が良いポリエチレン(PE)、キャップには硬くて傷がつきにくいポリプロピレン(PP)が使われています。

この材質の使い分けは、ダイソー商品も同じですが、キャップを閉める時の回転の軽さと閉まり具合は、アウトドア定番品ゆえの品質を物語っています。

アウトドアメニューが広がるNalgen調味料9選

ナルゲンボトルケース入りの品々は、以下の通りです。

ボトル①しょうゆ(刺身など)

ボトル②男鹿半島の塩(スライストマトなど)

ボトル③カレー粉(サラダチキンカレー、スパイシー手羽先など)

ボトル④バジル(ジェノベーゼ、ガパオライスなど)

ボトル⑤粗挽きブラックペッパー(ビーフペッパーライス、手羽元焼きなど)

ボトル⑥サラダ油

パッケージ⑦ローリエ(カレー、シチュー、煮込み料理など)

チューブ⑧すりおろしニンニク(豚肉スペアリブ、アヒージョなど)

チューブ⑨すりおろししょうが(厚揚げ焼き、なす焼きなど)

そしてボトル⑩食器用洗剤とスポンジです。

これくらいあれば、バリエーション豊かな、充実のキャンプ飯を楽しめると思います。

コンパクトであることも重視しつつ、テーブルの上に置いていても邪魔にもなりません。

ラムチョップと夏野菜のスープカレー

先日までの予定では、秋田県男鹿半島か、はたまた青森県深浦町か、日本海の美しい海と夕陽を眺めてまったりするつもりでしたが、連日の大雨で旅は中止とし、庭先でデイキャンプの連休です。

現地は大変な被害になっているようです。皆様のご安全と一日も早い復興を心からお祈りしております。

【基本編】キャンプ歴25年のオレ厳選の調味料セットと収納法

キャンプには正解がありません。行く前に「計画」はある程度していても、その通りにならないのがキャンプの面白さのひとつです。

そんなキャンプを快適に楽しもうとするあまり、荷物も食材も多めになってしまいます。

スパイスも同様、ほとんど使わないものを、もしものためにあれもこれも追加しがちでした。

この記事はオフロードバイクHONDA XL250Rパリダカなどでのキャンプツーリング仕様の調味料セットについてです。(この記事は約8分で読めます。)

ソロキャンプ料理の考え方を見直し

今までは、キャンプや車中泊で何を作って食べるかは、道中や買い出し先で決めることが多かったのですが、その行動パターンが荷物を増やす原因でもありました。(知ってはいたけどなかなか抜けられない・・)

年齢とともに食べる量は少なくなったこともあり、これからは出かける前に厳選メニューを決めて行動することにしようと考えています。

そしてもう一つの考え方の変更点は、持参する基本の調味料は、「塩」と「しょうゆ」だけにするということです。

逆に言うと、基本は「塩」か「しょうゆ」でできるものしか作らない、ということです。

豪勢に盛り上がりたい時は、必要な調理器具やスパイスを持参しますが、一泊程度のソロキャンプ、ソロツーリングでは、「シンプル」を基本コンセプトに据えました。

ダイソー「メスティンに入るクリアケース」

ダイソー メスティンに入るクリアケース

ソロキャンプ料理の考え方を見直すきっかけは、ダイソーで「メスティンに入るクリアケース」を見つけたことでした。

メスティンに直に入れてもよさそうな気調理器具類を、あえてクリアケースに入れてまで持ち運ばせようとする商品の開発意図とは何なのか?

おそらくその意図は「スパイス」かもしれません。

「メスティンに入るクリアケース」の売り場近くにあったスパイスボトルを当ててサイズ感を確かめてみると、30ml入りのボトルが4個入るようです。

スパイスボトル

商品を手に取ったまま、過去を振り返ったりしながらあれこれ考え辿り着いた答えが「塩」と「しょうゆ」でした。

4個入るうちの2個分は「塩」と「しょうゆ」、残りは「サラダ油」と「食器用洗剤」です。

スパイスボトルのラインナップは液体用とスパイス用2種類の計3種類

スパイスボトル 3穴タイプ

スパイス用には1穴と3穴の2種類あります。

男鹿半島の塩

私がキャンプで使う塩は、粒が大きくゆっくり溶けるのでまろな「男鹿半島の塩」がメインです。トマトにも使いやすい塩です。なので中身が出やすい3穴タイプにしました。

男鹿半島の塩、おすすめです!

液体調味料ボトル(Sサイズ)

写真ではわかりにくいですが、液体調味料ボトルのキャップの裏には突起があり、その突起が液体出口にはまるため、液漏れしにくい構造になっています。スパイス用にはキャップ裏の突起はありません。

液漏れの程度は不確かですが、この類のボトルはしょうゆは液漏れしませんが、粘性のある食油や食器洗剤は滲むことがあります。

食油や食器洗剤が漏れるとやっかいなので、持ち歩きはこの2つのみ、ビニール袋にいれて「メスティンに入るクリアケース」に入れるようにしています。

「メスティンに入るクリアケース」

「メスティンに入るクリアケース」には、調味料や洗剤・食油のほかに食器洗い用のスポンジもいれました。3層式になっているスポンジを剥がして薄くしたものです。食器洗いもできるし、スパイスボトルがケースの中で暴れることも防いでくれます。

【万能調味料に】ズボラでも簡単にできる「にんにく醤油漬け」

保存食作りが忙しい季節になってきました。

先日作ったのは「梅干し」、今回は初挑戦の「にんにく醤油漬け」です。そしてこの後は「タバスコ」、「青なんばん醤油漬け」と続く予定です。

醤油漬けにするニンニクの選び方

7月中旬にもなると本格的に国産のニンニクが出回ります。

ニンニクは青森県田子(たっこ)町産がニンニクブランドとして定着しています。

現地で買い求めたこともありますが、形と大きさによって値段は目が飛び出るほど、と言ったら大袈裟ですが、かなりいい値段がしたことを覚えています。

今回は岩手県産のニンニク1kg入りを二つ、買い求めました。計2kgです。

形の違いで、A品が1kg1,000円、B品が同じく600円でした。

醤油漬けのため、形にはこだわりません。

B品には、一片が通常品の2片固まったような、変形して育ったものも含まれていますが、大きすぎるニンニクは適当なサイズにカットして漬ければいいので、私の場合は形は何でもいいのです。

よく乾燥していて、表面に変色がないものを選びました。

ラッキーだった「売価不一致」

B品(600円)を二つチョイスしたつもりでしたが、レジの清算時はA品(1,000円)でした。

B品売り場にあったのでB品かと思いきや、他の客の品戻し時の間違いだったせいかもしれません。

幸い、店員さんが気の利く方で、売り場表示通りに対処してくださいました。

つまり、B品2個買い求めようとしたのに、同じ値段でA品2個を買うことができたのです。

ニンニク醤油漬けの作り方

作り方はカンタンです。

⒈ニンニクをバラバラにする

ニンニク

まずは、薄皮剥き作業がしやすいようにニンニクを1片ずつにバラします。

合計2kgのニンニクでこのバラし作業は約30分くらいかかりました。

⒉ヘタをカットして薄皮を剥く

ニンニク

次に、ニンニクの薄皮を向いて、ニンニクのヘタの部分をナイフでカットします。

ヘタのカットも薄皮剥きも特に技術は必要はありませんが、根気のいる作業です。(効率的な作業方法があるかもしれません。)

ビニール手袋はせずに作業を始めたたので、左手人差し指はニンニク汁の刺激で、火傷をしたような痛みが出てしまいました。

ビニール手袋の着用をお勧めします。

薄皮を剥いたニンニク

合計2kgのニンニクの薄皮剥きに3時間以上かかったかもしれません。

写真のニンニクは全体量の約1/6ほどです。

⒊漬け汁に漬け込む

漬け汁は、醤油1.8リットルに、日本酒とみりんを適量加えて作りました。

あらかじめ、アルコール消毒した密封便に漬け汁を入れ、薄皮を剥いたニンニクを投入するだけです。

3日目くらいでも食べれるようですが、食べ頃は1ヶ月目頃からのようです。

消費期間は醤油漬けにすれば一年は持ちます。

漬け汁(醤油)は、2〜3日でニンニクの香りが醤油に溶け出し、食欲をそそる香りと味がします。

ニンニクをつけた醤油の方に価値がある、と言っても過言ではないくらい、貴重な調味料になりそうです。

「仙岩峠の茶屋」の「しょっつるラーメン」

「仙岩峠の茶屋」は、岩手と秋田の県境(国道46号線)にある仙岩トンネルを抜けてすぐにあるドライブインです。昭和41年創業と歴史あるドライブインです。

錆びついた看板が歴史を物語る茶屋で、秘湯で名が知られている「乳頭温泉郷」や「田沢湖」方面へ旅行やバイクツーリングでも必ずと言っていいほど立ち寄る店です。

甘口だしがしみ出た素朴な味わいのおでんが有名で、近隣の道の駅などでも真空パックで販売されてもいます。

公式HPからも購入できるようですので、ご興味のある方はどうぞ。

お目当ては「しょっつるラーメン」

「しょっつる」とは、秋田県で作られている魚醤です。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より

しょっつる秋田県で作られる魚醤塩魚汁とも書く[1]ハタハタなどの原料魚に塩を加え、1年以上かけて熟成させて作る[2]タンパク質の分解によるアミノ酸ペプチドを主成分とし、うま味と特有の風味を呈する[2]秋田県の伝統的な調味料で、江戸時代初期から製造されている[1]

個人的にはこのお店の「しょっつるラーメン」が気に入っています。

しょっつるラーメン

透きとおったスープは優しい口あたりですが塩かどを感じない塩辛さとキレがあります。

一見、塩ラーメンに見えますが、味はしょうゆラーメンに似ています。もちろん魚出しの風味も感じます。ネギとの相性もバツグンです。

安定の美味しい一杯をいただきました。(鮭おにぎりも手作り。塩がパラパラ散りばめられていて美味しいです。)

渓谷の絶景も味わいのひとつ

峠の茶屋(秋田県)

「仙岩峠の茶屋」の建物の一部は、渓谷を見下ろす崖っぷちにはみ出るように建っています。

峠の茶屋(秋田県)

崖にはみ出た部分の内部です。このガラス窓の下は谷底で、時折、秋田新幹線が通ります。

峠の茶屋(秋田県)からの眺望

走っているのは秋田新幹線。新緑、紅葉、雪景色と季節によって変わる山の表情を見下ろすことができます。

今日は晴天で遠くの山々まで眺めることができました。

目指す「乳頭温泉郷 鶴の湯温泉」は、この茶屋から向こうの山の方角へ、さらに車で4〜50分ほどの場所にあります。

自家製タバスコ作りに挑戦

先日、青なんばんを大量に仕入れ、醤油漬けにしました。今シーズンはこれでおしまいかと思っていたら、近所のスーパーの直売コーナーで赤唐辛子があったので、探し続けていたものにやっと巡り合えたかのような感覚に襲われ、つい4袋も購入してしまいました。

挑戦するのは自家製のタバスコです。

赤とうがらし

写真は1袋分の量目です。青なんばんを購入した時には軸が付いていましたが、今回購入した赤唐辛子に軸はなく、カットされていました。手間が省けると思ったのですが、ヘタは使わないので、結局、1本ずつ、カットしました。

ヒマラヤ岩塩のすり下ろし

岩塩

この工程がいちばん大変でした。小さいおろし金と岩塩を指先で摘むようにして持つため、指の関節が痛くなります。やすみやすみ、5gの岩塩を準備しました。

普通の食塩でもいいと思いますが、せっかくの手作りなので、岩塩を使ってみたわけです。塩の味がわかるほど、生やさしい辛さではないと思いますが、自分なりの主張を取り入れてみます。

ミキサーに全材料を投入

ネットのレシピには、赤唐辛子100gに対し、塩5g、酢50ccとありました。ここで、岩塩だと塩気に物足りない感じがしたので、輪島の粗塩も少し加えました。

赤唐辛子の種は、取り除くのが面倒なのでそのまま投入です。見た目の問題から種を取り除くようですが、辛さを追求する人はそのまま使うようなことも記事に書かれていたので、問題なさそうです。

あとは一気にミキサーを回すだけ。

密封瓶に入れて、冷蔵庫で熟成させます。市販のタバスコには「3年熟成」と記載されていますが、数日でも使えるようです。

赤唐辛子のオリーブオイル漬け

赤唐辛子

続いて、残った赤唐辛子を炒め、そのうち2本をオリーブオイルの注ぎ口から挿入して漬けてみます。

そのほかに残った赤唐辛子は、青なんばんと同じ手順で醤油漬けにしてみました。赤唐辛子の醤油漬けは聞いたことがないので、たぶん、おいしくないか辛過ぎるかのどっちかでしょう。

赤唐辛子の醤油漬けとオリーブオイル漬けは試作品。当面は、手作りタバスコの熟成具合に期待です。

3億8千万年前の地球の忘れ形見・ヒマラヤ岩塩の味くらべ

家の中の整理をしていてヒマラヤ岩塩を見つけました。少し前にトマトにはまっていた時に使っていたもので、いつの間にか片付けられ、行方不明になったことすら忘れていました。宝石の原石のようにきれいでロマンあふれる楽しめるヒマラヤ岩塩をご紹介します。

ヒマラヤ岩塩

そもそも岩塩とは

太古の昔に、海底が地殻変動のため隆起したときに海水が陸上に閉じ込められたり、砂漠のど真ん中にある塩湖で、水分蒸発により塩分が濃縮したりして結晶化したもの。

「暮らしニスタ」より

とてもロマンチックですね。「太古の昔」という言葉に惹かれます。

岩塩の色の違いの理由とは

写真で確認できるように、岩塩はその生成過程や成分によって様々なバリエーションがあります。

ヒマラヤ岩塩

ピンクは、塩の結晶に含まれる鉄や銅によって作られた色で、黒は硫黄が含まれています。

ヒマラヤ岩塩

硫黄が含まれているという黒は、想像していたとおり、温泉の匂いがしました。

なるほどという感じですが、この香りを生かす使い道が思い浮かびません。

ヒマラヤ岩塩

黒以外では、それぞれの味の違いはわかりませんでしたが、とてもまろやかです。

普通の食塩とは全然違いますね。

昨年11月に、石川県の輪島で買った塩もまろやかで気に入って使っていますが、まろやかさはヒマラヤ岩塩の方が上かもしれません。

舳倉(へぐら)島の塩
輪島塩
輪島塩の作り方を教えてもらいました。(写真は生産者さん)

3億8千万年前の地球の忘れ形見

ヒマラヤ山脈が地殻変動で隆起したのは5,000万円前らしいですが、岩塩はそれよりも前の海底にあり、その年代は3億8千万年前。海水の化石ですね。

株式会社村松仙室(むらまつせんや)HP

3億8千万年前というと石炭紀からデボン紀にあたります。どのような時代だったのでしょうか。

調べてみました。

陸上の植物は森林を形成し、種類も多様となって次の石炭紀の大発展の基礎となりました。またこの時期に両生類イクチオステガが出現し、初めて動物が上陸した例として注目されます。

地球生命の進化/デボン紀 東北大学総合学術博物館 ギャラリー

恐竜が地球のスーパースターとして闊歩していたのが2億3千万年前なので、それよりも1億5千万年以上も前になります。

岩塩の素が3億8千年前で、岩塩になったのはそこから何万年もの歳月をかけて、ということでしょうか。自分が生まれる前どころか、恐竜すらいなかった遥か前から気の遠くなるような時間をかけてできた色合いの岩(塩)を眺めているだけでも楽しめます。

岩塩の楽しみ方

ヒマラヤ岩塩には豊富なミネラルが含まれているようです。

ミネラルは地球上に存在する無機の元素で、私たちの生命を維持するうえで色々な役割を果たしていて、体内でミネラルのバランスを保つことは健康維持に非常に重要と言われています。

そんな岩塩は、お酒を飲むときに口に含むとお酒も美味しいらしく、悪酔しないとか。

焼肉やステーキにも合うと思います。(岩塩プレートというのもあるようです)

岩塩の価格

家で眠っていたヒマラヤ岩塩は、近所のスーパーで買ったものです。特別な、高級品のようなイメージがありますが、実際にはそんなことはありません。

価格は写真にある数種類の岩塩におろし金もついて580円とか、そのくらいだったと思います。衝動買いでした。

手が出ないほど高価なモノではないのに、食べ方も味わい方も豊富で楽しめるし、すぐに消費してなくなってしまうものでもありません。保存方法に気を遣う必要もなく、賞味期限もありません。とってもお得な贅沢品ですね。

Amazonでも購入できます→ヒマラヤ岩塩(ここで紹介した商品とは若干異なります。)

ヒマラヤ岩塩

こうして眺めていると本当に宝石の原石のようです。

おろし金も二つあるので、地球の忘れ形見をNVANにも忍ばせておけば、いつでも太古の記憶を蘇らせることができそうです。