ピカソが愛用した「オピネルナイフ」の簡単メンテナンス法

オピネルナイフは、アウトドアのド定番商品のひとつです。ピカソが鉛筆を削る時に使ったとの逸話もある、長い歴史があるフランスのブランドです。

お気に入りのオピネル「ターコイズ#6」

画像の左端のオピネルナイフは、光の関係でブルーに見えますが、実際はターコイズ、ブレードの材質はステンレスです。

オピネルナイフ(ターコイズ#6)

一番気に入っている色なのですが、この色のサイズ展開は、本体長さ/ブレード長は、16.5㎝/7.3㎝のワンサイズ展開となっているようです。

ほかの2点のサイズは#8、本体長/ブレード長は、19.0cm/8.5cmです。ポケットに収まるサイズ感で、男性にとっても女性にとっても、最も使いやすいサイズです。(サイズ展開は全部で6種類あります)

7.3㎝のサイズとは、中玉サイズのりんご1個を半切にするには刃の長さが足りず、半切にするにはりんごを回転させながらでないと難しいです。小型故、勢い余って指を切ったりしないよう、取り扱いには気を使うサイズです。

ブレード(刃)の取り出しが渋い

ナイフを使わない時はブレードを本体の溝に収納する作りですが、使用状況などにより、ブレードを開いて本体から引き出す時の動作が渋くなったりします。

開ききったところでストッパーがかかって、ナイフとして機能するようにできています。

ブレードを抑えている回転軸が渋いと、ブレードを引き出す時に無用に力が入って危険ですし、ブレードを抑えている回転軸が緩すぎても危険です。

サラダ油を活用して改善

オピネルナイフのブレード取り付け部分

ブレードをスムーズに引き出すためのメンテナンスとして、初めはサラダ油の活用はアタマにはなく、金具の調整をすればよいと思っていました。

しかし、ブレードは留め具でしっかり固定されているので、金具の締め付けを緩める方法はあきらめ、サラダ油を染み込ませました。

そして数回、ブレードを出したり引っ込めたりするだけで、ブレードの締め付け具合は理想の固さになりました。

(止め金具を外す必要はありませんでした。)

たったこれだけで、小さなイライラから解放されました。

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ピカソが鉛筆削りに愛用した定番ナイフ「オピネル」のおすすめサイズとは

小ぶりなテーブルナイフが欲しくなり、最近、身の回り品で何かと増えているターコイズブルーに合わせ、OPINEL(オピネル) ステンレススチール#6ターコイズブルーを、溜まっていたポイントで交換しました。

オピネルの特徴

OPINEL(オピネル) ステンレススチール#6ターコイズブルー

安い

アウトドアライフに勤しむ人であれば誰でも知っている有名ブランドOPINEL。

しかし決して高価なワケではなく、2〜3千円程度で買える、キャンパー定番のアイテムです。

軽い

折りたたみのギミックがシンプルで、しっかりと手に馴染む形状のハンドルとの組み合わせで、重量は80g前後と軽量です。

バリエーションが豊富

オピネルのナイフは、ブレード(刃)や持ち手の材質などに様々なバリエーションがあります。

ブレードの材質は2種類ですがサイズは6種類、持ち手(ハンドル)は4種類の材質にカラーバリエーションが加わります。

ブレードの種類はメンテナンスが容易なステンレススチールと切れ味が鋭いカーボンスチール。

カーボンスチールは研ぎやすく鋭い切れ味が特徴ですが、錆びやすい性質があり、酔ってそのまま寝落ちしがちな私が持つのはもったいありません。手入れせずに寝落ちすると翌朝には錆びていることが多いです。

テーブルの上でチーズをカット

OPINEL(オピネル) ステンレススチール#6ターコイズブルー

#6サイズはブレードの長さが約80㎜です。調理に使うには使いにくい大きさですが、テーブルナイフとしてチーズや小ぶりなフルーツをカットしたり、パッケージを開封したりするにはちょうどいい大きさです。

持ち手に革製の紐がついているので、テーブルの上に置いたランタンスタンドに吊るせば、酔いの質も変わるかもしれません。

サイズ比較

OPINEL(オピネル) ステンレススチール#6ターコイズブルーと#8

上が#8(ブナ)、下が#6(ウォールナット)。

実は、#6は研ぐ時に砥石をブレードに当ててしまい、傷がついていて、見るたびにがっかりしてしまうことも、ターコイズブルーを追加した理由にもなっています。

今日のつまみはレーズンバター。お酒はグレープフルーツサワーです。

いい感じで酔いが回ってきました。

アウトドアライフに興味はなくても、愛着を感じられるOPINELはテーブルナイフとして、おすすめです。

ピカソが鉛筆削りに愛用した定番ナイフ「オピネル」は、「テーブル」には#7か#8サイズのステンレススチールでハンドルはウォールナット、「鉛筆削り」には#6サイズがおすすめです。

【おすすめ】料理への気持ちが前向きになる「宅配包丁研ぎ」

研ぎ職人から宅配で戻ってきた2本のナイフ

ブッシュクラフトナイフ

研いだ後のモーラ「ブッシュクラフトナイフ(ブラック)」

「ブッシュクラフト」とは、自然環境の中で生きるための「生活の知恵」の総称です。「サバイバル」と言われればピンとくる人も多いと思います。

厳密には「サバイバル」は帰還することが目的で、「ブッシュクラフト」とはそこで生活することが目的と区別されているようです。

写真の「ブッシュジュラフトナイフ」は、刃の厚さが3.2mmと分厚いので薪割りにも使える、ナタのようなナイフで、その専用ケースには砥石とファイヤースターター(火打ち石)がついています。

山中で野宿して遊んでいた頃に活躍したナイフです。

モーラブッシュクラフトナイフで薪割り(28秒頃)

研ぐ前の写真を撮っていなかったので、ビフォー・アフターの変化は分かりにくいのですが、刃付け職人が研いだブッシュクラフトナイフが、今から10年以上前に買った時以上の輝きを放って我が家に戻ってきました。

あまりの刃の美しさは薪割りをするにはもったいないほどの出来栄えです。

ペティナイフ

研いだ後のsnowpeak「マナイタセットM」付属のペティナイフ

ペティナイフは、白菜やキャベツなどの大型野菜をカットするには不向きですが、果物の皮を向いたり、細かな作業をするには便利なナイフです。

先日、車中泊でタコを切った時、ペティナイフの切れ味の劣化に気づきました。そのフォルムも切れ味も鋭いナイフなのでとても気に入っていたので酷使は控えていたつもりでしたが、いつの間にか切れ味は劣化していたようです。

このペティナイフは、氷のような透明感ある刃先に蘇って戻ってきました。不器用なおっさんでも、繊細な加工がカンタンにできしまうような気がしてきます。

snowpeak「マナイタセットM」付属ナイフ(右)とモーラ「ブッシュクラフトナイフ」

料理への気持ちが前向きになる

ひよこの入学弁当

新しく蘇った包丁・ナイフを手に取ると、創作活動も前向きになってきます。新しい靴や洋服、バッグなどを身につけると遠くへ出かけたくなるのと同じような感覚です。

前向きになり過ぎて、この歳にしてこの弁当(写真)。研いだナイフを使う重要な局面はなかったのですが、料理への前向きな気持ちがキャラ弁への意欲に転じました。

逆に言うと、毎日の生活の中でも、心が揺さぶられるような体験や成長を追求しようとしなければ、ただただ時間に流されるだけなのかもしれません。

<ひよこの入学弁当>

ひよこたちの入学式をイメージした弁当です。

手が込んでそうに見えますが、簡単です。

1.ゆで卵の黄身をごはんとまぜる。

2.ハムを楕円形にしたストローで型抜きする。

3.ゆで卵ごはんで作ったひよこにハムをパスタを刺して固定する(パスタは食べる頃までに軟らかくなるのでそのまま食べても口に残りません。)

4.目は小さく型抜きした海苔を貼り付ける。

5.翼?手?は、薄焼きたまごを適当な形に切って添える

こうして作り方の手順をブログに文章として記載した後で、あらためて写真を見ると、雑ですね~。

おっさんの手料理だけにその点は大目に見てください。

それと、「目」の配置は撮影時のアングルを想定して、カメラ目線で配置するとか、身体は向こう、目線はこちらなど、すればもっとかわいらしくできたかも。

公式「宅配包丁研ぎトギポスト」はこちらから


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おしゃれに変身!オピネルナイフの黒サビ加工

オピネルのアウトドア用ナイフを2本持っています。

一つは、刃がステンレス(錆びにくい)で持ち手がウォールナット(経年変化が楽しめる)、

もう一つが、刃がカーボンスチール(研ぎやすく錆びやすい)で持ち手がオークウッド(家具調の素材感)です。

鋭い切れ味も管理が難しいカーボンスチール

カーボンスチールは、とても切れ味が鋭く、果物をカットするのが楽しくなるし、玉ねぎをスライスしても涙が出ないナイフです。

しかし、錆びやすい欠点があり、一晩といえども、キャンプで酔い潰れ、使いっぱなしで寝込んでしまったりすると翌朝にはサビだらけということも珍しくありません。

使ったたびに拭き取ってきれいにしておかなければならない、手のかかるナイフです。

黒サビ加工をするために毒液を作る

そんな手がかかるカーボンスチール製ナイフでも、錆び(赤錆)てしまう前に、意図的に黒サビ加工をしてしまえば安心です。

まるで猛毒のような臭いがする毒液を作ります。

<黒サビ加工用の液体の作り方>

⒈紅茶を4〜5袋、煮出して、特濃紅茶を作る。

⒉特濃紅茶に酢を30%ほど混ぜる。

たったこれだけで、猛毒のような色と臭いがする漬け液の完成です。

黒サビ加工の仕方

刃先を洗剤でよく洗い、脱脂します。

脱脂が不十分だと、黒サビのムラができたりするので、丁寧に前処理します。

あとは一晩漬けるだけ。

注意点は、このオピネルは、刃先が折れて持ち手に収納できるタイプですが、刃の付け根まで毒液に浸かると、回転軸も錆びて、渋くなってしまいます。

写真は一晩経過してナイフを取り出す前の画像。一晩で毒液が墨汁のように真っ黒になっています。

カーボンスチールの刃をブラックに黒サビ加工できました。

黒サビ加工することで赤サビの発生を抑えることができます。

と言っても、効果は永遠に続くものではなく、使っているたびにサビの皮膜が剥がれ、色むらができてきます。(このナイフの黒サビ加工は3度目です。)

キャンプ道具は、キャンプするためのギアとしての用途だけではなく、こまめに手入れをしたり独自の工夫を加えたりしながら、愛着として育てる楽しみもあります。

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ブッシュクラフトナイフ

「ブッシュクラフト」とは、ナイフや火打石などを必需品とし、不足する物資は現地調達などしのぐアウトドアスタイルです。

現代的な道具を使わずに、知恵や技術を生かす行動様式で、「サバイバル」と表現した方がわかりやすいかもしれません。

久々に使ったブッシュクラフトナイフ

今回のアウトドアライフは「焚き火」がメインテーマだったので、久々にブッシュクラフトナイフを持参してきました。

火打ち石で火花を散らすブッシュクラフトナイフ

ケースには、ファイヤースターター(火打ち石)とシャープナー(砥石)が付いていて、刃厚3.2mmとごっついナイフ。カーボン製で切れ味は鋭いです。

本来は木の皮や細く削いだ枝や薪にファイヤースターターで着火させるのですが、今回は手を抜いて着火しやすいティッシュペーパーを使いました。

「ブッシュクラフト的」と表現した理由です。

モーラ ブッシュクラフト サバイバルブラック

森に響く薪割りの乾いた音・・、ホンモノの自然の中にいると実感させられます。

「焚き火が楽しいぼっち芋煮会」を動画にまとめました。

よろしければご視聴&チャンネル登録をお願いします。

YouTube「ぼっち芋煮会」

オピネルナイフの黒錆加工

私はOPINER(オピネル)のテーブルナイフを二つ持っています。

ひとつは、ブレード(刃)が錆びにくいステンレス製、そしてもうひとつが、切れ味は鋭いけれども錆びやすいのが難点のカーボンスチール製のテーブルナイフです。

ステンレス製だけで十分なのですが、以前アウトドアショップを覗いた時、カーボンスチール製の切れ味を再現してみたくなり、追加購入しました。定番のアウトドアブランドですが、2,000円もしない代物です。

今日は、数日前からの悪天候続きで、外を出歩く気分でもないので、家の中で気になっていた道具の些細なメンテナンスをして過ごしました。

OPINELステンレススチール ウォールナット#8

錆びにくいステンレス製のオピネル

今までアウトドアで使っていたのはこのステンレススチール製のOPINELテーブルナイフです。少々荒っぽい使い方しても錆びにくいので重宝しています。こちらは持ち手がウォールナット製で、若干、値が張りますが、それでも手が出ないものではありません。

本来であれば、使う場所が狭くて不安定なことが多いアウトドアのテーブル上で使うには、このステンレススチール製ではなく、果物や野菜に添えるだけでスーッと切れるような、抜群の切れ味のカーボンスチール製の方が良いと思います。

しかし、使用したまま眠りについたりすると、翌朝には錆び付いていた、ということが何度かあり、屋外で使うのを躊躇っていて、今では家飲みでたまに使うくらいでした。

それでは本末転倒ですね。

そこで、ネットで防錆加工について調べて、カーボンスチール製のブレードの黒錆加工をしてみました。

紅茶と酢で作った溶液に浸すだけ

やり方はとても簡単です。

紅茶を煮詰めて、酢を加えて数時間、浸すだけです。

本来であれば、ブレードを持ち手から外して加工した方が良さそうですが、面倒なので、ブレードが浸るくらいの紅茶を用意して、浸る深さが足りない分は酢を追加して高さ(深さ)を調整して持ち手に溶液が浸らないようにしました。

概ね紅茶と酢の割合は、概ね8:2くらいです。

浸した直後の溶液(写真)は、色だけ見ると防錆効果が出るのか期待できそうにありませんでしたが、ナイフを引き上げる頃にはドス黒く変色し、煮詰めた紅茶と酢の匂いで、嗅いだことはないのですが、まるで猛毒のようでした。

外観がグレードアップ

黒錆加工が出来上がりました。水洗いして、油を引けば完成です。

黒錆加工の方が反射して違いが分かりにくいかもしれませんが、実際は写真よりも黒ずんでいて、安っぽい光の反射もなくなり、見栄えも大人の逸品にグレードアップしました。

調べた時に知ったのですが、持ち手を油に長時間浸し、水分吸収による変化防止や握った感触改善をする人もいるようです。

私は持ち手の経年劣化も楽しみにしてるので、当面、持ち手は今のままで長く使っていきたいと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。