自分にあったテントの選び方

5〜6年前に購入した「MSRハバハバNX」の最も気に入っている点は、「雨天時でも設営・撤収が容易なこと」です。その他にも、デザインや軽さなど気に入っている点が多いおすすめのテントです。

雨天時にキャンプはしないから関係ない、と思う人も多いと思いますが、出かける時が好天でも、目的地に到着した頃や翌朝に雨や夜露で濡れることは多いものです。

特に使用目的がバイクツーリングであれば移動距離も長くなりがちの上、天候が変わりやすい山岳エリアでキャンプすることも多いので、雨にあたる確率は高くなります。

テント選びのポイントは、自分の活動スタイルにあわせることです。

その基準は、耐水性、耐風性、重量、収納サイズにあり、そのどれを最優先するかで、自ずと選ぶテントは決まってきます。

雨でも濡れずに設営・撤収できるテント

海辺のキャンプ場とテント

テントは大きく分けて、テント本体に被せるレインフライと呼ばれるシートがある「ダブルウォール」とレインフライがない「シングルウォール」の二つのタイプがあります。

レインフライがあるタイプは、結露しにくいですが嵩張ります。一方、レインフライがないタイプは、本体だけなので軽量ですが、結露しやすいという特性があります。

レインフライ付きの「ダブルウォール」の中でも、レインフライだけで自立できるテントが、MSRのハバハバNX(2人用)、ハバNX(1人用)などです。

雨天時の設営方法は、レインフライだけで自立できる構造を利用し、まず先にレインフライだけを設営し、自立したレインフライ内で雨を避けながら本体を組み立て(フレームに吊り下げる)ます。

雨天時の撤収方法は、設営と逆の手順です。この方法で、自身も本体もほとんど濡れることなく、短時間で設営&撤収ができます。本体が濡れない利点は、次の移動先でもそのまま使えるということです。

*ダブルウォールがすべてこの方法をとれるわけではありませんのでご注意ください。雨でも濡れずに設営・撤収できるテントは、フライシートだけで自立できる構造で、テント本体が吊り下げ式になっていることが必要です。

強風時での設営

砂浜に設営したテントとバイク

MSAハバハバNXは、本体をフレームに吊り下げるフック方式なので、風が強い海辺での設営も簡単です。(ほかのタイプでは、テント本体にある筒状の穴にフレームを通すスリーブ方式あります。これは意外に時間がかかる作業です。)

MSRのフレームは航空機にも使われている弾力性が高い複合素材が使われていて、強風などで強い力が加わっても元通りに戻ります。

以前、就寝中に台風並みの突風が吹き荒れた時には、明け方に轟音とともにフレームが大きく逆側にひしゃげて曲がり、熊がテントにのしかかってきたと恐怖におののいたことがありました。フレームが破壊されたと直感しました。

しかし現実にはフレームは折れることも曲がったクセがつくこともなく、現在に至っています。

ちなみに、フレームを足で踏んで折ってしまうことに備え、補修キットが付属しています。フレームを損壊してしまうとテントは設営できません。

テントフレームは、キャンプ場では脇役にもならない日陰の存在ですが、場面によっては命にかかわってくる重要なパーツです。

テントの選び方

テントは、軽い(コンパクト)順、耐水圧の高い順に価格が高くなります。

縦走登山用であれば軽量で耐水圧の高いもの、ツーリングやバックパックであればコンパクトで雨天行動が容易なもの、アタックテント(高所登山)であれば、耐水圧と耐風性のあるもの、という選択基準になろうかと思います。

耐風性は、ガイコードポイント(テントをロープで固定するための穴)の数と形状(テントの高さや前室の有無、位置など)で左右されます。

軽量&コンパクト

原付バイクとテント

MSRハバハバNXは、コンパクトに収納できるので、原付スクーターでのキャンプツーリングでもテント以外の装備も充実させることが可能です。

写真の時には、キャンプ用品に加えてドローン(DJI MAVIC PRO)も積載しました。

フロア材質の耐水圧

新緑の森とテント

耐水圧とは、水が染み込もうとする水の力を抑える性能数値です。

MSRハバハバNXのレインフライの耐水圧は1,200mmと普通の雨でもしのげる性能で、フロア材質の耐水圧は3,000mmです。

耐水圧3,000mmとは、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて3,000mm(3m)までの高さに入れた時の水圧に耐えられる性能です。(JIS規格)

体重75kgの人が濡れた場所に座った時の圧力が約2,000mmといわれていますので、フロア材質の耐水圧3,000mmなら座ったままや就寝中は浸水の不安はありません。しかし、膝まずいた時の圧力は約11,000mmとなるので、テント内での態勢移動には注意が必要になります。

通常はテント下にフットプリントと呼ばれる養生シートを敷いた上にテントを設営しますので、膝まずいてすぐに水が染み込んで濡れるかというとそうではありません。

夕暮れの原野に設営したテント

明日、世界遺産「白神山」の林道キャンプツーリング予定でしたが、大雨のため延期となりました。

延期出動を前に、明日はテントの状態をじっくり確認したいと思います。

木製食器の新ブランド「FORESTABLE OUTDOOR」

「FORESTABLE OUTDOOR」は、環境保全と持続可能な社会の実現を目指す木製食器の新ブランドです。ブランド名称には森林保全の願いも込められています。

先日、アウトドアショップで目にした時から気になっていて、旅に出る前日にボウルとラウンドディッシュ、フォークの3点を購入しました。

計画伐採されたブナの木で作られた食器

サラダと木製食器

ブナの木で作られた食器は、手触りがなめらかで、優しい木のぬくもりとずっしりとした厚みがああり、指先からその質感が伝わってきます。とにかく触れた感じがとても心地よいのです。

今まではmont-bellのアルパインクッキングプレートを使っていましたが、 あらためて考えてみれば、車で移動するバンライフであるならば、軽量にこだわる必要はなく、別の価値を考えた方が良いと思いました。

アウトドアで美味しく食事をするためには、軽量であることよりも、食器の形状や材質にこだわった方が楽しいかもしれません。

加えて、プラスティック製は軽量で良いのですが、軽量であるが故、風で飛ばされることもあります。ゆっくりしたい食事後は風の影響も受けやすくなり、何かと落ち着かない場面を何度も経験したことも購入動機になっています。

誰かの笑顔につながる選択

「 FORESTABLE」の食器は、正しく管理された計画伐採による木材が原料ということも特色です。

ローストビーフロール山わさびソース和えと木製食器

森林の保水力低下を指摘する声を聞くことが多くなりました。これからの時代、目的や場面によっては、価格だけで選ぶのではなく、誰かの笑顔につながる消費スタイルの選択も考えていきたいものです。

今日のランチは、「ローストビーフロール山わさびソース和え」と「三陸産わかめと玉ねぎのサラダ」です。

出勤途上にセブンイレブンで買った物ですが、FORESTABLEの木製食器に盛り付けただけで、美味しさと満足度が倍増します。

会員登録でよりお得

FORESTABLEのECサイト「FORESTABLE OUTDOOR」は今年6月22日に開設されたばかりのようです。

会員登録するともれなく「スプーン」がもらえる、との記載があったので会員登録してみました。スプーンが送られてくるのが楽しみです。

FORESTABLE(フォレスタブル)ホームページはこちら

食後はアイスコーヒーでまったり

スターバックスのコーヒースティック

隣の部署の女子からスターバックスのコーヒースティックの差し入れをいただきました。ありがとうございます。

使う道具の素材を楽しみ、人とのつながりや関わりを実感しながらのランチタイムは幸せなひとときです。

メッシュ巾着で保管する木製食器

食器類の保管にはダイソーのメッシュ巾着を使っています。アウトドア食器必須のアイテムです。

メッシュ袋は、洗った後、吊るして乾燥させても異物付着の心配はありません。アウトドアブランドのキッチンツールにメッシュ袋が付いていることが多い理由です。

FORESTABLEの木製食器は一般のものよりも表面加工が優れ、ぬくもりと上質感があり、とても気に入っています。

車内に目隠しを取り付けて生活感をなくしました

数日前に、秘密基地NVANの居住空間を快適にするために、バッグドアに天津すだれをインストールしました。

しかし、バッグドアを開けるたびに、天津すだれが丸見えになり、もともと目障りだったルーフインナーラックに積載しているウエアや撮影機材の小物類とも相まって、生活感丸出しの室内が気になっていました。

おっさんの生活用品を隠せるというメリットの他に、車内の荷物を目隠ししていれば、バッグドアを開放したままでの車後部の使い方が広がりそうです。

ダイソーの人気商品「すべり止めマット」を活用

目隠しした室内との比較写真

ダイソーの人気商品すべり止めマットは、秘密基地NVANの室内と同系色のため、目隠しとしては最適です。値段はもちろん100円。

メッシュになっているので1枚では目隠し効果は少なかったので、2枚重ねにしました。至近距離であれば、積載している荷物も確認できて、とてもいい感じです。

(2枚重ねしたため、幅が少し足りませんでしたが、問題なしです。)

マグネットも活用してさらにレベルアップ

バッグドアにマグネットを両面テープで取り付けました。

目隠しの「すべり止めマット」に鉄製のプレートを両面テープで取り付けました。

マグネットを活用することで、目隠しを開けっ放しにできるので、両手を使って荷物の出し入れが簡単になりました。

だいぶスッキリしました。

目隠ししつつ、床下には長期活動が可能な装備品を収納しているとは見えないと思いますがいかがでしょうか。

車内カスタマイズと限らず、何かの参考になれば幸いです。

ディレクターズチェアで楽しむアウトドアランチ

ディレクターズチェアとは、脚をたたんでいる状態から開いた時に正面から見た時に脚の形状がX状になる椅子のことです。

脚を開いた状態の椅子を眺めていると、 映画監督が足を組んで女優の演技やカメラワークを見つめる姿に見えてしまいます。

ただの椅子なのに、自分が納得いくまで妥協を許さないポリシーや「格式」という言葉が想起され、眺めれば眺めるほど、惹き込まれてしまいます。

写真は今年5月に発売されたばかりのsnow peakのメッシュFDディレクターズチェアです。

チェアに座ってやったこと

自分で勝手に荘厳な気配に浸りつつ、その椅子に座って行う初の創作活動は、「ダブルラーメン」を作ることです。

言ってることとやってることがハチャメチャですが、それが楽しいのです。

*ダブルラーメンは、北海道限定のインスタント袋麺です。2食分がひとつのパッケージになっているのが名前の由来。(2食分食べる、という意味ではありません。)

薄味の優しい味わいとシンプルなパッケージデザインが特徴で、インスタント袋ラーメンの中で気に入っている商品のひとつです。

やっと一段落

まったり過ごしました、と言いたいところですが、カーサイドのアウトドアでランチに食べてみたいものと準備にかかる手間隙との折り合いが悪く、いまだに好適メニューにたどり着けていません。

今日は幾分、ラクでしたが、撮影しながら、動画の構成を考えながら、想定の手順どおりにランチタイムを過ごせたのは数回のみです。

今日はまあまあ上手くできた方。チェアの座り心地も味わいながら、ゆっくりできました。

snow peak メッシュFDディレクターズチェアの総合評価

取り出しやすくてしまいやすいチェアです。おすすめです。

今日の様子はこちら。よろしければチャンネル登録をお願いします。

森林セラピーを体験するNVANキャンプ

「セラピー」とは、現代医学で行う、新しい治療法のことです。

「森林セラピー」は、森の中にいる時の方がストレスホルモンが減少し、NK(ナチュラルキラー)細胞の活性化により免疫機能が高まると言われています。最近始まった、NHK朝の連続TV小説でも注目になっているキーワードです。

目的地に向かう途中、急に雲が出てきました。

森林セラピーの効果

ブナの森に囲まれたキャンプ場と管理棟

森林浴や森林セラピー目的で自然に親しむというよりも、ソーシャルディスタンス&飲食店の時短営業などを背景に、空前のキャンプブームとなっているようです。

もともと人間は、自然環境の中で生活していた生き物です。現代の人工的な環境での生活は、本来の人間の生活とは違い、知らず知らずのうちにストレスに晒されて生活いているといえます。

自然の中に足を踏み入れると聞こえてくる野鳥のさえずりや風で葉が擦れる音は、どこかほっとするような感覚があります。

森林セラピーでは、脳の前頭前野の活動が沈静化し、リラックスすることが心拍の揺らぎの測定からも明らかになっています。

長時間走行した車が停車して、アイドリングをしている状態なのかな?とイメージしているのですが、それであっているかどうかはわかりません。

自然環境豊かなキャンプ場

キャンプ場はどこも自然豊かな環境にありますが、ここはその中でも群を抜いています。

玄人向けの穴場キャンプ場で、普段の週末でも数組程度しかいないのですが、この日は早い時間から来場者がありました。

ブナの森に囲まれたキャンプ場と管理棟
無人のキャンプ場受付

管理人さんはとても親切で、道具類の準備にも忙しいだろうとの配慮から「受付書類への記入は後でもいいですよ」と。

結局、記入するのを忘れて帰ってきてしまいました。管理人様、すみません。

貸し出し用のロードバイク
NVANとカーサイドオーニング
NVANとカーサイドオーニング
新緑のブナの森の中で車中泊

旅装を解き、落ち着いたら酒を飲むだけです。

「森林セラピー」が、結局は不健康ないつもの生活パターンに。

NVANでの車中泊
新緑のブナの森での森林浴

早い時間から飲んでいたので、寝たのは多分19:00頃。

熟睡でした。

オブジェのようなブナの枯れ木

オブジェのような枯れ木。

元あった場所とは違うような。移植したのでしょうか。

帰り際、ダムからの落水を間近で見れるポイントへ。「荘厳」という言葉が浮かんでくる風景です。

スパイスを使ってカレーを作ってみた

カレールーを使わないで作るカレーに対して、職人がつくる本格的なイメージを持っています。

修行を積み重ねた料理人が魂を注ぐ本格領域に足を踏み入れみようとは、恥知らずの初心者ならではです。

もしかして上手にできるのでは、と思い、挑戦してみました。

手軽にできるドライカレー

「ドライカレー」とは、汁気の少ないカレー全般を指す言葉で、使用する食材に特に決まりはないようです。日本では、カレー味のチャーハンやカレー味のピラフなどもドライカレーに分類されているようです。

一方「キーマカレー」とは、ひき肉を使ったカレーを指すようで、その意味では今回のドライカレーは牛ひき肉を使ったので、「キーマカレー」と呼んでもよさそうです。

作るには手間暇がかかって難しそうなイメージがありますが、いざ、作ってみると、味をみながら整えて仕上げていくカレーづくりはとても楽しく、出来栄えにも満足できました。

作り方

にんにく、玉ねぎ、牛ひき肉を炒め、火が通ったら、トマト、トマトケチャップ、小麦粉、カレー粉、クミン、ナツメグを加えていため、味を見ながら、塩とブラックペッパーで味を調えます。

メスティン本体でごはんを炊き、そのあとでメスティンのふたをつかって調理します。

調理スペースが狭いのでそこが一番難しいところですが、フライパンで作るのであれば簡単に手軽にできると思います。

あまりのおいしさに、一気にかっこみました。

メスティンで「燻製ベーコン」を作ってみました

手軽なようで奥の深い技術が必要な燻製。それは作ってみてわかりました。

今日は「燻製ベーコン」をご紹介します。

上手につくる3つのポイント

1.メスティンのダメージを防ぐためアルミホイルを使用する。

2.メスティン専用のバットアミを利用する。

3. 中~高温で短時間で加熱する。(15分程度)

ストーブで加熱したため、長時間加熱になってしまい、若干、パサつく感じになりました。

加熱は、中~強火で15分程度がいいかも。それでもハイボールにあう雰囲気あるメニュー。料理過程もお酒も十分に楽しめました。

材料

ブロックベーコン・・・200g前後(写真は220g)

ブラックペッパー・・・適量

ローズマリー・・・・・なくてもOK

*うずらの卵もサイドメニューとして燻製にするつもりでしたが、メスティン内に居場所がありませんでした。

作り方

基本的には焼くだけなので、最大のポイントは加熱の時間と加減になろうかと思います。

加熱にあたっては、焦げ付き防止のため、メスティンにアルミホイルを敷いてから、燻製チップ(桜)を投入し、その上に専用のバットアミをセット。(写真)

そしてさらにバットアミの上にアルミホイルを敷いて、ベーコンをのせました。これはベーコンから滴る油を受け止め、チップの燃焼を妨げないようにするためです。

絵面は全く別物ですが、焚き火をイメージして、ストーブでじっくり加熱してみましたが、ベーコンの表面の焼き色がつくまで約1時間ほどの時間がかかってしまいました。

ベーコンの厚さにもよると思います。

燻製は手軽ではありますが、素材と温度で出来栄えが違ってくるので、継続研究が必要なテーマだけに奥深さがあって、これはこれでよろしいと思います。

実際に食べては美味しかったですが、スモーク感は今ひとつでした。

ベーコン下に敷いたアルミホイルは余計だったかもしれません。

そして本日の動画

「どっちがヤクザかわからん」。淡々と報道するアナウンサーと映像とのギャップが笑えます。

明日への活力にどうぞ。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。明日もいい一日でありますように。

メスティンで「酸辣湯(ス―ラータン)」を作ってみました

はじめて作った酸辣湯。

とろみがあってアツアツ。たけのこの歯ざわりを楽しみながら、パンチの効いた辛さの中に酸味も味わえて、とても美味しくできました。

完成した後からでも、酢、辣油、塩、コショーなどで味変を楽しむこともできるし、材料のバリエーションも増やせそうです。味わいも楽しみ方も豊富で、とても便利なメニューです。

作り方と材料

たけのこ水煮は、ホールではなく、スライスされているものを使いました。たけのこ水煮は柔らかくて切りやすいのですが、くし形に見せるカットに自信がないためです。(修行不足)

創味シャンタンは粉末タイプが便利です。

具材を煮込んだら、水溶き片栗粉(20cc)でとろみをつけ、たまごを回し入れれば完成です。

今回の具材はたけのこ水煮としめじを使いましたが、何でもイケそうです。

後片付けはメスティンをゴシゴシ洗うこともなく、水で流してサッと簡単に洗えます。

メスティンで作る「スープカレー風辛ラーメン」

先日、メスティン2号機を激しく焦がしてしまったので、新しくすることにしました。クッキングシートを使った調理だったのですが、加熱時にメスティン内部でタレの液漏れが起きていました。クッキングシート使用の安心感が油断を増幅、結果、回復が難しいほど焦げつかせてしまったからです。

*アイキャッチ画像のレシピは記事最後に記載しています。

メスティンといえば、Trangia(トランギア)というブランドが人気ですが、昨今のアウトドアブームで品薄状態が続き、多くのメーカーがこの分野に参入しているようです。

私も1号機はTrangiaでしたが、最近はメスティンブランドに特にこだわりはありません。

Amazonで値段を中心に選定しオーダーしました。

メスティン

迷った2品の両方が届いた!

Amazonから発送を知らせるメールには、注文品3点が発送されました、とありました。メスティンをオーダーするついでに、プリンタの交換インキもオーダーしたので、インキ2個+メスティンのことと思い込んでいましたが、届いたのはインキ1個とメスティン2個でした。

一つは、MiliCamp(写真/1,791円)、もう一つは山善(1,780円)というブランドです。

材質も寸法も同じですが、MiliCampには煮こぼれを防ぐ段差と目盛りの刻印があるのに対し、山善はそのどちらもありません。(写真右上は、1号機のフタです。)

ネット通販で注文した商品が届いた時、梱包を開ける時の感じは、とてもワクワクして好きなのですが、自分の不注意に気づいた時はがっかりしました。重複オーダーはこれで3度目くらいでしょうか。

誰だったか忘れましたが、お笑い芸人さんが、ドローンを間違って5台オーダーし、取り消そうとしたことが注文になり、6台届いた、というエピソードを最近知りましたが、それと比べれば、実用性もあるのでまだ救われます。

メスティン折り

これからは面倒がらずに、メスティン折りしたクッキングシートを活用することと、焦げつきそうな料理は避けることにしました。そのためには、料理のバリエーションの追加も必要です。

メスティン折り

メスティン折りの型紙はネットで数多くのブログ記事などでダウンロードできるよう出回っています。型紙をプリントアウトして線に沿って折り、何枚か作り置きしました。

クッキングタイマーも活用

車内調理用に100均でクッキングタイマーを探していましたが、昨日、やっとシンプルデザインのタイマーを見つけました。もちろん100円です。

これからは、心を入れ替え、手抜きは極力せずレシピに忠実に時間を計りながら調理することにしました。

クッキングタイマー
クッキングタイマー

設置場所はここ。タイマー以外に、ストップウォッチ、カウンター機能もあるので、調理以外でも何かの役になりそうです。

スープカレー風辛ラーメン

スープカレー

<作り方>

にんじんは茹で、次いで、なす、ピーマンを炒めたら、フタにとりわけ、「辛ラーメン」に市販カレールーをひとかけら、入れて5分煮込みます。

絶品スープカレーの出来上がり。多少の手間もかかるので、アウトドアで楽しいかもしれません。

ご興味のある方は、ぜひ試してみてください。美味しいです。

豪雪の山中車中泊で食べるベトナム料理フォー

MacBookのバッテリー交換が完成したとの連絡を受け、引き取りに先週に続き、再び山形を訪問しました。

Mac Book(タッチバー付きのモデル)のバッテリーは、キーボードとトラックパッドとも一体化になっているそうで、当然、これらも新品交換になりました。

キーボードが新しくなるのは気持ちいいものですね。

豪雪地帯で車中泊

せっかく来たので、今夜も豪雪地帯、山形蔵王で車中泊敢行です。まずは先日も訪問して気に入っている共同浴場へ。入浴料は200円、いい湯です。

ここは、狭い路地の両側の側溝から湯けむりが立ち登る、風情ある温泉街にあります。

驚くくとに、直線で50mほどの距離に3箇所の共同浴場があります。泉質は同じですが、お湯の濁り具合が明らかに違います。

明日朝も6:00からやっているのでリピート確定です。

入浴後はベトナム料理、フォーを車内調理でいただきました。ライムの香りが鶏出汁を引き出して、文句なしの美味さです。

外気温はただいま-5.1℃、今日の予想最低気温は-10℃とのこと。車内は快適、とても静かです。

車中泊時の室内外を測定するためのメモリー機能付き温度計

メモリー機能付き温度計

NVANのメーターパネル内には外気温表示があるもで、運転中には外気温を常時確認できるのですが、エンジンを切って車内で過ごす時でも気温を確認できたら便利、と思い、Amazonで調達した温度計をNVANに取り付けました。

写真は、車外にセンサーを取り付けるため、ルーフレールに這わせたコードです。剥き出しですが、車高は約2mあるのでルーフレールに隠れて見えません。

センサー先端には吸盤が付いています。私はルーフキャリアの取り付け金具の内側に設置しました。

車内にはバックドアのゴムパッキンに挟み込むようにして車内に引き込みました。

メモリー機能付き温度計

これが車内に設置した温度計本体です。

裏側にマグネットがついているので、NVANオプションの有孔ボードにそのままくっつけました。

本体収納式のスタンドも付いているので、自宅内でもちょっとしたスペースに置いて使うこともできます。

おすすめする理由

この温度計は、放置するだけで、室内、室外の、それぞれ最低・最高気温とその時刻を記憶してくれます。

おすすめする理由は、朝起きた時に、昨晩は何度まで冷え込んだのかを知ることができるからです。つまり、車中泊時の防寒対策の効果を、体感と実測値をもとに確認・評価ができるので、寒暖対策のスキルアップにつなげられるワケです。

家庭生活においても、室内外の気温を常時表示する機能は便利です。

おすすめする温度計は

例えば、室内温度が暖房使用により快適であっても、室外温度が極端に低ければ、暖房を消した後の夜間の冷え込みを想定した対応を取ることができます。

購入したのは、Amazon クレセルというメーカーで、1,000円ちょっとだったと思いますが、今サイトを見たら、3,980円で掲載されていました。

コロナ禍も起因してか、Wi-Fiでスマホでデータを確認できるものや、さまざまなタイプがあるので、商品レビューを確認して目的に応じて選ぶのが良いと思います。

車中泊時の体感温度は

寝袋

一昨日、宮城山形にまたがる蔵王山で車中泊した時の車外最低気温は、就寝時より約4℃下がったマイナス5.8℃(室内は19℃→マイナス2℃)でしたが、寝袋(ナンガオーロラ650DX)だけでも十分に暖かく、全く問題なく快適に熟睡できました。

使用したマットは、サーマレスト社リッジレストソーラー(R値3.5)です。マットも暖かさや快眠に大きく影響しますので、ご参考にしてください。

NVANに装備する灯油タンクをカスタマイズ

先日、アウトドアで使用するストーブ用に、灯油タンク(5リットル)を購入しました。

この灯油タンクは、「ヒューナーズドルフ社」というドイツ製で、ドイツのTÜF規格認証、危険物運搬用として国連(UN)の認証も受けており、最高水準の安全性と信頼性を誇るポリタンクです。

購入の過程はこちらの記事をご覧ください。→ 灯油ポリタンク選び

タンクの給油口は、キャップを押し下げて回さないと開かない安全設計で、NVANやアウトドアにマッチする色調で気に入っています。

しかし、実際に使用してみると、灯油タンクのノズルの太さとストーブ(snow peak)の給油口直径の差異が小さく、給油口にノズルの先端が入りきらないため、灯油を漏らすことがありました。

たかだか5リットルほどの給油作業ですが、給油口から漏れた場合に拭き取る雑巾を準備して、ストーブの給油口から外さないよう、タンクを抱える体勢を整える・・・、結構、神経を使います。

これはストーブの給油口と給油ノズルのサイズの相性の問題であり、タンク自体の品質に問題があるわけではありませんが、小さなイライラが気になっていました。

ホースニップルを活用

YouTube動画を参考に、ヒューナーズドルフの給油ノズル口をノーマルよりも細くするために、ホースニップル(ネジ径3/8)を使用しました。

トイレなどの水回りに関連するパーツで、近くのホームセンターで購入しました。

カスタマイズは簡単です。ホースニップルを装着しても、タンク本体の収納スペースに収まるよう、ホースニップルの長さの分だけ、給油ノズル先端をカットするだけです。

ホースニップルの装着は、給油ノズルをヘアドライヤーで温め、工具で回しながら入れるとしっかり装着できます。

ノズル先端のカット面の処理はこの後予定していますが、とりあえずいい感じに仕上がりました。タンクに金属の輝きが付け加わると高級感が出ます。

給油作業を楽にもう一工夫

ついでに、給油ノズルとタンクを接合する根っこ部分、給油ノズルの内側に、パッキンを使いました。

ノズル装着時にきっちりと固く締め回すと灯油が漏れることはないのですが、給油後は取り外すノズルを、給油のたびにきっちりと固く締め回さなくても安全に給油するためです。

ちょっと手を加えるだけで、道具を使う満足感が増すのも、アウトドアライフの楽しみ方のひとつです。

付録のメスティン専用まな板が欲しくて買った本

「メスティンBOOK(別冊山と渓谷/山と渓谷社)」が発売になりました。

  ・「いまさら聞けないメスティンの基本」

  ・メスティン活用アイデアレシピ

  ・メスティンカスタム

などなど、アウトドアに慣れ親しんでいる人であれば、興味をそそられる内容に溢れた一冊です。

10月初め、InstagramのDMで取材要請があったのは「山と渓谷社」からでした。

あろうことか、そのDMをスルーしてしまったので取材を受けることは叶わなかったのですが、取材時期や内容からして、私がDMをスルーしていなければ、私のメスティン料理が掲載されていた本だったかも知れません。

残念な気持ちもありますが、本を読み進めていくと、収録されている方々は達人ばかり。

記事を読んでいくうちに、掲載機会を逃してしまったことが逆に良かったか、とホッとした気持ちも芽生えました。料理で世の中に出るには、私はまだまだ未熟者だからです。 

アウトドア歴は長く、それなりに様々なシチュエーションでの活動や「事件現場」を体験してきましたが、「料理」は初心者です。いつかその機会が訪れる日を夢みつつ、メスティン料理への工夫と研究を積み重ねていきたいと思います。

メスティン用まな板とオピネルナイフ

そしてこの写真は、メスティンに入る専用のまな板です。この本の付録としてついていました。

材質は杉でしょうか。落とし蓋としても使えるようなので、料理のバリエーションが広がります。

限られたスペースやサイズ、環境で、家にいる時よりも上質で快適な時間をどうやって実現するかを工夫するのが私にとっての楽しみでもあります。

その意味でもこのまな板はとても嬉しい付録です。気になる方は、お早めに本の購入をおすすめします。トランギア製メスティンはいまだに品薄状況なので、このまな板も注目の的になりそうです。

眺めているだけで癒される「ストーブファン」

ストーブファン

ストーブファンが今日、届きました。NVANの車中泊用です。

数日前に届いたものは初日稼働しただけの不良品だったので返品し、別に注文した商品です。

最初に届いた商品は羽根が4枚で風量が心許なかったので、今回、5枚羽根のストーブファンを注文しました。

ストーブ用温度計

おまけで、温度計もついて来ました。

ストーブファンの説明書をみると、最適使用温度帯は80℃から250℃で、MAXが350℃と記載されています。

温度計の表示は300℃ちょっとなので、最適範囲はちょっぴりオーバーしているものの、耐用範囲内です。

風量はどうかというと、4枚羽根とは違い5枚羽根の方が風量も大きいように感じます。

ストーブと温度計

音もなく、熱エネルギーを電気エネルギーに変換して暖かい空気を送るストーブファン 。

回転する羽根の残像を眺めているだけでウイスキーがすすみます。贅沢な時間です。

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NVANカーサイドテント用ストーブの野外デビュー

先週に続き、本日も秘密基地呑みです。秘密基地という割には、私が住む田舎では目立ちすぎて、何をやっているかバレバレです。

グローストーブの野外デビュー

snowpeak グローストーブ

今日はsnowpeakのグローストーブの野外(庭先)デビューとなりました。

結論から言えば、NVANのプライバシーテントを設置したとしても、車両下部とテント上部には隙間があるので、部屋で使っている熱感覚とはかけ離れていました。

見た目よりもプライバシーテントと車両の接合箇所に隙間が大きく空間全体が暖まらないのです。

車両下部と地面の間の隙間は、車軸の長さにカットした厚手のシートをマグネットでボディに固定する方法で改善できると思います。

いちばん心配していた、オーニング天井部分への熱のダメージは、ほぼ影響なく、問題ありませんでした。

メスティン収納を改善

今日はメスティン収納を改善しました。

今まで、調理器具はメスティンにきっちり収納していたのですが、これだとメスティンを使用するたびに収納品全て取り出す必要があり、ずっと気になっていました。

メスティンに調理器具類を収納するのはやめ、入れ物(サンドイッチBOX)を分けることにしました。見た目にも優しく、大きさもいい感じです。

荷物は1個増えることになりますが、それ以上に使用感は快適・便利でした。別々に収納しているウエットティシュも一緒に収納できそうです。

メスティンレシピ「熱燗」

これをレシピと言っていいものかどうか・・。

どこの家庭でもあるような画ですが、ひとりだけ隠れて贅沢をしているような感覚です。これは楽しい。

写真手前はチタン製のぐい呑みです。軽いせいか、これで呑むとついつい呑み過ぎてしまうような気がします。普段は、熱いお茶を飲む時にも使っています。

味がバッチリ染み込んだモツ味噌煮込みと熱燗でひとり静かに秋の夜長を満喫です。

それともう一品はつぶ貝入りおでん。

具よりも優しい味わいのスープがうまい。市販品のおでんに、つぶ貝とウィンナーと水を加えて煮込みました。目分量ですが、セブンイレブンのおでんスープを超える出来栄えでした。

ウィンナーは、食べる時に熱々の肉汁が飛び出ないよう、煮込む前に切れ込みを入れておくといいかもしれません。

ひとつ残念だったのは、もつ味噌煮込みとおでんは同じジャンルで、食べていると温めたり、鍋をおろしたりとなかなか忙しかったということです。どちらも美味しくできたのですが、組み合わせとしては失敗でした。

喩えて言うなら、カレーとシチューを同時に味わうような感じです。

今夜の最後は秋らしく、焼き芋で締めました。

今回は、テント内で半袖で過ごせる暖かさを実感したかったのですが、ストーブを置いただけでは対策が甘かったようでした。次回、克服したいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

秘密基地で使う灯油ポリタンクを買ってきました

メーカー在庫切れという人気のsnow peakのグローストーブも無事、入手し、これからのウィンターレジャーが楽しみになってきました。

思っていたよりも熱量は強力で暖かいです。

唯一の欠点は、円筒形なので部屋の隅っこに置けないということくらいです。

このストーブはタンク容量が5リットル弱で、燃焼時間は約20時間ということなので、行程によっては灯油の補充が必要です。

なので、補充用の灯油タンクを物色してきました。

これは2リットル入りです。

タンクの大きさも手頃で、形状がスリムなので、狭い車内で持ち運ぶのは良さそうです。

しかし、2リットルでは、ストーブ本体の容量と合わせた燃焼可能時間は、理論上、28時間ほどで、たいがいは間に合いそうですが、心もとありません。

このタンクを二つ買うと使い勝手も良さそうですが、割高です。

その隣にあったのが写真中央の5リットルタンクです。

これでもいいか、と一瞬、思いましたが、高さがあるので、N-VANのベッド下収納は出来なさそうで、扱いが面倒っぽいです。

最終的に選んだのがモスグリーンの5リットルタンクです。

車の色と似ているのでちょうどいいです。

実は、パッと見からこれがいいか、と思ったのですが、取っ手の内側に「バリ」があって、手触りが悪いのが気になって最終候補になりました。

バリは家にあったサンドペーパーですぐ落ちたので問題は解消しました。

↓あとはこれを注文する予定です。

秘密基地に実装するストーブを物色

アウトドア用のストーブを物色しにアウトドア用品店に立ち寄りました。何度行ってもワクワクします。遊園地のようです。

「物色」とは言っても、選ぶストーブは決まっています。一応、他にどんなタイプがあるのかを確認するのが目的です。

近年、「雪中キャンプ」なる言葉は珍しい響きではなくなってきました。初めて聞いたときは、寒くて大変だろうにと思ったのですが、ここ数年は冬のキャンプ人口は増えているようです。

アウトドア用品店の品揃えを眺めても、冬のアウトドアレジャー人気はよくわかります。

雪中キャンプを始めたころの思い出写真

雪中キャンプ

これは今から5年ほど前の写真。キャンプに出かける前日までは北欧スタイルをイメージしていたのですが、完成したのはおしゃれでも何でもない、ただのほったて小屋でした。

ここはただの山中。腰の高さくらいある積雪をかき分け、設営する場所を踏み固めることから山遊びは始まります。この時は二人の仲間と3人でのキャンプでした。

寝る時は、コット(折り畳み式簡易ベッド)です。さすがに地面に直では冷たくて眠れません。

大活躍した薪ストーブ

薪ストーブ

テント内では薪ストーブが勢いよく燃え続けました。薪をくべる扉に空気を取り入れ口がついていて、それで火力を調節するのですが、取り入れ口を開放したままだと火の勢いが良すぎて、薪がなんぼあっても足りません。一晩に1万円分くらいの薪を使ったこともありました。

まるで「原子炉」。本来なら薪ストーブの底に砂利や砂などを敷いて本体が痛まないようにするのですが、雪原では調達不能。結局、薪ストーブの隅っこの方がメルトダウンしています。

購入価格は4,500円ほどだったので、十分、元は取りました。2016年か17年の秋に購入したのですが、この薪ストーブは、その年のベストバイでした。

次に薪ストーブを買うときはステンレス製のもう少しいいやつを、と考えていましたが、VANライフにはまり、今では出番もなくなったので購入予定はありません。

カニ鍋

薪ストーブでする調理はおもに鍋です。汁物であれば、酒を酌み交わしながらダラダラと食べ続けられます。

この写真はカニなべです。セリは本場秋田のきりたんぽを見習って、根っこの部分まで投入します。ごぼうのような香りで歯ごたえもよいです。

今の興味は灯油式ストーブ

ストーブ

さて本題に戻ります。

アウトドア用品店では灯油ストーブの形をしたカセットガス式のストーブもありました。

こんなのもありました。網の上で肉を焼くようです。18,000円!たかっ。

snowpeak グローストーブ

そしてお目当てのsnow peakのグローストーブ。かっこいいですね~。

NVANとjカーサイドテント

使うのはこのテント内です。「ほったて小屋」から大きくグレードアップです。ホットウイスキーを「ウヰスキー」と表記したくなるような大人の雰囲気もあり、美味しく楽しめそうです。

しかし店舗在庫はなく、この日は品切れでした。メーカー在庫もないとのことでしたが、運よく系列店に在庫があるとのことで注文しました。

今年はコロナ影響でキャンプ人口は増えており、こうしたアウトドア用品も猛烈に売れまくっているようです。

これが2020年のベストバイに輝くかどうか、期待大です。

人生史上最大級の失敗をしでかしました

仙台に拠点を置くあるスポーツ選手とのやり取りがきっかけで、私が人生史上最大の失敗をしていたことが判明しました。

ここ最近、コロナ禍で在宅時間が増えたことも背景になってか、SNSを活用した情報の発信・収集が活発になってきています。

本日のプロスポーツ選手との打ち合わせも事件発覚も、部下が発信したinstagramに投稿した記事が発端でした。

SNSの情報発信力

部下がinstagramに発信していた内容は、メンズファッションについての記事です。

スポーツ選手が着用するメンズスーツに関して、ある思いがあると知ったのは先週のことでしたが、今日は本題そっちのけで、プロフェッショナルであるための心がけや普段のことなど、興味深い話を聞くことができました。

彼はinstagramが好きでよく投稿していると言います。プロスポーツ選手ともなれば、身近な情報発信はファンにとっても自身にとっても重要なことだとは容易に察しがつきます。

一方で、Twitterはよくわからないところがあって、ご自身では発信していないようですが、あるファンが投稿した、自身が着用したシャツやスーツについての記事が目に留まり、ファンの観察眼の鋭さに驚いていました。

私も人並にちょろちょろ発信しているのですが、継続性がないのとテーマにまとまりがないのと情報価値が乏しいので広がりはありません。

TVなどで一般人の記事が話題になっていると報道されることがありますが、一個人のつぶやきが大衆の目に留まるロジックがわからず、不思議でしかたありません。ま、そういうレベルです。

某有名アウトドア雑誌から届いていた取材要請DM

現実でもバーチャルでも、第一線で人と接している彼であれば教えていただけることも多いかもしれません。そんな思いもあってメッセージを送ろうとした時に事件が発覚しました。

私がinstagramに投稿したメステイン料理の写真を使用したいとのDMが届いていたことに気づいたのです。

最初の一通は、雑誌社編集ご担当者様からの要請で10/3に発信されたものでした。

それから約一週間後に届いたもう一通は、その後どうでしたかと返事の催促の内容で、編集の都合上、承諾いただけない場合は、他の方にオファーさせていただきます、ということでした。

最初にメッセージを受けてから日数が経過しているし、定期発行雑誌という特性上、すでに他の方にオファーされ、着々と制作が進んでいることでしょう。

喜んで協力したい媒体からの依頼でしたが、残念でなりません。

そもそも、instagramのDMをなぜ見落としたか、自分でもよくわかりませんが、時間を巻き戻すこともできないので、ここはただ、気づかずに返信しないでしまったことを詫びるしかありません。

一歩一歩、成長できている実感もありつつ、失敗も重ねている状況・・、世に出たいなら脇をしめて取り組まなければいけません。今日も勉強になりました。

オピネルナイフの黒錆加工

私はOPINER(オピネル)のテーブルナイフを二つ持っています。

ひとつは、ブレード(刃)が錆びにくいステンレス製、そしてもうひとつが、切れ味は鋭いけれども錆びやすいのが難点のカーボンスチール製のテーブルナイフです。

ステンレス製だけで十分なのですが、以前アウトドアショップを覗いた時、カーボンスチール製の切れ味を再現してみたくなり、追加購入しました。定番のアウトドアブランドですが、2,000円もしない代物です。

今日は、数日前からの悪天候続きで、外を出歩く気分でもないので、家の中で気になっていた道具の些細なメンテナンスをして過ごしました。

OPINELステンレススチール ウォールナット#8

錆びにくいステンレス製のオピネル

今までアウトドアで使っていたのはこのステンレススチール製のOPINELテーブルナイフです。少々荒っぽい使い方しても錆びにくいので重宝しています。こちらは持ち手がウォールナット製で、若干、値が張りますが、それでも手が出ないものではありません。

本来であれば、使う場所が狭くて不安定なことが多いアウトドアのテーブル上で使うには、このステンレススチール製ではなく、果物や野菜に添えるだけでスーッと切れるような、抜群の切れ味のカーボンスチール製の方が良いと思います。

しかし、使用したまま眠りについたりすると、翌朝には錆び付いていた、ということが何度かあり、屋外で使うのを躊躇っていて、今では家飲みでたまに使うくらいでした。

それでは本末転倒ですね。

そこで、ネットで防錆加工について調べて、カーボンスチール製のブレードの黒錆加工をしてみました。

紅茶と酢で作った溶液に浸すだけ

やり方はとても簡単です。

紅茶を煮詰めて、酢を加えて数時間、浸すだけです。

本来であれば、ブレードを持ち手から外して加工した方が良さそうですが、面倒なので、ブレードが浸るくらいの紅茶を用意して、浸る深さが足りない分は酢を追加して高さ(深さ)を調整して持ち手に溶液が浸らないようにしました。

概ね紅茶と酢の割合は、概ね8:2くらいです。

浸した直後の溶液(写真)は、色だけ見ると防錆効果が出るのか期待できそうにありませんでしたが、ナイフを引き上げる頃にはドス黒く変色し、煮詰めた紅茶と酢の匂いで、嗅いだことはないのですが、まるで猛毒のようでした。

外観がグレードアップ

黒錆加工が出来上がりました。水洗いして、油を引けば完成です。

黒錆加工の方が反射して違いが分かりにくいかもしれませんが、実際は写真よりも黒ずんでいて、安っぽい光の反射もなくなり、見栄えも大人の逸品にグレードアップしました。

調べた時に知ったのですが、持ち手を油に長時間浸し、水分吸収による変化防止や握った感触改善をする人もいるようです。

私は持ち手の経年劣化も楽しみにしてるので、当面、持ち手は今のままで長く使っていきたいと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

新登場GOPRO HERO9の特徴

9月に新しく登場したアクションカメラGOPRO HERO9が話題になっているようです。現在私が使っているのはHERO7。HERO9の発売で、もう2世代前ということになりました。

小型で高詳細&超広角な映像を撮影できるGOPROは、ニューモデルが出るたびに、現行モデルの欠点を解消しながら進化してきました。HERO9の発売では、どの欠点が解消され、新しい機能が加わったのでしょうか。気になるところです。

もともと、私はHERO3から使い始めました。専用の防水ハウジングは画期的と感心していました。しかし、バッテリーの持続時間が短いため、その交換のたびに、グローブ(バイクツーリング時)を外し、防水ハウジングを開けて取り出したりしまったり、そしてまたグローブをはめるという作業が面倒で、次第に撮影機会が少なくなっていきました。

使用機会を復活させたHERO7

HERO7ではカメラ本体そのものが防水仕様になったので、防水ハウジングがなくなり、ボイスコントロール機能が実装されました。

ボイスコントロールでは、音声で電源ON/OFF、撮影スタート/ストップ、カメラ切り替えなどが行えるので、操作のためにグローブを取り外したりすることが不要になり、モヤモヤした霧がスーッと晴れていくような、爽快な気分になったことを覚えています。

もうひとつ大きな進化が手ぶれ補正「 ハイパースムース(HyperSmooth)」の実装です。歩行撮影や手持ち故のカクカク揺れ動く映像はこの機能によってかなり抑制され、この機能追加でGOPROをVLOGカメラとして使用する人も増えたのではないでしょうか。

本体防水、音声コントロール、ハイパースムースだけでも十分すぎるほど。GOPROアプリも秀逸で、よく使用させていただきました。

さらに進化したHERO9

今回発売のHERO9の大きな特徴は、ディスプレイが前面にも付いたことと「スケジュールキャプチャー」が実装されたことです。

スケジュールキャプチャーは24時間前から撮影予約できる機能で、その場にいなくても夕焼け雲のタイムラプス映像を撮影できたり、寝たままでも星空の撮影ができてしまいます。

これは便利ですね!

肝心な撮影スペックも、動画が最大5K/30fps、写真は20MPと大きく進化しました。

HERO7ではバッテリー容量や持続時間もだいぶ改善されてはいましたが、HERO9ではさらにその容量が30%増え、多少感じていたバッテリー持ちの心細さはずいぶんと解消されると思います。

ハイパースムース(HyperSmooth)も3.0にバージョンアップしたようです。この点は実際に撮影してみないと違いは実感できないですね。

販売戦略も大きく前進

公式サイトgopro.comでは、GoPro Plusのサブスクリプションプランを申し込むと、HERO9を割引価格で購入することができます。

GoPro Plusは無制限のクラウドストレージが特徴です。映像編集も可能です。

サブスクリプション月額600円を含めて、冷静に計算すると実質的な割引額はたいしたことはないのですが、4K、5Kのデータを取り扱うので無制限のクラウドストレージは魅力です。ついでにGOPROで撮影した動画以外のデータが保存できるかどうか、近々検証してみたいと思います。

サブスクリプションプランと抱き合わせた展開は今風の販売戦略といったところです。

GOPRO HERO9、これは話題になって当然ですね。同時に、時代の波についていくのも一苦労。香港の担当者と電話でお話したのですが、HERO9の注文は殺到しているようです。

海外のサイトでオーダーを入れてみましたが、口座不正引き出し事件やら多発する不穏漂うキャッシュレス社会。ブツは届くのでしょうか。ある意味、ワクワクです。