【充実版】キャンプ歴25年のオレが選んだ調味料セット

先日、調味料セットの厳選版の記事を投稿しましたが、それは「塩」と「しょうゆ」を基本としたセット内容であり、アウトドアで手の込んだ料理を作って食べる楽しみを諦めたわけではありません。

かといって、片栗粉やしょっつる(塩魚汁/秋田の魚醤)まで持ち歩くわけにはいかないので限度はあります。

今回ご紹介するのは、洋風メニューや肉料理などにも応用できそうな充実視点で選んだ調味料と収納方法の記事です。(この記事は約5分で読めます。)

【基本編】ツーリング歴25年のじじい厳選の調味料セットと収納法はこちら

卓上で便利なNalgene(ナルゲン)調味料ケース

通称ナルゲンボトルで名が通っている「Nalgene」とは、アメリカニューヨーク州にある、純度の高いプラスティックと機密性が高いボトルで有名なブランドです。

写真はそのブランドの調味料ケース。

写真では確認しにくいですが、内装にはアルミ素材が使われています。品質保持や汚れた時に拭き取りやすさの利点があります。

ケース背面にはマジックテープが付いているので、上蓋を開けたままの状態を維持できるように工夫されています。

液漏れしにくい「ナルゲンボトル」

調味料ボトル「Nalgene広口丸型ボトル30ml」

ボトル本体の材質、耐候性が良いポリエチレン(PE)、キャップには硬くて傷がつきにくいポリプロピレン(PP)が使われています。

この材質の使い分けは、ダイソー商品も同じですが、キャップを閉める時の回転の軽さと閉まり具合は、アウトドア定番品ゆえの品質を物語っています。

アウトドアメニューが広がるNalgen調味料9選

ナルゲンボトルケース入りの品々は、以下の通りです。

ボトル①しょうゆ(刺身など)

ボトル②男鹿半島の塩(スライストマトなど)

ボトル③カレー粉(サラダチキンカレー、スパイシー手羽先など)

ボトル④バジル(ジェノベーゼ、ガパオライスなど)

ボトル⑤粗挽きブラックペッパー(ビーフペッパーライス、手羽元焼きなど)

ボトル⑥サラダ油

パッケージ⑦ローリエ(カレー、シチュー、煮込み料理など)

チューブ⑧すりおろしニンニク(豚肉スペアリブ、アヒージョなど)

チューブ⑨すりおろししょうが(厚揚げ焼き、なす焼きなど)

そしてボトル⑩食器用洗剤とスポンジです。

これくらいあれば、バリエーション豊かな、充実のキャンプ飯を楽しめると思います。

コンパクトであることも重視しつつ、テーブルの上に置いていても邪魔にもなりません。

ラムチョップと夏野菜のスープカレー

先日までの予定では、秋田県男鹿半島か、はたまた青森県深浦町か、日本海の美しい海と夕陽を眺めてまったりするつもりでしたが、連日の大雨で旅は中止とし、庭先でデイキャンプの連休です。

現地は大変な被害になっているようです。皆様のご安全と一日も早い復興を心からお祈りしております。

【基本編】キャンプ歴25年のオレ厳選の調味料セットと収納法

キャンプには正解がありません。行く前に「計画」はある程度していても、その通りにならないのがキャンプの面白さのひとつです。

そんなキャンプを快適に楽しもうとするあまり、荷物も食材も多めになってしまいます。

スパイスも同様、ほとんど使わないものを、もしものためにあれもこれも追加しがちでした。

この記事はオフロードバイクHONDA XL250Rパリダカなどでのキャンプツーリング仕様の調味料セットについてです。(この記事は約8分で読めます。)

ソロキャンプ料理の考え方を見直し

今までは、キャンプや車中泊で何を作って食べるかは、道中や買い出し先で決めることが多かったのですが、その行動パターンが荷物を増やす原因でもありました。(知ってはいたけどなかなか抜けられない・・)

年齢とともに食べる量は少なくなったこともあり、これからは出かける前に厳選メニューを決めて行動することにしようと考えています。

そしてもう一つの考え方の変更点は、持参する基本の調味料は、「塩」と「しょうゆ」だけにするということです。

逆に言うと、基本は「塩」か「しょうゆ」でできるものしか作らない、ということです。

豪勢に盛り上がりたい時は、必要な調理器具やスパイスを持参しますが、一泊程度のソロキャンプ、ソロツーリングでは、「シンプル」を基本コンセプトに据えました。

ダイソー「メスティンに入るクリアケース」

ダイソー メスティンに入るクリアケース

ソロキャンプ料理の考え方を見直すきっかけは、ダイソーで「メスティンに入るクリアケース」を見つけたことでした。

メスティンに直に入れてもよさそうな気調理器具類を、あえてクリアケースに入れてまで持ち運ばせようとする商品の開発意図とは何なのか?

おそらくその意図は「スパイス」かもしれません。

「メスティンに入るクリアケース」の売り場近くにあったスパイスボトルを当ててサイズ感を確かめてみると、30ml入りのボトルが4個入るようです。

スパイスボトル

商品を手に取ったまま、過去を振り返ったりしながらあれこれ考え辿り着いた答えが「塩」と「しょうゆ」でした。

4個入るうちの2個分は「塩」と「しょうゆ」、残りは「サラダ油」と「食器用洗剤」です。

スパイスボトルのラインナップは液体用とスパイス用2種類の計3種類

スパイスボトル 3穴タイプ

スパイス用には1穴と3穴の2種類あります。

男鹿半島の塩

私がキャンプで使う塩は、粒が大きくゆっくり溶けるのでまろな「男鹿半島の塩」がメインです。トマトにも使いやすい塩です。なので中身が出やすい3穴タイプにしました。

男鹿半島の塩、おすすめです!

液体調味料ボトル(Sサイズ)

写真ではわかりにくいですが、液体調味料ボトルのキャップの裏には突起があり、その突起が液体出口にはまるため、液漏れしにくい構造になっています。スパイス用にはキャップ裏の突起はありません。

液漏れの程度は不確かですが、この類のボトルはしょうゆは液漏れしませんが、粘性のある食油や食器洗剤は滲むことがあります。

食油や食器洗剤が漏れるとやっかいなので、持ち歩きはこの2つのみ、ビニール袋にいれて「メスティンに入るクリアケース」に入れるようにしています。

「メスティンに入るクリアケース」

「メスティンに入るクリアケース」には、調味料や洗剤・食油のほかに食器洗い用のスポンジもいれました。3層式になっているスポンジを剥がして薄くしたものです。食器洗いもできるし、スパイスボトルがケースの中で暴れることも防いでくれます。

今こそ買い替えてみよう!「ダイソー調味料ボトル」

近所のダイソーで新しく調味料ボトル収納ポーチがキャンプ用品売り場にラインナップされていました。

ダイソーの中では田舎にあるこじんまりとした店舗ですが、キャンプ用品売り場は大型店舗同等の品揃えで見ているだけでもワクワクしてきます。

調味料ボトル収納ポーチ

ダイソー調味料ボトル収納ポーチ

今回入手した新商品は、粉末用ボトル(50ml)と液体用ボトル(50ml)がそれぞれ3個ずつの計6本がセットになった収納ポーチ(税別500円)です。

ボトル付きで500円なのでお買い得ですね!

今使っている調味料ケースは、液ダレや汚損を防ぐ内張もあるクオリティ高い「ナルゲン コンテナポーチ」ですが、少々、不満もありました。

ナルゲンコンテナポーチ

その不満とは、ケースに入れた形状がサイコロ状に近いため、何かとほかの荷物との相性というか、収まりが悪いという点です。

他の荷物と組み合わせて収納する時、タテにしてもヨコにしても、サイコロ状が中途半端なのです。

気になっているものの、外装が汚れて買い直し、今が2代目の品物です。

もしこれがボトルが一列に並ぶスリムな形状であれば、持ち合わせる他の荷物の隙間や間に収めることができると思うのですが、この商品はテーブル上で使用することを前提になっているようです。(上蓋を開いた時に、上蓋を開いたまま固定するためのベルクロが上蓋の縁と本体についています。)

そんな経緯で購入した「調味料ボトル収納ポーチ」の気になる品質をチェックしてみました。

液体ボトルは液漏れしないのか?

ナルゲンボトルは、その品質の高さで登山の必携アイテムとなっていますが、未知のダイソーは液体ボトルは密封製などの品質が気になるところです。

ダイソー液体ボトル

水をボトルの半分程度まで入れて、しばらく強く振ってみたところ、液漏れはありませんでした。

ただし、水以外の液体ではどうなるかはまだわかりません。安物の液体ボトルを使っていたとき、洗剤やオリーブオイルなど粘度のある液体はボトルに漏れた形跡がありました。(キャップの閉め方が甘かったせいかもしれませんが)

粉末ボトルに入れた塩やコショーが湿気で固まるようなことがあるかどうかの検証もこれからですが、このくらいのクオリティであれば満足です。

ダイソー調味料ボトル収納ポーチ

統一されたデザインでスッキリ

ダイソー 調味料ボトル収納ポーチ
ダイソー カトラリー収納ポーチ(ブラック、9本)

少し前に購入したカトラリー収納ポーチとも統一されたデザインです。

使う場面が同じならデザインや形状、ブランドを統一するのは私がよく使う、間違いの少ない商品の選び方。今回も当たってくれればいいのですが。

ダイソー 調味料ボトル収納ポーチ

左から、粗挽きブラックペッパー、男鹿半島の塩、七味唐辛子、醤油、トマトケチャップ、イタリアンドレッシングです。

品質管理上、それぞれ、ボトル半分程度の量を入れています。

今までのナルゲンは、バジルやローズマリー、創味シャンタンなど、遠征時の調理用にして使い分けることにしました。

他の収納アイテムと合わせてすっきりできるスリムな形状に、ランチタイムのグレードアップを期待しています。

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唐辛子の収穫とタバスコ作り

今年春、裏庭に植えた2株の唐辛子が収穫時期を迎えました。

ほとんど手入れすることはありませんでしたが、たくさんの唐辛子が実を生しています。

赤唐辛子

昨年、道の駅で購入した唐辛子で初めてタバスコを作ったところ、なかなかいい出来だったので、今年は原料から自家製にしてみようと思って植えたものです。

初めての唐辛子収穫

唐辛子の収穫

激辛だけに「美味しそう」という感じはありませんが、傷みやスレなども少なく、まずまずの出来です。

軍手をして収穫します。皮膚を傷めないためにはビニール手袋の方がいいと思うのですが、通気性がないのが苦手です。

結局、軍手でもヒリヒリするようなことはありませんでした。

収穫した唐辛子

今回収穫したのは全量のおよそ1/3ほどで、この写真の量は約600gほです。

このほかに、青唐辛子も100gほど収穫しました。

自家製タバスコ作り

自家製タバスコ

自家製タバスコはとてもい簡単です。

ヘタをカットして取り除き、タネがあるまま、フードプロセッサーで細かくし、酢と岩塩を加えるだけです。

・赤唐辛子・・・600g

・酢・・・・・・200cc

・岩塩・・・・・・20g

密封瓶に入れる前に、瓶やフタは念入りに消毒し、あとは冷蔵庫で熟成させるだけ。写真の密封瓶1本が赤唐辛子約300g分です。つまり、密封瓶2本分できました。

もう一方の瓶は、酢と岩塩を半分の量にしてみました。

味見をしたいところですがこの時点ではたぶん辛いだけ。酢の加減のみを匂いを頼りに確認しました。

市販品は3年も熟成させるようですが、1ヶ月ほどで使えるようになると思います。

*ヘタをカットするときだけはビニール手袋を使いました。

青南蛮は「しょうゆ漬け」に

青南蛮の醤油漬け

青南蛮はしょうゆ漬けにしました。

写真は昨年10月に漬けた青南蛮で、4リットルサイズの密封瓶に100本ほど漬けたので、まだ半分ほど残っています。

とても美味しくできたのですが、今年の原料調達まで間に合わせようというペース配分が慎重すぎて、在庫過剰気味になっています。

密封瓶の中にある漬け液は、しょうゆに砂糖と日本酒を適量加えただけです。

青南蛮は、炒める際に内部の空気が熱膨張して爆発しないよう、青南蛮に切れ目を入れ、焼き色が着くまで炒め、熱を冷まして漬け込みました。

昨年作と今年作とで分ければいいのかもしれませんが、漬け液がもったいないので、青南蛮も漬け液も継ぎ足し継ぎ足しで楽しもうと考えています。

青南蛮のしょうゆ漬け、一子相伝の家宝です。

スパイスを使ってカレーを作ってみた

カレールーを使わないで作るカレーに対して、職人がつくる本格的なイメージを持っています。

修行を積み重ねた料理人が魂を注ぐ本格領域に足を踏み入れみようとは、恥知らずの初心者ならではです。

もしかして上手にできるのでは、と思い、挑戦してみました。

手軽にできるドライカレー

「ドライカレー」とは、汁気の少ないカレー全般を指す言葉で、使用する食材に特に決まりはないようです。日本では、カレー味のチャーハンやカレー味のピラフなどもドライカレーに分類されているようです。

一方「キーマカレー」とは、ひき肉を使ったカレーを指すようで、その意味では今回のドライカレーは牛ひき肉を使ったので、「キーマカレー」と呼んでもよさそうです。

作るには手間暇がかかって難しそうなイメージがありますが、いざ、作ってみると、味をみながら整えて仕上げていくカレーづくりはとても楽しく、出来栄えにも満足できました。

作り方

にんにく、玉ねぎ、牛ひき肉を炒め、火が通ったら、トマト、トマトケチャップ、小麦粉、カレー粉、クミン、ナツメグを加えていため、味を見ながら、塩とブラックペッパーで味を調えます。

メスティン本体でごはんを炊き、そのあとでメスティンのふたをつかって調理します。

調理スペースが狭いのでそこが一番難しいところですが、フライパンで作るのであれば簡単に手軽にできると思います。

あまりのおいしさに、一気にかっこみました。

メスティンで「中華粥」を作ってみた

196作目のメスティンレシピです。

花椒(ホアジャオ)の存在感

聞き慣れないスパイスですが、風味は山椒とよく似て、ピリッとして痺れる辛さがあります。

山椒と違は違い、乾燥した粒々の赤い果皮が見た目にもアクセントになるので、おかゆのように、のっぺりした見た目の料理ではビジュアル的にも引き締まる感じがします。

控えめで上品な印象があるおかゆですが、思いつきで花椒(ホアジャオ)を加えてみたらパンチの効いた、中華粥になりました。

簡単で美味しい

Instagramではお米30gと書いていますが、そのお米の分量でこの量感です。ご飯茶碗で1杯ちょっとくらいでしょうか。

少し物足りなさもあったのでお米は40g(水400cc)ほどでもいいかもしれません。

簡単で美味しいので、小腹が空いた時でも便利な一品です。

メスティンで「チキンとレーズンのビリヤニ」を作ってみました

メスティンレシピ研究史上、最高の出来栄えとなった「ビリヤニ」をご紹介します。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ビリヤニビリヤーニーBiryanibirianiもしくはberiani)は、インド亜大陸ムスリムにその起源を持つ混ぜご飯料理である。スパイス(通常バスマティ米)、野菜などから作る米料理である。同じ米料理であるプラオとビリヤニとの違いは、プラオは生の米を炒めて魚介・野菜などの具材(生か軽く炒める程度)とスープと合わせて炊き込むのに対して、ビリヤニは原則として(詳細は後述)半茹でにした米と、別途調理された具材を合わせて炊き込む点にある。

いろいろと難しそうですが、スパイスを効かせて作るパキスタン風の炊き込みご飯です。

なぜに「パキスタン風」かというと、勤務先の近隣にあるパキスタンカレー店の店内に漂う香りと似ているので、勝手にそう名付けました。

美味しくする3つのスパイスとは

1.クミン

2.シナモン

3.カレー粉

この3つのスパイスが決め手。どれもスーパーで手に入るスパイスです。

材料

おコメ1合分の材料です。(おコメ、クミン、サラダ油、水は下記に記載していませんが必要です。)

A

鶏もも肉・・・80g

すりおろしニンニク・・小さじ1

すりおろし生姜・・小さじ1

玉ねぎみじん切り・・1/6個分

カレー粉・・小さじ2

塩・・・小さじ1

B

バター・・1片

シナモン・・1本

ローリエ・・1枚

レーズン・・20粒

C

パクチー・・適量

ライム・・適量

作り方

材料として記載した種類が多いのでややこしそうですが、頭の中を整理すると簡単です。

ざっくりした手順・工程は、Aが「鶏肉の下味付け」、Bが「炊き込み」、Cがトッピングの3段階に分けることができます。

A「鶏肉の下味付け」は、鶏肉に材料をまぶして、30分ほど置きます。

B「炊き込み」の前に、Aをサラダ油にクミンを加えて炒め、香りが出てきたら、吸水したおコメと水180ccを投入し、Bの材料を加えます。

レーズン調達は、スーパーのどの売り場から選ぶかはコストパフォーマンス的に重要な視点です。

お菓子売り場、果物売り場、酒売り場など、複数の売り場でそれぞれ異なったアイテムが品揃えされているので、両目や価格などを比べて選ぶと良いです。

専門店っぽいスパイスの香りが充満して、美味しいです。何より、ありふれていないメニューなので、ウデ💪が上がったような感覚も味わえます。

そして本日の動画

ピンマイクをつけて喋りながら収録したようです。視聴者との対話を重視しているかのようで、動画の作り方に新鮮味がありますね。ボウリング自体は興味ないのですが(すみません)、視聴していて楽しい動画です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

明日もいい一日でありますように。