初心者でもどこでも簡単に楽しめる「鉄板ピザ」と「本格珈琲」

ピザを手作りできるスキルを身に付けたく、昨年から時間があれば試行錯誤を重ねてきました。

ピザスキルを身に着けたい理由は、昼でも夜も、ひとりでも大人数でも、性別や年齢層問わず楽しめる万能メニューだからです。

これを手際よく思い通りに焼き上げることができれば、おカネをかけずに生活の質を高めることができるはずです。

そう簡単にはいかないことは承知の上。かといってやらずにいては何も起こりません。行動しなければ失敗もないけれど、気づきや発見もありません。

フタ付き極厚鉄板

カワセの極厚鉄板

写真はピザ焼き用にAmazonで調達した極厚鉄板です。

株式会社カワセという新潟県の企業が展開するアウトドアブランド「BUNDOK(バンドック)」の極厚鉄板(6mm)です。

この種のバーベキュー用の鉄板は大小、角型、丸型さまざまありますが、フタつきの鉄板をショッピングサイトなどで探しても多くは見かけません。

BUNDOKフタ付き極厚鉄板のフタ

ピザ作りを難しくしている点は、上からも加熱するということです。

自宅でのピザづくりであればオーブンや専用窯などが使えますが、キャンプや車中泊では実現が難しいメニューのひとつでした。

ピザを作るためには、オーブンや専用窯など、食材の上からも加熱できる構造が必要ですが、この極厚鉄板なら焚き火の中に放り込んでも頑丈だし、BUNDOKはステンレス製のフタもついているのでピザ作りにも活用できます。サイズ感も手ごろで気に入っています。

BUNDOK極厚鉄板は秘密基地・N-VAN専用ピザ窯です。当然、車載じゃなくても万能に活躍できるのでおすすめします!

*車内ではスプレー式消火器を用意した上で、換気など安全に配慮しています。

商品サイズ/鉄板:26×18×1.5cm、フタ24×16×1.5㎝

収納サイズ/26×18×4cm

材質/鉄板:スチール(黒皮剛板)、フタ・ハンドル:ステンレス

重量/2.6kg

BUNDOK極厚鉄板

ピザ生地レシピはこう作れ

曲げわっぱで持ち込んだピザ生地

ピザ作りで重要なのは、生地づくりです。

いままでも何度か修行を重ねていますが、今回の生地作りは翌日のランチタイム用です。発酵による膨らみ具合の量感覚がまだつかめていません。

1g単位できっちり計量するなど、何事も大雑把な性格の私には難しい要求ですが、レシピ総重量から1枚分を60gとして、1枚分を取り分けると適量サイズになるかもしれません。

<ピザ生地(3~4枚)の材料とレシピ>

強力粉・・・・・125g

薄力粉・・・・・・25g

ドライイースト・・3g

食塩・・・・・・・2g

オリーブオイル・・1

ぬるま湯・・・・・75cc

これらを混ぜ合わせ捏ねているとしだいに生地がまとまってくるので、30分ほどおいて発酵させます。

*専門家のネット記事を読むと二次発酵もさせるようですが、私はいつもこの段階で焼きへとすすみます。

高コスパ「手作りピザランチ」

今回の手作りピザはランチ用なので、生地作りは昨晩に準備して、ラップに包んで曲げわっぱで持ち込みました。

車内でのピザ生地伸ばし

N-VAN車内でラップを広げ、麺棒で生地を伸ばします。

これは職場の昼休みには思えない、自分でも異様な光景。

打ち粉が必要かもしれないと心配(スーツが粉まみれに)していましたが、生地の状態は打ち粉不要でスムーズにのばすことができました。

ただし、持ち込んだ生地のボリュームがありすぎて、極厚鉄板からはみ出ないような形を優先にしたため、生地は厚手になってしまいました。

大人も大好きなハワイアンピザのトッピング

ハワイアンピザ

バジルがへなへなになっていますが、焼き上げるのでお構いなし。

メインのトッピングは、パイナップル(缶詰/輪切り4切れ97円)です。

トロピカルな甘さと歯ざわりがピザを美味しく引き立てる、私が好きなピザのひとつです。

いつもならピザソースも見様見真似で手作りしますが、トマトホール缶の買い置きがなかったので、冷蔵庫にあった「パン工房ピザソース」で代用しました。

<トッピングメニュー>

パイン・・・1切れ

ウィンナー・・1本

ミニトマト・・1個

バジル・・・・適量

シュレッダーチーズ・・適量

<本来のピザソースの作り方>

小鍋にオリーブオイル大5とにんにく3かけ(みじん切り)を入れ加熱し、トマトホール缶(1個)をまぜて水分が飛ぶまで弱火で煮込みます。

焼く前に鉄板とフタを十分温めたら、弱火で約7分加熱します。

「Kokia自家焙煎珈琲豆や」のコーヒーを準備

その間はコーヒーを準備します。

コーヒードリップバッグ

「Kokia」とは親しくさせていただいている女子からいただいた、最近オープンしたというお友達が経営する焙煎所のコーヒーブランドです。

「Mild Blend」は、ほのかな酸味の中に甘さを感じるまろやかなコーヒーでした。今日の激辛自家製タバスコを使ったトロピカルパイナップルの多彩な味わいのピザを上品にまとめてくれる美味しいコーヒーです。

老舗のコーヒー店と同じような気品高いコーヒーの香りが秘密基地に広がります。 

宮城県石巻市にある焙煎所で、オンラインでも購入できますので、WEBサイトをご欄になってみてください。

<自然焙煎珈琲豆や Kochia(コキア)>

2000年 沖縄サミットでは各国の首脳たちが集う晩餐会の締めくくりに提供された「バッハ・ブレンド」で知られる「自家焙煎珈琲豆屋バッハ」の店主とともに、中米(パナマ、グアテマラ、コスタリカ)の珈琲農園を周って培ったノウハウを持つ、焙煎所オーナー様のコーヒーへの思いが伝わってくるかと思います。

*舌がバカになっているせいで、コーヒー批評は正しくないかもしれません。

コーヒー用のお湯を沸かす

ピザ窯のフタの上にケトルを置いて、ピザを焼くのと同時にお湯も沸かします。

これもフタ付きの鉄板ならではの合わせ技です。

お湯が湧いた後のケトルは、右側に置けるので、SOTOミニマルワークトップ(ガスコンロ台)が活躍します。

ホットコーヒーを淹れる

秘密基地で焼いたピザの出来栄えは??

ハワイアンピザ

想像以上に上出来でした。

ピザの耳もふっくらしていて、とても上出来だったのが嬉しくて、すぐ手をつけて食べてしまい、ピザ全体の写真を撮影するのを忘れてしまいました。

<注意点>

極厚鉄板はとても熱くなります。

アウトドア以外で、調理した極厚鉄板を手元に移動する際は、鉄板の熱さで焦げてもいい使い古しのまな板などがあると便利です。

また、極厚鉄板が冷めるまでは長い時間がかかり、食事後の後片付けはすぐにはできないので、子どもが近づかない場所など、安全に放置できる環境下で冷ましましょう。

*鉄板に水をかけて急激に冷やすと破損する場合もあるようです。

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自家製の出汁で作る「だし巻きたまごサンド」

ひょんなことから出汁を作ってみようと思い、見様見真似で出汁を作ってみました。

自家製出汁にチャレンジ

昆布と干ししいたけで出汁を取る

出汁の取り方は簡単です。昆布の表面を拭きとって、干ししいたけといっしょに鍋いっぱいの水に2~3時間、漬けました。分量はまずは適当、得意のTry&Errorの精神です。

かつお節(削り節)で出汁を取る

漬け込んだ出汁汁から昆布、干ししいたけを取り除き、中火で煮立たせ、かつお節を1袋(約70g)投入して、サッと出汁にくぐらせた後、かつお節を取り除き、濾します。

精製した自家製出汁は500mlペットボトルで2本分。

出汁の見た目はそれなりにできたのですが、果たしてこの出汁がいい味を出すのかどうかはよくわかりません。

そこで「だし巻きたまご」も作ってみました。初めてのチャレンジです。

メスティンレシピNo237「だし巻きたまごサンド」

おっさんにとっては「だし巻きたまご」を作ること自体難関なのですが、切れ込みを入れたパンに挟むという手順は高いハードルです。だし巻きたまごの厚さや大きさ、何よりもパンに挟めるような状態にまとまるのかもわかりません。

しかしこの難関をもしクリアできれば、ランチのバリエーションが増えるし、何より充実感が支える別の景色も見えてくるような気がしてチャレンジしました。

だし巻きたまごのメスティン弁当

パンは、「フジパン本仕込 贅沢な厚切り(二枚)」の一枚使いました。

上下の耳だけカットして、切れ込みを入れ、つぶ入りマスタードを塗って、「だし巻きたまご」を押し込んだ後、メスティンの高さに収まるようにパンを1/2にカットしました。

結果は・・・、だし巻きたまごの形状は失敗しましたが、塩味ベースの「だし巻きたまご」は鰹出汁の風味もしっかり出ていて、想像以上の出来栄えで合格です!

メスティンレシピNo236「鮎飯」

調子に乗ってもう一品で自家製出汁のテストをしました。

鮎飯です。出来栄えの姿形はそれほど気にすることもないので気は楽です。

給水したおコメに調味料を加え、鮎をのせて炊飯するだけです。

「鮎飯」は大成功!

自家製出汁で作った料理には満足感もプラスされ格別の味わいがありますが、満足を感じながらもまだまだ納得の域ではありません。

2本のペットボトルがなくなったら、もう少し研究と情報を加えてレベルアップも図りたいと思います。

初夏の味覚「藁焼きカツオ」

昨日は、実家の兄が手料理を振る舞う「藁焼きカツオ祭り」に行ってきました。

私と歳が4つ違いの兄はごく普通のサラリーマン一筋ですが、手料理はなかなかのものです。

特に海産物への目利きや商品知識、包丁さばきは一流料理人レベル。車で20分ほどの距離にある実家に行くたびに美味しい刺身や男の手料理を振る舞ってくれます。

主役のカツオは、バーベキューコンロに藁を入れて炙ります。バーベキューコンロの活用方法としては斬新ですが、マニアックなので広がることはないでしょう。

表面だけをさっと炙ります。

なんともダイナミックな画です。

一本釣りの「藁焼きカツオ」

藁を燃やした火でカツオを炙ると燻製したような香りがカツオに染み込みます。その独特な香りと薬味の爽やかな香りを、ゆずポン酢がぎゅっと引き締める感じです。

原料は兄がこだわって調達した、一本釣りで漁獲されたカツオです。

鰹漁には「一本釣り漁」と「巻み網漁」がありますが、「巻き網漁」で漁獲されたカツオは、網の中でカツオが暴れるため筋肉の中に乳酸が溜まり酸っぱくなったり、身割れしたりするのだそう。

兄が切って盛り付けた大皿2枚分の藁焼きカツオ。

男衆は兄、私、叔父の3人。食べきれない量です。

今朝水揚げされた「ほや」

肉厚で食べ応えある南三陸産ほやでした。

その肉厚のほやを「mizkanかおりの蔵 丸絞りゆず(ゆずポン酢)」で食べました。このゆずポン酢もとても美味しいです。ほやを食べるときはほとんど「酢しょうゆ」でしたが、これは発見でした。

丸ごとオニオンのコンソメチーズ

丸ごと玉ねぎのコンソメ煮は私も作ったことがありますが、チーズのせは意外でした。

味のベースがコンソメなので、煮込んで甘くなった玉ねぎによくあいました。

聞けば、バターから転じて、最終的にこのスタイルに辿り着いたとか。

これはキャンプや車中泊などのアウトドアメニューとしても使える料理です。

デザートは「最上川千本団子」

山形県にある人気の団子屋さんの団子です。

兄は、この日のために昼で退勤し、山形県まで買いに行ったのだとか。

最上川千本団子

一升瓶を隣に座らせ、最後まで日本酒一本。

酔っ払って食べるのを忘れて帰ってきたことを、今日カメラの画像を見て気づきました。千本だんごは食べたことがなかったので残念です。

いつか店を訪れてみたいと思います。

初夏の味覚を季節の薬味で贅沢に楽しませてもらいました。

「フレッシュ生ジュース」作りのテストしてみました

健康的で満足感を味わえる朝食を考えていて、ジューサーミキサーを使ったフレッシュ生ジュースを思いつき、さっそくテストしてみました。

ジューサーとミキサーの違いとは

ネットで調べてみました。同じようでいて、実は若干、異なるようです。

「ジューサー」は、食材を入れる容器の底におろし金のついたザルがあり、モーターでおろし金を動かす調理器具です。食材を食物繊維と水分に分けるのが特徴です。一方、「ミキサー」は野菜や果物などをペースト状にしたり粉末にしたりする調理器具で、ガラス容器の下部についている刃で食材を細かく砕くことができます。

おそらく多くの人がイメージするのは、後者の「ミキサー」ではないでしょうか。

家探ししてミキサーを発見

家探ししたら、未使用のミキサーがありました。しかも2台も!

4〜5年前、おふくろがTVショッピングで購入し、使い方がわからずそのままになっていたようです。なぜ2台なのかは謎です。

ミキサーの定格出力を確認したら240Wなので、車内装備のSUAOKI ポータブルバッテリー(500W)で動作するはずです。

動作テスト問題なしでした。(ポータブルバッテリーはテーブル下に置いています。)

さっそく近所のスーパーで材料調達

組み合わせを変えて2種類のジュースを作ってみることにします。

フルーツはバナナ、パインブロック、ベリーを購入しました。

続いてベジタブル。購入した野菜はセロリ、小松菜、トマト(バラ)です。そのほか、豆乳とはちみつを調達しました。

豆乳は消費期限も長く、常温保存なので、アウトドアには牛乳よりも豆乳が便利です。注ぎ口にねじ式のキャップが付いているので、移動時でも漏れる心配はなさそうです。

「小松菜とバナナのフレッシュジュース(2〜3人分)」の材料です。

●小松菜・・・・・・・・2株/ビタミンではビタミンKが1日の摂取目安量の3倍も含まれ、止血作用、骨の形成に役立つらしいです。

●バナナ・・・・・・・・2本/情緒を安定させ、精神をリラックスさせる効果のあるセロトニンという成分も豊富に含まれているとのこと。

●豆乳・・・・・・・・・500cc/がんや骨粗鬆症の予防効果が期待されるイソフラボンが含まれています。

●セロリ・・・・・・・・1本/浸透圧変化による血管の伸縮を防ぎ、血圧を安定させる働きがあるカリウムを多く含みます。

●はちみつ・・・・・・・適量/カルシウム、ビタミンB1、B2、葉酸などのビタミン類、鉄、パロチン、約22種類のアミノ酸、約27種類のミネラル、約80種類の酵素など豊富な栄養素が含まれています。

駅中などの生ジュース屋さんだと1杯500円くらいすると思いますが、上記材料による製造コストを計算したら1杯あたり145円ほどでした。

材料をミキサーに放り入れ、スイッチON

小松菜の葉が小さくなるまで回します。途中で味やとろみを見て、必要に応じてはちみつや豆乳を加えます。最後に「ヒマラヤ岩塩」で味を整えました。

材料のカットも含め、1〜2分で出来上がり。

小松菜とバナナのフレッシュジュースの実食

クリーミーでセロリのツンとした香りがアクセントになって、とても美味しいです。

この画に生ジュースが加われば、ワンランク上の朝食の雰囲気が楽しめそうです。そして何より健康的です。

アウトドアで、ミキサーやる人、なかなかいません。ドヤ顔でミキサーをぶん回してみたいと思います^ – ^

アウトドアで生ジュースを楽しむポイント

アウトドアでフレッシュ生ジュースを楽しむためのポイントをいくつか整理してみました。

1、豆乳は無調整の固定キャップ付きを選ぶ。(栄養価、移動時の液漏れ防止)

2、材料は使い切れる量目単位の商品や持ち帰っても品質保持できる商品を選ぶ。(例えばバナナ、キウイ、アボカド、トマト、にんじんなど。)

3、はちみつは多いかなと思うくらい投入するのが良い

4、お好みでレモン果汁や塩、ブラックペッパーなども。

生ジュースには決まったスタイルはないので、いろいろアレンジしてみると面白い発見があるかもしれません。入手しやすく扱いやすい材料で、栄養価が高くて美味しい組み合わせの研究をしばらく続けでみようと思います。

<満足度>

評価 :4.5/5。

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは今日はこの辺で。