竹鶴政孝の設計思想とニッカウイスキーの魅力 | 岩松屋旅館体験

こんにちは!

好きなことだけして、嫌いなことはしない大人の休日。今回は先週末に堪能した「作並温泉 鷹泉閣(ようんせんかく)岩松屋旅館を」ご紹介します。

結論を先に申し上げれば、とても良かったです。(おすすめします)

竹鶴政孝の設計思想が学べる場所

THE NIKKA 40YEARS OLD

岩松屋旅館の付近に「ニッカウイスキー宮城峡蒸溜所」があります。ここは緑豊かな森に包まれた静かな峡谷エリアです。

仙台から西に約25km、山形との県境。森から生まれる湿潤で澄んだ空気が樽を乾燥から守り、原酒がおだやかに熟成すると言われています。

それはどうしてでしょうか?

冬は降雪も多いため、蔵王連邦を経て流れてくる新川の伏流水があるからなのですね。もちろんウイスキーの仕込み水として使われています。

ちなみに、ここの水は、日本の蒸溜所が使っている水の中でも硬度が低いと言われています。

ウイスキーづくりに余分な成分が含まれていないことも宮城峡蒸溜所の特徴です。

岩松旅館のニッカウイスキーの展示
竹鶴政孝とニッカウイスキーの展示品

そしてロビーに飾られたニッカウイスキーの創業者・竹鶴政孝に関した展示品があります。そのひとつ一つに目をやると、竹鶴政孝の、自然への敬意に満ちた設計思想が伝わります。

いつもはただの酔っ払いでも、とても賢くなった気がします。庶民の味方「ブラックニッカ」の味わいを上質なものに変えてくれます。

*写真のニッカは8,000,000円。隣の宮城峡500,000円がとてもお買い得に感じてしまいます。

ニッカウイスキー公式サイト(宮城峡蒸溜所)

正岡子規が感じた風景を追体験できる場所

ところで岩松旅館は、明治時代の詩人・正岡子規が「はて知らずの記」を書いた東北旅で投宿した宿としてもよく知られているようです。

文学には縁がない私は知らなかったのですが、正岡子規の名前と横顔だけは知っています。

「夏山を廊下づたひの温泉(いでゆ)かな」

上は正岡子規がしたためた句です。脇を流れる清流・広瀬川や深い山々など、自然を前に揺さぶられた心情などの描写がありません。あっさりしすぎたためか、否定的な評価もあったようです。

それは逆に言うと、歩き疲れたどり着いたいで湯が八十八段先にあるのでそれしか言葉が出なかったのかも知れません。

岩風呂への階段(岩松屋旅館)
岩風呂への階段(岩松屋旅館)

板張りの床を踏み締める音に胸が高鳴ります。時折、窓を覗くと勢いよく流れ落ちる広瀬川の清流が眼下に現れます。

仙台牛タンと黒毛和牛を堪能

食事はバイキングスタイルでした。

あれこれ食べるより、ターゲットを好みの1点に絞る、自称「スシロー喰い」で牛タンを堪能しました。

柔らかくてとても美味しい牛タンです。

牛タン
黒毛和牛

締めは黒毛和牛ステーキで。

「作並温泉 岩松屋旅館」

今回の部屋は最上階の角部屋。畳部屋のほか、ソファーと寝室(セミダブルベッド2)もあり、夫婦二人では持て余しました。

ギャラリー「かまくら」

岩松屋旅館の歴史資料が展示されています。

屋号の一部「鷹泉閣(ようせんかく)」という名前の由来も読み解くことができるかもしれません。

岩松屋旅館の外観

表からの外観はオーソドックスな佇まいですが、充実の中身でした。

仙台の街中から車で3-40分ほどの距離にあります。

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解放感が最高!フライシートだけのテント設営方法

飛び石連休となった今年のGW。

友だちと二人で出かけたキャンプツーリングで、自立式テントのフライシートだけを使いテントを設営しました。

テント本体の結露を防ぐフライシート

テントには、テント本体の結露を防ぐ「フライトシート」と呼ばれるカバーシート付きのタイプがあります。

結露が発生する仕組み

結露は、湿度の高い暖かい空気と外気の冷えた空気の温度差によって発生します。

それは空気の温度が下がると、空気を含むことができる水蒸気量が減ります。そうして含めなくなった分の水蒸気が水に変わります。それが「結露」として窓ガラスやコップに水滴が溜まる現象を引き起こします。

特にアウトドアシーンでは、水に浸したのかと思えるほど結露が発生することが珍しくありません。つまり、テント本体の内側からシュラフやウエアを濡らしてしまうリスクが伴うということです。

この水濡れを防ぐために、本体の上にフライシートを被せます。この二重構造を「ダブルウォール」と呼びます。反対にフライシートがないタイプは「シングルウォール」と呼ばれています。

フライシート+コットのテントスタイルのコツ

フライシートとコットを使ったテントスタイル

そしてコットを使う最大のメリットは、開放感と設営のしやすさです。

独り占めしたくなるような景観を、寝入る直前まで存分に楽しみたいものです。その場合におすすめのテントスタイルです。(蚊が活動しにくく寒すぎない気温15℃〜20℃での環境がおすすめ)

テント内で使用したコット

テント内のコット(コットレッグなしバージョン)
Helinoxコットワン

ところでテント内のコットは、Helinoxコットワンを、高さを延長できるコットレッグ付きで使用しました。

結構、高額なHelinoxですが、軽さと設置が簡単で信頼性が高く気に入っています。(自宅では昼寝用に使用しています。)

しかしこの時は、寝心地は申し分ないですが、コットレッグをつけた分、頭部まわりのクリアランスが悪くなりました。結果、わざわざ窮屈な空間にしてしまいました。

つまり、このテント内ではコットレッグは不要ということですね。

Hlinoxコットワンの詳細はこちら

ツーリングライダーにおすすめのテント

おすすめはMSRハバハバNX(2人用サイズ)です。

何よりも、軽い、自立式のダブルウォール、デザインがその3つが理由です。

いつもの就寝は一人です。しかし、2人用であればヘルメットなどの荷物も内部におけるスペースがあるので2人用がベストです。(1人様のハバNXもあります)

<付属フライシート>

素材:20Dリップストップナイロン

耐水圧:1200mmデュラシールド(ポリウレタン&シリコーン・コーティング)

らに、設営の仕方には、自立式と非自立式があります。自立式はポールでテント本体を自立させられますが、非自立式は、ペグやロープを使って自立させるタイプです。

雨天時でも本体を濡らさずに設営・撤収が可能

ツーリングには、降雨も想定すると自立式のダブルウォール型がおすすめです。

MSRハバハバNXは、本体が吊り下げ式なので、先に自立式のフライシートを設営すれば、本体を濡らすことなく設営することができます。(撤収はその逆の手順)

本体を濡らさずに済むのは、居住性だけでなく、2日以上の行程のツーリングにも信頼がおける機能です。

これはバイクツーリングには最強のテントです。

MSRハバハバNX(本体)

ちなみに、蒸し暑い夏場は、メッシュ素材は広い本体のみを設営して使っています。(晴天時)

MSRハバハバNXの詳細はこちら(Amazon)

バイクでも積載できる収納サイズ

テントとコットの収納スタイル

当日の様子はYouTubeに

当日の様子はYouTubeに投稿しましたのでこちらもご視聴いただければ嬉しいです。

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