防災士監修・心の非常時持ち出しバッグ

「防災士」とは、阪神・淡路大震災の教訓の伝承と新しい防災への取り組みを目的に創設された「特定非営利活動法人・日本防災士機構」が社会の様々な場で防災力を高める活動を期待し、十分な意識と一定の知識・技能を習得したことを認定した人を指します。私は2013年11月25日に認定を受けました。

少し前に在庫処分価格で購入したワインボトルバッグの活用方法のひとつとして、防災士の視点から心の非常時の品々をセレクトしました。

日本酒と語り合うための品々たち

ボトルバッグに入れた日本酒

「心の非常時持ち出しバッグ」とは、心が折れそうになった時、日本酒と語り合い、明日への希望をつなぐ品々ひとつにセットしたものです。

そのボトルバッグの内装は、一般的な保冷バッグと同じような構造ですが、保冷目的というよりは、外気温や衝撃からの影響を防ぐための仕様でしょう。

この仕様は、飲んだ後の瓶も破損するリスクを軽減して持ち帰れるので安全です。

ボトルバッグは以下の3層構造です。

(左)ボトルを入れるスペース。瓶の破損リスクを最小限にする衝撃を吸収する材質。

(中央)グラスなどを入れるスペース

(右)関連小物を収納するポケット付きのフタ

充実の装備でありながら、家族に知られることなく、自然なスタイルで出かけられます。

バッグを開ければ呑み友達の「風の精」

ボトルバッグに入れた日本酒

宮沢賢治「風の又三郎」をイメージした岩手南部藍染のコースターです。

藍色に染められたコースターは落ち着きあるデザインで、描かれた図柄の背景を想像しながらスルメをかじります。

チタン製お猪口「雪峰M150」

お猪口は、軽くて丈夫なチタン製。10年ほど愛用しています。

セット内容

日本酒(普通酒)に合う、常温で長期保管が可能な酒の肴は「スルメ」です。

悔しさや悲しみは、スルメを噛み締めるように味わいに変え明日への活力にします。

炙ったりマヨネーズや調味料を加えるひと手間は、単なる乾き物と違って酒をグレードアップさせてくれます。

ボトルバッグのセット内容

以下、セット内容です。

・澤乃泉・・・900ml。あえて精米歩合70%以上の普通酒を常備酒に。地酒です。

・スルメ・・・パケージは6枚入りですが、バッグへの収納は2〜3枚で十分でしょう。

・マヨネーズ・50g。賞味期限は2022年9月1日まで。

・唐辛子・・・山形県大沼唐がらし店。

・ミニ鉄板・・ダイソーのミニ鉄板。シーズニング済み。リフター付き。

・ガストーチ・夜間の視認性を良くするため、反射材を織り込んだ紐をつけています。

・お猪口・・雪峰(snowpeak)、100ml。飲食前後の衛生を保つメッシュ袋入り。

ダイソーミニ鉄板でスルメを炙る

一人ひと晩過ごすには、量・質ともにまずまずのセット内容ではないでしょうか。

(実食してみて、マヨネーズをもう1本と小皿と割り箸を装備品に追加しました。)

防災士目線で監修した5つの特色

1、必要な物がまとめられていて、いつでもサッと持ち出せること

2、瓶や器の破損を防ぎ、器具や食器類は衛生的で安全に使えること

3、肴は賞味期限が長く常温保存できるポピュラーアイテムで水を必要としないこと

4、楽しく過ごすためのひと手間がありアレンジも可能なこと(スルメ)

5、日本酒は熱燗でもいける普通酒で余裕の900ml入りであること

意固地で不器用な男

こうして記事を書いていると、「舟唄(1981年/八代亜紀)」の切ないメロディーと歌詞から、どこか意固地で不器用な男の生き様が浮かびます。

果たしてこの内容のセットが「心の非常時持ち出しバッグ」として適切なのかは疑問ですが、私がテスト体験した限りではとても楽しく、明日への意欲が湧いてきました。

ちなみに八代亜紀、炙ったイカは好きなものの、お酒は飲めないそうです。

防災士」についてはこちら

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今さら人に聞けない食の奥義を学ぶ山形天童の旅

山形県最古の陶芸の里とワイナリーを探訪し、知っているようで知らなかった食にまつわる技法や正しい楽しみ方に触れてきました。

平清水焼の窯元七右衛門で陶芸を知る

平清水焼は山形県山形市にある山形県最古の民芸陶器の窯元で、以前は30軒ほどあったようですが、今では2軒のみが伝統を受け継いでいるといいます。

平清水焼 七右衛門

「陶磁器」とはよく聞きますが、陶器と磁器では明確な違いがあります。どちらも何気なく毎日使っている食器ですが、陶磁器とはそれらの総称で、原料の違いにより、器の性質も作風も大きく異なります。

平清水焼の体験教室

この窯元は裏山の千歳山から採取した土を原料とする陶器の里です。

時間の都合と事前手配の関係で体験教室は叶いませんでしたが、親切で話好きな女将の説明でその歴史と特色に向き合ってきました。

陶器と磁器の違いは、窯元を離れてから気になって自分で調べて知りました。

陶器・・・土由来で熱伝導率が低く保温性がある。温もり、大型の作風。

磁器・・・石由来で熱伝導率が高くすべすべした触感。作風は繊細。

平清水焼は、性質が異なる鉄分を含む土が採取されるらしく、陶器と磁器の両方が作られてきました。

女将が作ったという地場野菜の漬物に負け、温かみを感じるデザインの湯呑み茶碗を選びました。

ワイナリーでワインの常識を学ぶ

天童ワイン

果物が豊富な山形県では有名なワイナリーもいくつかあります。

ここは将棋の駒と温泉で名高い天童市。ワイナリーがあることも知ってはいましたが、訪れるのは初めてです。

天童ワインの試飲

天童ワインでワインを試飲しながら受けるレクチャーは納得度がグンと上がり、興味を駆り立てられます。

天童ワインの勉強会

ワインを保存する時、瓶をヨコにする理由って知っていますか?

その姿は見て知っていますが、理由までは知りませんでした。なんとなく美味しく熟成するのかな、くらいの感覚でした。

瓶を立てて保管した白ワインとヨコにして保管した白ワインの現物を見ることができましたが、変色の有無が一目瞭然でした。

ワインを立てて保管してはいけない理由は、コルクが乾燥して縮み、隙間から空気が入って酸化するからだそうです。

ヨコにすればコルクの乾燥を防ぐことができ、長期熟成の品質保持に役立つのです。

ちなみに、アルコールの中で、瓶の中で熟成するのはワインだけ。

ウイスキーやブランデーも熟成するかのようですが、それらが熟成するのは樽の中であり、瓶詰めされた以降で熟成はしないとのことでした。

天童ワインの勉強会

手元に資料を置いて、5種類のワインを試飲しました。

こうして学ぶと自分には縁遠かったワインが身近に感じられて、料理に合わせて楽しみたくなりました。

名産品や特産品のラインナップを知るだけでは表面的過ぎて物足りなさがあります。

時にはたっぷりと時間を使って、その土地の気候風土や伝統文化の背景にあるものに触れることで食事が今まで以上に美味しく楽しめると思いました。