これは違反!天然素材のわっぱで味わう盛岡三代麺のご当地グルメ

曲げわっぱ

「曲げわっぱ」とは杉やヒノキを原料にした器で、弁当容器として使われることが多い日本が誇る伝統木工芸品のひとつです。

その曲げわっぱ、染みやカビが目立っては嫌だなと思って漆塗りを選んだり、白木の色合いが好きになってウレタン塗装を選んだり、今では形状違いも合わせて4個に増えました。

最近追加購入した「曲げわっぱ」の箱を開けると、包み布と箸入れ付きの天然木素材の箸もついていました。付属品があることは知らされていなかったので、まさかのサプライズにとても感激しました。

天然素材へのこだわりで箸入れのボタンをカスタマイズ

箸入れの止めボタンは白いプラスティック製で、せっかくの曲げわっぱの質感を損ねるような色調が少し気になりました。

そこで閃いたのが、スーツの切れ端についていたスペアボタンへの交換です。

下の写真は、光の加減で箸入れの写り映えが違いますが、どちらも同じもので、左側がカスタマイズ前の白のプラスティック製ボタン、右がカスタマイズ後の水牛の角ボタンです。

箸入れのボタン
水牛の角のボタンの模様(側面)

スーツの水牛の角ボタンは、一日の始まりを天然素材の感触で気持ちが引き締まるかなと思い、スーツで統一しています。天然素材なので、世の中に二つと同じ模様はありません。しかし、オンタイムで気持ちが引き締まるかどうかは、ボタンの材質は特に関係はないですね。

(水牛と聞くと高級感がありますが、実際にはスーツの出来上がりが2〜3千円高くなるだけです。おしゃれ好きの方にはおすすめです。)

曲げわっぱを存分に楽しむため、曲げわっぱ専用の箸入れの止めボタンを「水牛の角ボタン」に変更したことで、デザインが引き締まって見えるので、気に入っています。

盛岡三大麺のご当地グルメを曲げわっぱで堪能

盛岡のソウルフード「じゃじゃ麺」

「じゃじゃ麺」とは、肉味噌がのった茹でうどんで、生姜やニンニク、ラー油、酢などで自分好みに味変して食べるご当地グルメです。盛岡では「白龍(ぱいろん)」が有名です。

白龍(ぱいろん)/盛岡市

不思議なことに、白龍(ぱいろん)には、県内外からの観光客も多く訪れるじゃじゃ麺の聖地ですが、じゃじゃ麺文化が発展しているのは岩手県内でもごく狭いエリアに限られているようです。

じゃじゃ丸/岩手県一関市

「じゃじゃ麺」は岩手県内であればどこでも食べれそうな気がするほど地域庶民にも浸透している食文化です。しかし、先に書いたように元祖の盛岡市内以外でじゃじゃ麺を提供する飲食店は、私の知る限りでは東北道SA(岩手山下り、長者原下り)、一関市に1店舗、仙台市内に2店程度です。

曲げわっぱじゃじゃ麺弁当

そのじゃじゃ麺、少し前に盛岡に立ち寄ったスーパーに肉味噌があったので、買いだめしておきました。(持参した写真のたれは「2袋入」と書いてますが、中身は1袋です。)

じゃじゃ麺弁当の材料

今日の軽バンランチは、じゃじゃ麺に挑戦しました。

生姜をすりおろしたら、N -VAN車内に爽やかな香りが広がります。

うどんは時間が経ってもくっつかないように、茹でた後にしっかりと滑りを取りました。

曲げわっぱじゃじゃ麺弁当

上等の見栄えです。市販のタレでも老舗の味を思い起こさせる、甘辛い味、最高です。

本来であればすりおろし生姜よりもニンニクが好みです。しかし今回は勤務中につき、ニンニクはトッピングしていません。

じゃじゃ麺の締めはもちろん「チータンタン」

曲げわっぱでチータンタン

たれを少し残しておいて、生卵を混ぜ入れ、沸騰した湯で溶かすのが最後にいただく卵スープ「チータンタン」がじゃじゃ麺のもう一つの楽しみ方です。

もちろん、じゃじゃ麺専門店でも、同じようにして提供してくれます。

チータンタン

門外不出のご当地グルメ「じゃじゃ麺」を天然素材の食器でひっそりと味わう・・、何か自分だけズルいことしているような、例え難い満足感でした。

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盛岡じゃじゃ麺「白龍(ぱいろん)」に行ってきました

「じゃじゃ麺」とは不思議な麺文化です。

観光ブックなどでも取り上げられ、店頭には常時、人が並ぶ岩手県盛岡の名物で、三大麺(冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺)に数えられています。

「白龍(ぱいろん)」はその専門店。店内には有名人の色紙が壁一面に貼られています。

しかし、じゃじゃ麺を提供している飲食店を盛岡市内以外で見受けることはほとんどありません。

たま〜に食べたくなる中毒性のある麺で、訪問時にはすでに8名ほどが店頭に並んでいました。

シンプルなのに奥深い味わい

肉みそをうどんに似たモチモチのゆでた麺にのせるて食べる、というシンプルな料理です。お好みで酢、ラー油、にんにくなどを混ぜるのがじゃじゃ麺の食べ方です。

食べる時の気分によって楽しく食べることが人気の理由かもしれません。

ソーシャルディスタンスが当たり前の昨今。すりおろしニンニクを心おきなく大さじ2杯投入!

混ぜたつもりが、すりおろしニンニクの塊を口にしてしまった瞬間は悶絶するような痺れる辛さに襲われました。

麺や肉みそを少量残し、生卵を混ぜた皿をスタッフに戻すと、ゆで汁に肉みそ、ネギが追加された「ちーたんたん」と呼ばれるスープになって戻ってきます。

以前、雪中キャンプをしたときに、肉みそ作りにチャンレジしてじゃじゃ麺を作ったことがあります。肉みそは大成功。とても美味しかったのですが、ちーたんたんは卵の白身が生のまま「だま」になりました。

その後、自宅で再チャレンジした時もちーたんたんは生の白身で失敗。器を温めてもうまくいきませんでした。後で気づいたのですが、冷蔵庫から出したばかりの卵ということが失敗の理由かもしれません。

一見、大雑把な名物料理ですが、わずかな温度の違いが出来栄えを左右する繊細な料理。

とても美味しくいただきました。

通販でも買えるようなので、気になる方はどうぞお試しください。

盛岡じゃじゃ麺「白龍(ぱいろん)」