「今川焼き(大判焼き)」ほど、老若男女の大衆に受け入れられている商品は他にあるでしょうか。ラーメンやたこ焼きなども大衆ウケしている商品ですが、子どもでもひとりで買える・利用できる商品ではありません。
今川焼き(大判焼き)は、スーパーの店頭やサービスエリアなど、小腹が空いた時にたま〜に買う程度でしたが、意外に奥が深いことに気づきましたので、ご紹介します。
今川焼きとは
今ではポピュラーで、どちらかというと脇役の脇役的存在ですが、名称の由来にいくつか説があるほど、歴史は古そうです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
「今川焼き」の名称の由来に確たる史料はないが、今日主流とされる説に以下が挙げられる。
江戸時代中期の安永年間[8]、江戸市内の名主今川善右衛門が架橋した今川橋[注釈 1]付近の店で、桶狭間合戦にもじり「今川焼き」として宣伝・発売し評判となったため[9][10]、一般名詞化して広がったとする説がある[1]。
現在の静岡県中部にあたる駿河国などを治めた守護大名・戦国大名、今川氏の家紋である二つ引両(引両紋)を由来とする説がある。
明治時代は庶民のおやつとして大流行し[9][10][11]、森永製菓創業者の森永太一郎が「焼芋屋と今川焼がある限り銀座での西洋菓子の進出は困難」と言うほど、盛んに売られていた[12]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/今川焼き
ニチレイ「今川焼あずきあん」
冷凍今川焼
近所のスーパーで買った冷凍の今川焼きです。正式商品名は「今川焼」となっています。(送り仮名がありません。)
結論、この商品はおいしいです。今まで食べた今川焼きや大判焼きの中でNO1です。
あずきあんは甘過ぎず、多少の塩加減も感じる絶妙な味付けで、羊羹のような甘ったるさは一切なく、カレーパンを食べるかのように口がすすみます。
あずきあんは申し分ないですが、生地は温め方によって食味は左右されると思います。
より美味しくするために30倍の時間をかける
商品パッケージには、調理方法としてレンジで50秒と記載があります。オーブントースターでも約2分とそんなに長い調理時間ではありませんが、私が調理した時間は約30分です。
私は、メスティンに入れストーブでじっくり温めてみました。メーカー推奨の調理時間の30倍です。
片側10分、ひっくり返して10分、さらにひっくり返してもう10分。
カリッとして中はジューシー
食レポでよく聞くフレーズですが、上記の調理方法で、本当にそうなりました。カリッとした生地の歯触りは、出来立てでもそうはならないと思います。
今川焼
ストーブ調理なので、30分くらい時間をかけても問題ありません。やかんをのせてお湯を沸かすように、急がず慌てず、まったりと過ごしながら調理するのがストーブの良さです。
さらに便利な使い方
「ニチレイ今川焼あずきあん」は、冷凍食品ですが、1時間30分ほどの自然解凍でそのまま食べることもできます。
アウトドアライフでの保冷剤として持ち込めば、一石二鳥ですね!
「ニチレイ今川焼あずきあん」、ぜひお試しください。