昨日、Amazonに注文していたストーブファンが届きました。
さっそくストーブの上においたら、1〜2分後、勢いよく回転しはじめ、快適なことを確認して眠りについたのですが、今日の朝は、ファンが途中で停止してしまいました。
ストーブファンの回転原理
写真で見たときは、温められた空気が上昇する働きで羽根が回転するものと思っていましたが、実際はもう少し複雑な原理です。
ペルチェ素子という温度差を感知する基板に、モーターからの配線がハンダ付けされています。そのペルチェ素子が温度差を電気エネルギーに変えてモーターを回転させる仕組みのようです。
ストーブファンが回転しなくなった故障原因などをネットで探してみましたが、該当するような記事は見当たりません。
分解したストーブファンに目をやると、部品はモーターとペルチェ素子しかなく、そのどちらかに原因があるようです。
交換部品を物色
どちらも、交換するためのパーツとしてネット上には出品されていますが、サイズが適合するかどうかの情報記載はなく、はっきりした確認はできません。
画像から推測するにしても、ストーブファン購入価格が4,980円に対し、交換用モーターが2,600円と、適合するかどうかも不確かなパーツを買う勇気と交換の手間を考えると微妙な価格設定です。
そしてペルチェ素子はそれ以上に高額です。
別の廉価版のストーブファンは3,000円台で出品されていますが、パーツ交換にせよ、新品再調達にせよ、希望どおりの商品かどうか疑わしく、いったんは諦めました。
Amazonの購入履歴をチェックしてみた
念のため、購入品の型番を調べて、専用パーツをネット検索するために、Amazonの購入履歴をチェックしてみたら、返品に関するページに辿り着きました。
そのページでは、返品理由を選択し、テキストボックスに詳しい理由を記載できるような仕組みになっています。
驚きの簡単な返品手続き
不良品を受け取ってしまったので、本来は感動などするはずもないのですが、Amazonの返品システムは秀逸です。
集配方法と時間を選択すると、バーコード付きの返品票をプリントアウトするためのデータをメールで受信できるようになっていました。ページにたどり着いてから、返品手続きまで1〜2分。あっという間の処理でした。
そして再注文
明日午前に宅配便がAmazonから送られた送り状を持参して集配に来てくれることになっています。返品商品に前記の返品票を入れて梱包し集荷を待つだけ。カード返金も処理されたようです。
ネットショッピングは怖いという人の声は今でも多く聞くし、その気持ちも良く理解できますが、Amazonがここまでシンプルでスピーディな手続きで処理できるように進化していたとは思いもしませんでした。
返品理由の選択肢に、「届いた後でもっと安い商品を他で見つけたため」というのもありました。もしリアル店舗ならば、このような理由などは聞き入れてくれるはずもありません。
これに習って、物事の考え方を見直さなければならないことは身の回りに多く存在しているかもしれません。
そして、無事、別ブランドの類似商品を再注文しました。いい勉強になりました。
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