鶏の唐揚げを簡単に美味しく作るため、スパイスで1点、調理方法で1点の合わせて二つの要点を取り入れて作ってみました。
今までの鶏の唐揚げの概念が大きく変わる一品です。
鶏の唐揚げ材料に「花椒(ホアジャオ)」を小さじ1加える
花椒(ホアジャオ)とは、ミカン科の植物の実を乾燥させた香辛料で、爽やかな香りとピリッと痺れるような辛さが特徴の香辛料です。
麻婆豆腐に使われることが多く、パッケージに入った状態の花椒(ホアジャオ)に鼻を近づけると、乾燥させたみかんの皮と山椒を合わせたような、異国の雰囲気が漂う刺激的な香りがします。
この時点で美味しいのは95%確定しています。
「花椒(ホアジャオ)」と聞くと、その入手経路や価格について、特別なイメージを抱く人もいるかと思いますが、決してそんなことはなく、ど田舎のスーパーでも128円ほどの価格で販売されています。
レトルトの麻婆豆腐に刺激を追加したい時などに重宝します。
下準備は簡単です。
鶏もも肉にフォークで穴を開け、一口大にカットした後に、花椒(ホアジャオ)を小さじ1杯と、すりおろし生姜としょうゆを適量加え、保存袋に移し替えて数十分馴染ませます。
ありそうでなかったキャンプ用品「メスティン折り」
「メスティン折り」とは、メスティンの焦げ付き防止などを目的に、クッキングペーパーがメスティンにフィットするように折ったペーパーのことです。
メスティン折りのペーパーが誰でも簡単に作れるようにと、折り目を記したダウンロード可能なPDFファイルなどが出回っています。
ダイソーメスティン折り
そのメスティン折りの商品がダイソーに誕生しました。ありそうでなかった消耗品、さすがダイソーです。
長時間加熱などで焦げ付きやすいメニューでも、安心して調理するにはクッキングペーパーの使用が欠かせませんが、意外に小さいメスティン内部を均一に覆えるように折り紙するのは難しく、使用を諦めていたところでした。
それが、ダイソーで10枚入り100円で新しくラインナップされていました。
「花椒(ホアジャオ)香る鶏の唐揚げ」を作る
鶏の唐揚げを自分で作ったのは初めてでしたが、それなりに満足できるレベルでできました。
花椒(ホアジャオ)は料理初心者もプロの域に導くパワーを秘めています。
調理工程は、その後の後始末も考えて、「揚げる」というよりも「炒める」に近い感じで調理しました。
「唐揚げ」と聞くと、後始末が面倒な感じがしますが、メスティン折りを使って、5mmほどの深さに注いだ少量のサラダ油で揚げる調理方法なので、後始末も手軽でした。