【手作りタバスコ】春に植えた「鷹の爪」を収穫して自家製タバスコ作り

近所のホームセンターで購入した「鷹の爪」の苗(100円)の収穫時期を迎えました。ひと株の苗から立派に育ち、使いきれない程のタバスコができそうです。今日も、初めて3シーズン目の手作りタバスコの仕込み作業にしばし、没頭しました。

鷹の爪の生育状況

鷹の爪

「唐辛子」と「鷹の爪」の味の違いは今のところは分かりません。

しかし、生育状況は全く異なるので、一目瞭然です。

唐辛子は、実を地面に向いてつけますが、「鷹の爪」は写真のように、花のように空を向いて実をつけます。

今年春に百円で買った苗が見事に育ちました。見た感じでは、威勢がいいように見えるので、とても辛そうです。

「鷹の爪」の収穫

鷹の爪と青なんばんの収穫
鷹の爪と青唐辛子

赤と緑の強烈なコントラストが美しいです。

ただ辛いだけのタバスコなのか、それとも、何か感じさせるものがあるのか、楽しみでなりません。

タバスコの作り方

フードプロセッサーに入れた鷹の爪

作り方は簡単です。

まず、鷹の爪を軸やヘタを除いた部分で切り離し、水洗いします。

この時、素手で作業するとヒリヒリが大変なので、使い捨て手袋などを活用すると安心です。

水を切ったら、酢と塩を加え、フードプロセッサーで細かく刻み、アルコールで消毒した密封容器に入れて冷蔵庫で熟成させます。

市販品のタバスコは熟成期間3年と何かに書いていましたが、私は待ちきれないので2〜3週間後からパスタやハンバーガー、ピザなどで使い始めます。

今回は、プレーンタイプとは別に、ニンニク入りも作ってみました。

<材料>

鷹の爪(赤唐辛子)・・・・約400g

酢・・・・・・・・・・・・約150cc

岩塩・・・・・・・・・・・約15g

ニンニク・・・・・・・・・適量

フードプロセッサーで砕いた鷹の爪

手作りタバスコ(鷹の爪)

昨年漬けたタバスコ(写真右)もまだ残っているので、熟成の期間は風味にどんな影響を与えるのか、検証しながら味わいたいと思っています。

手作りタバスコ(鷹の爪)

写真奥左・・・・・・・・タバスコ(鷹の爪/ニンニク多め)

写真奥右、手前左・・・・タバスコ(鷹の爪)

写真右・・・・・・・・・昨年のタバスコ

次回は赤唐辛子のタバスコ作り

赤唐辛子

「南高梅」の梅干しづくりにチャレンジ(赤紫蘇編)

1週間前に塩漬けした「南高梅」から白梅酢が出てきたので、赤紫蘇の投入タイミングとなりました。

南高梅といっしょに購入していた「赤紫蘇」の下処理へ。もちろん、これも初チャレンジです。

*赤紫蘇の出回り時期はこの時期だけの一瞬です。お買い求め忘れには注意してください。

赤紫蘇の約20%の塩を用意

赤紫蘇と塩

梅の20%が赤紫蘇の量、そしてその20%が赤紫蘇の下処理に使う塩の量です。

私が購入したの南高梅は約2㎏なので、赤紫蘇は400g。

なので赤紫蘇の下処理に使う塩は80gです。

赤紫蘇に塩をふる

赤紫蘇に塩をふる

規定量がわかればあとは簡単です。水洗いした赤紫蘇を塩もみします。

手ぬぐいを手洗いするような感覚でしたが、これであっているかどうかはわかりません。

失敗したとしても、それっぽくはなると信じて・・。

赤紫蘇のアクを絞る

塩もみした赤紫蘇

塩もみすると浸透圧からか、赤紫蘇から汁(アク)が出てきます。

レシピにはここで汁をしっかり絞ることが重要とありました。

絞りきらないと南高梅が黒っぽくなってしまうようです。

作業自体は難しいことはありません。

赤紫蘇を入れる

漬けたばかりの「南高梅」と2年経過した「青なんばんしょうゆ漬け」

絞った赤紫蘇は、破れないように一枚一枚、広げながら、一週間前に漬け込んで白梅酢があがってきた南高梅がはいった密封瓶に敷き詰めていきます。

密封瓶のキャップを開けると、とってもいい香りがします。

レシピでは写真が不鮮明だったので、これであっているかどうかはわかりません。

この写真を撮った直後から、南高梅がピンク色に染まりだしました。

あとは梅雨明けを待つばかりです。

食べる楽しみが長期間持続する手作り保存食

写真右隣りは、秘伝の特性自家製つけ液(しょうゆベース)に漬けこんだ青南蛮です。つけ液と青南蛮は継ぎ足し継ぎ足しでもうすぐ2年となります。

食べる楽しみが増えるし、物価上昇のいい対策にもなるかもしれないので、夏から出回る漬け商材は要チェックです。

唐辛子の収穫とタバスコ作り

今年春、裏庭に植えた2株の唐辛子が収穫時期を迎えました。

ほとんど手入れすることはありませんでしたが、たくさんの唐辛子が実を生しています。

赤唐辛子

昨年、道の駅で購入した唐辛子で初めてタバスコを作ったところ、なかなかいい出来だったので、今年は原料から自家製にしてみようと思って植えたものです。

初めての唐辛子収穫

唐辛子の収穫

激辛だけに「美味しそう」という感じはありませんが、傷みやスレなども少なく、まずまずの出来です。

軍手をして収穫します。皮膚を傷めないためにはビニール手袋の方がいいと思うのですが、通気性がないのが苦手です。

結局、軍手でもヒリヒリするようなことはありませんでした。

収穫した唐辛子

今回収穫したのは全量のおよそ1/3ほどで、この写真の量は約600gほです。

このほかに、青唐辛子も100gほど収穫しました。

自家製タバスコ作り

自家製タバスコ

自家製タバスコはとてもい簡単です。

ヘタをカットして取り除き、タネがあるまま、フードプロセッサーで細かくし、酢と岩塩を加えるだけです。

・赤唐辛子・・・600g

・酢・・・・・・200cc

・岩塩・・・・・・20g

密封瓶に入れる前に、瓶やフタは念入りに消毒し、あとは冷蔵庫で熟成させるだけ。写真の密封瓶1本が赤唐辛子約300g分です。つまり、密封瓶2本分できました。

もう一方の瓶は、酢と岩塩を半分の量にしてみました。

味見をしたいところですがこの時点ではたぶん辛いだけ。酢の加減のみを匂いを頼りに確認しました。

市販品は3年も熟成させるようですが、1ヶ月ほどで使えるようになると思います。

*ヘタをカットするときだけはビニール手袋を使いました。

青南蛮は「しょうゆ漬け」に

青南蛮の醤油漬け

青南蛮はしょうゆ漬けにしました。

写真は昨年10月に漬けた青南蛮で、4リットルサイズの密封瓶に100本ほど漬けたので、まだ半分ほど残っています。

とても美味しくできたのですが、今年の原料調達まで間に合わせようというペース配分が慎重すぎて、在庫過剰気味になっています。

密封瓶の中にある漬け液は、しょうゆに砂糖と日本酒を適量加えただけです。

青南蛮は、炒める際に内部の空気が熱膨張して爆発しないよう、青南蛮に切れ目を入れ、焼き色が着くまで炒め、熱を冷まして漬け込みました。

昨年作と今年作とで分ければいいのかもしれませんが、漬け液がもったいないので、青南蛮も漬け液も継ぎ足し継ぎ足しで楽しもうと考えています。

青南蛮のしょうゆ漬け、一子相伝の家宝です。