【時短レシピ】自家製梅干しを使った「梅ツナのっけご飯」

おにぎりで定番の2素材を組み合わせた反則技のおすすめレシピです。火を使わないので、厳しい残暑も想定されるこれからのシーズンに大活躍間違いなし!

簡単でとても美味しいのでぜひやってみてください。(この記事は約7分で読めます。)

材料(2人分)

梅干し

温かいご飯・・・・・・・茶碗2杯分

梅干し・・・・・・・・・1〜2個

ツナ缶(オイル漬け)・・1缶(70g)

大葉・・・・・・・・・・2〜3枚

今回、今年初めて挑戦した自作の梅干しとtamasabu農場自家製の大葉を使いました。

梅干し作りのブログ記事はこちら

作り方

たたいた梅干し

⒈梅干しは種を除いて果肉を細かく刻みます。

⒉ツナ缶は汁を切って、たたいた梅干しと和えます。

⒊茶碗にご飯を盛り、ちぎった大葉の上に和えた梅ツナをのせるだけ!

梅干しとツナの塩気で味付けいらず

梅ツナのっけご飯

朝食にぴったりの手間入らずのサッパリメニューです。

梅干しを何個使うかでしょっぱさが変わってくるので、お好みに合うよう、梅とツナを和える時は梅干しを少しづつ加えると良いと思います。

梅干しの栄養価

梅干しは、どこの家庭にでもあるので、普段は気にも留めない人も多いのではないでしょうか。

私もそのひとりでした。

日本の伝統的な食文化の代表格でもある「梅干し」の栄養価や効能は豊富なようです。

古くから伝わるにはそれなりの理由と価値があったのですね。

鉄分

鉄分はヘモグロビンを生成するために必要な栄養素です。
ヘモグロビンは赤血球の中に含まれていて、全身に酸素を運搬するために不可欠な物質です。
鉄分が不足するとヘモグロビンを生成することがむずかしくなるため、顔色が悪くなったりめまいや立ちくらみなど、貧血の症状があらわれる場合があります。
このため、鉄分が不足しないように意識して摂取することが大切です。
引用元:ユーグレナ「健康コラム」

「鉄分」は意識して摂取することが大切、とあります。

勉強不足な私には「鉄分」と聞くと「レバー」しか思い浮かびませんが、「梅干し」なら習慣にできますね。

アルカリ性食品

梅干しは昔から1日1粒食べるだけで「医者いらず」と言われています。なぜ「医者いらず」と言われている理由をご説明します。
本来人の体は弱アルカリ性なのですが近年の食文化などの影響から酸性に偏りがちになり、疲れや肩こり肌荒れや便秘などに悩まされたりします。
その酸性に偏った身体を弱アルカリ性に戻すにはアルカリ性である梅干しを食べると良いのです。ざっと効果を上げると「疲労回復」「抗酸化作用」「貧血防止」「現代病対策」「動脈硬化の予防」「頭痛や歯痛を抑える」「肩こりの対策」「整腸作用」「アンチエイジング」「虫歯予防」「冷え症や二日酔いの解消」「食中毒の予防」などがあります。
引用元:株式会社 丸竹 「梅干しが体に良い理由

気になるカロリーは?

ご飯が茶碗1杯分で234kcal、梅干し1個33kcal、ツナ缶70gが203kcal(シーチキンNewマイルド/はごろもフーズ)、大葉1枚0.4kcalです。

梅ツナのっけご飯が1杯分であれば、300kcalくらいでしょうか。

【梅干し初心者】いよいよ最終工程を迎えた南高梅の手作り梅干し

南高梅(なんこううめ/なんこうばい)とは、和歌山県みなべ町・田辺町特産の日本一のブランドで、皮が薄く実が柔らかいのが特徴です。

完熟して自然に落下するのを待って収穫するのも特徴です。

梅干し作りの基本は「20%の法則」

梅干し

梅干しの作り方はネットにたくさん出ているので、あらためて記載はしませんが、自分なりに発見した作り方のキーワードは使う塩の量はだいたい「20%」でOKということです。

梅の20%の塩

今回準備した梅は南高梅約2kg。なので必要な塩の量は400gということになります。

二日ほどすると、塩によって果肉から水分が出て、「白梅酢」となります。

密封瓶のフタを開けた時、爽やかでフルーティな香りが広がりました。

梅の20%の赤紫蘇

白梅酢が出てきたら次の工程では、赤紫蘇を加えます。

風味を増す狙いもあると思いますが、一番の使用目的は着色でしょう。

塩漬けされている市販品の赤紫蘇も梅に合わせて出回りますが、今回は生の赤紫蘇を使いました。

赤紫蘇の20%の塩

赤紫蘇は塩揉みした後、赤紫蘇をよく絞って余分な水分は取り除きます。

この手順が甘いと梅干しが黒っぽくなってしまうようです。

私の場合は、着色むらがあるものの、みな鮮やかな色合いに仕上がりました。

盆ざるで3日間の天日干し

盆ざるで天日干しする南高梅

密封瓶の中で着け液に浸っている梅を一個ずつ取り出して、盆ざるに並べました。

2kgの南高梅で97個ありました。私の場合は毎日は食べないので、一年分としてはちょうどいい量かもしれません。

赤紫蘇も同様です。写真にわずかに写っていますが盆ざるの周りに置いています。

盆ざるの上に潰れていない梅が何個かあるのは、重石をしていないためと思います。

使った密封瓶の口が狭く、重石を使えなかったので、重石なしでやってみました。

盆ざるで天日干しする南高梅

盆ざるはメッシュ付きのものを使いました。天日干ししている状態を眺めているだけでも気持ちが穏やかになります。

この状態で日中の天日干しと、夜は雨の当たらないよう、撤収を3日間繰り返します。

最後は着け液が残っている密封瓶に戻して出来上がりとなります。

「南高梅」の梅干しづくりにチャレンジ(赤紫蘇編)

1週間前に塩漬けした「南高梅」から白梅酢が出てきたので、赤紫蘇の投入タイミングとなりました。

南高梅といっしょに購入していた「赤紫蘇」の下処理へ。もちろん、これも初チャレンジです。

*赤紫蘇の出回り時期はこの時期だけの一瞬です。お買い求め忘れには注意してください。

赤紫蘇の約20%の塩を用意

赤紫蘇と塩

梅の20%が赤紫蘇の量、そしてその20%が赤紫蘇の下処理に使う塩の量です。

私が購入したの南高梅は約2㎏なので、赤紫蘇は400g。

なので赤紫蘇の下処理に使う塩は80gです。

赤紫蘇に塩をふる

赤紫蘇に塩をふる

規定量がわかればあとは簡単です。水洗いした赤紫蘇を塩もみします。

手ぬぐいを手洗いするような感覚でしたが、これであっているかどうかはわかりません。

失敗したとしても、それっぽくはなると信じて・・。

赤紫蘇のアクを絞る

塩もみした赤紫蘇

塩もみすると浸透圧からか、赤紫蘇から汁(アク)が出てきます。

レシピにはここで汁をしっかり絞ることが重要とありました。

絞りきらないと南高梅が黒っぽくなってしまうようです。

作業自体は難しいことはありません。

赤紫蘇を入れる

漬けたばかりの「南高梅」と2年経過した「青なんばんしょうゆ漬け」

絞った赤紫蘇は、破れないように一枚一枚、広げながら、一週間前に漬け込んで白梅酢があがってきた南高梅がはいった密封瓶に敷き詰めていきます。

密封瓶のキャップを開けると、とってもいい香りがします。

レシピでは写真が不鮮明だったので、これであっているかどうかはわかりません。

この写真を撮った直後から、南高梅がピンク色に染まりだしました。

あとは梅雨明けを待つばかりです。

食べる楽しみが長期間持続する手作り保存食

写真右隣りは、秘伝の特性自家製つけ液(しょうゆベース)に漬けこんだ青南蛮です。つけ液と青南蛮は継ぎ足し継ぎ足しでもうすぐ2年となります。

食べる楽しみが増えるし、物価上昇のいい対策にもなるかもしれないので、夏から出回る漬け商材は要チェックです。