キャンプといえばバーベキューですが、準備も後片付けも大変です。経験と年齢を積み重ねていくほど、キャンプは道具も料理もシンプルになってきます。今回も職場から直行真夏でも冷んやりと澄んだ空気と手入れが行き届いているお気に入りのキャンプ場にやってきました。
良心的で充実した設備のキャンプ場
このキャンプ場はテントサイトまで車やバイクで乗り入れすることができ、炊事場もトイレも手入れが行き届いています。
好みは分かれるところでしょうが、ブナの木々に囲まれているので、日中でも陽がさすところは多くはなく、ほとんどが木漏れ日です。
写真のように薪が協力金という形で提供されているので、とても便利です。アウトドアショップやホームセンターで買うと1束600〜800円くらいするので、半値以下です。
薪の対価は「協力金」なので、無料で使おうと思えば使えると思いますが、キャンプ場が最適な環境で維持され気持ち良く使いたいので惜しむ金額ではありません。
しかしそんなポリシーとは裏腹に、ここの環境は子どもウケしないのか、ファミリー層は少なく、キャンプ慣れした人の、それもソロでの来訪が多いキャンプ場です。
薪を削って串を作る
今夜のメインディッシュは「鮎の塩焼き」です。
暗くてわかりにくいですが、薪を削って串を作り、鮎の塩焼きをやっているところです。あたりは暗いので、うまく焼けているかどうかよくわかりません。
パチパチと鮎の脂が跳ねる音を頼りに、串を回して全体に火を通しました。
出来上がりは、超最高!
キャンプ場に来る前に買い出しのために立ち寄ったスーパーで買った鮎ですが、これほど美味しいとは想像を超えていました。
ふりかけたのは「男鹿半島の塩」。塩角がなくまろやかなので、炭火焼きの鮎にはこれ以上ないパートナーでした。
火と塩さえあれば簡単にできるので、買い出しから後片付けまでひとりで担当するソロキャンパーにはおすすめの料理です。
叩くだけでできる午前6時の酒のつまみ
写真は早朝です。
きゅうりをモーラナイフ(刃が厚く薪割りに使えるナイフのブランド)のブレードで叩いてドレシングを和えただけで一品出来上がりです。
昨晩は薪を使ってたたきました。叩いて組織を破壊することで身が柔らかくなり、味も染み込みやすくなるように思います。
見出しに「酒のつまみ」と記載しましたが、本当です。
早朝からハイボールできゅうりをつまみ、まったりしました。
条件が揃う人には午前6時のハイボールもおすすめします!
冷やし中華で締めてお昼寝
朝っぱらから飲んで食べて、野鳥のさえずりを聞きながらお昼寝です。
ダウンのシュラフを身体にかけてちょうどいいくらいの気温です。もう一泊しようかどうか迷いながら熟睡しました。