手作り「さば一夜干し」の作り方

昨日、近所のスーパーで丸々とした生きがよさそうなサバがあったので、一夜干しを作ることにしました。

サバの着こなし術?みたいなタイトルになっていますが、ここでお伝えしたいことは、サバの一夜干しは意外に簡単ということと、一夜干しに使う塩を自分の好みで選べば美味しさも格別、ということの2点です。

サバの旬は晩秋から2月

サバを水洗い

背びれが邪魔にならないよう「背開き」に

サバの背開き

サバは、開いた後の身が崩れやすくなるのを防ぐため背開きにします。背開きにすると硬い背びれが外側になるので食べやすくもなります。

背開きにする時は、それほど力を入れなくても簡単に包丁が入りますが、頭の部分は骨があって固いので、サバを立てて(サバが泳いでいる態勢)にして、頭を1/2に割ります。

身を開いた時に、左右が均等の厚さになるのが望ましいのですが、いつもどちらかが厚くなってしまいます。(数をこなさないとダメですね。)

サバを背開きにしたら内蔵を取り除き、水でよく洗います。

蒸散方式で煮詰めた「男鹿半島の塩」

男鹿半島の塩

男鹿沖は海流が交わるため、潮の流れが速く海水がキレイな上、大きな川が流れていないことで塩分濃度が高く、また不純物も少ない塩作りに適した土地柄と言われています。

男鹿半島とは、なまはげで有名な秋田県男鹿市に位置する半島です。男鹿沖は潮の流れが速く、大きな川がないので、海水の塩分濃度が高いといわれています。

「男鹿半島の塩」は、その地名から怒号とともに民家に乱入する「なまはげ」や荒れ狂う日本海のイメージから、激辛系の塩とおもいきや、イメージとは全くことなり、塩角がなく優しくまろやかな塩です。

開いたサバに振り塩をする

開いたサバの内側と皮の両面に振り塩をして20~30分放置すると、浸透圧で水分が出てきます。

浮きてきた水分をいったん水で洗い落し、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取れば、準備完了です。

いろいろ使える「万能干し網」

万能干し網に入れたさば/万能干し網35㎝サイズ

あとは万能ほし網に入れ、一昼夜、放置するだけです。

万能干し網の用途は干物づくりだけではありません。

アウトドアでは食材保管や食器棚代わりにも使えるし、洗った後の食器を乾燥させる時にも便利です。使わない時はコンパクトにたためるので邪魔にならないのでNVANに常備しています。

出来栄えに大満足!

ネコの大根おろしが毛羽立って見えて今ひとつだった以外は大満足の出来栄えでした。

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男鹿半島の塩→男鹿ナビ通販

商品紹介(ECサイト)→「コンパル 万能干しネット35㎝」