旅と温泉

半年間だけ営業する開湯三百年の秘湯に浸かってきました

昨日は、2年前に83歳で他界した実母の三回忌法要。兄や叔父といつもと違わず飲みすぎました。とても賑やかな宴で、母も喜んだことと思います。

今日は、最近めっきり年老いた義母に元気になってもらおうと温泉へ。

実母と暮らしたのは20年ですが、今も健在の義母とは37年暮らしています。

今が最も新緑が美しい時期

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欲を言えば、直前に雨が降れば、木々の葉が光り輝いてより美しく見えます。

今日は雨はありませんでしたが、ここのエリアはいつ来ても美しい風景がいっぱいです。

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頂上に差し掛かると、背の高い木も少なくなります。

須川高原温泉

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ここは強酸性のエメラルドグリーンに輝く源泉掛け流しの湯です。

画像は色補正や加工は加えていません。湯の色は、この画の見たまんまの色です。雪景色の中でも美しいと思いますが、11月から翌4月末まではここへのルートが通行止めになるので夏場しか営業していない希少価値の高い天然温泉です。

更衣室には「カメラ(撮影)は他の入浴客に迷惑をかけなければOKです」との看板が。秘湯には珍しく、分別あるご判断です。

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強酸性の湯は、石鹸をつけても泡立ちません。ひたすら、かけ流すだけ。

湯加減はちょうど良く、湯から出ている肌は、済んだ空気に冷やされます。

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いい湯でした。

焼き肉でさらに元気に

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歳をとると多くは食べれません。今の私もそうです。

好みの肉を少しだけ。それで満足です。

自宅からの眺め

須川高原温泉のある場所は、遠くに見える山の頂付近です。(自宅庭先から撮影)

↓動画にまとめました。よろしければチャンネル登録もお願いいたします。

旅と温泉

白濁の源泉掛け流しの秘湯「松川温泉・松楓荘」でまったりしてきました

1743年8月6日に開湯したという秘湯「松川温泉 松楓荘(しょうふうそう)」に行ってきました。八幡平市にある278年の歴史ある秘湯で、私の好きな温泉のひとつです。

道中の路面に雪はありませんでしたが、豪雪期には麓からボンネットバスでの送迎もあります。

この写真は、2013年2月に宿泊した時の送迎バス写真です。

今日は自家用車で現地まで行きましたが、ボンネットバスを利用すると一気に現実から遠ざけてくれます。

「松川温泉・松楓荘」に到着。写真ではこじんまりと見えますが、2階建てで施設が奥に広がる大きな建物です。4種類の趣ある浴場と風情を楽しめます。

最も特徴的な吊り橋を渡っていく岩風呂は、残念ながら雪崩への警戒から今日は休止の看板がありました。身体中の細胞の隅々まで温泉成分を染み込ませようと3箇所の浴場を楽しみました。

泉質は、単純硫黄泉(硫化水素型)(低張性弱酸性高温泉)です。

そのうちのひとつ、混浴露天風呂です。松川温泉辺りは標高も高く、極寒の地なのですが、今日の外気温さほど冷たくはなく、出たり入ったり、の〜んびりと。

湯上がりに温泉卵のサービスがありました。香りと色合いから温泉成分が染み込んでいるようです。

温水ボイラーの唸る音と窓の下を流れる渓流の音を聞きながら、しばし仮眠。

いつ来ても雰囲気は何ひとつ変わらない、とてもいい湯でした。

松川温泉 松楓荘

旅と温泉

江戸時代から続く秘湯宿「乳頭温泉郷・鶴の湯」でまったりしてきました

「乳頭温泉郷」とは、十和田・八幡平国立公園 乳頭山麓に点在する七つの宿の湯のことをいいます。どの宿もたたずまいも雰囲気も素朴でしみじみとした趣きがあり、人気のエリアです。

全体はこちらのサイトをご覧ください。

おとぎ話の世界へ

昨年は、同じ乳頭温泉郷にある「蟹場(がにば)温泉」に一泊したのですが、雪が少ない年で、豪雪地帯の表情はうかがえませんでした。

今年はご覧のとおり。車高約2mのNVANと同じくらい積もっています。綺麗に除雪されていて、青空とのコントラストも相まって、おとぎ話の国に向かっているかのようです。

この日は快晴で無風。自転車で鶴の湯に向かう強者も3名ほどいらっしゃいました。

武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」

乳頭温泉郷 鶴の湯。いつ見てもテンションがあがります。誰もここには居てほしくない、秘密の場所として独り占めしたい、そんな感覚すら覚えます。

写真ではわかりにくいですが、積雪期以外は茅葺き屋根が剥き出しですが、雪から保護するため、透明のビニールシートが覆い被されていました。この地で文化的建造物を守っていくのは、相当気を遣うのでしょう。

歴史は長く、1688年から湯宿としての経営の記録が残っているとのこと。1688年(元禄元年)は松尾芭蕉が奥の細道の旅にでる前の年。333年も前のことのようです。

本陣の客室内の設備には、囲炉裏や灯油ランプが備えられていて、当時の暮らしぶりをそのまま実感できます。ちなみにWiFiもあります。外国人観光客からの要望が多く取り入れたと、スタッフが語っていました。

赤唐辛子が吊るされていました。

別のブログ記事でも書いています。→ 秘湯の軒先の赤唐辛子

泉質は、含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉、他3種となっています。

露天風呂の全体像や周囲の景観はわかりにくいですが、とても風情があります。

二号館入口にある休憩室

全てが素朴。いい湯でした。

ライフスタイル

秘湯の軒先の赤唐辛子

軒先に赤唐辛子を吊るすのは、乾燥させる目的のほか、禍や厄除けの宗教的意味合いもあるとのこと。

この画像は、秋田県の秘湯「乳頭温泉郷 鶴の湯温泉」 本陣建屋の軒先です。

2月13日は宮城福島で最大震度6強を記録する地震が発生しました。

思えば、ひなびた温泉宿は、源泉から湯が湧き出るのが当たり前のように捉えていましたが、過去に地震で湯が出なくなったり、泉質が変わった温泉も少なくありません。

そういう意味では、日頃の経営努力や安全対策とは無関係に、ある日突然、廃業に追い込まれるリスクも抱えていると言えるかもしれません。

とにかく赤唐辛子に災難が降りかからないことを祈るしかありません。

Canon Canon EOS Kiss X5、ƒ/5、1/1600、37 mm、ISO 800

バンライフ, 旅と温泉

車中泊で無人の共同浴場めぐりをしてきました

「無人の共同浴場」とは、山形県蔵王温泉に3箇所ある源泉掛け流し、入浴料200円の大人の温泉です。車中泊しながら3箇所ある共同浴場の3箇所目を体験してきました。

【車中泊】無人の共同浴場めぐり(1)

【車中泊】無人の共同浴場めぐり(2)

昨晩の最低気温は、車外がほぼ予報通りの-9.6℃、車内は-3.6℃でした。寝ている間は寒いということはなく熟睡でした。

3つの共同浴場の浴室内装は全て風情のある板張りです。天井部分には隙間が設けられていて、雪がチラホラ入ってきたりします。

今朝は私以外に入浴客はなく、熱めの湯に1時間ほど出たり入ったりして、蔵王温泉を満喫しました。いやぁ〜、本当にいい湯です。先日の上湯共同浴場の動画(環境音)をYouTubeにアップロードしましたのでよろしければご覧ください。

蔵王温泉上湯共同浴場

蔵王温泉を散策

蔵王は樹氷も有名です。ロープウエイで樹氷を眺めることができるのですが、数日前に暴風雪があったばかりだったので、見応えある樹氷が立ち並んでいたことでしょう。(麓駅付近から)

眠気覚ましにモーニングコーヒーを。

干し大根です。寒さに当たると甘味が増すと言われています。

おまけ

山形蔵王からは寄り道せず、自宅からほど近いお気に入りのラーメン屋さんへまっしぐら。薄味で分厚く柔らかいチャーシューと醤油ベースのシンプルスープの相性が絶妙で、地元では人気のラーメン屋さんです。

このお店では雑誌「AERA」を置いています。その「AERA」の表紙はいつも著名人の意味深な表情で飾られています。いつしか、ここでラーメン食べた時はいつも同じ構図で写真を撮って、記事を読んだ記憶とともにアルバムとして集めるようになりました。貯まったらプリントしてアルバム(現物)にしようかと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

バンライフ, 旅と温泉

豪雪の山中車中泊でベトナム料理フォーを食べました

MacBookのバッテリー交換が完成したとの連絡を受け、引き取りに先週に続き、再び山形を訪問しました。

Mac Book(タッチバー付きのモデル)のバッテリーは、キーボードとトラックパッドとも一体化になっているそうで、当然、これらも新品交換になりました。

キーボードが新しくなるのは気持ちいいものですね。

豪雪地帯で車中泊

せっかく来たので、今夜も豪雪地帯、山形蔵王で車中泊敢行です。まずは先日も訪問して気に入っている共同浴場へ。入浴料は200円、いい湯です。

ここは、狭い路地の両側の側溝から湯けむりが立ち登る、風情ある温泉街にあります。

驚くくとに、直線で50mほどの距離に3箇所の共同浴場があります。泉質は同じですが、お湯の濁り具合が明らかに違います。

明日朝も6:00からやっているのでリピート確定です。

入浴後はベトナム料理、フォーを車内調理でいただきました。ライムの香りが鶏出汁を引き出して、文句なしの美味さです。

外気温はただいま-5.1℃、今日の予想最低気温は-10℃とのこと。車内は快適、とても静かです。

バンライフ, 旅と温泉

【後編】車中泊しながら共同浴場で癒されてきました

昨晩は蔵王スキー場付近の駐車場に車中泊しました。厳冬期の車中泊体験すで次につながる何かを発見したいのと、温泉に浸かってリフレッシュすることが目的です。

今日は6:00営業開始の共同浴場へ。ここから5分ほどの距離にありますが、昨日の共同浴場も、これから向かう共同浴場も初めての体験です。

昨晩は熟睡しました。ナンガの寝袋(オーロラ650)は寒さ知らずで最強です。まずは眠気覚ましにコーヒーを。やかんの上にあるのは自然解凍させたニチレイ今川焼きです。最近ハマっていて、自宅から1個だけ持ってきました。

共同浴場で一番風呂

時刻は朝6:00を少し回ったところ。スキーを担いだ若者数名を見かけた以外は車も通っていませんでした。本来であれば、夜明け前といえども除雪作業で慌ただしい朝なのかもしれませんが、雪が降らなかったのでとても静かです。

「蔵王温泉下湯共同浴場」は、昨日行った「上湯共同浴場」の2〜300mくらい手前、至近距離にありました。蔵王温泉街の中心部から少し奥に入ったところにありました。

ここは番頭さんはおらず、時間で自動的に施錠、解錠する仕組みで運営されている無人の共同浴場。浴場内の作りは上湯共同浴場と似ています。

泉質は強酸性は昨日と変わりありませんが、若干、透明度はこちらの方が高いような気がします。それでも温泉特有の匂いは半端なく、今、こうして記事を書いている時でも温泉の匂いに包まれています。身体中の毛穴を通じて細胞にまで温泉成分が染み込んだような感じです。

蔵王温泉の共同浴場めぐり似て車中泊の旅、趣も泉質も最高でした。来週は修理を依頼したMacBookの引き取りがあるので再訪したいと思います。

バンライフ, 旅と温泉

【前編】車中泊しながら共同浴場で癒されてきました

MacBookの修理依頼で山形市にやってきました。

明日も休みなので、泊まるもよし家に帰るもよしのノープランですが、8割方、何も予定のない時間を満喫する覚悟で自宅を出てきました。

MacBookをApple正規プロバイダへ預けた後は自由です。まずは蔵王温泉にある共同浴場へ。

入浴料は200円、泉質は蔵王温泉特有の強酸性で熱めの湯。酸性なので肌に傷があったりするとヒリヒリします。

コロナ対策もあって、入り口には6名まで、との注意書きがありましたが、先客は地元民っぽい人が一人だけで、5分もしないうちに独り占め状態となりました。

時折り、学校帰りの女子児童の笑い声が聞こえるだけで、それ以外は源泉が湯船を満たす音しかありません。なんとも贅沢です。

ランチには蕎麦かラーメンでもと考えていたのですが、買い物しているうちに食いそびれ、山形蔵王スキー場を見下ろせえる場所まで来てしまいました。

ここはスキー場の駐車場っぽいです。それも第4とか第5とか、場内が満杯になった時に使われる駐車場のようですが、誰もいません。

今日はここに投宿です。

メスティンでマグロ丼を作ろうかと思って買ったメバチマグロ。

早く落ち着きたくて、ご飯は炊かずに刺身でいただきます。

豪雪地帯の山の頂付近ですが、今は降雪も風もなく、とても静かです。

車内は快適な気温です。

ウイスキーに切り替えてもう少し飲んだら、星空撮影に挑戦して、明日朝6:00営業開始の共同浴場を楽しみに、シュラフに入ろうと思います。

ライフスタイル

「世界最高峰の羽毛を生み出す水鳥と人間が共生する仕組みに感動しました

私は、将来「無限の自由旅行」に出ることを目標に活動しています。「無限の自由旅行」とは、かんたんに言うと「ノープランの長期旅行」です。

4年ほど前に、酒席で談笑している時に誰からともなく不意に出た「遊んで暮らす」という何とも魅力的なキーワードが頭に残って離れませんでした。

遊んで暮らす

宝くじで高額当選するなど、億単位の大金が手に入る以外に、しがないサラリーマンが「遊んで暮らす」ことは実現可能なのでしょうか?

酒席の場でその言葉を聞いた日からその言葉の魔力に憑りつかれ、つい先日まで真剣に考えてきました。「考えてきた」というより、「検討してきた」と表現した方が、実現性を追い求めている雰囲気があるので、ニュアンスは合っているかもしれません。

遊んで暮らすためのスキルはこちら→今日からプロのクリエイター

そもそも、なぜ、遊んで暮らしたいのか?

記憶を遡れば、「時間の制約」からの解放を意識しはじめた記事がきっかけだったかもしれません。

世界最高峰の羽毛を生み出す水鳥と人間の共生

見出しは、何年か前に読んだ機内誌記事の要約です。

その記事は、北極圏の美しい大自然の中で、のんびりゆったりと親子で散歩しながら過ごすことが伝統的な生活基盤になっているというものでした。

世界最高峰といわれる北欧の羽毛は希少価値が高く、布団にすると数十万円するものもある高級品ですが、この羽毛の元になるが海洋性水鳥(カモ)です。

世界最高峰羽毛布団はアイスランド・アイダーダウン

のんびりゆったりと親子で散歩する理由は、この水鳥の卵を狙う外敵を寄せ付けず、水鳥が安心して巣作りできるようにするためなのです。

水鳥は人の生活圏内にいることで卵の安全が確保され、北極圏の厳しい環境で暮らす人々は、水鳥の巣から採取する羽毛によって生活基盤が確保されています。

彼らの家業は、産卵時期に水鳥が再び飛来するように、平和で静かで、安全安心な自然環境を維持することです。誰かの管理下で与えられた業務をこなすのではなく、水鳥に安心な子育て環境を提供が任務で、そのライフスタイルが良好な社会秩序の維持にもつながっています。

機内誌の記事を読んだとき、美しい自然の中で、小さな子どもとのんびりと散歩する男性の色褪せたジーンズの風合いは、ばかばかしい忖度も見栄もない、飾り気がなく自然で自由な暮らしぶりを物語っているように見えました。

水鳥との共生の仕組みに驚き、憧れたことを覚えています。

アイスランドに生息する、コモ・アイダー(ケワタガモ)の雌鳥は、卵をあたためるために自らの胸の毛をついばんで巣を作ります。
雛が巣立った後のダウンを人間の手で丁寧に集めたものが『アイスランド・アイダーダウン』です。
ヒナをかえすためメス鳥が最も柔らかい自らのダウンをついばんで作った巣から人間が採取。強風にも飛び散らないダウンの秘密は、 その絡み合いから生まれる驚異の暖かさと柔らかさ。それだけに巣から採取された羽毛の精製はたいへん。洗浄には化学薬品などは使わないため、ダウンの損傷もなく、耐久性に優れています。
手間と時間をかけた、昔ながらの手作業により、厳しい品質・衛生基準にもパスするクオリティーが 守られています。
アイダーダックは比較的生息数の少ない鳥であるため、法律によって保護され、ダウンの採取量も最小限にとどめられています。鳥たちの生態系にも細心の注意を払い、昔ながらの手作業によって採取される希少価値の高い羽毛です。熟練された手作業により、変わらぬ品質が守られています。

https://www.anmin-ne.com/shop/down/eiderdown/eideryj-b.html

「遊んで暮らす」とは、自堕落でわがままな日常でいたい、という意味ではなく、北欧の羽毛採取農家のような、自然を軸に循環するライフスタイルを指しています。

どうしたら遊んで暮らせるか

残念ながら日本には羽毛採取農家のような、のんびり散歩することが生活基盤を強固にする就業環境はありません。

それはないけれど、似たようなビジネスモデルはあるはずだとずっと考えてきました。

釣りをしながらのバンライフでYouTubeで生計を維持している人もいます。しかし、それには高いレベルでの動画編集作業が伴うので、求めているのとはちょっと違います。

どうしたら、燃え尽き症候群とは無縁の、自由でいきいきしたセカンドライフを実現できるのか。

日々、そういうことを考えているうちに、答えに近づきつつあるようです。

あきらめず、工夫や研究を重ねることは重要なことです。そして、それよりも重要なのは「時間」。私はそう思います。

バンライフ

紅葉シーズン本番を迎えた栗駒山へ行ってきました

映像素材を求めて、宮城・岩手・秋田の3県にまたがる栗駒山(1,626m)。

車中泊しながらの撮影旅行は、時間や場所の制約に縛られず、画像・映像を撮影できるので楽しいものです。

道中、ドローンで撮影していたら、CMや雑誌などを手掛けているというプロカメラマンに声をかけられました。彼は今夜がテント泊4泊目だそうで、納得いく撮影ができるまでは滞在するとのこと。

実際に彼が撮影した映像作品を見せて頂いたのですが、すぐに美しい映像に引き込まれ、ため息が出るばかり。とても勉強になったし、撮影に関する様々な情報交換もできて貴重なひと時でした。

このような出会いも旅のおもしろさです。

真湯温泉野営場が本日の宿。

日が暮れてから、女性ライダーがひとり、やってきました。本日は車中泊2組、バイクテント泊と車テント泊が各1組の合計4組です。

ここは温泉も近くにあり、トイレも炊事場も手入れが行き届いているキャンプ場なのですが、混み合うことはほとんどありません。穴場です。

買出した食材を確認して保冷バッグに収納しながら、ハイボールを。

風もなく、涼しく静かな夜です。携帯の電波も届かないので、飲んで食べることしかやることはありません。

今夜はサツマイモのチャウダースープを作ります。

じゃがいもの使用量は2個ほどなのですが、バラ売りされていなかったので、サツマイモにしました。

作るのも後片付けも簡単な、これからの季節のアウトドアにはもってこいのメニューでした。

このあたりは紅葉はまだですが、プロカメラマン曰く、昨日の頂上付近は見頃だったようですが、今日は晴れ間が少なく、撮影には今ひとつのコンディションでした。

山をおり、菅総理大臣の生まれ故郷にて、一子相伝の技を八代受け継ぐ、稲庭うどんで有名な佐藤養助商店へ。

多くの課題が見つかったことは収穫でした。

↓立ち寄り先などをYouTubeに投稿しました。

旅と温泉

そこは秘湯中の秘湯でした

悪天候により、バイクツーリング予定を車旅に変更して、心身をリフレッシュしてきました。

向かった先は山形県米沢市。

車旅ならではの様々な発見がありました。

秘湯の定義とは

滑川福島屋。

山形県と福島県境付近にある秘湯です。今週末ここに宿泊するまでは、「秘湯」の定義は不明確なままでした。

山の奥地にある温泉宿?、認知度がそれほど高くない温泉?「秘湯」とは、何を指していうのでしょうか。

「日本秘湯を守る会」

「日本秘湯を守る会」のホームページには、次のように記載されています。

日本の原風景とう云うべき故郷を、自然風景を渇望する時が来ると信じ、流行と云う上面に流されることなく、
忘れてはならないもの、変えてはならないものは何かを問い、求めてきました。
いろいろな思いを胸に旅に出る人々の心根に思いをはせ、旅人を迎える宿と人がどうあるべきか、
宿を取り巻く自然環境、温泉環境がどうあるべきかを問い続け、  「旅人の心に添う 秘湯は人なり」  は
日本秘湯を守る会の永遠の理念であり、使命として認識し、多くの旅人に支持され、愛される宿の集まりでありたいと願っております。

私なりに要約すると、「歴史や伝統文化にこだわり、旅人の心に添う姿勢のある宿」が秘湯のようです。「秘湯は人なり」という言葉も合わせれば、「秘湯」と認定するか否かは、旅人や湯守の心持ちひとつと解釈させていただきました。

電源を水力自家発電で賄う滑川温泉は秘湯の中の秘湯

ここはまさしく秘湯でした。

「水力による自家発電」は、廊下にあった張り紙で知りました。もちろん、部屋で普通に電気を使うことができ、明かりが揺らいだり途切れたりすることはありません。

WiFi環境は整っていますが、それ以外は必要最低限の設備しかありません。それがとても新鮮に感じて心地よいわけです。

20組ほどの宿泊客がいながら、他の宿泊客と出会う機会はほとんどなく、まるで貸切のような状況でした。普通なら部屋に置き去りになっている分厚い案内パンフも撤収されてありません。(QRコードで読み取って館内施設や設備を確認する仕組みです。

いろいろな思いを胸に旅に出る人々の心根に思いをはせた末の思索で、ここは立地や周辺環境のみならず、真の「秘湯」です。(「秘湯」の定義を拡大解釈して、自分の尺度や感覚で認定できると思うと面白いですね。)

スタッフも良心的で料理も美味しく、いつも以上にゆっくりと流れる時間を満喫できました。

<満足度>

評価 :5/5。


旅と温泉

二百余年続く秘湯の宿でくつろいできました

こんにちはtamasabuです。

今日は友だち3人でバイクツーリング予定でしたが、大雨予報のため、車移動に切り替えて秘湯体験に向かいました。

仙台を出た頃は天候が回復気味だったので、車に変えて失敗したかなとも思ったのですが、宿に近くにつれ、雨足は強くなってきました。

大雨の中、山の奥地へ進む

市街地から1時間ほど走ってきました。写真ではわかりにくいですが、雨が強くなってきています。目指すのは、山麓にたたずむ歴史ある一軒宿。

道も細くなり、秘湯への期待が高まってきますが、若干の不安感も。

この樹木の向こう側は谷底です。

こんな山奥にほんとに宿があるのか不安になってきますが、道がある以上、何処かにはつながるのでしょう。

大雨の中、宿に到着!

滑川温泉 福島屋(山形県米沢市)に到着しました。

当温泉は文明8年(約530年前)、大沢の郷士斉藤盛房がこの付近の川を渡る際、岩石を滑り倒れ、その時手に温かい石を感じ温泉の湧出を発見しました。そこから「滑川」と称されるようになり宝歴13年(約250年前)、上杉藩主の許を得た当館笹木正直が開湯しました。

東吾妻の一峰一切経山への山道の途中、東大嶺に源を発する前川上流の切り立つような北谷の山中にあり、標高約850m、前川にかかる吊り橋のあたりの谷底は、一枚岩で流れる川底が美しく、新緑の春、避暑の夏、秋には素晴らしい紅葉を楽しむことができます。

http://www.namegawa-fukushimaya.com/welcome.htmlより

チェックインでは、宿帳に宿泊者全員の住所、氏名、連絡先の記載が必要でした。このご時世です。むしろ、記載を要求された方が安心感が持てます。

こうして世の中の変化を体験することで、「新しい生活様式」が「当たり前の生活様式」として定着していくのでしょう。

館内はとてもいい感じです。雨音と川の音がBGMです。私たちが発する会話や物音以外で聞こえるのは水の音だけです。

部屋には鍵もエアコンもありません。ですがとても涼しく快適です。寒いくらいです。

源泉100%の掛け流し湯

泉質は、硫黄を含む炭酸水素塩・硫酸塩泉です。山岳エリアでなければ味わえない掛け流し湯。自然の香り、音、湯の肌触りを楽しんだ後は、弱まった雨音を聞きながら地酒を酌み交わします。

とてもいい宿いい湯でした。

滑川温泉 福島屋

<満足度>

評価 :5/5。

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは今日はこの辺で。



旅と温泉

蔵王山麓に佇む温泉宿でくつろいできました

連日、雨続きですが、「絆の宿キャンペーン」の割引特典を使っての家族サービスで宮城県遠刈田(とおがった)温泉にやってきました。

「絆の宿キャンペーン」とは、宮城県の観光需要の早期回復を目的として、宮城県内在住者を対象とした旅行商品を割引するキャンペーンで、一人あたり5千円の割引が受けられます。

加えて、Go Toキャンペーンも併用できるらしいので、今日の宿は超格安料金です。

(ご参考までにこの記事の関連情報は文末にリンクを貼っておきますのでご覧ください。)

遠刈田温泉のロケーション

写真奥に見える山(蔵王山)から手前が宮城蔵王で、裏側が山形県(山形蔵王)です。スキー場もいくつかあるので、一年中楽しめる、広大な観光エリアです。

今日の宿は写真中央からやや左、「旬樹庵 さんさ亭」へ向かいました。

温泉街を歩く観光客はちらほら。駐車場の車はほぼ県内ナンバーでした。

今宵は湯っくり呑んびり

手荷物は「たまバッグ」。密かに気に入っています。そのバッグひとつで旅行者らしからぬ軽装でチェックインしました。

ホテルの佇まいは重厚感ありますが、どんな湯、どんな食事でしょうか。期待が膨らみます。

川の音と霧に包まれる蔵王山麓

到着した時は、山の上の方が霧に包まれていましたが、1時間ほどで完全な濃霧に包まれています。聞こえるのはエアコンの音と川の音だけで、とても静かです。

ミステリアス。この雰囲気、嫌いではありません。

厳重な感染防止対策

観光地の感染防止対策は厳重です。見習わないといけませんね。

部屋に到着。さっそくハイボールでひと休み。涼しい和室、落ち着きます。

結論から申し上げれば、食事はどれも美味しかったです。夕食には馴染まない、ゼリーのような、羊羹のような、ありがたくない飾りだけの料理が一切ないのがうれしいですね。(あんなの、喜ぶ人がいるのだろうか?)

ボリュームも良かったです。ギリギリ食べきれる限界寸前の量感は満足感を引き立てます。それよりも多くても少なくてもダメ、放物線の頂点というイメージです。

かんぱち、まぐろ、ホタテの三種盛りです。かんぱちとまぐろは角が立って、美味しそうです。

テンション高潮。普段はしないですが、菊の花びらを刺身醤油に散らします。刺身はワサビを醤油に溶かさず、ネタにつけるタイプです。

収容人数の半分くらいの入りでした。お客様も働くスタッフもいきいきしていたように思います。騒いだり、人と人が入り混ったりしているわけではありません。心の交流を感じることができました。

アサリの炊き込みごはん。

アサリの炊き込みご飯を、自分なりの海鮮丼にしてかっこみ、お吸い物を啜ります。美味い!

もう腹いっぱいです。ヨコになりたいですが、せっかくの温泉宿。部屋でもう1、2杯、晩酌したいと思います。お風呂は到着後、すぐに入ったので、あとは明日朝にします。

<満足度>

評価 :4/5。

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは今日はこの辺で。

湯遊び宿 旬樹庵さんさ亭 詳細はこちら



バンライフ

仕事帰りの車中泊は贅沢な気分になりました

こんにちはtamasabuです。

深夜にYouTubeを見ているうちに長旅をしたくなり、仕事帰りに長旅のような真似事をするために寄り道することにしました。今週は土日休みですが、日曜朝に用事があるため、仕方なく金曜夜の強行策です。

今回は小旅行にも満たない寄り道程度の行程ですが、満腹感いっぱいで帰宅してもまだ土曜の午後1時。くせになりそうな時間の使い方が見えてきました。

それでは旅の様子をご紹介いたしましょう。

【金曜19:00】豪雨予報の中、宿場へ急行

さっさと仕事を片付けて、向かうのは良質多彩な湯で名高い鳴子温泉郷。

この日は朝から東日本に大雨予報が出されていましたが車中泊予定なのでお構いなしです。それよりも気になるのは、到着までに陽が沈んでしまわないかということです。

今日の車中泊予定のスポットは初めての場所なので、周りがどんな様子になっているか、あらかじめ確認したいのですが、道中のスーパーで買い出しするので、暗くなってからの到着となりそうです。ぶっつけ本番ですね。

高速道路を降りたところで大雨の予報をTVニュースが伝えています。風も強そうなので、今夜はサードオーニング&テント は使用せず、車内滞在を楽しむこととします。

【金曜20:00】ひとり静かにNVAN呑み

スーパーでの買い出しではアンガス牛ステーキを買いました。入店した時点で今夜ステーキを食べるのは無理と決めていましたが、食べるか食べられないかではなく、旅の真似事の非日常空間では、ごちそうがあるかないか、心の充足感も重要だからです。

ステーキが食べられない理由は、風が強いためサイドオーニングは使用できないからです。焼肉は天候が回復して、どうしても食べたくなったら外で焼くことにしました。

そんなわけで、メインはレッドグローブとトマトのヘルシーメニューとなりました。昼にガッツリ食べてしまったので、この時はこれで物足りない感じはありませんでした。

家ではあまりTVは見ないのですが、こうしてひとり静かにTVを前にして呑むのも落ち着くものです。

今回NVANは運転席後ろ側を座椅子モード、助手席側がベッドスペースにしています。TVと向かい合って、運転席シートを前方に倒し、シート裏側を背もたれにして座っている状態です。窮屈でもなく、手を伸ばせばいろんな道具も取り出せて快適です。

時折、パラパラっと雨がNVANの屋根を叩く音がします。土砂降りでも構わんよ、と心の中で呟きながら、グラスを傾けます。サイコーです。

何をするわけでもなく、ただハイボールを作って呑むだけですが、のんびりとゆっくりと流れる時間に満足感を感じます。これが毎日では寂しくなるのでしょうけれど。

お腹が空いてきました。以前買い置きしてあったカップヌードルで締めます。

何時に寝たのかは覚えていません。「締めます」の正しくは、「カップヌードルで締めたような記憶はある」ですね。

【土曜8:00】起床

寒くもなく暑くもなく、ぐっすりと眠れました。おばさまたちの話し声が聞こえます。散歩のようですが、はて、外はどんな感じなのでしょうか。

ここが場違いでないことを祈りながら、恐る恐る、スライドドアを開けてみます。

おー、なかなかいい感じじゃありませんか。風は強いですが晴れています。この後で少し周囲を見て回ったのですが、芝生の手入れが行き届いた広々した公園でした。水洗トイレも清潔感があり、ここはこれからも使えそうですね。(ただしキャンプ場ではありません。)

私と似たような行動と思われる軽バンとキャンピングカーが止まっていました。ここは温泉郷にほど近く、自然を生かしたアクティビティが豊富なエリアなので、前泊する観光・行楽客も多いようです。

インスタントのカフェラテを飲みながら、今日の行動予定の整理です。

ちなみに、朝は無糖ではなく、甘さがあった方が好みです。

ここに来たからには温泉は必須ですね。そそくさと車内の道具を片付けます。ハンディクリーナー(掃除機)の音が休日の朝を宣言しているようです。さてさて、出発することとします。

【土曜9:00】千年の歴史を持つ古湯「滝の湯」でリラックス

やってきたのは大崎市鳴子の公衆浴場「滝の湯」です。

泉質は、含硫黄・ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄-硫酸塩泉の低張性酸性高温泉です。

白濁したお湯と板張りの浴槽で、昔ながらの懐かしい雰囲気が漂っています。シャンプーや石鹸はありませんが、入浴料は大人200円、大満足ですね。

*撮影禁止の看板はなかったように思いますが、一応、自分自身の許可を得ました。

【土曜10:00】創業明治9年「岡崎斉の店」を見学

滝の湯を出てすぐ近く、通り沿いから不思議な動きに目が止まり、入店してみました。何気なく気になった店は覗いてみることにしています。思わぬ発見があるからです。

ここ「岡崎斉(ひとし)の店」は、明治9年(1876年)創業の伝統工芸品「鳴子こけし」の店でした。現在の主人は四代目。およそ150年も続く店は、張り詰めた緊張感漂う職人の店、というイメージがありますが、実際に入店してみると、温和で優しい笑顔のおじいさんでした。

こけし作り体験などもやっているようなので、いつか温泉旅館に宿泊した時にでもやってみようと思います。こけしに興味があるわけではありませんが、自分で作る木工芸品は愛着が湧きそうな気がします。今までにはない新しい発見になるかもしれません。

【土曜11:00】人類が開発した最古の原動機「水車」を見学

鳴子を出て3〜40分、栗原市一迫の国道沿いに水車がゆっくりとですが力強い感じで回転していました。

ここでSDカードの残量全てを、この水車撮影に託しました。撮影はGoPro Hero7(2.7K30fps)です。

【土曜12:00】隠れた名店「みよし食堂」

今回の旅ごっこのラストは、地元民の人気ラーメン店「みよし食堂」です。

店内は満員でしたが、タイミングよく待ち時間はありませんでした。

オーダーしたのは、「冷やしチャーシュー麺」。久しぶりの「冷やし」でしたが、いつ食べても美味しいラーメンです。

ラーメン食べながら、AERAが深堀りしたその時その時の社会問題に触れるのが好きです。頭に入るような気がします。もしかすると満足する味覚と記憶の深さには相関関係はあるのでしょうか?

今回は、お肉券、コラボ動画、布マスクなど、国民感覚と大きくズレる拝見を、心理学視点で見た記事が勉強になりました。

早急に何かを決めなければならない時、メンバー間で共有されている情報のみに目が向いて、個々のメンバーが持っている非共有情報の検討がなされない「共有情報バイアス」と、初めから好きな選択肢があってそれに合うような情報のみ注意が向けられる「確証バイアス」が生じるのだと言います。よくわかるような気がして、納得して丼を置きました。

【土曜13:00】帰宅。

13:00帰宅。仕事帰りの旅ごっこ、いや〜、なんとも充実の18時間でした。

いかがだったでしょうか。

ツーリングやキャンプに出かけて日曜夜に帰宅すると後片付けが大変だったりするのですが、今回のような時間配分であれば、片付けもゆっくりこなせます。

家についてから、アイスコーヒー飲みながら新聞を広げていた時、こういう時間の使い方はなかなかいいかも、とはたと気づきました。またいつか金曜日に出かけてみようと思います。

<満足度>

評価 :5/5。

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは今日はこの辺で。