1か月ちょっとぶりでロングツーリングに出かけました。今回の最終目的地は福島県檜枝岐(ひのえまた)村。
地理的には奥会津という名称で呼ばれることもある人口500人にも満たない豪雪地帯の村ですが、尾瀬国定公園が近く、登山客や観光客も多いので「秘境」という言葉の響きから想像するようなひっそりとした感じはありません。
観光資源が豊富で魅力的な場所です。(しかし遠い!)
日本一人口密度が低い村「檜枝岐村」

檜枝岐村は、日本で一番人口密度が低い村です。人口が少ないというよりは広さがその数値に影響しているかもしれません。
檜枝岐村は、新潟・栃木・群馬県境に近い場所にあります。

バイクはロングツーリング向けで、今回のような秘境巡りには最適な相棒です。今回の長旅も快調に頼もしい走りをしてくれました。
しかし、一泊二日の行程での走行距離約750㎞は体力的にはきつかったです。この歳での一日あたりの走行距離は「250km」と上限を決めた方が良いかもしれません。(15年前は一日650km走ったこともありました)
湯ノ花温泉奥会津 曲家の宿ふじや(民宿)
旅の第一の目的は、秘境・南会津の郷土料理。
友人がチョイスした宿は、南会津町「湯ノ花温泉奥会津 曲家の宿ふじや」です。
山菜料理と聞くと、肉や海鮮とは違い、「テンション爆上がり」とまではなりませんが、ここの宿では品数が豊富で、大満足でした。
温泉は、宿近くにある4種類の共同浴場に入浴できます。早朝に出かけた川沿いにある岩風呂は、宿泊したことのある人や地元民しか知らない秘湯です。(宿泊客は無料/記事最後に掲載したTikTokに収録しています)
豊な自然の恵み「岩魚料理」

宿の囲炉裏で1時間かけてじっくり焼き上げた岩魚の塩焼き。ビールがうまい!

そして出てきたのが、岩魚の刺身。初めて食べましたが、見た目のとおり、脂がよく乗ったサーモンに似た食味でした。(写真は1~2切れ摘まんだ後で撮影しました。)

祭りや祝い事の事日(ことび)に作られる奥会津の郷土料理。皿とお椀の中間のような独特な形状をした器も、「ことじ」専用とのことでした。
「事汁」→「ことじ」と呼ばれるようになったとか。7種類の具材を楽しめます。
祝い事に地元民の気合を感じます。
山人(やもーど)料理

そばの実のけんちん汁は、これまで味わったことのない料理でした。鶏出汁のスープに蕎麦の実や油揚げなどが混じった汁物です。ここでしか食べられない、これぞまさしく郷土料理です。
檜枝岐村の郷土料理、「裁ちそば」は山人(やもーど)料理の1つです。その製法は村独特で全くつなぎを使用しない生そばを2ミリほどの厚さに伸ばし、何枚か重ね、手を定規のようにあてて、布を裁つように切ることからその名がつきました。もともと檜枝岐村は貧しい村であったのでつなぎを手に入れることができず、そば粉100%で作られ、折りたたむと割れてしまうことからこの製法で作られるようになりました。檜枝岐のそば打ちは女性の仕事で、「そばを上手に打てないとお嫁に行けない」と言われていました。
出典:極上の会津https://gokujo-aizu.com/areainfo/3409
このほか、写真を撮り忘れた手打ちの「裁ち蕎麦」は絶品でした。
宿や温泉の様子はこちら
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