キャンプには正解がありません。行く前に「計画」はある程度していても、その通りにならないのがキャンプの面白さのひとつです。
そんなキャンプを快適に楽しもうとするあまり、荷物も食材も多めになってしまいます。
スパイスも同様、ほとんど使わないものを、もしものためにあれもこれも追加しがちでした。
この記事はオフロードバイクHONDA XL250Rパリダカなどでのキャンプツーリング仕様の調味料セットについてです。(この記事は約8分で読めます。)
ソロキャンプ料理の考え方を見直し
今までは、キャンプや車中泊で何を作って食べるかは、道中や買い出し先で決めることが多かったのですが、その行動パターンが荷物を増やす原因でもありました。(知ってはいたけどなかなか抜けられない・・)
年齢とともに食べる量は少なくなったこともあり、これからは出かける前に厳選メニューを決めて行動することにしようと考えています。
そしてもう一つの考え方の変更点は、持参する基本の調味料は、「塩」と「しょうゆ」だけにするということです。
逆に言うと、基本は「塩」か「しょうゆ」でできるものしか作らない、ということです。
豪勢に盛り上がりたい時は、必要な調理器具やスパイスを持参しますが、一泊程度のソロキャンプ、ソロツーリングでは、「シンプル」を基本コンセプトに据えました。
ダイソー「メスティンに入るクリアケース」

ソロキャンプ料理の考え方を見直すきっかけは、ダイソーで「メスティンに入るクリアケース」を見つけたことでした。
メスティンに直に入れてもよさそうな気調理器具類を、あえてクリアケースに入れてまで持ち運ばせようとする商品の開発意図とは何なのか?
おそらくその意図は「スパイス」かもしれません。
「メスティンに入るクリアケース」の売り場近くにあったスパイスボトルを当ててサイズ感を確かめてみると、30ml入りのボトルが4個入るようです。

商品を手に取ったまま、過去を振り返ったりしながらあれこれ考え辿り着いた答えが「塩」と「しょうゆ」でした。
4個入るうちの2個分は「塩」と「しょうゆ」、残りは「サラダ油」と「食器用洗剤」です。
スパイスボトルのラインナップは液体用とスパイス用2種類の計3種類

スパイス用には1穴と3穴の2種類あります。

私がキャンプで使う塩は、粒が大きくゆっくり溶けるのでまろな「男鹿半島の塩」がメインです。トマトにも使いやすい塩です。なので中身が出やすい3穴タイプにしました。
男鹿半島の塩、おすすめです!

写真ではわかりにくいですが、液体調味料ボトルのキャップの裏には突起があり、その突起が液体出口にはまるため、液漏れしにくい構造になっています。スパイス用にはキャップ裏の突起はありません。
液漏れの程度は不確かですが、この類のボトルはしょうゆは液漏れしませんが、粘性のある食油や食器洗剤は滲むことがあります。
食油や食器洗剤が漏れるとやっかいなので、持ち歩きはこの2つのみ、ビニール袋にいれて「メスティンに入るクリアケース」に入れるようにしています。


「メスティンに入るクリアケース」には、調味料や洗剤・食油のほかに食器洗い用のスポンジもいれました。3層式になっているスポンジを剥がして薄くしたものです。食器洗いもできるし、スパイスボトルがケースの中で暴れることも防いでくれます。
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