デジタル

YouTube収益化への道はマーケティングへの道

数年後の収益化を目指して、コンセプトのチューニングをしながらぼちぼち動画投稿しています。そんな中、以前のブログ記事で、突然再生回数が伸びた事例をご紹介しました。

視聴回数が増えたYouTube動画

この記事を書いたのは、今からほぼ1か月前の2021年1月9日のことでした。

内容は、緊急事態宣言後に視聴が増えだし(この時で総再生時間1,752時間)、収益化の4,000時間までは計画より進行は良好、という記事でした。

それから1ヶ月。2度目の緊急事態宣言発出や全国的な寒波襲来の中、温泉の環境音で癒しになれば、と1年前に投稿した動画のタイトルに「ステイホーム」の言葉を加えた結果、1か月で再生時間は565時間も増えました。

その増加は私にとっては驚異的なことです。

YouTubeだけでなく、投稿済みのブログ記事に編集を加えても同じ効果が期待できると思います。

アナリティクスでわかったこと

ここでいう「アナリティクス」とは、YouTubeチャンネル開設者が見ることができる自身の視聴データの分析画面です。これが秀逸です。

動画投稿本数や視聴回数、再生時間など、分析対象の数値規模が大きくなるにつれ、実に詳細なデータがさまざまな角度から分析され、いつでもグラフで確認することができるのです。

アナリティクスが生み出す価値は、「新しい機会」の発見です。

意外だった視聴者層

視聴者の中心層は、私と同年代男性がほとんど、とイメージしていましたが、アナリティクスで確認したところ、私のチャンネル視聴者の性別は男性が56.9%しかなく、40%以上が女性でした。これは意外でした。

(女性目線を意識して制作してなかったなぁ~、と反省です!)

このデータを知っているのと知らないのとでは、動画の構成やタイトルの書き方、概要欄の情報に大きな差が出てきます。YouTubeの収益化で身を立てている人の多くは、日夜、きめ細かく分析画面を追っているのでしょう。

例えばですが、動画タイトル「冷え性」という言葉があると数字はさらに変わるかもしれません。

当然、視聴者を欺くような動画の内容と無関係な言葉を並べるなどはNGですが、細かな分析と仮説立脚の繰り返しが視聴者の気持ちに近づける手段なのだと思います。

完成形のないパズルのようでとても難しいのですが、それがまた楽しさでもあります。

デジタル

視聴回数が増えたYouTube投稿動画

2019年末、自然や田舎の風景のタイムラプスや環境音を中心に収録・配信するYouTubeチャンネルを新たに追加しました。

以下は温泉に浸かっている時の音をテーマにした投稿動画です。「動画」といっても、正しくは静止画ではない、というだけで、画像にストーリーや大きな動きが動画ではありません。

YouTubeチャンネルには今でも時折動画を投稿しているのですが、当面の目的は、投稿を体験して、前後のさまざまなスキルや知識を身につけることです。

「量」はいずれ「質」に転化するとの考えで、目下、研究を重ねているところです。

YouTube収益化への道

巷には動画を投稿するだけで収入になる、と誤解している人も多いようです。

YouTubeで収益を得られる動画を制作するには、多くのスキルが要求されますが、それ以前に収益化するまでにはいくつかの条件があります。

1、チャンネル登録者数1,000人以上

2、動画再生時間4,000時間以上

これといった得意分野も世界観もない私にとっては、上に記載したどの条件も難関です。当時の投稿動画は短編中心だったので、「再生時間4,000時間以上」のクリアは特に難しいと思いました。

理由は、1〜2分の動画であれば12〜24万回の視聴回数が必要だからです。

*現在、8分未満の動画にはミッドロール広告が入らなくなり、収益化対象外になったようです。

YouTube動画投稿に重要なこと

そんなこともあり、投稿動画は1時間前後の長尺にし、3〜4年後に条件クリアできればいいという思いで投稿しています。

冒頭の温泉動画は、投稿後しばらくはひっそりとしたものでしたが、気づけば、動画再生時間は今日の時点で1,752時間(視聴回数で約9,500回)となっていました。43.8%の進捗状況です。単純計算ですが、今年11月頃には再生回数時間の条件をクリアできるペースです。

YouTubeに投稿する人は、投稿後しばらくはほとんど見向きもされず、99%が1年未満で脱落すると言われています。収益や再生回数、チャンネル登録者数を期待するあまり、心が折れてしまうからでしょう。

それでも継続さえしていれば、世の中の何かがきっかけで、存在が認知され、知らぬ間に再生回数が増える、というのもよく聞くエピソードですが、まさか、自分にもそんな体験を得られるとは思ってもみませんでした。

数多くのSNSが普及していますが、Instagram、LINE、Twitter等では、投稿記事の鮮度も重要ですが、YouTubeは違います。数年前に投稿された動画を偶然見つけたり、視聴したりすることは珍しいことではありません。

多くの人に見てもらおうと思うのであれば、「継続すること」がもっとも重要です。

YouTubeはマーケティング

視聴回数を押し上げた「緊急事態宣言」

上の図は、私のYouTubeチャンネルの管理画面で見た、冒頭の温泉動画の視聴回数グラフの一部分を切り取ったものです。縦軸は再生回数、横軸は投稿後からの経過日数です。

4月10日(金)から折れ線グラフが右肩上がりに伸び始めています。

緊急事態宣言が出されたのが4月7日でした。外出自粛で増えた在宅時間と溜まるストレスから、温泉動画で癒そうとした人も多かったのではないでしょうか。

実際にそのようなコメントも多々頂戴しました。

趣味ジャンルを除く動画では、社会情勢によって出現する検索ワードに左右されることも多いと思います。

意図どおり視聴されたか

温泉動画は、温泉に浸っている雰囲気を味わってもらう意図で制作したものでしたが、実際はどうたっだのでしょうか。

上のグラフは、温泉動画から離脱した時間帯を表したものです。

グラフからは、映像に変化のない1時間もの超大作でありながら、約1割が最後まで離脱せずに試聴されていることが読み取れました。

最初の数分で多くの人が離脱していますが、それ以外の視聴者は最後まで視聴されています。想定では最後まで視聴される人はほとんどいないと思っていましたが、そうではありませんでした。

よくよく振り返ってみれば、動画タイトルから受けるイメージと相違ない内容だった、ということも離脱を最小限になっているポイントになっているかもしれません。

ちなみに、この折れ線グラフ途中に山がある場合は繰り返し再生されているシーンです。グラフ曲線の形から、視聴者維持率を左右する重要なシーンを分析することができ、投稿者は次作の動画編集に役立てることができるのです。

このほか、チャンネル登録者は、YouTube管理画面でさまざまな分析ツール(アナリティクス)を使うことができます。

Googleでこうしたツールをチャンネル登録者に提供することで、投稿画像の質を高くすることができます。それがコンテンツと親和性・嗜好性の結びつきの強い視聴者を増やすことにつながり、結果、YouTubeでの広告効果も高くなる仕組みです。

動画への流入経路

チャンネル登録者数が多いと動画再生回数も増えると思われがちですが、これも間違いです。

動画への流入経路は、チャンネル登録(投稿後に通知される)からは約2割しかないと言われていて、残り8割は主に「検索から」です。実際、温泉動画もそれ以外の投稿動画も流入経路は検索が大半を占めています。

つまりは、動画タイトル、動画説明欄、タグなど、きちんと考えて作らないと数字に結びつきません。

動画投稿自体はスマホやアプリの性能向上により、身近で簡単なものはなりましたが、「数」を増やそうというのであれば、撮影技術、編集スキル、文章表現、SEO対策、データ分析力など、実に多くの技術と知識、経験が必要です。

しかし、こうした裏側の仕組みなどを一つひとつ、調べて、体験して、解決していくことは実に楽しいものです。その積み重ねが「無限の自由旅行」を現実のものにしてくれることでしょう。

やってみなければわからない、やった人でなければわからない、ということだけは言えそうです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ビジネス

コロナ影響の本質

こんにちはtamasabuです。本サイト名称を本日から変更しましたが、テーマに変わりはありません。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨日から緊急事態宣言が発出されることになったと盛んに報道されています。コロナが収束する気配はいまだなく、この影響がいつまで続くのか、誰もが気にしているところでしょう。

報道は緊迫感を増す一方ですが、私の身の周りで、TVの情報番組で見るような経済的に危機を迎えている気配を感じることはありません。なぜなのでしょうか。

コロナ前後での収入増減比較

コロナ禍ではさまざまな分野で直接的・間接的なマイナス影響を受けています。これはまぎれもない事実であり、この後もしばらくは続きそうです。

しかし、約7,500万人いると言われている年金受給者と公務員の計約7,900万人は、コロナ前後で収入に大きな変化はありません。年金受給者すべての人が豊かな暮らしかどうかは別として、1億2,600万人のうち約65%の人は、コロナ前後での収入に大きな増減はなさそうです。

そしてさらに、就業人口約6,630万人のうち約33%にあたる約2,200万人が非正規雇用と言われていますが、コロナ後に収入が減少した人は全てではありません。

家庭内の職業構成や雇用形態構成にはいろいろなパターンがあるので、単純に雇用形態の人数だけをとりあげて単純比較はできませんが、コロナ後に収入が激減した人の数は、TVの情報番組が伝える印象ほど多くはないのかもしれません。(収入が減少した人にとって深刻な問題であることには間違いありません。)

みずほ総合研究所の分析

2020年7月発表の「みずほ総合研究所の分析レポート」に、職種別の雇用者所得前年比の件があります。それによると「宿泊・飲食」が最も大きなマイナスで、次いで「生活関連・娯楽」、「製造業」、「卸売・小売業」と続きます。(「金融・保険」は最も大きなプラスになっています。)

しかし、雇用者所得の減少率が合計値より相対的に大きかった「宿泊・飲食」、「生活関連・娯楽」、「製造業」、「卸売・小売業」の4産業に就業している世帯主の割合は、合計で約25%で、世帯ではなく人数(就業者数)ベースで割合を計算してもほぼ変わらないとしています。

影響を大きく受けている家計は上記4業種以外にもあることや、この4業種内でも影響が小さい家計があるため、昨今、貧困を伝えるTV情報番組から受ける印象は、実際よりも過大になっている可能性が考えられます。

だとすれば、慎重になるがあまり、後手後手に回っているように見える政府の姿勢もわからないでもありません。

私の考えですが、コロナ影響の本質とは、影響を受けている人数の大小ではなく、深い傷を負っている人に差し伸べる手や声が掻き消されるような政治判断の誤り、進化するテクノロジーを学ぼうとしない管理職と組織の悲劇、交流の希薄化で身の置き場や生きがいをなくした高齢者の3点だと思います。

ホームレスのSNS進出

コロナ禍に関連した溢れる話題を自分なりに情報整理しようとした昨晩、ホームレスにまつわるYouTubeチャンネルを見つけました。

コロナ禍で仕事と住居を同時に失いホームレスとなった人に密着し、経緯や生活の様子を取材する内容で、チャンネル登録者数3.8万人と多くの視聴者から支持を受けているチャンネルでした。

「ホームレス」というショッキングな響きとコロナ禍に便乗した、迷惑系YouTuberかと思いきや、内容はとてもまじめです。

ホームレスの方々の求職活動を支援したり、食事や面接のための散髪代やスーツ代を肩代わりするなどのサポートの様子も動画にまとめています。

ホームレスへの求職活動支援など、共感を呼ぶストーリーは動画再生回数も伸びやすく、チャンネル開設者の収益にもなる、意義のあるビジネスモデルです。また、絵が得意なホームレスの人が描いた作品を、路上やネット販売して収益化にもつなげています。

ただし、ホームレスの存在がなければ成り立たないビジネスなので、求職活動支援に矛盾を感じないこともないのですが、応援したいという視聴者も多く、コンテンツとしては面白いです。

取材を受けたホームレスの人にとっては、動画再生回数を気にする場面もありました。自身がYouTubeで取り上げられることで、ホームレスから卒業できるきっかけになればと期待しているようです。(ホームレスの人は公衆WiFiで通信できるSIMなしのスマホを持っている人も多いようです。)

見ていて気持ちのいいものではありませんが、現代人の志向と社会問題をとらえた素晴らしいコンテンツではないでしょうか。加えて、チャンネル開設者のInstagramでは、専門雑誌のようなアングルでその世界観を描いていて、表現方法としてもとても勉強になります。

身の周りで経済的危機を感じない理由

ところで、冒頭記載の、私の身の周りで経済的な悲壮感を感じないのは、住んでいる場所が農村部の田舎ゆえ、その4産業に従事している人が周囲にいないだけと思います。

コロナ影響は確実にこれまでの生活や消費価値を変化させています。これからも続くと思いますが、TVだけの情報に頼らず、かといって安易に身の周りの様子で楽観視することもせず、データを元に、状況を正しく理解することが重要です。

ビジネス

Z世代が生み出す消費市場

昨日ブログで「Z世代」の消費行動について知ったことを記事にしました。

これまで安泰とされてきた市場ですら、コロナ禍と小子化の波によって先行きは不透明です。

これまで当たり前に接してきたTV業界でも、YouTubeの浸透で大きく変化しています。

これまでのTV番組は、選べるのは5つや6つのチャンネルであらかじめ時間帯によって決まっている番組を選んで視聴するスタイルです。そのTV番組は、視聴者のライフスタイルや嗜好とは無関係に、大衆をターゲットに放映するCMによって成り立ってきました。

ここ数年は、特に視聴したい番組もなく、自分には無縁の女性化粧品や買う予定も興味もない自動車のCMが流れるという、今思えばとても無駄な時間を過ごしてきたように思います。

広告手法すら変化させるZ世代の消費行動

コロナ禍で家で過ごす時間が増え、生活様式が一変しました。オンラインでできることはオンラインで済ますことができるサービスが増えました。健康上の理由などで参列できない親族向けにライブ中継を実施する葬儀社もあります。葬儀社に依頼しなくても、参列した人がスマホを使えば、SNSでライブ配信できるのです。

イベントを開催しにくい状況が続き、YouTubeを活用する演者も増え、YouTubeは一気に身近なものになりました。

YouTubeは、TVと違い、見たい動画を検索して探すことができ、見たい時にいつでも何度でも繰り返して見ることができます。

こうなると、広告手法も自ずと変わってくることになります。

YouTubeの「True View」とは

YouTubeを視聴する時に流れる広告には、いくつかのフォーマットがあります。本編動画との親和性や広告掲出企業の費用対効果の観点からいくつかの課金制もあるようです。

視聴者とコンテンツ(投稿者)と広告掲出企業が密接な関係で結ばれた秀逸な広告手法です。

これではTVがかなうはずもありません。

詳しくは以下をご覧ください。

ストックフォトにも新しいビジネスモデル

話は変わり、ストックフォトクリエイターと呼ばれる就業形態(職業)があります。

画像や動画素材を、販売を運営する企業の専用サイトに投稿して販売するものですが、この分野でも新しい市場が生まれていることに今朝、気づきました。

私もクリエイターとして活動を始めていますが、サイトにはプロが撮影したような画像がずらりと並び、趣味以上の経験も知識もない自分では太刀打ちできるはずもなく、何度も心が折れっぱなしでした。

私が活動しているストックフォトサービスは、どちらかというと企業案件です。購入者側の料金体系に「定額プラン」というコースがあるのでわかります。広告代理店などが媒体を制作したり提案資料に使うために便利な料金体系です。

今朝発見したのは、数百円程度で売買される、まるで画像のフリーマーケットのようなサービスサイトです。

撮影した画像の「素人っぽさ」がウケているようです。想像ですが、商品レビューを紹介する画像に使われたりもするのでしょう。

インスタ映えするような画像でもなく、「普通の写真」です。

重要なのは、テーマと情報の質、そして誰の、どんな役に立つのか、という思考の深さです。

なるほど!と思いました。

Snapmart側の写真出品を促進するプロモーションもよく考えられているし、Snapmart市場を広告手段として活用する企業も多数あり、まさにYouTubeビジネスモデルの画像版です。

気になる方は、ぜひ、登録してみてください。