現代の花売り娘のような洗練された外観のリヤカー。本来は農業園芸用の荷物運搬用です。
野山へ出かけられるようカスタマイズしたり、ちょっと一工夫加えるだけで、おしゃれなバーベキュー会場としても楽しく活用できそうです。

荷台部分には、食材宅配で届く保冷用の発泡スチロールがちょうど4個収まります。
写真は仮置きでUNIFLAMEフィールドラックの天板をのせていますが、荷台を覆う大きさの板を使えば立派なテーブルとして使えます。
7月には咲く予定のラベンダーを添えたり、電飾で飾るのもおしゃれかもしれません。
肉や野菜、果物、飲み物やアイスまで、冷たく冷やして使えるし、片付けもリヤカーごと引っ張って移動できるので手間要らずです。
*「snowpeak」のステッカー(仮置き)がありますが、このリヤカーはノーブランドです。
アルミ製リヤカーのスペック
基本スペック
素材:アルミ製、ハンドル部分にはクッション性ある素材が使われています。
本体寸法(外寸):全長170㎝、全幅84㎝、高さ64㎝
荷台部分寸法(内寸):全長90㎝、全幅58㎝、深さ前後30㎝/左右32㎝
タイヤ:20インチ、ノーパンクタイヤ
最大積載量:80㎏
前後のパネルははめ込み式なので、外して長尺物の積載も可能です。組み立て式なので使わない時はバラして保管することも可能。車のトランクにも入ります。
停車時の荷台の傾きはなく、ほぼ水平です。積んだ荷物がずれ落ちたりすることはありません。
気になる用途は?
メーカーサイトには、用途について以下のような記載がありました。
(1)キャンプやアウトドア、レジャーでの荷物の運搬、
(2)粗大ゴミの荷運び、
(3)農作業や園芸・ガーデンニングの土や農工具の運搬、
(4)災害時や緊急時の物資や燃料等の運搬、
(5)町内イベントやクラブ・サークル活動などでの荷物運搬

原付バイクでけん引できる車両とは

原付バイクのけん引については、「グーバイク」さんのサイトに詳しい記載がありました。
要約すると、このリヤカーは積載量が120㎏までなら原付バイクでのけん引は「合法」です。
しかし、コーナリングでの安定性などを考えると、バイクとの接合部分は吟味した方が良さそうです。
(ちなみに125㏄以上のバイクならトレーラーとみなされ、保安基準もグンとハードルがあがります。原付以外の動力車は、スパーカブ110が使いやすそうです。)
*写真はけん引をイメージするため、バイクに合わせてみただけで、走行状態にはなっていません。
ステッカーで自己主張
リヤカーにはいくつかのアウトドアブランドのステッカーを貼ってみました。
GWに出かけた時にお土産で買った「津軽海峡フェリー」のステッカーもあります。
このステッカーからは孤独と自由を満喫するかのような旅情が漂ってきてとても良い感じなので、リヤカーに貼る位置を検討中です。まるでリヤカーを引いて北海道を旅しているようなイメージです。

おとなの自由研究
けん引する上での問題は、先に記載したように、停車時の荷台はほぼ水平になるスタンドの位置です。そのため、バイクでけん引しようとした場合、地面とリヤカー(スタンド)のクリアランスが狭く、平坦な道以外での走行には不安があります。
安全にリヤカーをけん引して走行するためには、スタンド部分をカットして、けん引走行時と普通に使う時とで使い分けられるような工夫が必要です。
この点は夏休みの自由研究の課題として、「けん引」については、少し時間をかけて何らかの答えを出したいと思います。
ピンバック: 【対象年齢58歳以上】ディキャンプ仕様のアルミ製リヤカー – 少年じじいの自由研究