種差海岸(たねさしかいがん/八戸市)。全国から観光客が押し寄せるような名高い観光地ではありませんが、観光資源が豊富で地元民に親しまれているスポットです。
私はどちらかと言えば、土産物店がひしめく全国的に名高い観光地を訪ね歩くよりも、地元民に親しまれているスポットや価値、歴史的背景を探し巡る方が好きです。
三陸復興国立公園内にある名勝「種差海岸」

写真は種差海岸エリア内にある海水浴場「白浜海岸」です。
どこにでもあるような時が止まったような風景が広がっています。左奥の林の中は海辺のキャンプ場としては珍しい天然芝生のキャンプ場。いつかここで有り余る時間を過ごしてみたい場所のひとつです。
これまでも何度か訪れていますが、たまたまその季節はいつも秋。
トップシーズンにはどんな賑わいを見せるのかはわかりませんが、こじんまりとした砂浜なので、混み合ったりすることなさそうです。
ここには昔から変わることのない、日本の夏の風景が広がっているはずです。
旧日本軍の軍事施設
そしてその白浜海岸からすぐ近く(上の写真の右端)にあるのが「葦毛崎(あしげざき)展望台」です。

初めてこの展望台を訪れた時は、ただの通りすがりの身分でした。
その風変りな形状から、あたりを制圧するかのようなパワーを感じ、思わず引き入られ見入ってしまいます。
ただの展望台ではなさそうと思い、後で調べたら、その建造物は、旧日本軍の軍事施設でした。
時には張り詰めた緊張感の中、石垣の間に開いた穴から太平洋を虎視していたのかもしれません。当時の指揮官の号令に耳を傾けようとしても、聞こえるのは眼下の岩場に打ち寄せる波の音だけです。
そんな押し問答を自分の中で繰り返しをしているだけで、あっという間に10分、20分が過ぎてしまいます。
このブログ記事のアイキャッチ画像はこの展望台からの眺望。
この展望台は、周囲に広がる種差海岸遊歩道の起点になっていて、晴れた日の夏場には天然芝生の緑と空と海のコントラストが、CMやポスターで見かけるようなとても美しいビュースポットです。
石垣の窓から敵を探し見つめていた当時の軍人たちには、今の風景がどう映るでしょうか。
↓詳しく紹介しているサイトをご欄ください。
広々とした場所にあるカフェテラス
その葦毛崎展望台の駐車場脇には、「カフェテラス ホロンバイル」があります。

店内の掲示物によれば「ホロンバイル」とは、モンゴル語で「広々とした」という意味があるそうですが、そもそも、なぜにモンゴルかはわかりません。
屋号の音の響きから、ヨーロッパの地名や楽曲、伝統料理に由来した名前なのかなと思い込んでいましたが、真実は全く違っていました。
「ホロンバイル」のソフトクリームは、青森県内でも指折りの人気を誇るソフトクリームだとか。
冷涼な気候風土を生かし畜産業も盛んな故か、ミルクの味が濃厚で確かに美味しかったです。
昨年撮影した空撮映像
種差海岸遊覧バス「うみねこ号」
このエリアには、ほかにも見所がいっぱいあります。
トレッキングを楽しむ姿もよく見受けられ、様々なアウトドアイベントの催しや遊覧バスの運行もされています。
有名なようで有名じゃない、有名じゃなさそうで知られていそうな、そんな名勝地探しは、秘密基地探しの旅でもあり、醍醐味なのです。
種差海岸の場所
「どこかでみた、どこにもない海岸・種差海岸」は、霧多布岬(北海道浜中町)にどこか似ている感じがしました。
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八戸の展望台からの写真だったのですね!!
The観光地の意義もわかりますが、通りすがりで惹きつけられる場所は一期一会ですよね。
我が家も、地元の人々が親しむような場所だったり、穴場が大好きです。
東北もしばらく行っていないので、計画したいと思っています♪