ドローン(MAVIC PRO)で4K空撮予定でしたが、iPadのバッテリー不足で、MAVIC MINIで撮影しました。
冒頭はドリーズームの編集を加えています。
大人の秘密基地
ドローン(MAVIC PRO)で4K空撮予定でしたが、iPadのバッテリー不足で、MAVIC MINIで撮影しました。
冒頭はドリーズームの編集を加えています。
今日は一日を通して、曇り、晴れ、雷、豪雨と目まぐるしい気象条件の変化に見舞われました。
おまけに猛暑。
データは確認していませんが、体感的には今年一番の暑さだったように思います。
そんな休日でしたが、今日は映像作品の制作に取り組みました。
タイトルにある「道の駅」とは何のことでしょうか・・。
今日はこの映像を含め、映像クリエイター登録をしている大手コンテンツ販売サイトに、4点の映像作品をサーバー(シンガポール)に納品しました。
やってみて気付いたのですが、これは道の駅の農産物直売コーナーに収穫した野菜を並べるのと似た感覚かも知れません。(道の駅に農産物を出品したことはありませんが)
その地域のその時期で、収穫(出品)される野菜はだいたい決まっています。自分がいかに精魂込めた作物であっても、ライバルも、同じように同じ物を栽培・収穫し、出品しているわけです。生育環境に特殊な装置がなければ、自然環境下で生産できる作物はだいたい同じ品目です。
それでも生産者は、誰かに選んでもらえるかも知れない、選んで欲しいと思って、魂を込めるわけです。これって、おんなじですね。
その中で、売り場を見渡す来店者の目に止めてもらうには、特色が必要です。
出品するため、晴れ間のすきに、MAVIC PROを持って出動しました。
この機種は4K動画のほか、様々なインテリジェンス撮影ができる機種です。
iPadを送信機につなぎ、フライト準備が整いました。
外に出ると汗が噴き出てきます。
本来ならば、撮影したいテーマがあったのですが、いざ、自宅から10分ほどの現場に来てみるといい画になりそうもないことがわかりました。
なので、普通に田園風景を撮影しました。準備不足を大いに反省した次第です。
今日は上記の映像も含め、出来の悪い作品を道の駅の売り場に並べる感覚で、生データを納品しました。
それでも、自分の活動フィールドがあるということには意欲が高まりますし、成長のきっかけにもなります。
実は、前段の雲の映像の10分後に雷雨がありました。もう10分カメラを回していれば、もう少しドラマチックな映像になったかも知れません。
毎日、そんな反省と勉強の繰り返しです。それがまた意味があり、楽しいのです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こんにちはtamasabuです。
ドローン(DJI MAVIC MINI)撮影時の基本形(自分なりの)をまとめました。
気をつけるようにしているのでが、撮影現場では結果だけを求めてしまい、後になって「こうすれば良かった」と思うことが多いからです。
DJI MAVIC MINIやMAVIC PROに搭載されているカメラは、順光で撮影するととてもきれいな色合いになります。
多くのカメラもそうだと思いますが、MAVIC MINIの場合、順光と逆光の画質の差が大きいように感じます。GOPROを使っていてもその差は強く感じます。逆光へ対処する機能が最低限度だからなのかもしれません。
詳しくはわかりませんが、「順光」を意識した飛行ルートの選択は重要ポイントです。逆にいうと、「飛行ルートで画質が決まる」ということでしょうか。
また、空撮は直線的な飛行を数多く取り入れた方が良いようです。下記でも紹介しますが、機体の動きを動画に取り入れるのは高い技術が必要ですし、ドローンで撮影した動画素材は、編集時になって使えるクリップがない、ということが撮影直後の出来高感覚と比較して多いからです。
「飛行」と「撮影」は全く別々のスキルなのに混同してしまい、いい素材を撮った気になってしまうからでしょうか。
なので、空撮動画は直線的(まっすぐ前進、まっすぐ後退、真横に移動など)に飛行して、何にでも応用できる使えるクリップ(素材)を多数準備する方が得策です。まずは多くのシーンを撮影する、という心がけが大切だと実感しています。
DJI MAVIC MINIには3種類の飛行モードがあります。
一つは、低速で飛行する「POSIITIONモード」、二つ目には高速で飛行する「SPORTモード」、そして三つ目がタイトルにある「CINEMAモード」です。
「CINEMAモード」とは、ドローンの挙動を制御する「あて舵」が働かない飛行モードで、このモードを選択することでドローンの動きが滑らかになるので、必然的に撮影した映像も、アングルの切り替わりが滑らかになります。
「あて舵」とは、動きを制御するために、反対方向に舵(ブレーキ)を働かせる舵のことです。「CINEMAモード」の「あて舵が働かない飛行モード」とは、車で例えると、雪道でブレーキやハンドルを操作しても、惰性で車体の動きが止まらずにそのまま流れてしまうようなイメージです。
「あて舵」が利いた状態(=POSITIONモード&SPORTモード)だと、機体がピタッと止まるような動きになるので、旋回や停止などの機体に動きが伴う撮影時にはカキコキしたぎこちない映像になってしまいます。
「CINEMAモード」で撮影した動画は滑らかにはなりますが、デメリットは、障害物を回避しようとしてスロットルを止めたり舵を切ったりしても、機体の動きは制御できず、流れて衝突してしまう危険があるという点です。
人気TV番組「ポツンと一軒家」内で良く使われているドローン映像を注意してみていると、カキコキした映像が紛れ込んでいます。山間部での撮影故の安全対策かで敢えてCINEMAモードを選択していないのかもしれません。
機体を旋回させながら撮影する場合は、周囲の安全状況を確認した上で、CINEMAモードを選択することをお勧めします。(飛行モードは操縦中でも切り替えることができます。)
ちなみに、私はいつも場面に応じたモードの選択をし忘れ、編集する時になって後悔することが多いです。
「ムダなクリップ」とは、伝えたいことの本題とはあまり関係のない動画素材です。
「焼きそば」で言うところの「紅生姜」でしょうか。
紅生姜自体は、「焼きそば」の味を決定づけるものではありませんが、あるのとないのとではやはり見た感じの印象は大きく違いますね。
私がいう「ムダなクリップ」とは、紅生姜や青のりのような、本題を引き立てるのに大きな効果を発揮する脇役的な動画素材です。
いい画を撮ろうとするがあまり、メインを対象とした動画素材しかなく、編集するにしても同じような画の連続になってしまいます。これには毎度、がっかりしてしまいます。気持ちにゆとりがないのかも。
見る側に想像を委ねるのが「いい写真」と、何かの記事で見た記憶があります。
その「想像を委ねる余地」が、全体イメージを損なわない程度に散りばめられていることが必要なのかもしれません。
その「余地」を何にするのかは前後のストーリーにも関係するので難しい選択がですが、撮影した「ムダなクリップ」が、もし使えない素材であれば、使わなければいいだけのことなので、まずは撮っておく、という心がけが重要だと思います。
とにかく、どんな場面においても、決定的なワンショットを撮ろうとする考えは、必要な素材を集められなかったというリスクにも通じます。ダラ〜っと撮っておいて、使える部分だけを動画の中に採用する、というくらいでちょうど良いのかもしれません。
これは上記の説明を補足する課題だらけの動画です。
機体:DJI MAVIC MINI
撮影:2.7K/30fps、POSITIONモード
色補正:なし
直線的な動きの動画の例、ムダなクリップ(0:36頃のバス)の例、カキコキした機体の動き(0:40頃)が確認できるかと思います。
クリップ数(動画のコマ数)が、BGMに連動して切り替わるくらいの数があると見応えがあるかもしれませんね。(クリップ数が少ないのでこの動画は単調な印象です。)
また、「空撮」では、経験を積み重ねることで蓄積されるものも多いように思います。何についても同じことは言えると思いますが、毎日慣れ親しむような機材でもないからなのか、「経験の積み重ね」の重要性にはちょくちょく気づかされます。例えば、SDカードの装着エラー、撮影モードの切り替え忘れ、露出レベルの調整忘れ、スマホの充電不足、飛行ルート(空撮エリア)の事前確認不足などなど。
これは日々、精進するしかありませんね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。それではまた。