昨日、某出版社からWebライティング講座受講をすすめるDMが届きました。この出版社からのDMだけは勉強になるので届くと嬉しいです。
そのDMでは、「リアルメディアの制作物に力を入れても、日々のWeb更新をおざなりにしてはいないか」との問題意識を投げかけていました。私の勤務先の公式HPも実際そのとおりで、紙のテキストの流し込みやPDFのままでの資料掲載、使い古しの言い回しが目立ち、コンバージョン(最終成果)を意識したつくりにはなっていません。
DMには興味深いキーワードが並んでおり、DM資料に目を通しただけでも勉強になります。
以下はそのDM資料の一部です。言わんとすることがわかるものも多く、ブログ記事作成にも応用できそうなテクニックがあります。メモとして羅列しましたので意味不明な点はご了承ください。
Web担当あるある
キーワードの選定やテキスト作成が大変
わかりやすく書こうと思うと難しく書いてしまう、冗長になる
社内ではWebを紙の延長としか扱われていない
短時間で効果のあるキーワードや広告文を複数考えられるようになりたい
商品紹介では定型文になってしまいがち。
大量の情報から目を引くキャッチ
1.冒頭2行が勝負
2.キーワードは固め打ち
3.見出しはサマリーで表現・・・・冒頭に伝えたいことを箇条書きにしてまとめる
4.ユーザーのためになる情報を入れる
5.3行書いて、2行空ける
6.耳を使って書く
7.数値より聞き慣れた例え
8.「無料」か「タダ」か「1円」か
9.アイテムを比較対象に
10.補足+補足+補足の法則
11.1通のメルマガ、ターゲットは一人
12.時間帯でターゲットを変える
13.感情言葉を利用する
14.予告→フォロー→告知→クロージング
15.記事からTwitterへ、Twitterから記事へ
Webライティングで重要な3つの戦略

1.離脱させないWebの文章術
勝負ワードは左上に、事実のみや主張のみはNG。感情やユーザーが役立つ情報を入れる。
2.話題感とコンバージョン
惹きつけられるタイトル、否定しない、主観で言わない。一文字の違いに配慮できるか?
3.検索されて目を引く
ページタイトルやタグのキーワードのつけ方など、変化の速いSEM(Search Engine Marketing、検索エンジンマーケティング )の最新潮流、テクニック。
キーワードは情報系(参考、方法、レビュー、感想)と購買系(割引、入荷、発送、相談、売れ筋)の2タイプの戦略を入れ込む。
Webライティングの要点
要点は、伝わるワード、かんたんな言い回し、わかりやすい表現、の3点でしょうか。
ひと口にWebライティングといっても、検索エンジンと記事の関わりやITリテラシー以外にも、「現場感覚」や「文章表現」などの経験・スキルも要求される難しい領域です。
ですが、成果が現れやすいので、Webサイトの修正作業は楽しいはずです。
専門スキルについては、ネット検索でももっと踏み込んだ情報に触れることができますが、こうして資料に書かれている内容を読み取って、文字で記載することでも身につきやすいです。
上達できるよう意識して取り組みたいと思います。