コラム

水鳥との共生に学ぶ

私は、将来「無限の自由旅行」に出ることを目標に活動しています。「無限の自由旅行」とは、かんたんに言うと「ノープランの長期旅行」です。

4年ほど前に、酒席で談笑している時に誰からともなく不意に出た「遊んで暮らす」という何とも魅力的なキーワードが頭に残って離れませんでした。

遊んで暮らす

宝くじで高額当選するなど、億単位の大金が手に入る以外に、しがないサラリーマンが「遊んで暮らす」ことは実現可能なのでしょうか?

酒席の場でその言葉を聞いた日からその言葉の魔力に憑りつかれ、つい先日まで真剣に考えてきました。「考えてきた」というより、「検討してきた」と表現した方が、実現性を追い求めている雰囲気があるので、ニュアンスは合っているかもしれません。

遊んで暮らすためのスキルはこちら→今日からプロのクリエイター

そもそも、なぜ、遊んで暮らしたいのか?

記憶を遡れば、「時間の制約」からの解放を意識しはじめた記事がきっかけだったかもしれません。

世界最高峰の羽毛を生み出す水鳥と人間の共生

見出しは、何年か前に読んだ機内誌記事の要約です。

その記事は、北極圏の美しい大自然の中で、のんびりゆったりと親子で散歩しながら過ごすことが伝統的な生活基盤になっているというものでした。

世界最高峰といわれる北欧の羽毛は希少価値が高く、布団にすると数十万円するものもある高級品ですが、この羽毛の元になるが海洋性水鳥(カモ)です。

世界最高峰羽毛布団はアイスランド・アイダーダウン

のんびりゆったりと親子で散歩する理由は、この水鳥の卵を狙う外敵を寄せ付けず、水鳥が安心して巣作りできるようにするためなのです。

水鳥は人の生活圏内にいることで卵の安全が確保され、北極圏の厳しい環境で暮らす人々は、水鳥の巣から採取する羽毛によって生活基盤が確保されています。

彼らの家業は、産卵時期に水鳥が再び飛来するように、平和で静かで、安全安心な自然環境を維持することです。誰かの管理下で与えられた業務をこなすのではなく、水鳥に安心な子育て環境を提供が任務で、そのライフスタイルが良好な社会秩序の維持にもつながっています。

機内誌の記事を読んだとき、美しい自然の中で、小さな子どもとのんびりと散歩する男性の色褪せたジーンズの風合いは、ばかばかしい忖度も見栄もない、飾り気がなく自然で自由な暮らしぶりを物語っているように見えました。

水鳥との共生の仕組みに驚き、憧れたことを覚えています。

アイスランドに生息する、コモ・アイダー(ケワタガモ)の雌鳥は、卵をあたためるために自らの胸の毛をついばんで巣を作ります。
雛が巣立った後のダウンを人間の手で丁寧に集めたものが『アイスランド・アイダーダウン』です。
ヒナをかえすためメス鳥が最も柔らかい自らのダウンをついばんで作った巣から人間が採取。強風にも飛び散らないダウンの秘密は、 その絡み合いから生まれる驚異の暖かさと柔らかさ。それだけに巣から採取された羽毛の精製はたいへん。洗浄には化学薬品などは使わないため、ダウンの損傷もなく、耐久性に優れています。
手間と時間をかけた、昔ながらの手作業により、厳しい品質・衛生基準にもパスするクオリティーが 守られています。
アイダーダックは比較的生息数の少ない鳥であるため、法律によって保護され、ダウンの採取量も最小限にとどめられています。鳥たちの生態系にも細心の注意を払い、昔ながらの手作業によって採取される希少価値の高い羽毛です。熟練された手作業により、変わらぬ品質が守られています。

https://www.anmin-ne.com/shop/down/eiderdown/eideryj-b.html

「遊んで暮らす」とは、自堕落でわがままな日常でいたい、という意味ではなく、北欧の羽毛採取農家のような、自然を軸に循環するライフスタイルを指しています。

どうしたら遊んで暮らせるか

残念ながら日本には羽毛採取農家のような、のんびり散歩することが生活基盤を強固にする就業環境はありません。

それはないけれど、似たようなビジネスモデルはあるはずだとずっと考えてきました。

釣りをしながらのバンライフでYouTubeで生計を維持している人もいます。しかし、それには高いレベルでの動画編集作業が伴うので、求めているのとはちょっと違います。

どうしたら、燃え尽き症候群とは無縁の、自由でいきいきしたセカンドライフを実現できるのか。

日々、そういうことを考えているうちに、答えに近づきつつあるようです。

あきらめず、工夫や研究を重ねることは重要なことです。そして、それよりも重要なのは「時間」。私はそう思います。

秘密基地

【無限の自由旅行】上半期の振り返り

こんにちはtamasabuです。

自然に親しみ、自由に好きなことをして過ごすことを職業にできないものか、数年前から真面目に考えていました。

「職業」という以上はビジネスです。「遊ぶことが職業」とは、聞いただけでは不真面目で、怠け者のような印象しかありませんが、汗水流して・・と言う価値観ではなく、今の時代、それでも生活していけるだけの収入を得る方法はきっとあるはずだと、真剣に考えていました。今でも研究中です。

具体的に行動を起こし始めてからはや6ヶ月。

締め日があるわけでもありませんので、上半期も下半期もないのですが、NVAN購入から始まった具体的行動から6ヶ月経過したので、ここでは上半期と表現しました。

NVANを選んだ理由

勉強の日

NVANを選んだ理由は、快適な車中泊が可能な、完全フラットスペースと開放的な空間が生まれるセンターピラーレス(助手席側)仕様が最大の理由です。

「撮影」が活用目的です。星空や明け方の撮影など、時間と場所に拘束されずに活動するには、車中泊がベストだからです。

3月中旬に契約し、その月末に納車となりました。

室内にベッドキットを導入し大人2名が就寝可能で、その床下はキッチンツールやバッテリー、寝具などの収納スペース。軽バンですが生活する上での基本装備は兼ね備えています。

半年で目標とする行動環境は整えることができました。

何を生業とするか

経験や技術、感性は別として、写真や映像を元にしたものであれば、「自然に親しみ、自由に好きなことをして過ごす」ことの条件にぴったり当てはまりそうです。

写真や映像を生業と絞り、そのためのポータルサイトを立ち上げることにしたのは5月中旬頃でした。TwitterとInstagramのアカウントは、これより少し前に取得していましたが、よくわからないままでした。

今でもわかってはいませんが、この頃から今日まで、ほぼ欠かさず勉強と試行錯誤の繰り返しです。

撮影技術の勉強もしなければなりません。

努力の毎日

覚悟はしていましたが、「遊んで暮らす」ことを真面目にやろうとすると、本当に大変です。楽チンなことはありません。今は。

研究と勉強の毎日です。

その努力を重ねているのは、条件と目的が矛盾するようなストーリーに大きな魅力を感じるからです。NHKの人気番組だった「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」のような世界観です。

「遊んで暮らす」ために、一生懸命、研究したり勉強したり、バカバカしいのですが、昨日までできなかったことができるようになったり、わからなかったことがわかったり、毎日成長を実感できることは心の満足につながります。

上半期の自己評価

8月にはPIXTA映像クリエイターとして映像の納品も開始しました。リタイヤすることが前提ではありませんが、「半年で大枠の道筋をつける」ということは概ね達成することができました。

だらだらと過ごしてきたようでいて、それなりの進歩もありました。

なので上半期の自己評価は80点です。

環境は概ね整ったので、あとは撮影技術です。これは勉強と経験を積み重ねる以外にないと思っています。どんなプロフェッショナルでも、最初は初心者です。

しかし、撮影技術があればいいというわけでもありません。選んでいただくためには、時期や潮流を読み、検索にヒットするキーワードを含んだ、一定のクオリティがある作品でなければなりません。高度なマーケティング手法と現場感覚が必要です。

明日からの半年は、販売実績を作る(金を稼ぐという意味ではなく)ことに主眼を置いて、一歩一歩、前進したいと思います。

日々、勉強です。