コンテンツへスキップ

【SEO対策】ブログタイトルで変わる「掲載順位」とは

  • by
woman talking on the phone and looking at a laptop

Googleが提供している「Google Serach Console」を使うと自身が運営するブログの検索状況を簡単に把握することができます。その画面は、一見、難しそうに見えますが、何度か見ているうちに、専門的知識がなくても要点はつかめるようになってきます。

本記事の要約

本文記事が推測できるようなブログタイトルにする(検索意図に配慮したタイトルにする)

ブログタイトルとは無関係な本文記事は書かない(ブログタイトルと記事内容を一致させる)

これらはどういうことなのか、私自身の失敗経験をもとにご紹介します。

Googleが重要視する「検索意図」と一致したコンテンツ

検索意図には、ユーザーが検索する時の「気持ち」が隠れています。そのユーザーの気持ちに沿って、ノイズの少ない本文記事であることが望ましいとされています。

逆に、ユーザーの気持ちを逆なでするような記事では、評価が下がり、結果として検索順位も下がるような仕組みになっています。

そのようなアルゴリズムが働くことで、ユーザーが知りたい情報を素早く見つけられるようになっています。

「タイトルメーカー」の功罪

ブログ記事を書くのに疲れ初めていた昨年の11月ころから今年の5月にかけて、ブログタイトルさえ思いつけば、記事は書きやすくなるかもしれない、という思いで、ネット検索で見つけたブログタイトルメーカーを活用していました。

「アウトドア」、「キャンプ」などのキーワードを入力するだけで、面白そうと思えるような魅力的なタイトルがいくつも自動で作ってくれる便利なツールです。

しかし、このツールを正しく使いこなすには、SEO的知見が必要だということに後になって気づきました。

「タイトルメーカー」で作ったタイトルの例

タイトルメーカーを使えば、ワクワク感を引き出してくれるような、独創的で魅力的な文章がいくつも作られるので、その中から選んで、気になる箇所は編集すれば、下記のようなブログタイトルがすぐ出来上がります。

「マジかよ!空気も読めるキャンプが世界初披露」

「今こそ積極的に入れてみよう!キャンプ効果が侮れない」

このツールを繰り返し使っているうちに表示回数は増えはじめましした。

表示回数は急激に増えたのに掲載順位は伸びない

Google Search Console「検索結果」(ブログ全体)

上のグラフは、Google Search Consoleで調べた当ブログの「検索結果」です。

紫色の折れ線は表示回数を示していて、2011年11月から2022年4月頃の間(グラフ中央付近)の山が急激に高くなっていて、表示回数が急増した様子がこのグラフから読み取れます。ちょうどこの時期がタイトルメーカーでブログタイトル記事を作っていた時期です。

タイトルメーカーのキャッチコピー「バカ売れキャッチコピーをかんたん作成」はほぼ真実で、確かに表示回数は増加しました。

しかし、オレンジの折れ線が示す平均掲載順位(検索した時に検索結果一覧に表示される順位)は、30位前後に沈んでいます。表示回数が増えたのに、掲載順位は浮上しない、相対的に見れば、むしろ以前より悪化しています。

タイトルメーカーで真意はどう伝わるか

以下は「キャンプ」をキーワードにして、当時使っていたタイトルメーカーが作ったタイトルで、その隣は、Googleクローラーロボットが行なってイルカもしれない想定で、英訳したものを日本語に再翻訳してみた文章です。

「マジかよ!空気も読めるキャンプが世界初披露」→「真剣ですか!空気が読めるキャンプ 世界初演」

「今こそ積極的に入れてみよう!キャンプ効果が侮れない」→「今から入れよう!キャンプ効果は計り知れない」

「英訳→再翻訳」のプロセスは、真意が伝わるものかどうか、私が後々に考えた考察方法です。

この考察方法で表現が捻じれ、意味不明な文面になっていることに気づきました。

表示回数は増えたのに、なぜ検索順位が下がった理由は、タイトルに込められた単語と本文に存在する単語との関係性がGoogleクローラーロボットに認められず、低評価になったためと考えられます。

YouTubeサムネイル画像とは違う

「ブログタイトル」は、YouTubeサムネイル画像に埋め込まれた刺激的な文言と違い、検索意図を想定し、本文はそのタイトルに沿うようにまとめなければ、検索意図に逆らうコンテンツになってしまいます。

ブログタイトルは、YouTubeサムネイル画像と同じような役割と考えない方が良いようです。

結果的に、独創的で魅力的なタイトルを簡単につくれ、表示回数も増えるのは間違いなさそうですが、その反面mGoogleからは厳しい評価を受けるというのも事実のようでした。この間違いを約半年間も続けていました。

ネイティブな言い回しのタイトルで、そのタイトルに絞った記事を書く

ユーザーが検索するフレーズをタイトルにした方が自然ですし、Googleアルゴリズムにも正しく解釈してもらえるはずです。

検索順位をあげるには、これが鉄則です。

掲載順位が高かった時の検索フレーズ

「マイ暖 カスタム」の検索された時が掲載順位3.2位、一番下の「ダイソー アルミ鍋 300円」は1.3位です。

一応、掲載順位が一桁台を記録した記事も存在していました。

このクエリ一覧に目を通せば、自然な文章表現であることがSEO対策上、望ましいことはおわかりいただけると思います。

この「マイ暖 カスタム」のクエリに絞った検索パフォーマンスは以下の図です。

Google Search Console「検索結果」(単一記事)

掲載順位は枠をはみ出るくらい上位に食い込んでいます。

機械学習するAIが読み取れるような自然なフレーズのタイトルにするだけで、掲載順位は上がり、結果、表示回数、クリック数、つまり訪問者数が増えるはずです。

もしアクセス数が伸び悩んでいるのであれば、投稿した後でも構わないので、タイトルや記事を見直せば改善するでしょう。

ちなみに、このグラフのタイトルとページリンクは以下です。

車中泊の暖房に最適なカセットガスストーブ

今は、SEO対策を施し、タイトルは「車中泊の暖房に最適なカセットガスストーブ「iwataniマイ暖」」に変更し、タイトルとは無縁な本文記事(ノイズ)は削除しました。

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。