「SEO」とは、検索結果が優位に働くための技術・知見のことです。検索した結果が上位表示になっていれば、見つけてもらえる可能性は高くなることは容易に想像がつきます。
この表示の序列を決定づけるには、Googleが開発したアルゴリズムが深く関わっていると言われています。もちろん多くが非公表ですが、画像検索SEOについては、Googleが公式に公表しています。
それがどのような効果をもたらすのか、実例をもとにご紹介します。
画像に説明文を付け加える

「説明文」とは、上のグラフで言うと「本サイトのWordPress統計情報グラフ(訪問者数/表示数)」の部分です。
グラフはこのサイトの実際の統計情報です。グラフ左側「5月」から「表示数(薄い青)」と「訪問者数(濃い青)」が急増しています。急増した理由は、画像に説明文をつけたから、です。それ以前は画像を挿入するだけで、説明文(キャプション)は一切、つけていませんでした。
キャプションを付け加えただけで、驚くほどの効果になりました。
グラフを見ただけでは分からないのですが、グラフ左端2月から7月頃までは、投稿頻度は週3〜4回と多かったのですが、それ以降は週1回程度の低頻度投稿でも着実に増加しているのはお分かりいただけるかと思います。
この実例が物語るように、ブログでさまざまな情報発信をする際に画像を使うケースが多いと思いますが、その際には必ず、画像の説明文(キャプション)を入れることは強くおすすめします。
ただし「Googleではオリジナル画像とコンテキストであることを推奨している」ので注意が必要です。
「オリジナル画像」はフリー素材等ではない独自の画像、「コンテキスト」とは、事情、背景、状況などの意味を持つ言葉です。
つまり、自分で撮影したオリジナル画像を使って、その画像の簡素化した説明文を付け加える、ということが画像検索SEOの第一歩です。
詳しくはGoogle検索セントラルをご覧ください。
Google 画像検索では、それぞれの検索結果とユーザーのクエリとの関連性をわかりやすく示すため、タイトルリンクとスニペットを自動的に生成します。これは、ユーザーが検索結果をクリックするかどうかを決定するために役立ちます。
引用:Google検索セントラル
UX(ユーザーエクスペリエンス)
重要なのは、訪問者にとって高い利便性を提供するための技術と心がけです。
ついつい、自分が発信したいことをそのまま書き連ねてしまうのですが、結果、検索意図やタイトルと中身が一致しない内容になってしまうことも多いです。
「UX」とはローマ字にするとたった2文字の短い言葉ですが、その真意は、記事の質、見せ方、レイアウトととても範囲が広くて奥が深い、とても難しいテーマ。一歩一歩、前進あるのみです。
次回の本ブログでは、グラフの「1月」以降にも増えたきっかけをご紹介します。