5年ぶりの再稼働

懐かしい写真が出てきました。豪雪地帯での雪中キャンプで、この中で宿泊しました。薪ストーブを初めて実戦投入した時の写真です。煙突がピカピカです。
北欧風の絵面をイメージしていたのですが・・・。
膝丈くらいある積雪を踏み締めて固めて野営したのですが、薪ストーブの熱で雪が溶け、薪ストーブが沈み煙突が不安定になるのでロープでくくりつけていました。


仲間2人との計3人での夕食はかに鍋でした。
あれから5年

物置にしまい込んでいた薪ストーブを5年ぶりに引っ張り出してみました。当然、ボロボロです。
この薪ストーブは、近所のホームセンターで4,980円で購入したもので、そう高価なものではありませんが、煙突をバラせばコンパクトに収納できるので、軽自動車でも運搬できる点が気に入っていました。
空間を薪ストーブの設置場所

簡単タープは一片の幅が2.5mのサイズのものです。

どこに薪ストーブを置くかで煙突を出す位置も決まってきます。仲間と囲むには中央が望ましいと思いますが、テーブルの使用を考えると、薪ストーブの設置場所は部屋の角の方が空間は使いやすいです。
薪ストーブを角に置いても暖かさは満遍なく行き渡るので問題ありません。
重要なのは、幕を焦がさないためのクリアランスを確保することです。クリアランスは概ね80cm以上確保できていれば良いと思います。

煙突は針金で固定する

煙突は風の影響を受けやすいものです。
煙突がぐらつくと、ストーブ本体もぐらつくし、その影響でテントも揺さぶられます。
煙突は高温になるので、針金も使ってロープで木に縛りつければOKです。
火入れ最初の薪は細くする

薪は広葉樹と針葉樹では燃え方が違います。
木の種類によって、着火性、火持ち、火力が異なります。
火持ちするナラ、クヌギなどの広葉樹と燃えやすいスギと合わせてつかうのが理想的のようですが、一晩だけ過ごすのであれば、気にしなくても良いでしょう。
種類によって燃え方が違うということだけ抑えていれば良いと思います。
薪割りは刃厚3.2mmのモーラナイフ(カーボンスチール)を使いました。ナタのように切れ味抜群です。

「ひとり」も楽しい薪ストーブのある空間


静かにしていると、薪ストーブから「ボーボー」と炎の音が聞こえてきます。
外はかなり冷え込んできましたが、室内はTシャツ1枚でちょうどよいくらいの、快適な暖かさです。
煙突を固定して写真を撮っていたら、近所の人から「何やってんの?」と笑われ、恥ずかしかったたので、「居酒屋」の提灯は控えめに室内に置きました。
薪割りする音を響かせながら寛ぐ、薪ストーブのある空間、最高に癒されます。