梅が出回る季節になりました。
これまでに梅酒は作ったことはありますが、梅干しはチャレンジしたことがありませんでした。
そんな初心者ですが、日本の代表的な食文化の「梅干し」の奥義を知らずして毎日を過ごすのは何か違う、そう思ったことがチャレンジするきっかけでした。
まったりと肉を焼きながら梅のヘタ取り作業

娘からの手紙片手に「岩手県産黒毛和牛」

1日早い父の日、娘からの手紙には「新鮮で楽しい遊びのアイディアが豊かな少年ジジイがみんな大好きだよ」とありました。
仕事中も遊ぶことしか考えていない少年ジジイには嬉しい褒め言葉です。
孫たちが目を白黒させて熱中するような遊びを開発しなければ、と心に誓った次第です。
*肉は岩手県産黒毛和牛、玉ねぎは自家栽培でこの日収穫したものです。
まずはヘタ取りから

梅干し作りはヘタ取りから始まるようです。
梅のヘタは竹串な土でカンタンに除去できます。
今回はハイボール用の氷を割りながら作業したのでアイスピックを使いました。
梅2kgの作業にかかった時間は・・、よく覚えていません。
薪をいじったりくべたり、ハイボールを作ったりしながらの作業でした。集中すれば15分ほどでできると思います。

梅干し作り、今日はここまで。
いい加減、酔っ払ったので、ハンモックに身を委ねます。
梅と密封瓶を消毒する

何時頃、どうやって寝たかは覚えていませんが、朝起きたらいつもの毛布の中でした。
さっそく、昨日の続きの作業に入ります。
結論から言えば、ネットには塩漬けした梅は使用量と同じ重さの重石をのせる、との記事どおりにすすめるとすれば、この密封便では口が狭いので重石を入れられず、この選択は失敗でした。
よくよく考えてみれば、梅酒や果実酒を漬けるには向いた瓶ですが、梅干しには向いていなさそうです。
まぁ、それも経験。
この選択が出来上がりにどう影響するかもわからないので、黙々と作業を進めます。
梅も瓶も焼酎で消毒します。
梅にはコップ1杯くらいの焼酎を全体にまぶしました。
密封瓶も同様。こちらは満遍なく消毒液が行き渡るよう瓶を転がしたり揺らしたりなので簡単です。
塩は梅の重量の18%を使う

消毒が終わったらいよいよ、梅の塩漬け工程に入ります。
今回、漬ける梅は約2kgです。
なので使用する塩は360gですが、塩を盛っている皿の重さも合わせ、430gぐらいが適量と思います。
密封瓶に入れて1週間

この状態で約1週間。
この後、上澄み液を取り出して、紫蘇の葉を加え、最終的に干し工程に移ります。
自家製梅干しが入ったおにぎりが楽しみです。