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【悲報】懐かしくて悲しい奇跡の高校野球部廃部のニュース

甲子園球場

ド田舎の公立高校が甲子園に出場し、昨夏甲子園ベスト8を破り1勝した奇跡のドラマから17年。

「廃部」のニュースが今日発行の地方紙で報じられました。

信じられない夢を実現した情熱の監督

野球の道を選び越境入学した長男と次男。

甲子園初出場の初勝利の夢は次男(写真右端/投手・レフトで出場)の世代で実現しました。

一昨日、近所の友人と自宅で飲んでいて甲子園の話題で盛り上がった後の記事で驚きました。

しかし、部員不足で廃部になることは薄々予想はしていました。

そして今日、過疎化が進む田舎町の多くの町民を涙で歓喜させた17年前の春のドラマは、本日、伝説となったのです。

今の時代では考えられない、ほとんど休みなしの朝練・夜練の二往復送迎を6年間は、地球約3週の距離に相当します。

そんな経緯もあって、田舎の小さな高校名が、甲子園古豪の高校(修徳、天理)と名を連ねた甲子園のスコアボードをアルプススタンドから見た時の感動以上のものは、いまだに経験がありません。

筋肉だけでできたダルマ体型で、いつも鬼の形相だった監督が、痩せ細って優しい笑顔で写真に収められている写真はとても複雑な心境で拝見しました。

池田高校やまびこ打線を彷彿とさせる、基本的にバントは多用しない強行重視の采配で一時代と多くの可能性を拓いた熊谷監督。

生徒、父兄、地域住民への多くの感動をありがとうございました。

「【悲報】懐かしくて悲しい奇跡の高校野球部廃部のニュース」への2件のフィードバック

  1. 少子化という時代の流れなのでしょうが、やはり母校がなくなる、しかも大きな夢を叶えた場所がなくなるのは淋しいですね。
    甲子園出場素晴らしいですね。家族のサポートで叶えた夢の記憶は永遠に残ります!!

    1. ここ最近は、社会・経済格差の拡大や教職員の時間外労働などを背景に、少子化以外の問題でもひと昔前のような部活動は難しくなっているようです。なにか淋しいですね。

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