車中飯でのインスタントのカップ焼きそばは、お湯を捨てる場所の問題で難易度が高い課題です。
ふとしたことから編み出した車内での湯切り術の紹介がてら、夏にふさわしい焼きそばランチにしました。
あわせて「カップ焼きそば」は車中飯に向いているのか、検証もしてみました。
フードジャーで湯切り湯回収
湯切りした湯を捨てる場所がない場合はフードジャーを活用すれば問題は半分、解決です。

なぜ「半分」かというと、カップ焼きそばに必要なお湯の量が460ml~520mlであるのに対し、私が普段使っているフードジャーの容量は350mlしかありません。
<主なカップ焼きそばに必要なお湯の量>
ペヤングカップ焼きそば・・・480ml
焼きそばバゴォーン・・・・・520ml
焼きそばUFO・・・・・・・・460ml
お湯の量がいちばん少ない「焼きそばUFO」を選んだとしても、湯切り湯はフードジャーには収まりきらず、理論上、110mlほど残ってしまいます。
車内飲食のカップ焼きそばは「焼きそばバゴォーン」一択
焼きそばバゴーンには粉末スープがついているので、フードジャーに入りきらない湯切り湯分を、粉末スープに使えばきれいに湯を使い切ることができます。
ただし、粉末スープに使う量は150mlでフードジャーの容量が350mlなので、焼きそばバゴォーンに必要なお湯は、規定量よりも20ml減らした、500mlであることが重要です。

正確には、「焼きそばバゴォーン」だけでなくても、一般に市販されている粉末スープを併用すれば車中湯切り問題は解決するのですが、ひとつのパッケージで問題解決できます。
魔法使いのような華麗な場面変化があるのは、今の現状 「焼きそばバゴォーン」だけです。
「カップ焼きそば」は車中飯向いているか?
結論から言うと「不向き」です。
作るのは簡単で良いのですが、手順・工程が多いのと、包装紙などのゴミも多く出るので、限られたスペースでは不向きな食材です。
加えて、食事の後ではソースの液だれや匂いへの対策も必要なので「手軽」ではありません。
ひとつわかったことは、フードジャーに回収される湯切り湯は、350mlはなく、収容能力の半分程度でした。麺に絡みついた水分があるからです。
それにしても、撮影しながらの「焼きそばランチ」、汗だくでした。
明日はそうめんにしようかな。