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家電売り場を覗くとライフスタイルの進化が見えました

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今日は、妻の手術入院前の検査と事前説明に付き添いでした。

昨今の入院事情は、コロナ感染拡防止のため、入院理由にかかわらず、原則、面会や見舞いはできません。

昨年末に出産入院していた長男嫁と、今年4月に出産入院した私の長女に次いで、親族で3人目の「面会謝絶」となります。

本人としては自身の健康のみならず、家のことやペット(ネコと犬)の世話の不安も大きいと思います。

久しぶりのショッピングで時間つぶし

入院前の検査中は暇つぶしです。

コロナ禍以降、スーパー、ホームセンターなどの生活圏での買い物以外、リアル店舗を巡るのは初めてのような気がします。

ここ一年での買い物といえば、秘密基地・NVANの装備品や撮影機材はほとんどがネット調達でしした。出かけることも少なくなり、服を買うこともなくなりました。

しかし、だからと言って、家の中に引きこもってばかりいてもいけないことに気づきました。

ライフスタイルをのぞき見できる家電売り場

久しぶりのヨドバシカメラでは、売り場に入った瞬間に、新しい生活様式を取り入れた展開が目白押しでした。

品揃えを見ると「みんなこうやって生活しているんだな」と、まるでのぞき見しているかのようで、コロナ禍が市場を一変させたことにも気づかされます。

カメラ売り場では、世界初の8K映像が撮影できるミラーレス一眼カメラが注目を浴びていました。

「8K映像」と聞けば、4K映像よりも高精細で美しい映像を撮影できることは容易に察しがつきますが、使い回すには簡単ではありません。

8K映像の膨大なデータを記録するためには、高速な書き込みができる「CFexpressカード(2018年に登場した記録メディアの新規格)」が必要になります。当然、PCにも高いスペックが要求されます。

メディア機器の進化は、「テレビ」や「洗濯機」などの機能完結型の商品とは違い、データを取り扱う周辺環境にも進化の影響が波及します。

テクノロジーがひとつ進化するたびに、複数の関連分野も同時に進化していくので、使いこなすために必要なリテラシーは爆発的な勢いで増えていきますが、追いついていけない断絶をも生みます。

それはまるで、地球と広がり続ける宇宙の果てを客観的に見ているかのようです。

二つ以上のことが同時進行していく時代へ

これからの時代は、スマホがあればコミュニケーション環境を形成し、現金も固定電話も不要とする若い世代と、現場でお客様の声を聞いて実績と成功体験を積んできた50代以上の世代が同居する時代です。

それぞれは、同じ風景で、同じ言葉を使い、同じ食文化の中で生きています。

同じ日本人には間違いないのですが、組織のリーダーは、それぞれの層では、違う国と文化で生まれ育ったくらい、価値観に違いがあることに気づき、受け入れ、それぞれの価値感と知見に磨きをかける努力が重要です。

そんなことを考えながらぶらぶらするのも、価値ある時間でした。(ぶらぶらしないと気付けない変化にありつけました。)

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