撮影旅行を無限に継続するために、自炊のバリエーションを増やさなければなりません。
それを想定して、この間、最小限度の道具で、その場その場に合わせたメニューをイメージして、慣れない料理にチャレンジしてきました。
その場その場、と言うのは、例えば、
・雨のため車内調理を余儀なくされる場合のメニュー(焼き肉などは不向き)
・時間にゆとりがないため、後片付けが簡単に済むメニュー(油炒め系や炊飯は不向き)
・猛暑続きでも食材の保管に気を使わなくていいメニュー
・買い出しが難しい、僻地でのメニュー
もっともっと、いろんなシチュエーションがありますが、ひとつ言えることは「食べたいもの」が全てではない、ということです。
限られた食材や保存方法、厳しい環境、スペースでも、どうしたらより楽しく旬や彩りを簡単に味わえるのかの実験と研究を重ねています。
ポケットストーブ

写真は炊飯時に使う、エスビットのポケットストーブです。
上部が両開きになり、開いた底に、固形燃料を置いて加熱調理する道具で、軽量でコンパクトな上、五徳と風防の役割ももつ形状なので縦走登山で使う人も多いと思います。

10年ほど前に購入したもので、すでにボロボロの筐体です。
先日、買い換えようと思い、アウトドア用品店を覗いたら、棚から消えていました。固形燃料はあったので、一時的な品切れと思いますが、現状でも使えないことはないので、ボロボロのまま、使っています。

こんな感じで使います。
固形燃料は、ホームセンターから5個入り198円のものを愛用しています。燃焼時間は約25分ほどで、1合分のお米を炊くことができます。固形燃料が燃え尽きた時が炊けた時。炊飯に失敗することはないので安心して簡単にご飯を炊くことができるのです。
下にステンバットを敷けば、テーブルの上でも車内でも問題なく使用できます。ただし、車内使用は炎症などの危険もあるので自己責任で行ってください。
ちなみに、ガスは氷点下の環境では気化しにくく燃焼効率が低下するので冬場の調理には不向きですが、固形燃料であれば火力調整は難しいですが、氷点下でも安定した加熱調理が可能です。使用環境に合わせて熱源を使い分けすることをおすすめします。
今夜は鶏めし

焼き鳥の缶詰(たれ味)を、お米に混ぜて炊きました。
調味料としては、みりん、日本酒、麺つゆ各少々です。
このメニューなら、缶詰とお米さえあれば、いつでもどこでも作れますね。
今夜も美味しくいただきました!