ライフスタイル, 料理研究

巣ごもりの準備をしました

今はまだ、秋も深まってきました、と言うほどではありませんが、東北では盛夏のあとの過ごしやすい時期は一瞬で過ぎ去ってしまい冬を迎えます。想定以上に朝晩の気温が低かったりすると、あの汗だくになっていた頃が懐かしくも思えます。

今日はこの間、道の駅や農産物直売所で仕入れた盛夏の代表的ニッチ野菜の青なんばんとしその実の漬け込み作業に没頭しました。漬け込み食材は出来上がるまで多少の時間がかかるので、出来栄えを途中チェックして、語り合うように軌道修正しながら酒を呑むという楽しみ方をしばらく続けられそうです。

この間仕入れた青なんばんはご覧の量でした。軸をカットしながら本数を数えたら91本。結構な量です。

手袋をしないで作業したので、このブログを書いている今でも指先が熱を持ったようにヒリヒリしますが、氷を入れたグラスを持つとその痛みは緩和され、程よいアテになっています。

軸をカットするついでに、包丁で縦に切れ目を入れます。この後、焼く工程があるのですが、このひと手間が青なんばんの爆発を防ぎます。

前回の漬け込み作業の時は、切れ目を入れなかったためか漬けが甘く、実が硬いのが何本かありました。爆発防止以外に、漬け醤油の浸透を促進させる狙いもあるようです。

表面に焦げ目がつくくらいに素焼きします。この素焼き作業をしながら、漬け醤油を作ります。

▼漬け醤油

しょうゆ・・・・・・・・・適量(青なんばんが浸るくらいの量)

日本酒・・・・・・・・・・適量

漬け醤油は、鍋で調合し、いったん沸騰させた後、そのまま常温で放置して冷まします。

こういうの、「つまみ呑み」と言うんでしょうか。

この後、アルコール消毒した瓶に詰めて、冷暗所にて保管します。

途中、出来栄えをチェックするのが楽しみです。

しその実の醤油漬け

続いて、しその実の醤油漬けです。

こちらは作るのも簡単で手間もなく時間もかかりません。10月にもなると「しその実」は北東北か北海道でしか手に入らないかもしれませんが、昨日、スーパーの直売コーナーで偶然見つけたので買いました。

写真は一晩、水にさらしてアク抜きした状態(醤油なし)です。

水を捨てたとき、茶色に濁った水でした。それだけ、不純物が含んでいたということでしょう。

作り方は簡単です。アク抜きしたしその実に醤油を加えて、密閉容器で冷蔵庫で保管するだけです。1、2日で食べられると思います。

これが醤油を加えた写真です。

少しつまみ食いしてみたところ、しそ独特の爽やかな香りと奥深い濃口醤油の味わいがマッチして、白いご飯に添えてもよく合いそうです。

これでしばらくは巣ごもりできそうです。

ライフスタイル

山形の名産品「ぺそら漬け」で昼呑みしました

今日の「小さな満足」は、snow peakのまな板にのったナス漬けです。

これは山形県北村山地域の夏の名産品「ぺそら漬け」という漬物で、酒のつまみとしての好物で、山形県の一部地域の家庭では珍しくもないものなのでしょうけれど、私にとっては「小さな満足」です。(手間がかかる漬物です)

ピリッと辛くて、暑さで食欲がない時にはありがたい一品です。

「ペソら漬け」はその辛さだけでなく、脱色した味気ない色も大きな特徴です。なぜなのでしょうか。

嫁の失敗から生まれた名産品?

「ぺそら漬け」の歴史を調べてみたら諸説あるようですが、見出しの嫁事件には興味が湧きます。

ぺそら漬けの誕生の由来はいくつか存在する[2]

⒈大石田に住んでいた嫁がナスをすぐ漬けずにの水の中に放り込み、数日後に見るとナスが脱色して白っぽくなっていた。脱色したナスを唐辛子と塩で漬けたことから誕生した。

の漬物の材料はナスしかなく、普通の漬け方では保存することがきでず、唐辛子と塩を使って船中食とし、それが広まった。

舟運に積んだナスが、大石田町を流れる最上川の水を被って色落ちしてできた。

⒋最上川が氾濫し、水を被った結果ナスの色が抜けてしまった。そのナスを処分するのはもったいないとのことから、唐辛子などを入れて漬けた。

ぺそら漬けの名前の由来は、食感がぺちょらっとしていたところからとされる[1]。”ぺそら”の言葉の意味としては、も素気もない食物のことを差し、水がしみ込むこと、柔らかくなることも総称してぺそらと言われる[2]。 
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

何となくですが、嫁の失敗説には、文化として広まる理由がありません。私は4番が由来だと思うのですが。

ぺそら漬けの産地は大雨の被害に

山形県の大石田地方は先日の大雨で甚大な被害に見舞われたようです。

先週末の秘湯の旅の際に、山形市内の土産物物産館で購入できたのですが、産地の方々の生活再建は進んでいるのだろうかと心配になったりもしながらの晩酌です。

伝統工芸品にも暗い影

物産館では、おじさんがマイクで伝統工芸品の紹介を必死になって訴えていました。

職人を応援する企画として、物産館売り場中央の特設会場で、職人たちが様々な体験を通して関心を持ってもらおうとするイベントのようでした。

「将棋の駒(天童市)」ブースは、話題性があるだろうと思ったのですが、お盆用品の買い物客で賑わう店内は観光客というよりも地元客が多いため、立ち寄り客の数は今ひとつ。

「ぺそら呑み」が思い出になる夏

山形の伝統工芸や食文化を感じながらの「ぺそら呑み」。毎年夏の恒例行事にしたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは今日の小さな満足はこの辺で。