そのまま使える「トルティーヤ」

「トルティーヤ」とは、トウモロコシから作る、メキシコ、アメリカ合衆国南西部および中央アメリカに伝わる伝統的な薄焼きパンです。見た目はタコスと似ています。

トルティーヤの中で、小麦粉で作るものを「フラワートルティーヤ」と呼ばれているようです。今回ご紹介するのは小麦粉ベースなので、「フラワートルティーヤ」ということになります。

極薄のピザ生地のようで、片面にはナンのように焼き色がついていて、食感は「もっちり」です。

温めなくても美味しい

そのまま使えるトルティーヤ

スーパーのチルドケースで発見した「そのまま使えるトルティーヤ」。「そのまま使える」とのキャッチフレーズが目に留まり、手に取りました。

トルティーヤ

価格は5枚入りで198円。安くもなく高くもなく、価格も量目も中途半端な気がしないでもないですが、具材をのせて巻くだけなので、手巻き寿司のように楽しい食べ物かも知れません。

「そのまま使える」とのことなので、夏場の弁当でもイケるかな、と買ってみました。

トルティーヤを楽しむおすすめソースBEST3

以下でご紹介するトルティーヤは、朝に巻いたトルティーヤを冷却効果が高いメスティンに納め、保冷バッグに入れてランチにした時の食べ方です。

パッケージの記載表示のとおり、加熱せずそのままでも、もっちりとした食感があり美味しくいただけました。

トルティーヤのベースの味を何にするか、何を巻くかで、楽しみ方のバリエーションが広がりそうですが、初めてのトルティーヤランチはマヨネーズで2種類、二度目のトルティーヤランチは3種類を試してみました。

そのランキングは以下のとおりです。

トルティーヤに塗るソースNO1は、「キューピーパン工房(カレー)」です。

キューピー パン工房カレー

キューピー パン工房カレー」は、食パンに塗って焼けば本格的なカレーパンに。焼かなくてもそのままでも美味しくて便利です。消費期限は製造日を含めて常温で10ヵ月。品揃えしているスーパーが少ないようなので、我が家では「パン工房カレー」を買い置きしています。

パン工房シリーズは、カレー以外にも、ピザソースやツナ・マヨなど合計4種類のラインナップされています。気になる方はスーパーのジャム売り場やパンコーナーを探してみてください

トルティーヤに塗るソースNO2は、「つぶ入りマスタード」です。フランクソーセージなどといっしょに使うと美味しいです。ピリ辛フランクでもいいですね。たっぷりめに塗ると美味しいです。

フランクソーセージとトルティーヤ

トルティーヤに塗るソースNO3は、みんな大好き、マヨネーズです。

具材を選ばず、季節の野菜をいっぱい使っても美味しそうです。ツナも良くあります。

トルティーヤを使ったランチ体験からの注意点としては、巻いてから時間経過したランチで食べるトルティーヤは、具材の水気をしっかり切ることです。それ以外作り方のコツなどはない、簡単便利な食材です。

また、ツナ缶を使う場合には、ノンオイルよりも油煮タイプの方が美味しいかもしれません。比較したわけではありませんが、ノンオイルはパサついた感じがしました。(これはお好みで)

トルティーヤ

トルティーヤに巻く食材

先記しましたが、水気のある食材は、キッチンペーパーでしっかり水気をとらないと、食べる頃にトルティーヤがベチャベチャしてしまいます。トルティーヤに水分を吸わせないためには、具材のの検討や巻き方の順番でも防げるかと思います。(以下の各カテゴリーから1~2品をチョイスして弁当にしました。)

ソース・・・・パン工房カレー、粒入りマスタード、マヨネーズ、ケチャップなど

野菜・・・・・フリルレタス、トマト、紫玉ねぎ、ラディッシュ、きゅうり、セロリなど

メイン・・・・ツナ、フランクソーセージ、ハム、ビアソーセージ、

その他・・・・スライスチーズ、ゆで卵

トルティーヤの湿り気対策をしっかりすれば、和風や中華、激辛、超激辛など、アイディア次第で応用の幅が広がる楽しい食材です。

調べてはいませんが、もしかすると、手巻き寿司のように、たくさんの具材を並べ、お好みで巻いて食べるのが本来の食べ方なのかもしれません。

火を使わないので車内飯でもいいし、もちろん、キャンプでも楽しめそうです。

熱々パリパリ!メスティンで焼く「冷凍今川焼き」

「今川焼き(大判焼き)」ほど、老若男女の大衆に受け入れられている商品は他にあるでしょうか。ラーメンやたこ焼きなども大衆ウケしている商品ですが、子どもでもひとりで買える・利用できる商品ではありません。

今川焼き(大判焼き)は、スーパーの店頭やサービスエリアなど、小腹が空いた時にたま〜に買う程度でしたが、意外に奥が深いことに気づきましたので、ご紹介します。

今川焼きとは

今ではポピュラーで、どちらかというと脇役の脇役的存在ですが、名称の由来にいくつか説があるほど、歴史は古そうです。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

「今川焼き」の名称の由来に確たる史料はないが、今日主流とされる説に以下が挙げられる。
江戸時代中期の安永年間[8]、江戸市内の名主今川善右衛門が架橋した今川橋[注釈 1]付近の店で、桶狭間合戦にもじり「今川焼き」として宣伝・発売し評判となったため[9][10]、一般名詞化して広がったとする説がある[1]
現在の静岡県中部にあたる駿河国などを治めた守護大名戦国大名今川氏家紋である二つ引両(引両紋)を由来とする説がある。
明治時代は庶民のおやつとして大流行し[9][10][11]森永製菓創業者の森永太一郎が「焼芋屋と今川焼がある限り銀座での西洋菓子の進出は困難」と言うほど、盛んに売られていた[12]

https://ja.wikipedia.org/wiki/今川焼き

ニチレイ「今川焼あずきあん」

冷凍今川焼

近所のスーパーで買った冷凍の今川焼きです。正式商品名は「今川焼」となっています。(送り仮名がありません。)

結論、この商品はおいしいです。今まで食べた今川焼きや大判焼きの中でNO1です。

あずきあんは甘過ぎず、多少の塩加減も感じる絶妙な味付けで、羊羹のような甘ったるさは一切なく、カレーパンを食べるかのように口がすすみます。

あずきあんは申し分ないですが、生地は温め方によって食味は左右されると思います。

より美味しくするために30倍の時間をかける

商品パッケージには、調理方法としてレンジで50秒と記載があります。オーブントースターでも約2分とそんなに長い調理時間ではありませんが、私が調理した時間は約30分です。

私は、メスティンに入れストーブでじっくり温めてみました。メーカー推奨の調理時間の30倍です。

片側10分、ひっくり返して10分、さらにひっくり返してもう10分。

カリッとして中はジューシー

食レポでよく聞くフレーズですが、上記の調理方法で、本当にそうなりました。カリッとした生地の歯触りは、出来立てでもそうはならないと思います。

今川焼

ストーブ調理なので、30分くらい時間をかけても問題ありません。やかんをのせてお湯を沸かすように、急がず慌てず、まったりと過ごしながら調理するのがストーブの良さです。

さらに便利な使い方

「ニチレイ今川焼あずきあん」は、冷凍食品ですが、1時間30分ほどの自然解凍でそのまま食べることもできます。

アウトドアライフでの保冷剤として持ち込めば、一石二鳥ですね!

「ニチレイ今川焼あずきあん」、ぜひお試しください。

メスティンでできる「丸美屋おもち亭」を使った餅料理

丸美屋おもち亭は、切り餅に和えるだけで本格的な餅の風味が楽しめる素です。

近所のドラッグストア(薬王堂)で目に留まりました。

「ずんだもちの素」のパッケージには、粒々の茶豆が餅に絡み付いたイメージ写真がついています。

「ずんだもちの素」のお値段は、切り餅3個分(3包)入って98円。

どうせ、メロンソーダの粉のように、鮮やかな色合いで、甘ったるくドロっとしたペースト状の味付け材料に違いない、それでも98円だから失敗してもいいか、と思いカゴに入れました。

しかし、もしも期待以上の一品だったら・・、悔しい思いをするかもしれないとも思い、「くるみだれの素」もカゴに入れました。

騙されたと思うのは想定内。騙されたと思って買ったのにそれ以上。どちらが精神的なダメージが大きいか、支払うお金とダメージを天秤にかけてのお買い物です。

半信半疑ながら、愛用のメスティンで切り餅をストーブの上で焼き、粉をスプーン1杯のお湯で溶いて絡ませました。

その味は・・・。

メスティンで作ったずんだ餅

絶品でした!ずんだもくるみも、つぶつぶの食感が残り、香りも素材から作ったかのような、そのまんまです。成分表をよく見ると「ずんだもちの素」は、茶豆100%のフリーズドライ製法です。(写真右下は日本茶です。)

どちらも甘すぎず、本物に近い食感と香り。これが98円とは驚きです。

しかも、メスティンの後片付け(洗い物)は、アルミホイルを使用したので不要です。

アウトドアや車中泊などの限られた生活空間の中で、長期常温保存(切り餅も素も)が可能な、気の利いたスイーツは多くはありません。これは明日も薬王堂に駆け込まなければいけません。

非常食としてもおすすめの一品です。