旅と温泉

盛岡じゃじゃ麺「白龍(ぱいろん)」に行ってきました

「じゃじゃ麺」とは不思議な麺文化です。

観光ブックなどでも取り上げられ、店頭には常時、人が並ぶ岩手県盛岡の名物で、三大麺(冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺)に数えられています。

「白龍(ぱいろん)」はその専門店。店内には有名人の色紙が壁一面に貼られています。

しかし、じゃじゃ麺を提供している飲食店を盛岡市内以外で見受けることはほとんどありません。

たま〜に食べたくなる中毒性のある麺で、訪問時にはすでに8名ほどが店頭に並んでいました。

シンプルなのに奥深い味わい

肉みそをうどんに似たモチモチのゆでた麺にのせるて食べる、というシンプルな料理です。お好みで酢、ラー油、にんにくなどを混ぜるのがじゃじゃ麺の食べ方です。

食べる時の気分によって楽しく食べることが人気の理由かもしれません。

ソーシャルディスタンスが当たり前の昨今。すりおろしニンニクを心おきなく大さじ2杯投入!

混ぜたつもりが、すりおろしニンニクの塊を口にしてしまった瞬間は悶絶するような痺れる辛さに襲われました。

麺や肉みそを少量残し、生卵を混ぜた皿をスタッフに戻すと、ゆで汁に肉みそ、ネギが追加された「ちーたんたん」と呼ばれるスープになって戻ってきます。

以前、雪中キャンプをしたときに、肉みそ作りにチャンレジしてじゃじゃ麺を作ったことがあります。肉みそは大成功。とても美味しかったのですが、ちーたんたんは卵の白身が生のまま「だま」になりました。

その後、自宅で再チャレンジした時もちーたんたんは生の白身で失敗。器を温めてもうまくいきませんでした。後で気づいたのですが、冷蔵庫から出したばかりの卵ということが失敗の理由かもしれません。

一見、大雑把な名物料理ですが、わずかな温度の違いが出来栄えを左右する繊細な料理。

とても美味しくいただきました。

通販でも買えるようなので、気になる方はどうぞお試しください。

盛岡じゃじゃ麺「白龍(ぱいろん)」

旅と温泉

白濁の源泉掛け流しの秘湯「松川温泉・松楓荘」でまったりしてきました

1743年8月6日に開湯したという秘湯「松川温泉 松楓荘(しょうふうそう)」に行ってきました。八幡平市にある278年の歴史ある秘湯で、私の好きな温泉のひとつです。

道中の路面に雪はありませんでしたが、豪雪期には麓からボンネットバスでの送迎もあります。

この写真は、2013年2月に宿泊した時の送迎バス写真です。

今日は自家用車で現地まで行きましたが、ボンネットバスを利用すると一気に現実から遠ざけてくれます。

「松川温泉・松楓荘」に到着。写真ではこじんまりと見えますが、2階建てで施設が奥に広がる大きな建物です。4種類の趣ある浴場と風情を楽しめます。

最も特徴的な吊り橋を渡っていく岩風呂は、残念ながら雪崩への警戒から今日は休止の看板がありました。身体中の細胞の隅々まで温泉成分を染み込ませようと3箇所の浴場を楽しみました。

泉質は、単純硫黄泉(硫化水素型)(低張性弱酸性高温泉)です。

そのうちのひとつ、混浴露天風呂です。松川温泉辺りは標高も高く、極寒の地なのですが、今日の外気温さほど冷たくはなく、出たり入ったり、の〜んびりと。

湯上がりに温泉卵のサービスがありました。香りと色合いから温泉成分が染み込んでいるようです。

温水ボイラーの唸る音と窓の下を流れる渓流の音を聞きながら、しばし仮眠。

いつ来ても雰囲気は何ひとつ変わらない、とてもいい湯でした。

松川温泉 松楓荘

バンライフ, 旅と温泉

仕事帰りに車中泊で小旅行してきました

ひなびた温泉を巡ろうと鳴子温泉峡へ行ってきました。「無限の撮影旅行」のテストフィールドとしてアクティビティも豊富で自宅からも程近く、最適な環境を持つエリアです。

今回の宿(車中泊)は、宮城県大崎市にある「あ・ら・伊達な道の駅」です。年間300万人も来場する道の駅で、全国でも上位にランクインする道の駅ですが、車中泊してそうな車両は私の他に3台ほど。

全国屈指の道の駅

宮城と山形を結ぶ、東北を横断するように走る国道沿いにある道の駅なので、交通量はさほど多くはありませんが、「あ・ら・伊達な道の駅」は全国屈指の来場者数を誇る人気の道の駅です。

夜はここで静かな時間をひとり、楽しみました。

「あ・ら・伊達な道の駅」

いつもどおりの目覚め

ここは豪雪地帯ですが、ほど寒くはありません。車内も快適で、ぐっすり快眠できました。

目隠しをめくり、車外を確認。静かな朝です。

車内を整理して、身支度を整えます。車中泊やバイクツーリングなどで宿泊した日の朝は、清々しいく、何度経験しても好きな時間帯です。慌てることもなく・・、とにかくいい感じなのです。

目的地の鳴子温泉まではここから30分ほど。ゆっくり湯に浸かり、またここに戻ってきた頃には道の駅も開店時間(9:00)を迎えている頃と思います。

それでも営業時間には少し早かったので温泉近くの鳴子温泉駅構内を見学。素敵な待合室です。

千年の歴史・強酸性の古湯に浸かる

滝乃湯到着。ここは鳴子温泉神社の御神湯として千年の歴史を持つ古湯で、地元民以外にも近隣の観光ホテルの宿泊客もよく来場します。

券売機には申し訳なさそうに、「料金改定させていただきました」との張り紙が。それでも入浴料金は大人200円です。

熱めの湯ですが身体の細胞の隅々まで温泉成分が行き渡るようにと1時間ほど過ごしました。

とってもいい湯です。

「あ・ら・伊達な道の駅」でお買い物

温泉の後は、前夜宿泊した「あ・ら・伊達な道の駅」の開店時間に合わせて戻りお買い物。

新鮮で多種多様な農産物・農産加工品の品揃えに加え、ROYCE’も直営店展開されています。北海道以外でROYCE’直営店があるのはここだけのようです。

開店直後から多くの来場者で賑わっていました。

プチ旅行の〆は「みよし食堂」

自分の中で一番美味しい中華そばと決めつけている「みよし食堂」のチャーシュメン。幸せです。

<今日の行程>

鳴子温泉滝の湯・・・・・・ 7:30営業開始・入場

あ・ら・伊達な道の駅・・・ 9:00営業開始・入店

みよし食堂・・・・・・・・ 10:30営業開始・入店

主要な見所は全て営業開始とともに利用し、自宅に着いたのはお昼頃。たっぷり遊んで帰ってきても、まだまだいろんなことができる時間です。

我ながら、効率の良い時間の使い方で大満足でした。

旅と温泉

江戸時代から続く秘湯宿「乳頭温泉郷・鶴の湯」でまったりしてきました

「乳頭温泉郷」とは、十和田・八幡平国立公園 乳頭山麓に点在する七つの宿の湯のことをいいます。どの宿もたたずまいも雰囲気も素朴でしみじみとした趣きがあり、人気のエリアです。

全体はこちらのサイトをご覧ください。

おとぎ話の世界へ

昨年は、同じ乳頭温泉郷にある「蟹場(がにば)温泉」に一泊したのですが、雪が少ない年で、豪雪地帯の表情はうかがえませんでした。

今年はご覧のとおり。車高約2mのNVANと同じくらい積もっています。綺麗に除雪されていて、青空とのコントラストも相まって、おとぎ話の国に向かっているかのようです。

この日は快晴で無風。自転車で鶴の湯に向かう強者も3名ほどいらっしゃいました。

武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」

乳頭温泉郷 鶴の湯。いつ見てもテンションがあがります。誰もここには居てほしくない、秘密の場所として独り占めしたい、そんな感覚すら覚えます。

写真ではわかりにくいですが、積雪期以外は茅葺き屋根が剥き出しですが、雪から保護するため、透明のビニールシートが覆い被されていました。この地で文化的建造物を守っていくのは、相当気を遣うのでしょう。

歴史は長く、1688年から湯宿としての経営の記録が残っているとのこと。1688年(元禄元年)は松尾芭蕉が奥の細道の旅にでる前の年。333年も前のことのようです。

本陣の客室内の設備には、囲炉裏や灯油ランプが備えられていて、当時の暮らしぶりをそのまま実感できます。ちなみにWiFiもあります。外国人観光客からの要望が多く取り入れたと、スタッフが語っていました。

赤唐辛子が吊るされていました。

別のブログ記事でも書いています。→ 秘湯の軒先の赤唐辛子

泉質は、含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉、他3種となっています。

露天風呂の全体像や周囲の景観はわかりにくいですが、とても風情があります。

二号館入口にある休憩室

全てが素朴。いい湯でした。

旅と温泉

「仙岩峠の茶屋」で「しょっつるラーメン」を食べました

「仙岩峠の茶屋」は、岩手と秋田の県境(国道46号線)にある仙岩トンネルを抜けてすぐにあるドライブインです。昭和41年創業と歴史あるドライブインです。

錆びついた看板が歴史を物語る茶屋で、秘湯で名が知られている「乳頭温泉郷」や「田沢湖」方面へ旅行やバイクツーリングでも必ずと言っていいほど立ち寄る店です。

甘口だしがしみ出た素朴な味わいのおでんが有名で、近隣の道の駅などでも真空パックで販売されてもいます。

公式HPからも購入できるようですので、ご興味のある方はどうぞ。

お目当ては「しょっつるラーメン」

「しょっつる」とは、秋田県で作られている魚醤です。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より

しょっつる秋田県で作られる魚醤塩魚汁とも書く[1]ハタハタなどの原料魚に塩を加え、1年以上かけて熟成させて作る[2]タンパク質の分解によるアミノ酸ペプチドを主成分とし、うま味と特有の風味を呈する[2]秋田県の伝統的な調味料で、江戸時代初期から製造されている[1]

個人的にはこのお店の「しょっつるラーメン」が気に入っています。

透きとおったスープは優しい口あたりですが塩かどを感じない塩辛さとキレがあります。

一見、塩ラーメンに見えますが、味はしょうゆラーメンに似ています。もちろん魚出しの風味も感じます。ネギとの相性もバツグンです。

安定の美味しい一杯をいただきました。(鮭おにぎりも手作り。塩がパラパラ散りばめられていて美味しいです。)

渓谷の絶景も味わいのひとつ

「仙岩峠の茶屋」の建物の一部は、渓谷を見下ろす崖っぷちにはみ出るように建っています。

崖にはみ出た部分の内部です。このガラス窓の下は谷底で、時折、秋田新幹線が通ります。

走っているのは秋田新幹線。新緑、紅葉、雪景色と季節によって変わる山の表情を見下ろすことができます。

今日は晴天で遠くの山々まで眺めることができました。

目指す「乳頭温泉郷 鶴の湯温泉」は、この茶屋から向こうの山の方角へ、さらに車で4〜50分ほどの場所にあります。

バンライフ, 旅と温泉

車中泊で無人の共同浴場めぐりをしてきました

「無人の共同浴場」とは、山形県蔵王温泉に3箇所ある源泉掛け流し、入浴料200円の大人の温泉です。車中泊しながら3箇所ある共同浴場の3箇所目を体験してきました。

【車中泊】無人の共同浴場めぐり(1)

【車中泊】無人の共同浴場めぐり(2)

昨晩の最低気温は、車外がほぼ予報通りの-9.6℃、車内は-3.6℃でした。寝ている間は寒いということはなく熟睡でした。

3つの共同浴場の浴室内装は全て風情のある板張りです。天井部分には隙間が設けられていて、雪がチラホラ入ってきたりします。

今朝は私以外に入浴客はなく、熱めの湯に1時間ほど出たり入ったりして、蔵王温泉を満喫しました。いやぁ〜、本当にいい湯です。先日の上湯共同浴場の動画(環境音)をYouTubeにアップロードしましたのでよろしければご覧ください。

蔵王温泉上湯共同浴場

蔵王温泉を散策

蔵王は樹氷も有名です。ロープウエイで樹氷を眺めることができるのですが、数日前に暴風雪があったばかりだったので、見応えある樹氷が立ち並んでいたことでしょう。(麓駅付近から)

眠気覚ましにモーニングコーヒーを。

干し大根です。寒さに当たると甘味が増すと言われています。

おまけ

山形蔵王からは寄り道せず、自宅からほど近いお気に入りのラーメン屋さんへまっしぐら。薄味で分厚く柔らかいチャーシューと醤油ベースのシンプルスープの相性が絶妙で、地元では人気のラーメン屋さんです。

このお店では雑誌「AERA」を置いています。その「AERA」の表紙はいつも著名人の意味深な表情で飾られています。いつしか、ここでラーメン食べた時はいつも同じ構図で写真を撮って、記事を読んだ記憶とともにアルバムとして集めるようになりました。貯まったらプリントしてアルバム(現物)にしようかと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

バンライフ, 旅と温泉

豪雪の山中車中泊でベトナム料理フォーを食べました

MacBookのバッテリー交換が完成したとの連絡を受け、引き取りに先週に続き、再び山形を訪問しました。

Mac Book(タッチバー付きのモデル)のバッテリーは、キーボードとトラックパッドとも一体化になっているそうで、当然、これらも新品交換になりました。

キーボードが新しくなるのは気持ちいいものですね。

豪雪地帯で車中泊

せっかく来たので、今夜も豪雪地帯、山形蔵王で車中泊敢行です。まずは先日も訪問して気に入っている共同浴場へ。入浴料は200円、いい湯です。

ここは、狭い路地の両側の側溝から湯けむりが立ち登る、風情ある温泉街にあります。

驚くくとに、直線で50mほどの距離に3箇所の共同浴場があります。泉質は同じですが、お湯の濁り具合が明らかに違います。

明日朝も6:00からやっているのでリピート確定です。

入浴後はベトナム料理、フォーを車内調理でいただきました。ライムの香りが鶏出汁を引き出して、文句なしの美味さです。

外気温はただいま-5.1℃、今日の予想最低気温は-10℃とのこと。車内は快適、とても静かです。

バンライフ, 旅と温泉

【後編】車中泊しながら共同浴場で癒されてきました

昨晩は蔵王スキー場付近の駐車場に車中泊しました。厳冬期の車中泊体験すで次につながる何かを発見したいのと、温泉に浸かってリフレッシュすることが目的です。

今日は6:00営業開始の共同浴場へ。ここから5分ほどの距離にありますが、昨日の共同浴場も、これから向かう共同浴場も初めての体験です。

昨晩は熟睡しました。ナンガの寝袋(オーロラ650)は寒さ知らずで最強です。まずは眠気覚ましにコーヒーを。やかんの上にあるのは自然解凍させたニチレイ今川焼きです。最近ハマっていて、自宅から1個だけ持ってきました。

共同浴場で一番風呂

時刻は朝6:00を少し回ったところ。スキーを担いだ若者数名を見かけた以外は車も通っていませんでした。本来であれば、夜明け前といえども除雪作業で慌ただしい朝なのかもしれませんが、雪が降らなかったのでとても静かです。

「蔵王温泉下湯共同浴場」は、昨日行った「上湯共同浴場」の2〜300mくらい手前、至近距離にありました。蔵王温泉街の中心部から少し奥に入ったところにありました。

ここは番頭さんはおらず、時間で自動的に施錠、解錠する仕組みで運営されている無人の共同浴場。浴場内の作りは上湯共同浴場と似ています。

泉質は強酸性は昨日と変わりありませんが、若干、透明度はこちらの方が高いような気がします。それでも温泉特有の匂いは半端なく、今、こうして記事を書いている時でも温泉の匂いに包まれています。身体中の毛穴を通じて細胞にまで温泉成分が染み込んだような感じです。

蔵王温泉の共同浴場めぐり似て車中泊の旅、趣も泉質も最高でした。来週は修理を依頼したMacBookの引き取りがあるので再訪したいと思います。

バンライフ, 旅と温泉

【前編】車中泊しながら共同浴場で癒されてきました

MacBookの修理依頼で山形市にやってきました。

明日も休みなので、泊まるもよし家に帰るもよしのノープランですが、8割方、何も予定のない時間を満喫する覚悟で自宅を出てきました。

MacBookをApple正規プロバイダへ預けた後は自由です。まずは蔵王温泉にある共同浴場へ。

入浴料は200円、泉質は蔵王温泉特有の強酸性で熱めの湯。酸性なので肌に傷があったりするとヒリヒリします。

コロナ対策もあって、入り口には6名まで、との注意書きがありましたが、先客は地元民っぽい人が一人だけで、5分もしないうちに独り占め状態となりました。

時折り、学校帰りの女子児童の笑い声が聞こえるだけで、それ以外は源泉が湯船を満たす音しかありません。なんとも贅沢です。

ランチには蕎麦かラーメンでもと考えていたのですが、買い物しているうちに食いそびれ、山形蔵王スキー場を見下ろせえる場所まで来てしまいました。

ここはスキー場の駐車場っぽいです。それも第4とか第5とか、場内が満杯になった時に使われる駐車場のようですが、誰もいません。

今日はここに投宿です。

メスティンでマグロ丼を作ろうかと思って買ったメバチマグロ。

早く落ち着きたくて、ご飯は炊かずに刺身でいただきます。

豪雪地帯の山の頂付近ですが、今は降雪も風もなく、とても静かです。

車内は快適な気温です。

ウイスキーに切り替えてもう少し飲んだら、星空撮影に挑戦して、明日朝6:00営業開始の共同浴場を楽しみに、シュラフに入ろうと思います。

旅と温泉

神々の隠し湯と震災遺構を探訪してきました

昨日の記事で紹介したダム湖の上流、車で約15分ほど先に温泉宿があります。2021年の初湯は、「神々の隠し湯・祭畤(まつるべ)温泉かみくら」でした。「祭畤」と書いて「まつるべ」と読みます。「祭畤」の「畤」は、音読みで「し」、「じ」、訓読みで「まつりのにわ」と読みます。

「畤(まつりのにわ)」は、五帝(東西南北中央の神)を祀る祭り場のことで、「かみくら」は神楽の語源になり、神々が降り立つ特定の斎場という意味で名付けたといいます。

泉質は、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉、無色無臭の湯です。ここより高地へ進んだ栗駒山頂付近にある強酸性の須川温泉の治し湯としても利用されたようです。

この温泉に行く途中に、地震の揺れで橋が破壊され、そのまま震災遺構として残っている見学スポットを車窓から見ることができます。

もともと交通量が多いエリアではないので、橋が折れたことで投げ出された自動車等はなかったと思いますが、当時、橋の崩壊により、登山客らが孤立したという報道がありました。

岩手・宮城内陸地震(2008年)の爪痕

映像は、YouTubeに投稿されていたもので、私が撮影したものではありませんが、迫力が伝わって来ます。この折れた橋が、今でも震災遺構として現存しています。

*アイキャッチ画像は2020年6月に私が撮影したものです。

連なる山々の美しさ、実りの豊かさ、地殻エネルギーの脅威など、自然がなすものの多くに触れることができ、ほど近い距離には、世界遺産「中尊寺」や「毛越寺」もある魅力的なエリアです。

難点を挙げるとすれば、11月から4月末までは、山岳ルートが通行止めになるため、このエリアには岩手県側からしか行けず、「かみくら」で行き止まりの地点となっています。今はまさに神々の隠し湯となっています。

旅と温泉

復興のシンボル「おしかホエールランド」に行ってきました

「おしかホエールランド」とは、石巻市の鮎川という小さな港町にある観光施設です。

ここには、1958年(昭和33年)~1989年(平成元年)まで活躍した、大洋漁業株式会社の大型捕鯨漁船「第16利丸」が陸上保存されていた場所ですが、2011年(平成23年)の東日本大震災の大津波に襲われ、エリア一帯が破壊されました。

沿岸部にあった建物のほぼすべてが破壊された中で、勇姿を保ち続けた第16利丸は、復興のシンボルとして、この施設の南側すぐ近くに展示されています。

鮎川の食

周辺には商業施設も歓楽街もありません。何件かの民宿がありますが、その一部のパンフレットには、「何もないを探す旅へ・・、ここには何もありません」との自虐的キャッチフレーズも。

宮城県民なら知る人も多いと思いますが、親潮と黒潮がぶつかりあう金華山沖で捕れる魚介類は身が引き締まっていて、「牡鹿半島」と名前が付くだけで新鮮で美味しいイメージが湧いてきます。

スーパーでもめったに見受けられなくなった鯨料理(調査捕鯨)をはじめ、さまざまな新鮮な海の幸の宝庫でもあります。

ホエールランドの展示物

くじらの骨格標本が展示されていました。恐竜展とも似た印象の巨体をみて、鯨の生態や鯨文化を学ぶというよりも、国際規制による商業捕鯨の全面停止を受けて衰退を余儀なくされた上、大津波の被害からも立ち上がろうとしている姿に感銘をうけたしだいです。

個人の能力や努力とは全く関係なく、これだけ大きなダメージを受けるとは、運命とは残酷です。

機会があれば、一度、ご訪問してみてください。ここから出航して向かう離島・田代島などでの釣り民泊も貴重な体験になると思います。ただし、海の幸以外、何もありませんので、悪しからず。

旅と温泉

政宗公の秘密基地・鍾景閣(しょうけいかく)に行ってきました

ここは、仙台市指定有形文化財、旧伊達伯爵邸 鍾景閣です。趣のある仙台箪笥に会席料理を納めた箪笥料理など、伊達文化の魅力を感じられる空間で食事ができます。

この日はランチ(お一人様3,000円!)で訪問しました。

鍾景閣

旧伊達邸鍾景閣は、江戸時代の大名・伊達伯爵家の邸宅として戦後まで屋敷として使用され、入り口には、昭和天皇もご宿泊されたとの説明が展示されてありました。

明治後期の和風建築を復元し、今では、レストランとしてだけではなく、結納などの慶事にも活用されているようです

廊下は長刀も振り下ろせるように工夫して設計された高天井。さすが大名屋敷です。

伊達政宗公の食へのこだわり

「少しも料理心なきはつたなき心なり」
「かりそめにも振舞候は、料理第一の事なり」

仙台藩祖、伊達政宗公は料理に対して、強いこだわりを持っていたと言われています。政宗公は、朝夕に閑所と呼ばれる小部屋で一刻を過ごし、献立づくりを行っていたようです。

三代将軍徳川家光公を江戸桜田上屋敷に招いた際には、献立のすべてを政宗公が考案し、自ら味見し膳を運ぶという接待ぶりに、将軍家光公はいたく感激したと伝えられています。

政宗公は「かりそめにも振舞候は、料理第一の事なり」
「馳走とは旬の品をさり気なく出し、亭主自ら料理してもてなす事である」とも詠んでいます。

本来、日本料理は料理のみを提供するのではなく、器、しつらえをも楽しむものであり、日本独自の精神性と美学を根幹に、料理から盛り付け、配膳や空間までをも美しく整えるものです。お客さまをお迎えするスタイルは、おもてなしの文化そのものです。

そして、宮城・仙台のお土産などの名称に「伊達の◯◯」とついているものをよく見かけます。もしかすると、伊達家のブランドイメージを重ね合わせたい意識があってのことかもしれません。

ここは、教養と美意識、料理への素養を磨くための政宗公の「秘密基地」だったようです。

旅と温泉

奈良・中宮寺の国宝展(宮城県美術館)に行ってきました

今日は市の研修旅行で宮城県美術館を訪れました。お恥ずかしい話ですが、私は生まれも育ちも住んでいる場所も宮城県。仙台市内勤務にもかかわらず、宮城県美術館に足を踏み入れたのは今日が初めてです。

この期間は、奈良・中宮寺の国宝展をやっているようです。と言われても、教養のない私にはピンときませんが、今日は小グループでの旅行の一環なので、みんなと一緒に観賞してみました。

宮城県美術館

館内では、美術館入り口に掲示されていた看板(アイキャッチ画像)の実物が展示されていました。6〜7世紀に作られたという木像です。実物を間近で見ると、所々にある傷みから、年月と信仰の重さが伝わってきます。

その木像には、読経が聞こえてくるようなリアリティがあります。歴史的価値に加え、それも国宝たる美術的な価値なのでしょうか。教養希薄な私にはこのくらいしかわかりませんが、あたりを鎮める重厚感、威圧感は相当なものがあります。

宮城県美術館

仙台市内は今日が紅葉のいちばんの見頃でした。イチョウやもみじの色づいた葉が風に舞う様子は、まるで黄金の小判が飛び交うようで趣があります。

銀杏の木の下で体験する雪が降り積もるかのような落葉は見応えがあります。一年の中で、数時間程度しか味わうことができない美しい自然現象なので、ポイントと時期を抑えておくことがいいでしょう。

宮城県美術館

結局、いちばん私の目を惹いたのは、木々や葉の彩りでした。国宝の木像を賞でるには、まだまだ勉強が不足しています。

美術館ではその関連資料を数種類、いただいてきました。

これでも教養の進化を実感できました。

旅と温泉

旅先だと閃くことが多いことに気づきました

旅行の道中、いろんな発見やアイディアが閃くことが多いです。

これまでに何度もそういう経験がありますが、思い起こせば、答えを探そうとして考え込んだりするよりも、気持ちがリラックスして、フラットな精神でいる時や、旅の前後でポッとアイディア浮かび、そのアイディアと関連して、二、三のアイディアも湧き出てくることが多いような気がします。

そして、普段とは違う環境に身を置いて刺激を受けることも、新しい発想やチャンスを掴むには大切だとも思います。

今回、ノープランの撮影旅行に出かけ、それなりの収穫も得て帰宅したのですが、映像や写真を整理しながら旅の行程を思い返している時に、グッドアイディアが浮かんできました。

正確にいうと「グッド」かどうかはやってみないと結果は出ないので何とも言えませんが、投資もリスクもなく、コロナ時代でのニーズはありそうです。

ただし、もっと踏み込んでのSEO対策(検索エンジン最適化対策)の勉強は必要です。

一つひとつ、焦らず、じっくりと検討してみることとします。

ブログ記事とは無関係ですが、先日の日本最大級の朝市の様子を動画にまとめました。編集なしの撮りっぱなしの映像です。