ライフスタイル

「死の体験旅行」に出かけました

「死の体験旅行」とは、東京都豊島区の金剛院・蓮華堂で月に1度、自分の死を仮想体験する、人気のワークショップです。

今から3年ほど前にお取引先様を通じて知ったもので、死生観に向き合い、人生を見つめ直すことの必要性を実感できる素晴らしい内容です。

「死の体験旅行」

ワークショップの参加者は、あらかじめ住職から渡された20枚のカードに、大切な人、大切な物の名前などを自由に書いていきます。

そして「死の体験旅行」は、静かに流れるBGMと住職の語らいとともに、20枚のカードを、静かにゆっくりと、一つひとつ、捨てていくことから始まります。

どれも大切なことばかり書かれた20枚のカードですが、「死の体験旅行」では、捨てる順番を選別するという、残酷で現実的な選択を迫られるわけです。

例えば、子どもの名前を書いたカードでも順番を選んで一枚ずつ捨てなければいけません。

それは、自身が健康上の理由で思い通りにならなくなったり、日常生活の中で不便なことが増え、終末に一歩一歩、近づいていくこととオーバーラップしています。

自分の健康状態や周辺環境が今までとは違い、何かを諦めなければならない残酷な選択です。

そして、最後に残った一枚のカードについて、参加者たちがそのカードが最後に残した理由や背景を任意交流するのが「死の体験旅行」です。

「死の体験旅行」は、自分にとって何が一番大切なのか、それをどのようにして守っていくか、普段はあまり考えないことを考えさせてくれるワークショップです。

コロナ禍での入院生活

長年の準備期間を経て、妻の入院生活が始まりました。

コロナ禍での入院は家族でも面会ができません。完全に隔離状態になります。

そんな妻と入院中の家事の引き継ぎは、まさに「死の体験旅行」そのものです。

義母(妻の母)は寂しいと涙ぐみ、飼い猫のtamasabuは異変を感じ取ってそわそわしています。

私はとりあえず旅に出て、誰もがいつかは必ず独りになることの疑似体験ができることを前向きにとらえ、死生観に向き合おうと思います。

ライフスタイル

サラリーマンの昼休み風景17「カレー辛ラーメン」を作ってみました

秘密基地NVANでのランチは、気温の上昇とともに大胆になりつつあり、進化の行方に期待と恐怖と背徳感が入り混じる、複雑な心境です。

お気に入りのアレンジ

「辛ラーメン」は毎日食べても飽きないくらい好きなラーメンです。

そのパッケージ裏に記載されているアレンジレシピのひとつが「カレールー」を一片加える、というものです。

アレンジとしてはとてもシンプルですが、人気のスープカレー専門店を思い起こさせるほどの本格派カレー風味に一変します。 これまでも本ブログやInstagramでも何度か取り上げてきました。

今日は「こくまろ(甘口)」のカレールーを持ち込んできました。

悩みを抱え駐車場でラーメンを啜る

駐車場でラーメンを啜っている時点で悩みなどなさそうですが、実は思い悩んでいます。

今日も動画を撮影したのですが、その内容は食べ物が変わっているだけで、特に面白いものでもなく、情報価値としも物足りない内容です。

形や答えのないものを創るのは難しいことです。

継続しているうちに、何かに気づいたり、撮影が上手になることもあると思います。

とりあえず、「量は質に転化する」ことを信じてラーメンを啜り、物思いにふけました。

今日のランチの様子です。よろしければご視聴&チャンネル登録をお願いします。

ライフスタイル

初夏の味覚「藁焼きカツオ」を存分に味わいました

昨日は、実家の兄が手料理を振る舞う「藁焼きカツオ祭り」に行ってきました。

私と歳が4つ違いの兄はごく普通のサラリーマン一筋ですが、手料理はなかなかのものです。

特に海産物への目利きや商品知識、包丁さばきは一流料理人レベル。車で20分ほどの距離にある実家に行くたびに美味しい刺身や男の手料理を振る舞ってくれます。

主役のカツオは、バーベキューコンロに藁を入れて炙ります。バーベキューコンロの活用方法としては斬新ですが、マニアックなので広がることはないでしょう。

カツオのたたき

表面だけをさっと炙ります。

なんともダイナミックな画です。

一本釣りの「藁焼きカツオ」

カツオのたたき

藁を燃やした火でカツオを炙ると燻製したような香りがカツオに染み込みます。その独特な香りと薬味の爽やかな香りを、ゆずポン酢がぎゅっと引き締める感じです。

原料は兄がこだわって調達した、一本釣りで漁獲されたカツオです。

鰹漁には「一本釣り漁」と「巻み網漁」がありますが、「巻き網漁」で漁獲されたカツオは、網の中でカツオが暴れるため筋肉の中に乳酸が溜まり酸っぱくなったり、身割れしたりするのだそう。

兄が切って盛り付けた大皿2枚分の藁焼きカツオ。

男衆は兄、私、叔父の3人。食べきれない量です。

今朝水揚げされた「ほや」

ほやの酢の物の珍味

肉厚で食べ応えある南三陸産ほやでした。

その肉厚のほやを「mizkanかおりの蔵 丸絞りゆず(ゆずポン酢)」で食べました。このゆずポン酢もとても美味しいです。ほやを食べるときはほとんど「酢しょうゆ」でしたが、これは発見でした。

丸ごとオニオンのコンソメチーズ

玉ねぎの煮物料理

丸ごと玉ねぎのコンソメ煮は私も作ったことがありますが、チーズのせは意外でした。

味のベースがコンソメなので、煮込んで甘くなった玉ねぎによくあいました。

聞けば、バターから転じて、最終的にこのスタイルに辿り着いたとか。

これはキャンプや車中泊などのアウトドアメニューとしても使える料理です。

デザートは「最上川千本団子」

山形県にある人気の団子屋さんの団子です。

兄は、この日のために昼で退勤し、山形県まで買いに行ったのだとか。

最上川千本団子

一升瓶を隣に座らせ、最後まで日本酒一本。

酔っ払って食べるのを忘れて帰ってきたことを、今日カメラの画像を見て気づきました。千本だんごは食べたことがなかったので残念です。

いつか店を訪れてみたいと思います。

初夏の味覚を季節の薬味で贅沢に楽しませてもらいました。

ライフスタイル, 料理研究

自家製タバスコ用に唐辛子の苗木を植えてみました

昨年、買い集めたりもらったりした唐辛子で「タバスコ」を作り、激辛にハーハー言いながら、料理や食事を楽しんでいます。

今年は一段レベルアップして、苗木から唐辛子を育てて、タバスコを作ってみようと思い、苗木を買ってきました。(正しくは買ってきてもらった、です。)

育ち方が違う2種

「タカノツメ」と「ゲキカラ」の苗木を植えたのは今日の朝です。

「タカノツメ」は、唐辛子の先端が空に向かって育ち、もう一方の「ゲキカラ」は、唐辛子の先端が下を向いて育つようです。

手前の白いポットが「タカノツメ」、奥のピンクのポットが「ゲキカラ」です。そのさらに奥は「モロヘイヤ」。唐辛子を植えたのは2株だけですが、成長が楽しみです。

唐辛子が赤か青かは、収穫する時期によるようです。青唐辛子は未熟な唐辛子で、これを実らせたまま完熟させると赤色になります。つまり、赤唐辛子は青唐辛子が完熟したものです。

育て方については、何もわかりません。後でネットなどで調べて、面倒をみようと思います。

なす・きゅうり・トマト・ピーマンも植えました

毎年植える作物なので、唐辛子ほど、新鮮味も興味もないのですが、一応、定番の夏野菜。

写真は先週の日曜日に植えたなすの苗木の、今日の様子です。とりあえず今はシャキーンとしています。

唐辛子の栄養価

昨年の秋、買い集めた唐辛子(赤、青)で、タバスコ(赤)としょうゆ漬け(青)を作りました。どちらも作り方は簡単で何より長期間楽しめるのがうれしいです。

特にしょうゆ漬けは、醤油に調味料を加えた漬け液は今シーズンも使い回ししようと思っています。一子相伝の秘技を開発する、という目的も併せ持って、今シーズンはレベルアップした内容でチャレンジしたいと考えています。

タバスコの作り方はこちら

青なんばんの醤油漬けはこちら

唐辛子には、カプサイシンの他にもビタミンCやカロテン等が含まれています。

ビタミンCは免疫力の強化やコラーゲン生成を促す効果の他、強い抗酸化作用もあると言われています。

唐辛子の戦略

ちなみに、唐辛子が辛い理由は、カビや虫から守るためと言われています。

一方で、鳥類はトウガラシを辛いとは感じず食べることができるとのこと。しかも食べ物を咀嚼する哺乳類に対し、鳥類は食べ物を丸のみにするので、種が潰されない鳥類に食べられるほうが種の生存率が上がると考えられているといわれています。

唐辛子の勢力拡大構想の戦略として、鳥類にだけ選択されるように進化したわけです。

ますます唐辛子に興味が湧いてきました。

ライフスタイル

家電売り場を覗くとライフスタイルの進化が見えました

今日は、妻の手術入院前の検査と事前説明に付き添いでした。

昨今の入院事情は、コロナ感染拡防止のため、入院理由にかかわらず、原則、面会や見舞いはできません。

昨年末に出産入院していた長男嫁と、今年4月に出産入院した私の長女に次いで、親族で3人目の「面会謝絶」となります。

本人としては自身の健康のみならず、家のことやペット(ネコと犬)の世話の不安も大きいと思います。

久しぶりのショッピングで時間つぶし

入院前の検査中は暇つぶしです。

コロナ禍以降、スーパー、ホームセンターなどの生活圏での買い物以外、リアル店舗を巡るのは初めてのような気がします。

ここ一年での買い物といえば、秘密基地・NVANの装備品や撮影機材はほとんどがネット調達でしした。出かけることも少なくなり、服を買うこともなくなりました。

しかし、だからと言って、家の中に引きこもってばかりいてもいけないことに気づきました。

ライフスタイルをのぞき見できる家電売り場

久しぶりのヨドバシカメラでは、売り場に入った瞬間に、新しい生活様式を取り入れた展開が目白押しでした。

品揃えを見ると「みんなこうやって生活しているんだな」と、まるでのぞき見しているかのようで、コロナ禍が市場を一変させたことにも気づかされます。

カメラ売り場では、世界初の8K映像が撮影できるミラーレス一眼カメラが注目を浴びていました。

「8K映像」と聞けば、4K映像よりも高精細で美しい映像を撮影できることは容易に察しがつきますが、使い回すには簡単ではありません。

8K映像の膨大なデータを記録するためには、高速な書き込みができる「CFexpressカード(2018年に登場した記録メディアの新規格)」が必要になります。当然、PCにも高いスペックが要求されます。

メディア機器の進化は、「テレビ」や「洗濯機」などの機能完結型の商品とは違い、データを取り扱う周辺環境にも進化の影響が波及します。

テクノロジーがひとつ進化するたびに、複数の関連分野も同時に進化していくので、使いこなすために必要なリテラシーは爆発的な勢いで増えていきますが、追いついていけない断絶をも生みます。

それはまるで、地球と広がり続ける宇宙の果てを客観的に見ているかのようです。

二つ以上のことが同時進行していく時代へ

これからの時代は、スマホがあればコミュニケーション環境を形成し、現金も固定電話も不要とする若い世代と、現場でお客様の声を聞いて実績と成功体験を積んできた50代以上の世代が同居する時代です。

それぞれは、同じ風景で、同じ言葉を使い、同じ食文化の中で生きています。

同じ日本人には間違いないのですが、組織のリーダーは、それぞれの層では、違う国と文化で生まれ育ったくらい、価値観に違いがあることに気づき、受け入れ、それぞれの価値感と知見に磨きをかける努力が重要です。

そんなことを考えながらぶらぶらするのも、価値ある時間でした。(ぶらぶらしないと気付けない変化にありつけました。)

ライフスタイル

「失敗の本質・インパール作戦」の章を読み返しています

「失敗の本質」

「失敗の本質」とは、大東亜戦争における日本軍の失敗を、現代(発刊当時)の組織一般にとっての教訓として生かすために、1984年5月にダイヤモンド社から発刊された本です。

20年ほど前に購入した「失敗の本質」

私が購入したのは20年ほど前と記憶していますが、いつか似たような状況が、もしも訪れた時に読み返したくなると思い、捨てずにとっておいた本です。

昨今のコロナ対応やオリンピックをめぐる情勢からこの本の存在を思いだし、今、あらためて再読しています。

「失敗の本質」の内容と構成

時代背景もあり人名や地名などを理解しながら読むには難しい本ですが、作戦名、サブタイトル、まとめなど、各章で統一的な構成になっているので、各作戦の教訓や失敗の背景のポイントが掴めやすいように記載されています。

例えば、37ページ。

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1.ノモンハン事件ー失敗の序曲ー

 作戦目的があいまいであり、中央と現地とのコミニュケーションが有効に機能しなかった。情報に関しても、その受容や解釈に独善性が見られ、戦闘では過度に精神主義が誇張された。


各章はこのような形で書きはじめられていて、以降、詳しい内容が記載されています。

インパール作戦

「失敗の本質」では タイトルの「インパール作戦」については次のように書かれています。

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4.インパール作戦ー賭の失敗ー

しなくてもよかった作戦。戦略的合理性を欠いたこの作戦がなぜ実施されるに至ったのか。作戦計画の決定過程に焦点をあて、人間関係を過度に重視する情緒主義や強烈な個人の突出を許容するシステムを明らかにする。

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「インパール作戦」とは、 1944年3月に、かつてビルマと呼ばれていた、インドシナ半島西に位置するミャンマーを舞台に決行された、無謀な史上最悪と言われている作戦です。

軍内部で否定的な意見があったものの、牟田口廉也中将の強硬な主張により作戦は決行され、精神論を重視した杜撰な作戦で多くの犠牲者を出し、世界戦史に残る凄惨な敗北となりました。

犠牲者の数は、戦闘よりも敗退途上での飢餓や疫病によるものが多くを占めており、その作戦がいかに無謀であったかを物語っています。

世紀の愚策「ジンギスカン作戦」

険しい山岳地の行軍では、牛や馬を使って輸送すれば、最終的に食料にもでき、画期的な作戦として敢行された「ジンギスカン作戦」は、いざ実行してみれば、3万頭もの牛や馬を引き連れての行軍は上空から標的にされやすいものでした。爆撃の音に驚いて牛が逃げたり、川で馬が物資ごと流されたりし、作戦発起前にして多くの軍需品と「食料」を失いました。

補給軽視を生んだのは、急襲突破一辺倒の作戦構想と敵戦力の過小評価でした。

◆東京都のポータルサイトでは、選手村での感染対策として、アクリル板の設置、小分けでの料理提供、トレーニング機器や手指消毒、など堂々と掲載されています。

中途半端にすすんだワクチン接種は、逆に、ウイルスに凶暴な変異をもたらす環境づくりに思えます。しかし都のサイトでは、選手村、会場、宿舎と場面ごとに対策がイラストで説明しているだけで、どれも特別なものではなく、街や職場でやっている対策と何ら変わりはありません。

国民大多数が抱える不安の声をよそに、聖火リレーが各地で中止され、バッハ会長が来日予定を中止する状況下で、多くの国民から歓迎されないオリンピックを強行開催する理由は何なのか、疑問に思う人も多いことでしょう。

戦力の逐次投入

ガダルカナル島の戦いの失敗とされる「戦力の逐次(小出し)投入」は、 米軍に占領された飛行場を奪回するため、日本軍は900人の部隊を投入したものの、1万人以上の米軍が待ち構えていて部隊は全滅。次に6千人の部隊を投入して敗退、3回目の作戦でようやく1万5千人を投入したものの、米軍はさらにその2倍に増員していて完敗しました。情報収集と分析を怠り、戦力を小出しにした結果でした。

◆中途半端な制限や期限をもって繰り返される「緊急事態宣言」は、「戦力の逐次(小出し)投入」で失敗した作戦と同じように思えます。

印象操作

当時の大新聞は「大本営発表」を垂れ流し、ガダルカナルの大敗による「撤退」を「転進」と表現し、あたかも作戦が成功しているかのように報じたのは周知の事実です。

◆先の菅総理大臣の記者会見で、記者からの緊急事態宣言の効果の有無についての質問に対し、「人の流れは減った」とすげ替えて答えた場面は、大本営発表で「転進」と表現したのと似ています。

この先はどうなるのか

専門家の中には、新規感染者数は6〜7月の季節要因で落ち着くという意見もあるようです。

しかし、「失敗の本質」を読めば読むほど、無謀といわれた中で決行された史上最悪の「インパール作戦」の再現に突き進んでいるかのように思えます。

オリンピックが強行開催されたこの秋冬には、これまでに経験したことのないような、悪夢の第5波が襲来するという気がしてなりません。

ライフスタイル

新型コロナ対策はまるで現代版時代劇の脚本のようでした

民間で行うPCR検査は、検体受領後数時間で結果がわかるのに、なぜ保健所扱いだと数日を要するのか、なぜ国産メーカーのPCR検査機器が海外で活用されているのに国内では活用されていないのかを調べている過程で、 時事ドットコムで興味深い記事を見つけました。

◆「資金と情報を独占する「感染症ムラ」 新型コロナウイルスと臨床研究/ 文:元東京大学医科学研究所/NPO法人医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広氏 (時事通信社「厚生福祉」2020年7月7日号より)

要約すると、「PCR検査の目詰まりや感染拡大の遠因は、行財政改革の対象になっていた役人の天下りオアシス”保健所”を温存させるため、民間委託によるPCR検査の合理的技術の活用や検査集計のIT化から遠ざけ、関係者だけが資金と情報を独占しようとする思惑が働いているから」ということのようです。

結果、キャパの小さい保健所に合わせたPCR検査体制が続くことになっています。

お急ぎの方は、見出し「感染ムラ」からご覧ください。

以下、記事転載です。


新型コロナウイルス流行の第1波がほぼ収束し、検証が進んでいる。

 安倍晋三首相は「わが国の人口当たりの感染者数や死亡者数は、G7、主要先進国の中でも圧倒的に少なく抑え込むことができている。これは数字上明らかな客観的事実です」と日本の対応を誇る。

 強制力を伴わない要請にもかかわらず、国民の自粛によって感染拡大が収束したことを「日本モデル」と胸を張る。

低い国民の評価

ところが、国民の評価は低い。世論調査では、新型コロナに対する安倍政権の対応を60%の人が「評価しない」と回答している。

 なぜ、こうした乖離(かいり)が生じるのだろうか。私は、政府と国民の信頼関係の欠如が影響していると考えている。

 残念だが、日本では国民の政府への信頼度が低い。経済協力開発機構(OECD)の調査によれば、日本人で政府を信頼すると回答したのは37%にすぎず、独仏をはじめとした欧州諸国はもちろん、韓国より低い。

 公衆衛生分野での介入の成否は、政府と国民の信頼関係と相関することが知られている。国民のワクチンへの信頼度は、政府への信頼度と相関する。英科学誌『ネイチャー』は2019年6月19日号の記事で「日本は世界で最もワクチンが信頼されていない国の一つ」と紹介している。

 このことは、新型コロナウイルス対策にも影響しそうだ。

 欧州では新型コロナの致死率と政府の信頼度が相関する傾向がある。致死率が低いドイツやポーランドは国民の政府への信頼度が高く、逆に致死率が高いフランス、イタリア、スペインは信頼度が低い。政府を信じなければその強制的な措置には従えないので、これは当然かもしれない。

 欧米諸国と比べれば、日本の致死率は低いが、これは流行したウイルスの型や生活環境などの違いもあって、一概に比較できない。

 アジア諸国と比べた場合、日本の致死率は高い。アジア諸国の中で日本は政府への信頼度が低く、このことが影響しているのかもしれない。

 ではどうすればいいのだろう。信頼関係を醸成するには、正確な情報を国民と共有し、広く議論するしかない。その点で、専門家会議が議事録を作成していなかったことなどは論外だ。

参院厚生労働委員会の閉会中審査で答弁する加藤勝信厚労相=2020年7月2日、国会内【時事通信社】

 加藤勝信厚生労働大臣は「第1回会議で、専門家に自由かつ率直に意見してもらうため、発言者が特定されない形の議事概要を作成する方針を説明し、了解された」と発言しているが、もし、匿名でしか発言できない専門家がいるとすれば、委員を降りてもらえばいい。どうして、こんな理屈がまかり通るのだろうか。

 この問題は、日本の医療行政の宿痾(しゅくあ)を象徴している。

 国民そっちのけで、政府をはじめ提供者の都合ばかりが優先されている。新型コロナウイルス対策には、世界中が優秀な人材と巨額の資金を投入しているのに、これでは世界の潮流についていけない。

 本稿では、ガバナンスの視点から新型コロナウイルス問題を論じたい。


弱い臨床研究力

前述したが、新型コロナウイルス対策の肝は、正確な情報を社会で共有することだ。新型コロナウイルスは未知のウイルスであり、その性質を明らかにしなければ対応の仕方は分からない。そのためには臨床研究を推進するしかない。

 ところが、日本は臨床研究力が弱い。正確な情報がないから、曖昧なスローガンを打ち出すしかない。その典型例が「3密」(密閉空間、密集場所、密接場面)回避だ。このスローガンは、今や妥当とは言い難い。

 当初このウイルスは、インフルエンザや風邪ウイルスのように鼻腔(びくう)や咽頭で増殖し、咳(せき)や痰(たん)で周囲に拡散すると考えられていたが、その後の研究で唾液に大量に含まれることが判明した。

 大声で話し、唾が飛ぶことで周囲に感染させる。密閉空間、密集場所も危険因子だが、大声での会話とは比べものにならない。

 満員電車の集団感染は報告されていないが、屋形船、居酒屋、カラオケ、さらに合唱団、相撲、剣道などで集団感染が生じたことにもこれで説明がつく。密閉空間、密集場所と密接場面を区別して議論している人は、果たしてどれくらいいるだろうか。

 最近の『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』や『サイエンス』などの科学誌や医学誌には、飛沫(ひまつ)やエアロゾルによる感染の論文が多数掲載されている。世界の研究者の関心がここに集まっているのが分かる。ところが、日本は「3密」から進んでいない。

 世界は臨床研究の成果を踏まえ、融通無碍(むげ)に対応している。例えば4月4日、中国東南大学の医師たちは、7324例の感染者の感染状況を調べたところ、屋外で感染したのはわずかに1例だったと報告した。ほぼすべての感染が屋内で生じていたことになる。

 同様の状況は日本でも確認されていた。3月31日現在、厚労省は26のクラスターを確認していたが、すべてが屋内で発生していた。16は医療・福祉施設で、残りはライブハウス、展示会、飲食店など利用者がお互いに何らかの会話を交わす場所ばかりだった。

 この頃、世界では空気が変わっていた。

 4月29日には米国の大リーグが6月1日から再開と報じられたし、5月7日には独のブンデスリーガが16日から無観客で再開すると発表した。屋外での感染リスクは低いと判断したためだろう。5月20日に夏の全国高校野球選手権の中止を決定した日本とは対照的だ。

〔図1〕人口10万人当たりのCOVID-19関係論文数(国・地域別)

 なぜ、こんなことになるのだろうか。日本は臨床研究力が弱いため、どうしても及び腰になるからだ。

 図1は6月10日現在、世界各国の新型コロナウイルスに関する論文数を調べたもので、日本からの論文発表数が少ないことが分かる。

論文発表の重要性

では、日本国内ではどのような研究機関が研究をリードしているのだろうか。

 をご覧いただきたい。最も多く論文を発表しているのは北海道大学で、次いで東京大学、横浜市立大学と続く。

 特記すべきは、新型コロナウイルス対策の中心と考えられている国立感染症研究所(感染研)から、わずか3報しか論文が出ていないことだ。

 医療ガバナンス研究所を中核としたわれわれのグループでさえ8報の英文論文が受理され、数報を投稿中である。感染研は豊富な資金を抱え、多くの人材をそろえているのに、この少なさは異様といえる。

 感染研が研究をしていないわけではない。

 ホームページには「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報ページ」があり、「ダイヤモンドプリンセス号環境検査に関する報告(要旨)」や「〈速報〉長崎市に停泊中のクルーズ船内で発生した新型コロナウイルス感染症の集団発生事例:中間報告」「新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査」などの成果を公開している。

 分子疫学調査に関しては「国内のコロナ、武漢でなく欧州から伝播? 感染研調べ」(朝日新聞4月28日)とメディアで広く報じられたため、ご記憶の方も多いだろう。

 ところが、このような研究の多くが論文として学術誌に発表されていない。これは由々しき事態だ。科学の基本は反証可能性だが、論文として発表しなければ、誰も反論できない。

 科学界は反証の機会を担保することに最大限の注意を払っている。『ネイチャー』や『ランセット』などの総合科学誌、臨床医学誌は、「レター」や「コレスポンデンス」などの欄を設け、掲載された論文に対する意見や反論を募集している。

 中には「公開質問状」のような形で意見を表明する専門家もいる。一例を挙げれば、5月22日の『ランセット』に米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の医師たちの研究が掲載された。

 この研究では、新型コロナウイルスの治療薬として、マラリア治療薬のヒドロキシクロロキンとクロロキンの効果を調べ、効果がないばかりか死亡が増えたと報告した。

 しかしながら、米ハーバード大学や英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者たちが、データを提供した国と病院に関する情報がないことなど、研究方法の問題を指摘する公開質問状を投稿した。

 医学論文では、一点でも問題があれば、研究全体が信頼できなくなる。『ランセット』編集部も、即座に調査し、問題を認めた。そして論文を撤回した。これが科学の世界だ。

記者会見する国立感染症研究所の脇田隆字所長=2020年6月24日、東京都千代田区【時事通信社】

 このような対応ができるのは、研究成果を論文という形で公表し、その中で第三者がチェックできるよう、方法を明記しているためだ。感染研がホームページで発表する「中間報告」や「要旨」ではこうはならない。

 感染研が公表しないのは、研究者のレベルが低いからではない。情報を開示することで、厚労省の政策が批判されるのを恐れるからだろう。

 感染研が論文を書くと、なぜ厚労省が批判されるのか。それは、日本の感染症対策を仕切るのが、厚労省健康局結核感染症課、感染研、保健所・地域衛生研究所だからだ。

 実は、海外から新型コロナウイルスやエボラウイルスのような病原体が入ってきたとき、こうした組織が中心となって対応することは感染症法で規定されている。

 感染症対策は「公衆衛生」と称され、一般の臨床医療と切り分けられてきた。前者は保健所・感染研、後者は医療機関が担当し、予算もデータベースもすべて別。つまり、縦割りとなっている。


「感染症ムラ」

資金と情報を独占する「感染症ムラ」 新型コロナウイルスと臨床研究

新型コロナウイルス感染を心配した患者がクリニックを受診すると、保健所に回された。保健所は通常の医療機関ではないので「37.5度以上の発熱が4日間続いた場合」という独自の基準を作って、検査を断ることができた。

 感染症法で規定されていない民間医療機関や民間検査会社は、どれだけ能力があろうと、厚労省、感染研、保健所の指示がなければ検査できない。これがPCR検査の目詰まりの真相である。

 このことは感染研が作成した感染症対策のシェーマ(図2)を見れば一目瞭然。保健所が「全臨床医」「定点診療所・病院」の情報を吸い上げ、地方感染症情報センターを介して、中央感染症情報センターや厚労省と共有しているのが分かる。

 独占が腐敗を生むのは世の習いだが、厚労省、感染研、保健所などから成る「感染症ムラ」ともいえる構造については、よほどの専門家でない限り理解していない。

 私がこの存在を知ったのは、09年に新型インフルエンザ対策で舛添要一厚労相(当時)のお手伝いをしたときだ。当時と状況は変わっていない。

 その頃、私は東京大学医科学研究所(東大医科研)に所属していた。東大医科研は北里柴三郎が設立した伝染病研究所に由来する。戦後、感染研と東大医科研に分離するが、れっきとした「感染症ムラ」の一員であり、その雰囲気を知ることができた。

 「ムラ社会」の中核を占めるのは感染研と厚労省健康局結核感染症課だ。感染研は厚労省の施設等機関で、独立行政法人ではない。所管するのは大臣官房厚生科学課で、結核感染症課の指揮下で感染症対策を行っている。

 両者の関係は不透明で、その象徴が厚生労働科学研究費である。結核感染症課は「新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業」を所管する。

 19年度の研究事業の総額は3億4320万円で、31人の研究者に配分している。うち13人は感染研の研究者で、彼らが受け取った総額は1億4025万円(41%)。

 「新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業」は、厚労省が主宰する公的研究で、演題の採択は公募形式で決めることになっている。ところが、実態は「身内で山分けしている」(元医系技官)ことになる。

 お裾分けにあずかるのは現役だけではない。感染研OBも名を連ねる。例えば、大石和徳・富山県衛生研究所所長や岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長は19年度、それぞれ1150万円、3130万円を受け取っている。

 いずれも医学界の重鎮であり、岡部氏は新型コロナウイルス対策専門家会議の委員も務め、感染研時代には中央感染症情報センターのセンター長を務めた。

 両氏が所属する富山県衛生研究所、川崎市健康安全研究所は、地方衛生研究所(地衛研)と呼ばれる。地衛研は地方自治体が運営する検査機関だ。前出の元医系技官は「保健所は医系技官、地衛研は感染研の天下り先」と言う。

 地衛研の設立者は都道府県や政令指定市なので、誰もが自治体の長の指示に従うと思うだろう。ところが、そのトップを「感染症ムラ」が仕切る。指揮命令系統がはっきりせず、責任の所在も不明である。

 各地からPCR検査増の要望が出て、安倍首相から民間検査会社の活用を指示されても一向にPCR検査が進まなかったのは、「感染症ムラ」が検査を増やすことを望まなかったからだ。

新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査のデモンストレーション=2020年5月8日、東京都品川区【時事通信社】

 3月22日に放送されたNHKスペシャル『“パンデミック”との闘い~感染拡大は封じ込められるか~』に出演した押谷仁・東北大学教授は「すべての感染者を見つけなければいけないというウイルスではないんですね。クラスターさえ見つけていれば、ある程度の制御ができる」「PCRの検査を抑えているということが、日本がこういう状態で踏みとどまっている」と述べている。

 これは、その後の経過を見れば誤りは明白だが、押谷氏はいまだに発言を撤回していない。


予算配分に影響力

〔図3〕新型コロナウイルス(COVID-19)の研究開発について

 「感染症ムラ」の独占構造は、これだけではない。

 図3は2月13日、官邸の新型コロナウイルス感染症対策本部の第8回会合に提出された研究開発費の分配案だ。

 総額19億8000万円の予算のうち、感染研には直接9億8000万円、および日本医療研究開発機構(AMED)を介して東大医科研と併せて4億6000万円、さらに厚労省から1500万円が渡ることになる。総額は14億5500万円に上る。

 感染研以外には、東大医科研に1億5000万円(単独)、国立国際医療研究センターに3億5000万円が措置されている。

 東大医科研からは専門家会議に2人の委員が選出されているし、国立国際医療研究センターは厚労省が所管する独法で、OBが専門家会議のメンバーだ。東大医科研の前身が伝染病研究所であることは既に述べた。

記者会見する厚生労働省クラスター対策班の西浦博北海道大教授=2020年4月24日、厚労省【時事通信社】

 国立国際医療研究センターの前身は旧東京第一陸軍病院である。共に戦前から「感染症ムラ」を形成する。

 新型コロナウイルス対策を調べていくと、ムラ社会関係者が次々に出てくる。

 ムラ社会にいると、資金だけでなく情報も独占できる。研究者にとって、情報独占がどれだけありがたいかは言うまでもないだろう。

 厚労省クラスター対策班の一員である堀口逸子・東京理科大学教授は、4月24日の自身のツイッターで「計算式だせだせ、て、みなさんいうけど、査読中で、通ったら出します。て答えていたよ。西浦先生。掲載されたら出せます、て、当たり前すぎる回答でした。科学だから」と述べている。

 西浦教授がプログラムコードとデータをGitHubで公開したのは5月12日だ。新型コロナウイルス対策において、西浦氏の論文掲載と情報開示のいずれが優先されるべきかにおいて議論の余地はない。


超過死亡のデータ

マスクを外して記者団の質問に答える安倍晋三首相=2020年7月22日、首相官邸【時事通信社】

 一方、「感染症ムラ」は部外者には冷たい。渋谷健司キングス・カレッジ・ロンドン教授は「超過死亡の調査をしようとして、日本の閉鎖的体質を痛感しました」と言う。

 超過死亡は、人口動態統計さえあれば誰でも推定できる。日本で超過死亡を推定している感染研は、独自の方法でやっており、そのことを英文論文として発表していない。

 渋谷教授は、超過死亡の推定に用いているデータの提供を感染研に求めたが、「超過死亡の推定に用いている死亡数の実数は公表していない。データの詳細を知りたい場合には、データ利用申請が必要になり、その手続きには数カ月かかる」と担当者から言われた。

 その後、感染研は対応を変えたようで、「出す義務はない」と返答してきた。超過死亡のデータは、統計法に基づく調査ではないので公開義務はないというのが理由らしい。

 超過死亡については、さまざまな憶測が広まっている。元朝日新聞記者である佐藤章氏は「『超過死亡グラフ改竄』疑惑に、国立感染研は誠実に答えよ!」(『論座』2020.5.27)という文章を公表している。一読をお勧めする。

 この疑惑を晴らすには、感染研が論文として解析結果を発表する、あるいはデータを公表し、第三者の解析に委ねるのが一番なのだが、そのような動きはない。

 新型コロナウイルスの研究で、感染研の閉鎖的な体質を表す事例は枚挙にいとまがない。もう一例、ゲノム分析結果についてご紹介しよう。

 新型コロナウイルスは突然変異を繰り返し、その性質を変えていく。世界中の研究者が新型コロナウイルスのゲノム配列を解読し、その情報を共有している。

 そのデータベースが「GISAID」だ。06年の鳥インフルエンザの流行をきっかけに議論が始まり、08年5月の世界保健機関(WHO)の総会で設立が決まった。

 新型コロナウイルスに関する情報も整備しており、6月1日現在、約3万5000のゲノム配列が登録され、情報工学者が中心となって分析を進めている。

バンコク国際モーターショーで、フェースシールドを着用して自動車をPRするコンパニオン=2020年7月14日【時事通信社】

 日本から登録されているのはわずかに131で、感染研が96を占める。このうち71は検疫所で採取されたもので、直近では2月16日に取得したサンプルを5月29日に登録している。

 感染研は、前述のように「新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査」を実施し、3月以降に欧州から流入したウイルスが国内で流行したと主張している。

 それなら保健所や永寿総合病院、中野江古田病院などの院内感染を起こしたウイルスのゲノムデータを登録すればいい。世界中の研究者がさまざまな角度から分析できる。


メディアにも責任

〔図4〕【COVID-19】各国の欧州型の割合と致死率

 こうした状況を変えるには、「感染症ムラ」の在り方を見直すしかないと私は考えている。

 「感染症ムラ」はピラミッド型の組織ではなく、「マフィア型」のネットワークといえる。医系技官・感染研は厚労省に、保健所・地衛研は自治体に属し、研究費の分配を通じて特定の研究者とつながっている。

 意思決定プロセスや責任体制は外部からは分からない。だからこそ、このようなことがまかり通ってきた。

 そして、メディアは彼らの主張を垂れ流してきた。

 前出の押谷教授は、「感染対策、国ごとに大きな違いが」「何が日本と欧米を分けたのか」(「外交」2020年5/6月号)と、いまだに自画自賛するが、欧米と比べ、日本の感染者や死亡者が少なかったのは、アジアで流行したウイルスの遺伝子型が欧米とは異なり、毒性が低かった可能性が高い(図4)。

 その証左に、東アジアで見ると、日本は感染者も死亡者も多い。病院や介護施設で院内感染が多発したからで、多発したのは東アジアでは日本だけだ。自画自賛している場合ではない。

 今こそ、第1波の経験に基づき、問題点を改善しなければならない。感染症法の改定は喫緊の課題だ。公衆衛生と医療など、提供者の都合による縦割りを廃し、国民視点で見直す必要がある。

 PCR検査を保健所・地衛研が独占する合理的な理由はない。医療機関や医師、さらに民間検査会社によるPCR検査などを明確化し、公費で財政支援すべきだ。

 本稿では詳述しなかったが、感染者に対する勧告と強制による即時入院に加え、施設への隔離や自宅での待機を明確化し、さらに保健所を介さず入院や隔離した場合にも、公費による支援を導入する。

厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関【時事通信社】

 また、感染研や保健所・地衛研は感染データの収集をIT化して一元管理し、公表を義務付ける。厚労省や感染研が選ぶ一部の研究者だけが独占的に解析する必要はない。国内外を問わず、希望する研究者すべてに提供すべきである。

 さらに、感染研の独法化を検討する。「日本版CDC(米疾病対策センター)の設立を求める」という声があるが、今のまま感染研の権限を強化しても、国民のためにはならないだろう。

 独法化することで、理事長は公募となり、財務や活動については開示義務が生じる。意思決定プロセスが透明化され、責任が生じる。

 「感染症ムラ」をゼロベースで見直す時期である。

(時事通信社「厚生福祉」2020年7月7日号より)


一方で、水泳選手のツイート投稿時刻とメディア報道時刻との時差がないことなどからやらせ疑惑も浮上。オリンピック強行開催へ突き進もうとしている国に明るい未来は来るのかどうか、一連の出来事を真実と信じるか信じないかはあなた次第です。

ライフスタイル, 旅と温泉

駅弁で楽しく贅沢に旅行気分に浸る方法を発見しました

近くのスーパー発行の新聞折り込みに「本日限りの駅弁大会」のチラシが入っていました。

B4判のチラシ表裏すべて全国の駅弁特集で、力が入ってる企画のようです。

岩手沿岸~八戸~釧路~稚内~山形~富山、など沿岸沿いの旅をイメージしながらチラシを見入るのも楽しいものです。

いざ旅に出発

青森八戸の「海女のうに」と富山の「ます寿司」を目当てに、スーパーへ向かいました。

想像以上に魅力ある企画で、私が入店した午前10:30頃には、駅弁大会コーナーの1/3ほどが売り切れていました。目当てだった青森八戸の「海女のうに」はすでに売り切れでしたが、「ます寿司」はかろうじて買うことができました。

外観に溢れるおもてなしの心

こうして「ます寿司」を前にするのは人生初でしたが、この装いに感動しました。

木の器に4本の竹の棒で井桁に組んでフタが固定されています。竹と竹の間には、割りばしとプラスティック製のナイフも上品に添えられています。

これは富山を訪れた旅行者は喜ぶに違いありません。

葉をめくるごとに漂う笹と酢の香り

市販弁当とは思えないツヤと香り。

白い割烹着をきたおばさんが、一つひとつ、手作業で仕上げている風景が浮かびます。徳川吉宗が好んだ理由も、1717年開発以来、300年以上の歴史があることもわかる気がします。

値段はこの豪華さで1,380円くらいでした。量感は二人前でも少し多いかもしれません。

この「ます寿司」は、「ますのすし本舗 源」のサイトでも購入できるので、近いうちに注文してみようと思います。

駅弁通販なら、人気の観光地のスライドショーや演歌歌手のご当地ソングの動画を視聴しながら、いつでも何度でも旅行(気分)が楽しめますね。

北の海も旅情があって好きなので、次回は北海道をネット通販駅弁で旅してみたいと思います。

ライフスタイル

作務衣にSNSアカウント名を刺繍してみました

伝統工芸に携わる職人を特集したTV番組を見ていた時に、職人さんの作務衣の左胸にあった屋号の刺繍が目につきました。

かっこいいと思い、近くにある手芸や生地を扱う専門店さんに刺繍を依頼してみました。

実際に着用するイメージは重要

何にでも言えることですが、サンプルなどを用いて出来上がりをイメージすることが重要です。

私が持っている3着の作務衣のうち、いちばん気に入っている作務衣に刺繍を依頼したのですが、刺繍位置を肩の縫製ラインと平行になるように依頼しました。

ところがこれが大きな間違いで、作務衣を着ると、肩のラインは体の外側に下がるため、作務衣を着た時に刺繍した文字の末尾部分が大きく下に下がって、斜めになってしまいました。

実際に着用するイメージをもとに、刺繍位置を決めるべきでした。

刺繍を解いて修正

刺繍のし直しには洋品店オーナーも快諾してくれて、縫いつけた刺繍を生地を傷めないように手作業で解いて、再度、刺繍の修正をしていただき、本日、受け取りました。

刺繍位置を肩の縫製ラインに合わせると斜めになってしまいます。(写真は刺繍前)

上の写真は過去のものですが、完成品を着用すると「tamasabu」の文字が水平になるように修正していただきました。

ついでに黒の作務衣にも刺繍(銀色の糸)を依頼しました。

黒無地の作務衣は、住職のようなイメージがありましたが、銀色の糸の刺繍でぐっとカジュアルな雰囲気が出ました。これで堂々と街に出ることができました。

サプライズとは

このサプライズには感動しました。肉球デザインから、「tamasabu」が私の家の飼い猫の名前ということもわかってくれてのプレゼントです。

バカバカしいような依頼でしたが、意図や思いを汲んでくれて、真剣にお付き合いいただいたオーナーに心から感謝です。

ちなみにスーツもtamasabuブランド

こちらはスーツを作った時に依頼したネームです。人知れず「tamasabu」をブランドとして育てています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ライフスタイル

【片道ツーリング】バイク1号機を5回目の車検に出しました

秘密基地に配備している早期警戒機「BMW R1200GS-Adventure」の5回目の車検を迎えました。

輸入バイクだけに、正規販売代理店で車検を受けると途方もない金額になりそうなので、いつも、友人が勤務する国産車販売ディーラーにお願いしています。

少し前から今日の入庫を予約していたのですが、昨日までの悪天候で、来週へ延期しようかとも思いましたが、運が向いてきたか、雨予報だった今日は昼前には晴れました。

格安車検のワケとは

法に触れない程度に、余計なことはしなさんな。という私のわがままを聞いてくれるので、料金自体は安く仕上がります。

これが正規販売代理店ならそうはいきません。

さすがに不当な料金や不要な整備はしないと思いますが、整備にベストをつくすので、交換部品も多くなってしまうような気がしています。(見積額で倍の違いがありました。)

正規販売代理店ではなく、一般のディーラーに依頼して安く仕上げた分は自分でメンテナンスしたり、注意を払わなければなりませんが、安くなるのであればその方が私には嬉しいです。

車検入庫の後は気仙沼観光

この日の二つ目の目的は気仙沼の海の幸を満喫すること、です。

まぐろ丼

まぐろの専門店で「よくばり丼」を頂きました。

白身はメカジキです。しっとりとした歯触りとほどよい脂加減が美味しいです。

水揚げされた魚介類

あとはお買い物。

気仙沼の地酒「船尾灯(ともしび)」と近海でとれた海産物を買い込みました。

港に停泊する漁船

バイクはタイヤ交換も必要なので、数日、入院予定です。

気仙沼の食を味わい、今年初のツーリングは無事、終了しました。

YouTubeにまとめました。(バイクのエンジン音は立体音響です。)