【やかんに入れるだけ】南部鉄器の鉄玉で鉄分補給

「南部鉄器」は、岩手県の名産品のひとつです。重くてごつごつした印象しかありませんでしたが、ホームセンターの漬物用品売り場に、「鉄玉」という名前の、鉄球が売られていたのを見て、まじまじと説明書に書かれていた効能を読み、「へぇ~」と感心しておりました。

その様子が目に入った妻が、「ずいぶん昔のだけど家にあるよ」というので、探してもらったのがアイキャッチ画像の鉄です。

身体に吸収されやすい「二価鉄」を溶出する鉄玉

鉄玉は、やかんに入れるだけで、鉄が少しづつ溶出するので、鉄分補給ができるという代物です。

鉄分不足は、ヘモグロビンの減少につながるそうです。

ヘモグロビンは、酸素を身体の隅々まで運ぶ役割があるので、ヘモグロビンが減少すると、疲れやすくなったり、貧血や肩こりなどの症状が現れるらしいです。

健康面での効果のほか、野菜料理につかうと発色が良くなるそうです。

1990年4月の鉄玉

鉄玉の裏面には、「岩鋳鉄器館来場記念」と「NANBU MORIOKA」の文字が。IWACHUも確認できます。

1990年4月に義母が旅行で行った時にもらったものです。なので33年も前の代物です。

商品名は「鉄玉」ですが、家にあった鉄玉の形状はメダルのような形状です。重さは約50gありました。

WEBサイトには、「太平洋戦争当時、ぜいたく品として製造を禁止された」など厳しい道のりがあったことが書かれていました。

鉄玉は「キャンプ用品」か?

応えはYESです。理由はキャンプ用品かどうかは、キャンプする人が決めるから。

やかんに入れた鉄玉

今日から、朝は鉄玉コーヒーです。もちろん、次回キャンプもです。

鉄玉コーヒー

まるやかになったような?

水道水の場合は、カルキ臭さがなくなるそうです。