大葉は爽やかな香りとは裏腹に、初心者に育てやすい作物のひとつです。必要な時に摘まめるし、収穫時期も長期にわたるので、とても便利な野菜です。
大葉はプランターでも育てやすい野菜らしく、今から栽培しても間に合わないとしても、最盛期の今なら店頭でも安く買えるはずなので、塩漬けにして、もうすぐ出回る新米のおいしさを、シンプルな大葉のおにぎりで味わってみてはいかがでしょうか。

我が家では数年前に植えたものがほとんど手入れもせず、今年も元気に育ってくれました。
ほやや刺身などにちょっと付け合わせる程度の使い道しか思いつかず、あっという間にたくさんの葉をつけて成長。
塩漬け用にテスト収穫

大量消費&長期保存を目的に、大葉の塩漬けを作ってみることにしました。
上手くできるかどうかはわからないので、とりあえず、30枚ほどの大葉を収穫して漬けてみます。
大葉の上部は葉が大きく成長してしまい、本来のやわらかさが失いかけているところだったので、柔らかそうな部分を指先の感触で確かめながらの収穫です。
塩漬けに最適な「男鹿半島の塩」

このブログでも何度か登場している「男鹿半島の塩」。
塩角がなくまろやかな塩でとても気に入っている調味料のひとつです。
まろやかなので、素材の味を引き出してくれるような気がします。(それがわかるほど敏感な舌ではないのですが)
これからの生活に貢献する保存食

写真では大葉が密封容器に入っていますが、この後、工程を見直し、サランラップを敷いた上に大葉を一枚乗せ、「男鹿半島の塩」をひとつまみ振りかけて、その上に大葉を重ねるという地道な作業を続け、最終的にラップで密封して冷蔵庫へ。
浸かるまでは1週間ほど、とのネット記事を見かけましたが、待ちきれず半日おいて、1枚をご飯で試食してみました。
試食の結果、塩加減はちょうどよく、ご飯が何杯でも食べれそうなので、この方法で長期保存すれば、物価上昇&厳しい残暑予想のこれからの生活に貢献しそうです。
大葉の栄養価
βカロチンはからだに必要な多くのはたらきを担っていますが、なかでも皮膚と粘膜を正常に保ち、目の網膜を調整する期待効果が有名です。光の明暗を区別する物質にはビタミンAが必要であるため、不足すると暗いところで見えにくくなるという現象が生じることもあります。βカロチンは油に溶ける脂溶性のビタミンであるため、油で炒めたり揚げ物に使うことで吸収率が高まります。
引用元:ウーマンエキサイト
ビタミンEは、細胞膜に待機し酸化を阻止してくれる効果が望まれていますよ。毛細血管の血行を促進するはたらきもあるため、生活習慣病や冷え性への改善効果が出ることがあります。ナッツ類やひまわり油などの植物油ほどではありませんが、大葉にもビタミンEがしっかり含まれています。
引用元:ウーマンエキサイト
おにぎりにしてみた

我ながらとても美味しいでございました。
ちなみに、大葉をさっと湯通しすると鮮やかな緑のまま浸かるようです。
次作は湯通ししてやってみようと思います。