エメラルドに輝く厳寒のダム湖撮影

昨日(1月2日)、早朝からスッキリした青空に誘われ、撮影に出かけました。

岩手県一関市にある「矢櫃(やびつ)ダム」です。

結論を書けば、ダムから流れ落ちる水を至近距離の真正面から臨める橋があるのですが、1m以上はある積雪に阻まれ、思っていたアングルでの撮影はかないませんでした。

この看板の矢印の方向に道があるのですが、除雪はされておらず、立ち入ることはできません。

この写真の橋からダムから流れ落ちる水を眺めることができます。撮影場所(カメラの場所)は車道で、その下がダムになっています。

雪景色を背景に、エメラルドグリーンに輝くダム湖から流れ落ちる水を正面から捉えたかったのですが、雪が深く、車道脇の柵から身を乗り出して撮影しました。

ドローンを使う撮影方法もありましたが、このような寒冷地ではバッテリーの温度警報が出るので飛ばせません。(プロ用ではバッテリーを温めるためのバッテリーを搭載したモデルもあります。)

ちなみに、ダム湖や川の水がエメラルドに見えるのは、金属イオン(鉄、シリカ、アルミ等)によるものらしいです。

ここは、世界遺産「中尊寺」からも程近いので、もっと観光スポットとして知られても良さそうなのです。しかし、前記したように、車道の真下がダムになっているので、車窓からダムは見えず、ダム湖も一瞬しか見えないので、通り過ぎてしまいやすい場所です。